THE SECOND 2024で頂点に立ったのは、吉本興業所属のお笑いコンビ、ガクテンソクです。メンバーは、よじょうと奥田修二。2005年に結成し、長年にわたって漫才を続けてきた2人が、結成19年目で大きなタイトルを手にしました。
決勝で対戦したのは、結成27年目のザ・パンチです。先攻のザ・パンチが243点、後攻のガクテンソクが294点を獲得。最終的には51点差という結果になりました。
決勝の採点内訳を比較| 採点 | ザ・パンチ | ガクテンソク |
|---|---|---|
| 1点をつけた人数 | 4人 | 0人 |
| 2点をつけた人数 | 49人 | 6人 |
| 3点をつけた人数 | 47人 | 94人 |
| 合計得点 | 243点 | 294点 |
特に注目したいのが、ガクテンソクに対して100人中94人が最高評価の3点をつけたことです。1点をつけた審査員はゼロ。100人の審査員から極めて高い支持を集めたことが、294点という数字に表れています。
一方、ザ・パンチも3点評価を47人から獲得しており、決して低評価だったわけではありません。しかし、ガクテンソクは94人から3点を獲得。最高評価を受けた人数だけでも47人の差がありました。
294点は2024年大会のグランプリファイナルで最高得点となった数字です。後の大会ではさらに高い得点も記録されていますが、当時のガクテンソクの勝利が非常に印象的だったことに変わりはありません。
ガクテンソクが優勝した理由は?ガクテンソクの強さを考えるうえで見逃せないのが、決勝までの安定感です。
1回戦では288点、準決勝では283点、そして決勝では294点を獲得。対戦相手が強豪ぞろいになるなかでも、3試合すべてで高得点を維持しました。
また、6分間というネタ時間も大会の特徴です。短い時間で一気に笑いを取るだけでなく、会話の展開や伏線、間の取り方を組み立てる必要があります。漫才の構成力と観客を引き込む技術が問われる舞台で、ガクテンソクは最後まで高い評価を獲得しました。
【THE SECOND 2024の1回戦結果】金属バット291点、ななまがり対タモンズは1点差

2024年5月18日のグランプリファイナルには、予選を勝ち抜いた8組が登場しました。最初の一回戦は4試合。各試合の勝者が準決勝へ進むトーナメント方式です。
ここで特に話題となるのが、金属バットの291点と、ななまがり対タモンズの接戦です。4試合の結果を順番に見ていきます。
第1試合:ハンジロウ対金属バット
ハンジロウ271点
敗退
VS
金属バット
291点
最初の試合では金属バットが291点を獲得し、20点差で勝利しました。
採点内訳は、ハンジロウが1点0人・2点29人・3点71人。金属バットは1点0人・2点9人・3点91人でした。
金属バットは100人中91人から3点評価を獲得。1回戦の全4試合でも特に高い得点を記録し、準決勝進出を決めました。
第2試合:ラフ次元対ガクテンソク
ラフ次元255点
敗退
VS
ガクテンソク
288点
第2試合はガクテンソクが288点を獲得し、33点差でラフ次元を下しました。
ラフ次元は255点で、採点内訳は1点2人・2点41人・3点57人。ガクテンソクは1点0人・2点12人・3点88人でした。
この時点でガクテンソクは、1回戦から非常に高い支持を獲得。後の準決勝、決勝へとつながる好スタートを切りました。
第3試合:ななまがり対タモンズ
ななまがり268点
敗退
VS
タモンズ
269点
この試合は、THE SECOND 2024の1回戦で最も僅差となった対戦です。
ななまがりは268点、タモンズは269点。わずか1点差でタモンズが勝ち上がりました。
ななまがりの採点内訳は1点3人・2点26人・3点71人。対するタモンズは1点1人・2点29人・3点70人でした。
3点を獲得した人数は、ななまがりが71人、タモンズが70人。最高評価の人数ではななまがりが上回っていたものの、2点と1点の人数を含めた合計ではタモンズが1点上回りました。
この結果は、THE SECONDの採点方式を理解するうえでも興味深いものです。最高評価を何人から得たかだけでなく、100人の評価を合計した点数が勝敗を左右します。
第4試合:タイムマシーン3号対ザ・パンチ
タイムマシーン3号273点
敗退
VS
ザ・パンチ
284点
第4試合ではザ・パンチが284点を獲得し、タイムマシーン3号を11点差で破りました。
タイムマシーン3号は1点1人・2点25人・3点74人。ザ・パンチは1点0人・2点16人・3点84人という内訳です。
ザ・パンチは1回戦で284点、準決勝で278点を記録し、勢いを保ったまま決勝へ進出しました。結成27年目のベテランコンビが決勝まで勝ち上がったことも、2024年大会の見どころの一つです。
【THE SECOND 2024準決勝・決勝結果】ザ・パンチとガクテンソクの対決へ
1回戦を勝ち抜いたのは、金属バット、ガクテンソク、タモンズ、ザ・パンチの4組です。
準決勝は2試合。金属バットとガクテンソク、タモンズとザ・パンチがそれぞれ対戦しました。
準決勝第1試合:ガクテンソク対金属バット
ガクテンソク283点
VS
金属バット
273点
敗退
1回戦で291点を記録した金属バットでしたが、準決勝では273点。ガクテンソクが283点を獲得し、10点差で決勝進出を決めました。
ガクテンソクの内訳は1点1人・2点15人・3点84人。金属バットは1点2人・2点23人・3点75人でした。
金属バットも75人から3点評価を獲得する健闘を見せましたが、ガクテンソクの安定した高評価が上回りました。
準決勝第2試合:タモンズ対ザ・パンチ
タモンズ264点
敗退
VS
ザ・パンチ
278点
もう一つの準決勝では、ザ・パンチが278点を獲得し、タモンズの264点を14点上回りました。
タモンズは1点0人・2点36人・3点64人。ザ・パンチは1点4人・2点14人・3点82人という結果です。
タモンズも1点評価がゼロという高評価でしたが、ザ・パンチは3点評価を82人から獲得。決勝進出を決めました。
決勝戦:ザ・パンチ対ガクテンソク
THE SECOND 2024 GRAND FINAL
ザ・パンチ243点
ガクテンソク294点
最終得点差
51点
決勝ではザ・パンチが先攻、ガクテンソクが後攻でした。ザ・パンチは243点を獲得しましたが、ガクテンソクが294点を記録して逆転。大会2代目王者となりました。
この試合の要点は、ガクテンソクが94人から3点評価を得たことです。単に51点差で勝っただけでなく、審査員の大多数が最高評価を与えた結果でした。
フジテレビの公式大会記録でも、1回戦から決勝までの全7試合の得点が公開されています。
【ファイナリスト8組と全対戦結果】勝ち上がりを一覧で整理
THE SECOND 2024のグランプリファイナルに出場した8組は、次のとおりです。
- ハンジロウ
- 金属バット
- ラフ次元
- ガクテンソク
- ななまがり
- タモンズ
- タイムマシーン3号
- ザ・パンチ
この8組は、予選の選考会とノックアウトステージを勝ち抜いて最終決戦に進出しました。なお、ここでいう「1回戦」は5月18日のグランプリファイナル内の試合を指します。予選段階の「ノックアウトステージ32→16」「ノックアウトステージ16→8」とは別のステージです。
全7試合の勝敗・得点関係出典:フジテレビ「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」公式日程・結果、QJWebの大会速報。
8組の結果から見える大会の特徴2024年大会は、1回戦で金属バットが291点を獲得するなど、序盤から高得点が続きました。
一方、1点差でタモンズがななまがりを下した試合のように、得点のわずかな違いで勝敗が決まる展開もありました。
加えて、1回戦で高得点を記録したコンビが必ずしも優勝するわけではありません。金属バットは1回戦291点で準決勝に進みましたが、ガクテンソクに敗退しています。
大会全体を通じて重要なのは、各試合で新しい漫才を披露し、目の前の100人から評価を獲得し続けることです。前の試合の得点を次の試合に持ち越す方式ではないため、毎回のネタの完成度が勝敗を左右します。
【THE SECONDの審査方法と賞金】一般審査員100人はどう採点する?
THE SECONDの大きな特徴は、著名な芸人や放送作家などのプロ審査員ではなく、一般の観客100人が審査を担当することです。
予選の観覧者や公式サイトでの応募者など、お笑い好きの一般審査員が採点を行います。2024年大会も、この基本方式を採用していました。
1人が選ぶ点数は1点・2点・3点| 点数 | 評価基準 |
|---|---|
| 3点 | とても面白かった |
| 2点 | 面白かった |
| 1点 | 面白くなかった |
審査員は、それぞれの漫才に対して1~3点をつけます。100人全員が3点をつけた場合は300点満点です。
計算方法は次のとおりです。
合計得点の計算式
N₁・N₂・N₃は、それぞれ1点・2点・3点をつけた人数。
この方式では、2組のどちらか一方を選ぶ単純な投票ではなく、それぞれの漫才を個別に評価します。そのため、両方のコンビに同じ点数をつけることも可能です。
2024年のグランプリファイナルでは、2組の漫才を見終えてから採点する方式が採用されていました。各組の得点を合計し、より高い点数を獲得した側が勝ち上がります。
ネタ時間は6分!M-1との違いは?THE SECONDでは、選考会からノックアウトステージ、グランプリファイナルまで、ネタ時間は6分以内と定められていました。
一般的に比較されるM-1グランプリの決勝ネタ時間は4分です。THE SECONDはそれより長く、漫才の展開をじっくり見せられる形式になっています。
ガクテンソクの奥田修二も、大会後の取材で6分間の漫才について、4分の漫才とは異なる構成や息継ぎの工夫が必要になることを語っています。長尺ならではの漫才の面白さが、THE SECONDの魅力の一つです。
出場資格は結成16年以上2024年大会の応募資格は、所属事務所の有無を問わず、プロの漫才師であることが基本でした。
主な条件は次のとおりです。
- 2008年12月31日以前に結成していること
- 全国ネットの漫才賞レース番組で優勝していないこと
- 競技は漫才のみ
- 即席ユニットでの出場は不可
つまり、単に芸歴が長ければ出場できるわけではなく、コンビの結成年や過去の賞レース実績なども関係します。
優勝賞金は1,000万円THE SECOND 2024の優勝賞金は1,000万円です。
ガクテンソクは優勝によって、2代目王者の称号と賞金1,000万円を獲得しました。
この大会が持つ意味は賞金だけではありません。長年漫才を続けてきたコンビに、全国ネットのゴールデンタイムで実力を示す機会を提供することも大きな目的です。
【THE SECOND 2026年最新大会結果と歴代優勝者】2024年から何が変わった?
2026年11月現在、THE SECONDは2023年の初開催から4大会を終えています。2024年の優勝者はガクテンソクですが、その後も新しい王者が誕生しました。
THE SECOND歴代優勝者一覧| 開催年 | 優勝コンビ | 大会 |
|---|---|---|
| 2023年 | ギャロップ | 初代王者 |
| 2024年 | ガクテンソク | 2代目王者 |
| 2025年 | ツートライブ | 3代目王者 |
| 2026年 | トット | 4代目王者 |
2023年の初代王者はギャロップ。決勝でマシンガンズを276対246で下しました。
2024年はガクテンソク、2025年はツートライブ、2026年はトットが優勝しています。
2025年大会:ツートライブが3代目王者に2025年5月17日のグランプリファイナルでは、ツートライブが囲碁将棋を決勝で破りました。
決勝の得点は、囲碁将棋279点、ツートライブ287点。8点差でツートライブが勝利しています。
1回戦では295点を記録し、当時のグランプリファイナルにおける高得点としても注目を集めました。
2026年大会:トットが4代目王者に
2026年5月16日開催281点
決勝・金属バットは264点
2026年大会では、トットが決勝で金属バットを破り、4代目王者になりました。
トットは1回戦でザ・パンチに293対275で勝利。準決勝ではリニアを292対289で下し、決勝へ進出しました。
決勝では金属バットが264点、トットが281点。17点差でトットが優勝を決めました。
なお、2026年の準決勝では金属バットが296点を獲得しています。これはグランプリファイナルにおける過去最高得点としてフジテレビから発表されました。2024年のガクテンソクの294点を上回る記録です。
2024年大会から続く金属バットとタモンズの存在感2024年のファイナリストだった金属バットとタモンズは、その後の大会でも活躍しています。
金属バットは2025年大会でベスト4、2026年大会では決勝進出を果たしました。2026年には準決勝で296点という高得点を記録しており、継続して上位争いに加わっています。
タモンズも2026年のグランプリファイナルに進出し、1回戦を289点で突破。準決勝では金属バットと対戦しました。
こうした経過を見ると、THE SECONDは一度優勝したコンビだけが注目される大会ではありません。毎年出場するベテラン漫才師が経験を積み、何度も決勝の舞台に戻ってくることにも価値があります。
【THE SECOND 2024の結果に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:THE SECOND 2024の優勝者は誰ですか?
A1:優勝者はガクテンソクです。2024年5月18日の決勝でザ・パンチを294対243で破り、2代目王者になりました。
Q2:ザ・パンチとガクテンソクの決勝の点数差は何点ですか?
A2:51点差です。ザ・パンチが243点、ガクテンソクが294点でした。ガクテンソクには100人中94人が3点評価をつけています。
Q3:THE SECOND 2024の金属バットの得点は何点ですか?
A3:1回戦では291点を獲得し、ハンジロウに勝利しました。準決勝ではガクテンソクと対戦し、273点で敗退しています。
Q4:ななまがりとタモンズはどちらが勝ちましたか?
A4:タモンズが269点、ななまがりが268点で、タモンズがわずか1点差で勝利しました。
Q5:THE SECONDの審査員は何人ですか?
A5:一般審査員100人です。各コンビの漫才を1点・2点・3点で採点し、合計点が高いコンビが勝ち上がります。
Q6:THE SECONDの優勝賞金はいくらですか?
A6:優勝賞金は1,000万円です。2024年大会ではガクテンソクが獲得しました。
Q7:THE SECOND 2026の優勝者は誰ですか?
A7:2026年5月16日に開催された大会では、トットが金属バットを281対264で下し、4代目王者になりました。
THE SECOND 2024は、ガクテンソクが決勝で294点を獲得し、ザ・パンチとの51点差で優勝した大会です。
1回戦では金属バットの291点、ななまがり対タモンズの1点差という見どころがあり、準決勝ではガクテンソクとザ・パンチがそれぞれ決勝進出を決めました。
大会の特徴は、一般審査員100人による採点と、6分間の漫才です。プロの審査員による順位づけとは異なり、会場の観客がそれぞれの漫才を評価する仕組みが採用されています。
2026年にはトットが4代目王者となり、金属バットも296点という大会記録を残しました。2024年のガクテンソクの優勝は、歴代大会を振り返るうえでも重要な一戦です。
THE SECONDは、長く漫才を続けてきたコンビが新たな評価を得られる舞台です。今後の大会でも、過去のファイナリストが再び頂点を目指す戦いに注目が集まります。