マイナンバーカードの写真は、スマートフォンで撮影したものでも申請できます。写真館や証明写真機に行かなくても、自宅で撮影した顔写真をオンライン申請時にアップロードすれば手続きが可能です。ただし、撮影から6か月以内であること、正面・無帽・無背景であることなど、顔写真には細かな規格があります。サイズや背景、顔の位置が基準から外れていると、申請不備につながるため注意が必要です。
2026年11月現在、マイナンバーカードの顔写真に関する基本基準は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が運営するマイナンバーカード総合サイトで案内されています。オンライン申請と郵送申請では写真の提出方法やデータの条件が異なり、加工アプリや眼鏡、前髪の扱いにも注意点があります。加えて、2024年12月2日からは申請時に1歳未満の乳児について顔写真が不要になる制度も始まっています。
【基本ルール】マイナンバーカード写真はスマホで撮影できる?

マイナンバーカードの顔写真は、スマートフォンで撮影した画像でも申請できます。J-LISのマイナンバーカード総合サイトでも、スマートフォンで撮影した写真による申請を認めています。
オンライン申請では、事前に撮影した画像をアップロードする方法だけでなく、申請操作の途中でスマートフォンのカメラを使って撮影する方法も利用できます。
ただし、スマホで撮影できることと、どのような写真でも受け付けられることは別です。重要なのは、カメラの性能や撮影場所よりも、本人の顔を正確に確認できる写真になっているかどうかです。
顔写真に必要な5つの基本条件一般的な申請者が用意する顔写真には、次の条件があります。
- 申請日前6か月以内に撮影したもの
- 正面を向いて撮影したもの
- 帽子をかぶっていないもの
- 背景がないもの
- 本人を明確に確認できる鮮明なもの
写真は白黒でも申請可能です。カラー写真でなければならないという決まりはありません。ただし、ピンボケや手ブレ、顔の影などによって本人の確認が難しくなる写真は不適切とされています。
また、顔写真には本人の通常の顔貌が分かることが大切です。極端な表情や、本人の印象を大きく変える画像加工は避けましょう。
写真の撮影時期は6か月以内が原則写真は申請日前6か月以内に撮影したものを使用します。以前のパスポート申請や運転免許証の更新で使った写真であっても、撮影日が6か月を超えていれば原則として使用できません。
例えば、2026年11月に申請する場合、目安となるのは2026年5月以降に撮影した写真です。撮影日が分からなくなった古い画像を使うより、申請直前に撮り直すほうが確実です。
特に子どもは顔つきが短期間でも変化しやすいため、以前の写真を流用せず、申請時期に合わせて撮影することをおすすめします。
【サイズと写真規格】縦4.5cm×横3.5cmとオンライン用データの違い
マイナンバーカード写真のサイズは、申請方法によって異なります。郵送申請では証明写真としての実寸が指定され、オンライン申請では画像ファイルのピクセル数や容量が指定されています。
郵送申請は縦4.5cm×横3.5cm郵送申請で使用する顔写真のサイズは、縦4.5cm×横3.5cmです。一般的なパスポート用証明写真と同じサイズになります。
写真の大きさだけでなく、顔の配置にも基準があります。J-LISが示す適切な写真規格の目安は次のとおりです。
- 写真全体:縦45mm×横35mm
- 顔の縦の長さ:34mm±2mm
- 頭頂部から写真上端まで:4mm±2mm
- 写真の左右端から顔の中心まで:17mm±2mm
つまり、顔が写真の端に寄っていたり、頭頂部が切れていたりすると、規格から外れる可能性があります。
なお、実際にカードへ掲載される顔写真は、縦2.75cm×横2.20cmに縮小されます。申請時の写真をそのままの大きさでカードに貼り付けるわけではありません。
オンライン申請のJPEG・容量・ピクセルサイズオンライン申請では、写真を画像ファイルとしてアップロードします。J-LISが案内するデータ条件は以下のとおりです。
- ファイル形式:JPEG(.jpeg・.jpg)
- カラーモード:RGBカラー
- ファイルサイズ:20KB~7MB
- ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル
注意したいのは、スマートフォンで一般的に使われるHEIC形式の写真です。HEICは指定形式ではないため、そのままではアップロードできません。JPEG形式に変換してから提出してください。
また、画像の容量を小さくしすぎると、顔の輪郭や目元が不鮮明になる可能性があります。容量制限を満たすだけでなく、写真の品質を保つことも大切です。
【スマホ撮影の実践編】自撮りでも失敗しない写真の撮り方
スマートフォンで撮影する場合、最も気をつけたいのはカメラと顔の距離、背景、光の当たり方です。特別な撮影機材は必要ありませんが、普段のSNS用自撮りとは撮影方法を変える必要があります。
撮影前に準備するもの- スマートフォンのカメラ
- 無地の壁など、背景がシンプルな場所
- スマートフォンを固定するスタンド、または撮影を手伝う人
- 顔全体を均等に照らせる自然光や室内照明
できれば、スマートフォンを手に持ったまま顔に近づけて撮る方法は避けましょう。近距離の自撮りは顔の一部が大きく写ったり、輪郭が不自然になったり、写真の端で頭部が切れたりすることがあります。
J-LISも、レンズに近づきすぎて撮影した写真や、室内の家具などが背景に映り込んだ写真を不備の例として紹介しています。
失敗しにくい撮影手順1. 背景を整える
無地の壁を背景にします。壁にポスターや棚、家具などが映り込まない場所を選びましょう。背景色について、特定の色だけが認められているわけではありません。柄や模様がなく、人物との境界が分かりやすい背景が適しています。
2. カメラを顔の高さに合わせる
スマートフォンを目線の高さに固定し、カメラが上や下を向かないようにします。顔を傾けず、正面を向いて撮影することが基本です。
3. 顔に均等に光を当てる
窓の近くなど、明るい場所を利用すると撮影しやすくなります。ただし、強い直射日光は顔に濃い影を作ることがあります。左右の明るさに大きな差が出ない場所を選びましょう。
4. 顔全体と頭頂部を写す
髪の毛の上部から顎までがきちんと入るようにします。顔が小さすぎたり、頭頂部が切れたりしないように注意してください。
5. 撮影した画像を確認する
目元や輪郭が鮮明か、顔に影がないか、背景に余計なものが写っていないかを確認します。撮影した直後に拡大してチェックすると、ピンボケや手ブレにも気づきやすくなります。
スマホ撮影で特に避けたい失敗よくある失敗は、撮影した本人には自然に見えても、証明写真として確認すると顔の位置や背景に問題があるケースです。
- 腕を伸ばして顔のすぐ近くから自撮りする
- スマートフォンを上から構えて撮影する
- 背景にカーテンや家具が映り込む
- 窓からの光で顔の片側に強い影ができる
- フラッシュによって眼鏡が反射する
- 顔が左右どちらかに傾いている
撮影を手伝ってくれる人がいる場合は、正面から撮ってもらう方法が簡単です。一人で撮る場合はスマートフォン用スタンドとセルフタイマーを利用すると、カメラとの距離を確保できます。
【オンラインと郵送を比較】写真アップロードと貼り方の正しい手順
マイナンバーカードの申請方法には、スマートフォン・パソコンによるオンライン申請、郵送申請、まちなかの証明写真機を利用する方法があります。
オンラインと郵送では、写真の準備方法が異なります。J-LISの公式案内に基づき、関係する機関と申請方法を整理しました。
| 主体・申請方法 | 役割・必要な条件 | 注意点 |
|---|---|---|
| J-LIS(地方公共団体情報システム機構) | マイナンバーカード総合サイトの運営。顔写真の規格や申請方法を案内 | 写真サイズ・画像形式などは公式基準を確認する |
| デジタル庁 | マイナンバー制度に関する政策・制度情報やFAQを案内 | 1歳未満の顔写真不要など制度上の情報を確認する |
| オンライン申請 | スマホやパソコンで写真データをアップロード | JPEG形式、20KB~7MB、480~6000ピクセル |
| 郵送申請 | 縦4.5cm×横3.5cmの写真を交付申請書に貼り付ける | 写真の裏面に氏名・生年月日を記入する |
| 市区町村の窓口 | 交付申請や個別事情に関する相談・交付手続きを担当 | 撮影が難しい事情がある場合は事前相談する |
スマートフォンで申請する場合、基本的な流れは次のとおりです。
- 交付申請書に記載されたQRコードを読み取る。
- 申請サイトにアクセスしてメールアドレスを登録する。
- 届いたメールから申請者専用サイトにアクセスする。
- 撮影した顔写真をアップロードする。
- 写真を確認し、申請情報を入力する。
- 内容を確認して送信する。
QRコードを読み取ると、23桁の申請書IDが自動入力されます。写真を事前に撮影しておくことも、申請操作中に撮影することも可能です。
アップロードする写真は、JPEG形式などのデータ条件を満たしている必要があります。画像を選択できても、規格に合わない写真や加工された画像は受け付けられない場合があります。
郵送申請は写真の裏面にも記入する郵送申請では、写真を紙に印刷して交付申請書に貼り付けます。写真の裏面には、申請者の氏名と生年月日を記入してください。
これは、郵送中などに写真が剥がれた場合でも、誰の写真なのかを確認できるようにするためです。
貼り付ける際は、次の手順を守りましょう。
- 縦4.5cm×横3.5cmの写真を用意する。
- 写真の裏面に氏名と生年月日を書く。
- 交付申請書の顔写真貼付欄に合わせる。
- 糊を使って写真を貼り付ける。
- 糊が十分に乾いてから申請書を郵送する。
糊をつけすぎると、写真や申請書が傷む可能性があります。J-LISも糊のつけすぎに注意し、十分に乾燥させてから送付するよう案内しています。
なお、申請用の送付封筒を利用すれば、切手不要で郵送できる場合があります。送付先や封筒の利用条件は、公式の申請案内で確認してください。
どちらの申請方法がおすすめ?手軽さを優先するならオンライン申請が便利です。スマートフォンで撮影した画像をそのまま利用でき、写真を印刷する必要もありません。
一方、画像ファイルの形式変更やアップロードが苦手な人には郵送申請も選択肢になります。写真店や証明写真機で規格に合った写真を用意すれば、デジタル画像の調整をする必要がありません。
ただし、どちらの方法でも写真の基本規格は同じです。提出方法が違うからといって、背景や顔の向きに関する条件が緩和されるわけではありません。
【NG例を解説】背景・眼鏡・前髪・帽子・美肌加工はどこまでOK?
写真の不備で特に気をつけたいのが、本人の顔を正確に確認できるかどうかという点です。普段の生活では問題のない眼鏡や髪型、写真加工も、証明用の写真では不適切と判断されることがあります。
背景色は白でなければならない?背景は無背景であることが条件ですが、J-LISの基本規格では特定の背景色だけを指定しているわけではありません。
そのため、白色以外の無地の背景でも、人物の輪郭がはっきり分かり、背景に柄や影、物が映り込んでいなければ撮影時の候補になります。
反対に、次のような写真は不適切な例として挙げられています。
- 壁紙やカーテンに柄がある
- 椅子や家具が写っている
- 背景に人物の影が落ちている
- 顔に強い影ができている
- 背景と髪や顔の輪郭が同化している
撮影場所を選ぶときは、白や淡い色などの無地の壁を使うと失敗を防ぎやすくなります。ただし、白色であっても影が強く出ていれば適切な写真にはなりません。
眼鏡はかけたままでも申請できる?通常の眼鏡をかけていること自体が、直ちに不備になるわけではありません。ただし、眼鏡によって目元が隠れたり、本人確認が難しくなったりする写真は避ける必要があります。
J-LISが示す不適切な写真の例には、次のものがあります。
- 眼鏡のフレームが目にかかっている
- フレームが非常に太く、目や顔を覆っている
- 照明がレンズに反射している
- サングラスによって人物を特定できない
眼鏡をかけたまま撮影する場合は、目がはっきり見えることを確認しましょう。反射が避けられない場合は、撮影時だけ眼鏡を外す方法もあります。
前髪やヘアスタイルの注意点前髪が目にかかっている写真や、髪の毛によって顔の輪郭が隠れている写真は不適切と判断される可能性があります。
特に、長い前髪で片目が隠れている場合や、髪のボリュームが大きく顔が小さく写っている場合には注意が必要です。
撮影時は前髪を軽く横に流すなどして、目元と顔の輪郭が分かるように整えましょう。幅の広いヘアバンドなどで頭部が隠れる場合も避けてください。
帽子やヘッドカバーは原則NG?一般的な申請では、帽子を着用していない写真が必要です。ファッション用の帽子やキャップなどで頭部が隠れている写真は、原則として使用できません。
ただし、宗教上または医療上の理由で頭部を覆う必要がある場合には、例外的な取り扱いがあります。ターバンやヒジャブ、医療上必要な帽子やウィッグなどがその例です。
この場合も、顔の輪郭が分かる範囲で撮影することが基本です。個別事情がある場合は、申請前にJ-LISの案内に従って相談してください。
美肌補正・写真加工アプリは使える?スマートフォンには、美肌補正や小顔加工、目の拡大、肌の色調整などの機能が搭載されています。しかし、マイナンバーカードの顔写真では、本人確認に支障をきたす加工は認められません。
J-LISは、対面での本人確認に支障をきたす加工が施された写真を不可としています。また、画像編集ソフトで加工された画像などは受け付けられない場合があると案内しています。
特に避けたい加工は次のとおりです。
- 肌を過度に滑らかにする美肌補正
- 目を大きくする加工
- 顔や顎の輪郭を細くする小顔加工
- 鼻や口などの形を変更する加工
- 別の背景に置き換える加工
- 顔の一部を消したり、変形させたりする加工
写真のトリミングやファイル形式の変換と、顔の見た目を変える加工は区別して考える必要があります。申請用の写真は、できるだけ撮影したままの自然な画像を使用するのが安全です。
写真をきれいに見せようとして加工するよりも、撮影時の照明や背景を整えることに力を入れましょう。
【1歳未満は例外】赤ちゃんのマイナンバーカード写真は提出不要
乳児のマイナンバーカードについては、一般の申請者とは異なるルールがあります。
2024年12月2日以降、申請時に1歳未満である人のマイナンバーカードには顔写真が掲載されません。そのため、顔写真の撮影や提出も不要です。
この制度変更は、乳児の写真を用意する保護者にとって大きな負担軽減になります。赤ちゃんは撮影中に正面を向くことが難しく、目を開けた状態を維持することも簡単ではありません。成長による顔の変化も大きいため、制度上、顔写真を省略する取り扱いになりました。
1歳未満の対象者はいつまで写真が不要?判断基準は、カードの受け取り時ではなく、申請時点で1歳未満かどうかです。
例えば、申請時に生後10か月であれば顔写真は不要です。その後、交付までに1歳の誕生日を迎えた場合でも、申請時の年齢が基準になります。
一方、申請時にすでに1歳になっている場合は、通常の顔写真の提出が必要です。
1歳以上の子どもの写真を撮影するときの注意点1歳以上の幼児は、基本的に一般の顔写真規格に沿って撮影します。ただし、乳幼児の場合は大人と同じ方法で撮影することが難しいため、J-LISは撮影方法についても案内しています。
- できるだけ正面を向かせる
- 特別な事情がない限り、目を開けた写真にする
- 一人で座れない場合は、無地のシーツなどに寝かせて撮影する
- 抱いて撮影する場合は、支える人の手が顔に写らないようにする
- 頭部や顔の輪郭が隠れないようにする
無地の明るい色のシーツの上に仰向けに寝かせ、顔の正面から撮影する方法も認められています。
なお、病気や障がい、寝たきりなどの事情で一般的な規格に沿った写真を撮影できない場合には、個別に相談できる仕組みがあります。申請書への理由の記載や、マイナンバー総合フリーダイヤルへの問い合わせなどが案内されています。
乳児や障がいのある人など、通常の撮影が難しい場合でも、すぐに申請を諦める必要はありません。
【申請前の最終確認】写真不備を防ぐチェックリストとプロの判断基準
マイナンバーカードの申請では、写真の撮影方法だけでなく、提出直前の確認も大切です。写真が不備になると、撮り直しや再申請が必要になる場合があります。
提出前に確認したい10項目- □ 撮影日が申請日前6か月以内になっている
- □ 顔が正面を向いている
- □ 顔が左右に傾いていない
- □ 帽子をかぶっていない
- □ 目元と顔の輪郭がはっきり見える
- □ 背景に柄や家具などが写っていない
- □ 顔や背景に強い影がない
- □ ピンボケや手ブレがない
- □ 美肌補正や小顔加工などをしていない
- □ 申請方法に応じたサイズ・形式・容量になっている
写真の用意には複数の方法があります。それぞれに向いている人が異なります。
スマホ撮影がおすすめの人:自宅に無地の壁があり、撮影環境を自分で整えられる人です。オンライン申請を利用すれば、写真の印刷も不要です。
証明写真機がおすすめの人:自分で顔の位置やサイズを調整するのが苦手な人です。証明写真用の撮影環境を利用できるため、規格に合わせやすいという利点があります。ただし、マイナンバーカード申請に対応している機種か確認してください。
写真館がおすすめの人:撮影に自信がない人や、顔の位置、明るさ、背景などを専門的に確認してほしい人です。撮影時にマイナンバーカード用であることを伝えるとスムーズです。
費用を抑えたいならスマホ撮影、手間を減らしたいなら対応する証明写真機、撮影品質を重視するなら写真館という選び方ができます。
写真不備で申請が戻ることはある?あります。J-LISは過去の申請上の注意喚起で、顔写真の不備が申請不備の大きな原因になっていることを公表しています。
特にオンライン申請では、レンズに近づきすぎた自撮りや、室内の家具が映り込んだ写真などが問題として挙げられていました。
この注意喚起は2020年2月20日に掲載されたもので、現在の申請不備率を示す統計ではありません。しかし、スマートフォンで手軽に撮影できるようになった現在でも、撮影距離や背景に注意するという基本は変わりません。
申請前に写真を拡大し、顔の輪郭、目元、背景、明るさをチェックするだけでも、単純な撮影ミスを減らせます。
【マイナンバーカード写真】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マイナンバーカードの写真はスマホで撮った自撮りでも大丈夫?
A1:申請可能です。ただし、顔が正面を向き、無帽・無背景で鮮明に写っている必要があります。顔に近づきすぎた自撮りや、顔の一部が切れた写真は避けてください。
Q2:マイナンバーカード写真のサイズは何センチ?
A2:郵送申請では縦4.5cm×横3.5cmです。オンライン申請では幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセルの画像データを使用します。
Q3:マイナンバーカード写真の背景は白でなければいけない?
A3:白色でなければならないという規定ではありません。無背景で、柄や家具などが映り込最初に、影がない写真を用意してください。
Q4:眼鏡をかけた写真でも申請できる?
A4:通常の眼鏡をかけた写真も使用できます。ただし、フレームが目にかかったり、レンズに光が反射したりして本人確認が難しくなる写真は避けてください。
Q5:スマホの美肌加工や小顔補正は使ってもいい?
A5:本人確認に支障をきたす加工は認められません。肌を過度に補正する、目を大きくする、顔の輪郭を変えるといった加工は避け、自然な写真を提出してください。
Q6:写真は何か月以内に撮影したものが必要?
A6:申請日前6か月以内に撮影した写真が必要です。以前に撮影した写真でも、6か月を超えている場合は撮り直しましょう。
Q7:1歳未満の赤ちゃんも顔写真を提出する必要がある?
A7:不要です。2024年12月2日以降、申請時に1歳未満の人は顔写真なしのマイナンバーカードが交付されます。写真を撮影したり申請書に添付したりする必要はありません。
Q8:郵送申請では写真の裏に何を書く?
A8:申請者の氏名と生年月日を記入します。写真が剥がれた場合でも、申請者を確認できるようにするためです。
Q9:オンライン申請でHEIC形式の写真は使える?
A9:使用できません。JPEG形式(.jpegまたは.jpg)に変換してからアップロードしてください。ファイルサイズは20KB~7MB、幅・高さはそれぞれ480~6000ピクセルが必要です。
マイナンバーカードの写真は、スマートフォンで撮影したものでも問題なく申請できます。写真館や証明写真機を利用しなければならないわけではなく、必要な規格を満たしていれば自宅で撮影した写真も使用できます。
押さえておきたい基本条件は、撮影から6か月以内、正面・無帽・無背景の3点です。郵送申請なら縦4.5cm×横3.5cm、オンライン申請ならJPEG形式、20KB~7MB、480~6000ピクセルというデータ条件を守る必要があります。
背景色は白に限定されていませんが、柄や影、家具などの映り込みは避けましょう。眼鏡の反射や前髪による目元の隠れ、美肌補正や小顔加工にも注意が必要です。
また、2024年12月2日以降は申請時に1歳未満であれば顔写真が不要になっています。乳児の申請では、通常の写真規格を無理に満たそうとする必要はありません。
【プロの結論】マイナンバーカードの写真で最も優先すべきなのは、見た目の美しさではなく、本人の顔を正確に確認できることです。スマホ撮影でも、正面・自然な光・無地の背景という基本を守り、加工せずに鮮明な写真を用意すれば、申請に向けた準備は十分に進められます。
最終的な判断に迷った場合は、J-LIS(地方公共団体情報システム機構)が運営するマイナンバーカード総合サイトの「顔写真のチェックポイント」を確認してください。撮影が難しい事情がある場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルや市区町村の窓口に相談することもできます。
申請前のひと手間として写真を拡大し、顔の位置や背景、画像形式を確認すること。それが写真不備による再申請を防ぎ、スムーズにマイナンバーカードを取得するための確実な方法です。
参考にした公式情報: J-LIS「マイナンバーカード総合サイト」の顔写真チェックポイント、申請方法、写真に関するFAQ、およびデジタル庁「マイナンバーカードに関するよくある質問」。