ホーム スポーツ 法政大学は箱根駅伝2027に出場決定!予選会10位の実力と本大会の課題を徹底解説

法政大学は箱根駅伝2027に出場決定!予選会10位の実力と本大会の課題を徹底解説

桂木 洋 桂木 洋 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2026年11月2日現在、法政大学は第103回箱根駅伝(2027年)の本大会出場を決めている。2026年10月17日に東京・立川で開催された箱根駅伝予選会で、総合10位、10時間40分08秒を記録し、最後の本大会出場枠を獲得した。前回の予選会でわずか17秒差の11位に終わった法政大学にとって、2年ぶり86度目となる箱根路への復帰だ。

ただし、予選通過はゴールではない。坪田智夫監督は10位という結果に厳しい評価を示し、本大会で勝負するための課題を指摘した。主将・野田晶斗を中心とする4年生の力、新入生の成長、そして法政大学陸上競技部長距離ブロックの選手層が、2027年1月の本大会でどこまで結果につながるのか。歴代戦績や予選会の個人成績、日本テレビ・読売新聞の報道も踏まえて検証する。

【最新結果】法政大学は箱根駅伝2027の本大会出場を決定!

法政大学箱根駅伝

法政大学は2026年10月17日(土)、第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会に出場した。スタートは午前8時30分。陸上自衛隊立川駐屯地から立川市街地を経由し、国営昭和記念公園でフィニッシュする21.0975kmのハーフマラソンコースで争われた。

予選会では各大学の上位10人の合計タイムによって順位が決まり、上位10校が2027年1月の本大会に進出する。法政大学は総合10位に入り、最後の出場枠をつかんだ。

第103回箱根駅伝予選会2026の法政大学の結果

関東学生陸上競技連盟が公表したチーム成績と日本テレビの公式記録によると、法政大学の最終結果は次のとおりだ。

  • 総合順位:10位
  • 総合タイム:10時間40分08秒
  • 11位・国士舘大学との差:1分46秒
  • 開催日:2026年10月17日(土)
  • スタート:午前8時30分
  • コース:立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
  • 本大会:2027年1月2日(土)・3日(日)

予選会の1位は東洋大学で10時間31分30秒。法政大学とのタイム差は8分38秒だった。9位の日本体育大学とは16秒差であり、10位と11位の間には1分46秒の差がついた。

この結果により、東洋大学、中央学院大学、東海大学、専修大学、東京農業大学、山梨学院大学、大東文化大学、神奈川大学、日本体育大学、法政大学の10校が本大会への出場権を獲得した。

法政大学は10位という順位で通過したものの、上位校との実力差は数字にも表れている。出場権を獲得したことと、本大会で上位争いに加われることは別問題だ。2027年の箱根路では、予選会で露呈したタイム差をどこまで縮められるかが大きな焦点になる。

出典:法政大学の2026年10月19日付公式発表、関東学生陸上競技連盟の大会記録、日本テレビの第103回予選会結果。

前回の11位から2年ぶりの箱根路復帰

今回の予選通過には、前年の悔しさが背景にある。

2025年10月18日に行われた第102回大会の予選会で、法政大学は総合11位、10時間37分13秒。10位の立教大学にわずか17秒及ばず、本大会への出場を逃した。長年続いていた本大会連続出場も10大会で途切れていた。

2026年の予選会では、前年の雪辱を果たす形で10位に滑り込んだ。興味深いのは、今回の総合タイムが前年より2分55秒遅かったにもかかわらず、本大会への出場権を得た点だ。予選会は絶対タイムだけでなく、同じレースを走る大学との相対的な順位が出場を左右する。

つまり、法政大学にとって2026年の結果は復帰への大きな一歩である一方、競技力そのものが前年から大幅に向上したことを示す結果ではない。監督が厳しい評価を示した背景も、この点にある。

【予選会の個人成績】法政大学の出場選手と主力10人を分析

チーム総合10位という結果を理解するには、個々の選手の走りを見る必要がある。関東学生陸上競技連盟が公開した第103回予選会の公式個人成績では、法政大学から複数の選手が100位以内に入った。

法政大学の上位10人の個人成績

上位10人の合計タイムは10時間40分08秒。特に平井蒼大と野田晶斗がチームを先導した。

  • 1位・平井蒼大(4年):1時間02分56秒、個人37位
  • 2位・野田晶斗(4年):1時間02分59秒、個人42位
  • 3位・田井中悠成(4年):1時間03分40秒、個人74位
  • 4位・星野泰地(4年):1時間03分42秒、個人76位
  • 5位・福田大馳(3年):1時間03分54秒、個人99位
  • 6位・湯田陽平兵(4年):1時間03分57秒、個人103位
  • 7位・青手木陽太(3年):1時間04分25秒、個人151位
  • 8位・加庭翔太(3年):1時間04分48秒、個人179位
  • 9位・重山弘徳(4年):1時間04分51秒、個人186位
  • 10位・大枝颯太(2年):1時間04分56秒、個人191位

この10人を見ると、平井と野田が1時間02分台でまとめ、田井中と星野も1時間03分台前半で続いたことが分かる。一方、7番手以降は1時間04分台に入っている。

予選通過に必要な10人をそろえたことは評価できるが、上位校と競り合うためには、後半の選手がもう一段階タイムを引き上げる必要がある。

主将・野田晶斗が背負った雪辱と本大会への意欲

今回の法政大学を語るうえで外せないのが、主将の野田晶斗だ。

2025年の予選会では、法政大学は17秒差で本大会出場を逃した。読売新聞オンラインの報道によると、野田は前年の結果掲示ボードの写真をスマートフォンの待ち受け画面に設定し、悔しさを忘れないようにしていたという。

2026年の予選会では個人42位、チーム2番手でフィニッシュ。予選通過が決まった瞬間には、安堵の涙を見せたと報じられている。

「本大会ではチームに貢献する。2区を走りたい」

— 野田晶斗主将(読売新聞オンライン、2026年10月17日報道)

野田が希望を示した2区は、鶴見から戸塚までを結ぶ重要区間で、各校のエース級が投入されることも多い。実際の区間配置は今後のチーム判断によるが、主将がエース区間への意欲を示したことは、本大会への強い意識を感じさせる。

【歴代戦績と関係者】法政大学の箱根駅伝の歴史を整理

法政大学は箱根駅伝の長い歴史を持つ伝統校だ。東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録によると、初出場は第2回大会。2027年の第103回大会では、通算86度目の本大会出場となる。

総合優勝こそないものの、過去最高順位は総合3位。往路優勝と復路優勝の経験もあり、単なる予選会常連校ではない。

法政大学の主な歴代戦績

公式記録に掲載された近年の成績を見ると、法政大学は2010年代後半から2020年代前半にかけて、安定して上位を狙えるチームだった。

  • 第94回・2018年:総合6位
  • 第95回・2019年:総合6位
  • 第96回・2020年:総合15位
  • 第97回・2021年:総合17位
  • 第98回・2022年:総合10位
  • 第99回・2023年:総合7位
  • 第100回・2024年:総合6位
  • 第101回・2025年:総合15位

第100回大会では総合6位に入り、シード権を獲得した。ところが第101回大会では総合15位に後退。その後の予選会でも11位となり、出場権を失った。

過去の実績と現在のチーム力には差がある。2027年の復帰は伝統校としての存在感を取り戻す機会だが、かつての上位成績をそのまま現在の実力として評価することはできない。

法政大学箱根駅伝を取り巻く関係者・公式情報の相関

戦績や選手情報を追う際には、大学、監督、主将、大会主催者、放送局の役割を区別すると情報を整理しやすい。

主体・関係者 法政大学との関係 確認できる情報・役割
法政大学陸上競技部 競技活動の主体 長距離ブロックの選手紹介、予選会結果、本大会への準備
坪田智夫監督 チーム指導者 予選会の結果を厳しく評価し、本大会で戦えるチームづくりを重視
野田晶斗 2026年度の主将 予選会でチーム2番手。2027年本大会では2区への意欲を表明
関東学生陸上競技連盟 大会主催者 予選会の公式総合成績・個人成績・大会情報を公開
読売新聞社 大会共催・報道 大会記録の蓄積や選手・監督への取材記事を掲載
日本テレビ 大会中継・情報発信 予選会速報、個人成績、ダイジェスト映像、選手関連コンテンツを公開

歴代戦績を確認するなら箱根駅伝公式サイトの「過去の記録」、2026年の最新結果なら関東学生陸上競技連盟の公式記録が基本となる。読売新聞の特設情報は大会の歴史や取材記事を追う際に役立つ。

一方、日本テレビの番組公式サイトは、予選会の映像やダイジェスト、監督対談などを確認できる。数字だけでは分からない選手の表情やレース展開を知りたい場合に有用だ。

【新入生情報】法政大学の長距離チームは2027年以降どう変わる?

法政大学の箱根駅伝復帰を長期的な視点で考えるなら、2026年度に加入した新入生の存在も見逃せない。

2026年1月、月刊陸上競技の月陸Onlineは、法政大学の長距離ブロックに10人の新入生が加入すると報じた。高校駅伝やインターハイなどで実績を残した選手が含まれており、チームの将来を支える存在として期待される。

2026年度の主な新入生10人
  • 古川一琉(酒田南高校・山形)
  • 梅本陸翔(須磨学園高校・兵庫)
  • 依田弥央(京都外大西高校・京都)
  • 外山裕一(湘南工科大学附属高校・神奈川)
  • 渡部智義(昌平高校・埼玉)
  • 三國陽稀(東北高校・宮城)
  • 川口貴城(相洋高校・神奈川)
  • 矢成優来(淑徳巣鴨高校・東京)
  • 小森幹矢(京都産業大学附属高校・京都)
  • 岡野雄大(三重県立稲生高校・三重)

特に注目したいのが古川一琉と梅本陸翔だ。古川は全国高校駅伝の3区で区間11位、梅本は同大会の6区で区間12位という実績を持つ。

依田弥央も注目選手の一人。5000mで14分19秒62の自己ベストを持ち、近畿高校駅伝2区では区間賞を獲得した。

公式ブログから見える新入生の目標

法政大学陸上競技部の公式ブログでも、2026年度の長距離ブロック新入生紹介が掲載されている。

4月30日公開の紹介記事では、梅本陸翔、岡野雄大、川口貴城、小森幹矢、田嶋哲、外山裕一、長岡優眞、中澤一也の8人が自己紹介を行った。

それぞれの目標には、箱根駅伝への出走、三大駅伝への挑戦、長距離に対応するスタミナの強化などが挙げられている。

梅本はロードでの強さをアピールポイントに挙げ、4年間の目標として箱根駅伝出走を掲げた。岡野も10000m29分30秒切りや三大駅伝出走を目標にしている。

こうした本人の目標は、チームがどのような選手を育てようとしているかを知る手掛かりになる。ただし、新入生10人全員が第103回大会の出場選手に選ばれるわけではない。実際の登録選手や区間配置は、今後の競技成績やコンディションによって決まる。

【戦力分析】法政大学は箱根駅伝2027でどこまで戦える?

2026年の予選会結果と選手構成を照らし合わせると、法政大学には明確な強みと課題がある。

強み1:上位選手の安定した走力

予選会で平井蒼大が37位、野田晶斗が42位に入り、チームの先頭を担った。さらに田井中悠成と星野泰地も70位台で続いている。

上位4人が一定の水準でまとめたことは、往路で流れをつくるうえで重要な材料だ。箱根駅伝は各区間で求められる能力が異なるため、単純なハーフマラソンの順位だけで区間適性は判断できない。それでも、長い距離を一定のペースで走り切れる選手が複数いることは強みになる。

課題1:上位校とのタイム差

東洋大学との差は8分38秒。予選会でトップ10に入ったことだけを評価すると見落としやすいが、上位校との間には依然として大きな開きがある。

本大会では、シード権を獲得した大学との競争も待っている。予選会では出場枠を争うことが最大の目的だったが、本大会では往路・復路を通して順位を維持しなければならない。

10人目までの走力を引き上げることに加え、区間ごとに大きく順位を落とさない安定感が必要になる。

課題2:4年生の卒業後を見据えた選手層

今回の予選会で総合タイムに貢献した上位10人のうち、4年生は平井、野田、田井中、星野、湯田、重山の6人を占める。

これは2027年1月の本大会では経験豊富な主力として期待できる一方、2027年度以降のチーム編成では大きな世代交代が発生することを意味する。

3年生の福田、青手木、加庭、2年生の大枝に加え、新入生がどこまで成長するかが、次のシーズンの競争力を左右する。

本大会に向けた注目ポイント

法政大学が2027年の箱根路で存在感を示すために、注目したい要点は次の4つだ。

  • 主将・野田晶斗の区間配置:本人が希望する2区への起用が実現するか。
  • 平井蒼大ら上位選手の状態:予選会で示した走力を本大会まで維持できるか。
  • 中位選手の底上げ:チーム全体でタイム差を縮め、後半区間まで安定した走りを続けられるか。
  • 若手の台頭:3年生以下や新入生が上級生を支える戦力に成長できるか。

特に重要なのは、個人のエース力だけに依存しないチームづくりだ。箱根駅伝は10区間の総合力が問われる大会であり、1人の好走だけではシード権を獲得できない。

法政大学には経験豊富な4年生がいる。彼らが最後の箱根路で力を発揮できるかどうかが、2027年大会の成績を左右する大きな要素となる。

【公式情報の確認方法】読売新聞・日本テレビで法政大学の最新情報を追う

法政大学の箱根駅伝2027に関する情報を追う場合、情報源ごとの役割を理解しておくと便利だ。

日本テレビの箱根駅伝公式サイト

日本テレビの箱根駅伝公式サイトでは、第103回予選会の総合成績、個人成績、記録速報が公開されている。

予選会の結果発表後にはダイジェスト映像の公開も案内された。映像を確認すれば、法政大学がどのような展開で10位に入ったのか、選手の走りや大会の雰囲気も把握できる。

また、監督対談や過去の名シーンなどのコンテンツもあり、過去の法政大学の戦いを振り返る際にも役立つ。

読売新聞の戦績・出場選手情報

読売新聞は箱根駅伝の共催者であり、公式記録の蓄積にも関わっている。

読売新聞の大学別記録では、過去の出場大会や総合順位、往路・復路のタイムを確認できる。2026年10月17日の予選会についても、野田晶斗主将の思いや坪田監督の評価など、選手や指導者に焦点を当てた報道が掲載された。

法政大学の過去の成績を調べる場合は、単に順位だけを見るのではなく、往路と復路のどちらで順位を上げたのか、どの時期にシード権を獲得していたのかも確認したい。

情報を見極めるための判断基準

箱根駅伝関連の情報には、予選会のエントリー選手、予選会の実際の出走選手、本大会の登録選手、区間エントリー選手という異なる区分がある。

これらを混同すると、出場が確定していない選手を本大会出場選手として紹介してしまうことになる。

本大会の登録情報は法政大学や大会公式サイトの発表を確認し、区間配置については正式な区間エントリー発表を待つことが大切だ。

また、過去の戦績を確認するなら公式記録、最新のチーム事情なら大学陸上競技部の公式ブログ、レース映像なら日本テレビというように、目的に合わせて情報源を使い分けたい。

【よくある質問】法政大学の箱根駅伝に関するFAQ

Q1:法政大学は箱根駅伝2027に出場しますか?
A1:はい。2026年10月17日の第103回予選会で総合10位、10時間40分08秒を記録し、本大会出場を決めています。

Q2:法政大学の箱根駅伝予選会2026の順位は何位ですか?
A2:総合10位です。11位の国士舘大学には1分46秒差をつけ、最後の本大会出場枠を獲得しました。

Q3:法政大学の箱根駅伝2027の本大会はいつ開催されますか?
A3:第103回箱根駅伝は2027年1月2日(土)に往路、1月3日(日)に復路が開催されます。

Q4:法政大学の箱根駅伝の歴代最高順位は何位ですか?
A4:総合3位です。総合優勝の経験はありませんが、往路優勝と復路優勝の実績があります。

Q5:法政大学の箱根駅伝2027の注目選手は誰ですか?
A5:主将の野田晶斗、予選会でチームトップだった平井蒼大、田井中悠成、星野泰地などが注目選手です。最終的な本大会の区間配置は今後の発表で確認する必要があります。

Q6:法政大学の2026年度の新入生には誰がいますか?
A6:古川一琉、梅本陸翔、依田弥央、岡野雄大、小森幹矢など10人が長距離ブロックの新入生として報じられています。

Q7:法政大学の箱根駅伝の出場回数は何回ですか?
A7:2027年の第103回大会で通算86度目の本大会出場となります。初出場は第2回大会です。

法政大学は2026年10月17日の箱根駅伝予選会で総合10位となり、2027年1月の第103回大会への出場権を獲得した。前年の17秒差による落選を乗り越え、2年ぶり86度目の箱根路復帰を果たしたことは、チームにとって大きな成果だ。

一方、10時間40分08秒という記録や首位との差8分38秒を考えると、上位校と本格的に競争するにはさらなる強化が欠かせない。坪田智夫監督が予選会後に厳しい言葉を残したのも、目標が単なる本大会出場ではなく、その先の勝負にあるからだ。

野田晶斗をはじめとする4年生の主力が最後の箱根路でどのような走りを見せるのか。そして、古川一琉や梅本陸翔ら新入生が今後どこまで成長するのか。法政大学の長距離チームには、2027年大会の結果だけでなく、その先の世代交代というテーマもある。

2027年の法政大学に期待されるのは、予選会を通過したチームから、本大会で存在感を示せるチームへの進化だ。伝統のオレンジの襷が箱根路でどのような走りを見せるのか、往路から復路まで注目したい。

同じカテゴリの記事

桂木 洋

映画・ドラマの公開情報を担当。配給会社のプレスシートと公式サイト記載を基準に、あらすじと配役をまとめます。

おすすめの関連記事