2026年のSAMURAI BLUEは、3月の欧州遠征から活動をスタート。スコットランド、イングランドとの連戦を経て、5月には国内でアイスランドと対戦した。その後、6月のFIFAワールドカップ2026に出場し、9月と10月には国内で南米・北中米・オセアニアの代表チームと対戦している。
年間スケジュールの特徴は、ワールドカップを境に強化の段階が変わったことだ。大会前は欧州の強豪国との対戦を通じて本番に備え、大会後は国内で戦術や選手層を再構築。11月にはブラジル、パラグアイという南米の強豪との対戦が組まれた。
JFAの公式年間スケジュールでは、2026年の試合日程に加え、2027年1月のAFCアジアカップに向けた予定も掲載されている。以下の日付は原則として日本時間である。
【W杯全4試合を振り返る】オランダ戦からブラジル戦までの結果

2026年の最大のイベントとなったFIFAワールドカップ北中米大会。日本はグループFに入り、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦した。
グループステージは1勝2分けで勝ち点5を獲得。2位で突破し、決勝トーナメントのラウンド32に進出した。
日本対オランダは2-2の引き分け6月15日の第1戦は、アメリカのダラススタジアムでオランダと対戦した。
試合は2-2の引き分け。日本は57分に中村敬斗、89分に鎌田大地が得点した。オランダの得点は51分のフィルジル・ファン・ダイク、64分のクリセンシオ・サマーフィルによるものだった。
強豪オランダに対して2点を返し、勝ち点1を獲得した試合となった。
日本対チュニジアは4-0の快勝6月21日の第2戦では、メキシコのモンテレイスタジアムでチュニジアと対戦。
日本は4-0で勝利した。
得点者は鎌田大地、上田綺世、伊東純也。上田は31分と83分にゴールを決め、2得点を記録した。
グループステージでの日本の攻撃力を示す結果となり、決勝トーナメント進出に向けて大きな勝ち点3を手にした。
日本対スウェーデンは1-16月26日の第3戦はダラススタジアムでスウェーデンと対戦した。
日本は56分に前田大然が得点したものの、62分にアンソニー・エランガに同点ゴールを許し、1-1で試合終了。
日本はグループFを2位で通過し、ノックアウトステージへ進んだ。
日本対ブラジルは1-2で惜敗6月30日のラウンド32では、ヒューストンスタジアムでブラジルと対戦した。
日本は29分に佐野海舟が先制ゴールを決め、前半を1-0で折り返した。しかし、後半56分にカゼミーロに同点ゴールを許し、後半アディショナルタイムの90+5分にはガブリエウ・マルティネッリに逆転弾を決められた。
最終スコアは1-2。日本はラウンド32で敗退し、ベスト16進出はならなかった。
この試合は、11月14日にシンガポールで予定されているブラジル戦につながる重要な対戦でもある。ワールドカップでの敗戦を経て、再び世界的な強豪と対峙する機会が訪れる。
【2026年の試合結果・対戦相手一覧】公式日程を時系列で整理
ここでは、JFAのSAMURAI BLUE公式年間スケジュールを基準に、2026年の試合を一覧にした。
| 開催日(日本時間) | 大会・試合 | 対戦相手 | 結果 | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| 3月29日 | KIRIN WORLD CHALLENGE 2026 | スコットランド | 1-0 ○ | ハムデン・パーク |
| 4月1日 | KIRIN WORLD CHALLENGE 2026 | イングランド | 1-0 ○ | ウェンブリー・スタジアム |
| 5月31日 | キリンチャレンジカップ2026 | アイスランド | 1-0 ○ | 国立競技場 |
| 6月15日 | FIFAワールドカップ | オランダ | 2-2 △ | ダラススタジアム |
| 6月21日 | FIFAワールドカップ | チュニジア | 4-0 ○ | モンテレイスタジアム |
| 6月26日 | FIFAワールドカップ | スウェーデン | 1-1 △ | ダラススタジアム |
| 6月30日 | FIFAワールドカップ・ラウンド32 | ブラジル | 1-2 ● | ヒューストンスタジアム |
| 9月24日 | キリンチャレンジカップ2026 | ウルグアイ | 3-1 ○ | キューアンドエースタジアムみやぎ |
| 9月28日 | キリンチャレンジカップ2026 | ベネズエラ | 2-1 ○ | エディオンピースウイング広島 |
| 10月1日 | キリンカップサッカー2026 | エクアドル | 0-0(PK5-4)○ | 横浜国際総合競技場 |
| 10月5日 | キリンカップサッカー2026 | ニュージーランド | 2-1 ○ | 国立競技場 |
| 11月14日 | MIZUHO BLUE CHALLENGE | ブラジル | 開催前 | シンガポールナショナルスタジアム |
| 11月17日 | MIZUHO BLUE CHALLENGE | パラグアイ | 開催前 | シンガポールナショナルスタジアム |
| 12月30日 | キリンチャレンジカップ2026 | 対戦相手未定 | 開催前 | パナソニック スタジアム 吹田 |
※○は勝利、△は引き分け、●は敗戦。エクアドル戦は90分間のスコアが0-0で、PK戦を5-4で制した。11月以降は11月3日時点の予定。
この一覧から分かるように、2026年は欧州遠征、ワールドカップ、国内強化試合、シンガポール遠征と、年間を通じて国際試合が組まれている。
9月・10月は国内で4連勝ワールドカップ後の9月には、ウルグアイとベネズエラに勝利した。
10月のキリンカップサッカー2026では、エクアドルと0-0で引き分けた後、PK戦を5-4で制した。続くニュージーランドとの決勝では2-1で勝利し、大会優勝を果たしている。
JFAの試合報告によれば、ニュージーランド戦では上田綺世と堂安律が得点。4バックを採用した布陣で試合に臨んだ。
ワールドカップ後の4試合を勝利で終えたことは、11月の強豪国との対戦に向けた好材料となる。
【11月のブラジル戦・パラグアイ戦】シンガポール大会の日程と放送
11月の最大の注目イベントは、シンガポールで開催される「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」だ。
開催期間は2026年11月13日から17日まで。日本、ブラジル、パラグアイ、シンガポールの4カ国が参加する国際サッカー大会となる。
会場はシンガポールナショナルスタジアム。日本代表はブラジルとパラグアイの2チームと対戦する。
11月14日・日本対ブラジル- 開催日:2026年11月14日(土)
- 対戦カード:日本代表対ブラジル代表
- 会場:シンガポールナショナルスタジアム
- キックオフ:現地時間18時15分
- 日本時間:19時15分
- テレビ放送:テレビ朝日系全国ネット
- ネット配信:U-NEXTライブ配信(無料)、見逃し配信
日本にとってブラジルは、ワールドカップのラウンド32で1-2と敗れた相手。今回はその再戦となる。
ブラジル代表は世界屈指のタレントを擁するチームであり、日本にとっては守備の対応だけでなく、強度の高いプレッシングを受けた際の攻撃の組み立ても試される。
ワールドカップでの対戦から約4か月半後に再び顔を合わせるため、両チームの変化にも注目したい。
11月17日・日本対パラグアイ- 開催日:2026年11月17日(火)
- 対戦カード:日本代表対パラグアイ代表
- 会場:シンガポールナショナルスタジアム
- キックオフ:現地時間21時10分
- 日本時間:22時10分
- テレビ放送:日本テレビ系全国ネット
- ネット配信:TVerライブ配信、U-NEXTライブ配信・見逃し配信
パラグアイも南米を代表する実力国の一つだ。
ブラジルとは異なる特徴を持つ相手との対戦になるため、連続する国際試合の中で日本代表がどのように戦い方を調整するのかが見どころとなる。
なお、U-NEXTのパラグアイ戦ライブ配信は有料扱いだが、月額会員およびサッカーパック会員は追加料金なしで視聴できる。
4カ国大会の全体スケジュール大会全体の日程は次の通り。
- 11月13日:シンガポール対パラグアイ(現地20時)
- 11月14日:日本対ブラジル(現地18時15分)
- 11月17日:シンガポール対ブラジル(現地18時)
- 11月17日:日本対パラグアイ(現地21時10分)
この大会では、第1試合の結果に関係なく、第2試合の組み合わせが決まっている。
また、各試合は90分で終了し、延長戦やPK戦は実施しない。90分終了時点で同点なら引き分けとなり、大会最終順位も決定しない。
そのため、通常のトーナメント方式とは異なる強化試合の性格を持つ大会だ。
【12月30日の日本代表戦】キリンチャレンジカップ2026の対戦相手は?
2026年の年末には、もう一つ重要な試合が予定されている。
JFAは10月15日、12月30日に大阪でキリンチャレンジカップ2026を開催することを発表した。
現時点で公表されている情報は以下の通り。
- 開催日:2026年12月30日(水)
- 大会名:キリンチャレンジカップ2026
- 対戦カード:日本代表対未定
- 会場:大阪・パナソニック スタジアム 吹田
- キックオフ:調整中
- テレビ放送:調整中
12月30日の試合については、開催そのものは決まっている一方、対戦国がまだ発表されていない。
つまり、試合が中止になったわけでも、開催日が決まっていないわけでもない。
確定しているのは12月30日という日程と大阪の会場であり、対戦国やキックオフ時刻、放送情報は今後の発表を待つ段階だ。
この試合は、2027年1月に開催されるAFCアジアカップ・サウジアラビア大会へ向けた年末の重要な調整機会となる。
12月30日は2026年の国内最終戦11月のシンガポール遠征を終えた後、日本代表は大阪で年内最後の国内試合を迎える予定だ。
2027年のアジアカップでは、日本は1月11日にインドネシア、1月16日にタイ、1月20日にカタールと対戦する日程がJFAの年間スケジュールに掲載されている。
12月30日の試合は、アジアカップ本大会を目前に控えた時期に行われるため、招集メンバーや先発メンバーの組み合わせにも関心が集まりそうだ。
【プロの分析】2026年の日本代表は何を積み上げてきたのか
2026年の日本代表を評価するうえで重要なのは、単純な勝敗数だけではない。
年間の対戦相手を見ると、強化の目的が時期ごとに異なっていることが分かる。
欧州遠征では世界基準の強度を経験3月のスコットランド戦とイングランド戦では、いずれも1-0で勝利した。
欧州の代表チームと敵地で戦い、結果を残したことは、ワールドカップに向けた実戦経験として意味が大きい。
ワールドカップでは決勝トーナメントに進出グループFを2位で通過した日本は、ラウンド32でブラジルと対戦した。
最終的には1-2で敗れたものの、ブラジル相手に先制する展開を作ったことは、チームの成長を考えるうえで注目すべき材料だ。
一方、試合終盤に逆転を許した点は、強豪国との接戦を勝ち切るための課題として残った。
秋の4連勝から11月の南米勢との対戦へ9月と10月の国内4試合では、ウルグアイ、ベネズエラ、エクアドル、ニュージーランドと対戦した。
エクアドル戦はPK戦での勝利だったが、結果として4試合を勝利で終えている。
次の11月はブラジルとパラグアイ。特にブラジル戦はワールドカップでの敗戦後、再び同じ相手と対戦する機会になる。
この試合で見るべきなのは、単にリベンジを果たせるかどうかだけではない。
強豪相手にどれだけ主導権を握れるか、守備の連係を維持できるか、攻撃の選択肢を増やせるかという点が重要になる。
日程をチェックするときの3つの判断基準日本代表の日程情報を確認する際には、次の点を押さえておきたい。
1. 日本時間と現地時間を区別する。 シンガポールは日本より1時間遅いため、現地18時15分の試合は日本時間19時15分となる。
2. 試合開催決定と対戦相手決定を区別する。 12月30日は試合開催が決まっているが、対戦相手は未定である。
3. 大会名と試合形式を確認する。 キリンチャレンジカップ、キリンカップ、MIZUHO BLUE CHALLENGEは、それぞれ大会の性格や形式が異なる。
この3点を意識すれば、検索結果に表示された古い日程や、現地時間と日本時間を取り違えた情報に惑わされにくくなる。
【よくある質問】サッカー日本代表男子の2026年日程に関するFAQ
Q1:2026年の日本代表の次の試合はいつですか?
A1:2026年11月3日時点で、次の試合は11月14日(土)のブラジル戦です。シンガポールナショナルスタジアムで開催され、日本時間19時15分キックオフ予定です。
Q2:日本対ブラジル戦はどこで見られますか?
A2:11月14日の試合はテレビ朝日系全国ネットで生中継されます。U-NEXTでも無料ライブ配信と見逃し配信が予定されています。
Q3:日本代表のパラグアイ戦はいつですか?
A3:2026年11月17日(火)です。シンガポールナショナルスタジアムで、日本時間22時10分にキックオフ予定です。日本テレビ系全国ネット、TVer、U-NEXTで放送・配信されます。
Q4:日本代表の12月30日の対戦相手は決まっていますか?
A4:11月3日時点では未定です。試合は大阪のパナソニック スタジアム 吹田で開催されることが決まっていますが、対戦国とキックオフ時刻は調整中です。
Q5:日本代表は2026年のワールドカップでどこまで進みましたか?
A5:グループFを2位で通過し、ラウンド32に進出しました。ブラジルとの試合に1-2で敗れ、ベスト16進出はなりませんでした。
Q6:2026年のキリンカップサッカーの結果は?
A6:10月1日のエクアドル戦は0-0からPK戦5-4で勝利し、10月5日のニュージーランド戦は2-1で勝利しました。日本はキリンカップサッカー2026で優勝しています。
2026年のサッカー日本代表男子は、欧州遠征、ワールドカップ、国内強化試合と多くの国際試合を経験してきた。
ワールドカップではグループFを2位で突破したものの、ラウンド32でブラジルに1-2で敗退。その後、9月・10月の国内4試合では勝利を重ね、11月のシンガポール遠征へ向かう。
特に注目したいのは、11月14日のブラジル戦と11月17日のパラグアイ戦だ。いずれもシンガポールナショナルスタジアムで開催され、テレビ中継・ネット配信も決定している。
さらに12月30日には大阪でキリンチャレンジカップ2026が予定されている。対戦相手は未定だが、翌年1月のアジアカップに向けた重要な強化試合になる。
今後の日程や試合結果を確認する際は、JFA公式のSAMURAI BLUE年間スケジュールと大会別の発表を基準にするとよい。11月の南米勢との対戦から年末の大阪開催まで、2026年の日本代表の戦いはまだ続いている。