手足が冷える、朝起きても体が温まらない、暖房の効いた部屋にいても寒さを感じる。そんな悩みを抱えている人にとって、毎日の食事は冷え対策を考えるうえで見直したいポイントだ。生姜やネギ、ゴボウなどの根菜類、味噌や納豆といった発酵食品、肉や魚に含まれるたんぱく質には、それぞれ異なる栄養上の特徴がある。
2026年11月現在、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」や文部科学省の食品成分データベースなどを参考にすると、注目したいのは特定の食品だけを大量に食べる方法ではなく、食事誘発性熱産生を意識した栄養バランスと、温かい料理への取り入れ方だ。今回は、体を温める食べ物ランキングを実用性と栄養面から整理し、生姜は生と加熱のどちらがよいのか、冷え対策に適した飲み物や朝食メニューまで詳しく解説する。
【2026年最新版】体を温める食べ物ランキングTOP7!おすすめ食材一覧

体を温める食材を選ぶときは、辛味成分の特徴、たんぱく質の含有量、料理の温度、日常的な取り入れやすさを組み合わせて考えたい。
以下は、医学的な温熱効果を直接測定した順位ではなく、栄養学的な特徴と温かい食事への取り入れやすさを総合した実用ランキングだ。
第1位:生姜|温活を代表する辛味成分に注目温活食材の代表格といえば生姜だ。生姜にはジンゲロールを中心とする辛味成分が含まれており、加熱や乾燥によってショウガオールなどの成分が生じる。
生姜の魅力は、少量でも料理に風味を加えられること。生姜湯、豚汁、生姜焼き、鍋料理など、朝食から夕食まで幅広く使える。
特に寒い朝には、温かい飲み物や汁物にすりおろした生姜を少量加える方法がおすすめだ。ただし、摂取すれば体の深部体温が長時間上昇するという確立した証拠があるわけではない。
第2位:たんぱく質が豊富な食品|食後の熱産生を意識鶏肉、豚肉、魚、卵、大豆製品などは、体をつくるために欠かせないたんぱく質を補える食品だ。
注目したいのが食事誘発性熱産生(DIT)。食事を消化・吸収・代謝する過程ではエネルギーが消費され、その一部が熱として生じる。たんぱく質は糖質や脂質と比較して、この熱産生の割合が高い。
特に朝食で卵や納豆、魚などを取り入れると、炭水化物だけに偏らない食事を組み立てやすい。筋肉の維持にも関わるため、日常的に不足しないようにしたい栄養素だ。
第3位:温かい根菜スープ・鍋料理|複数の食材を一度に摂取ゴボウ、ニンジン、レンコン、大根などを使った豚汁や鍋料理は、温活を続けるうえで実践しやすい。
根菜類には食物繊維やビタミン、ミネラルなどが含まれる。加えて、肉や豆腐を加えればたんぱく質も補える。温かい汁物として食べることで、食事中の冷たいものを減らしやすい点もメリットだ。
第4位:ゴボウ・レンコン・ニンジン|食物繊維とビタミンを補う根菜類は冬の食卓で活躍する食材だ。ゴボウには食物繊維が多く、ニンジンにはβ-カロテンが含まれる。レンコンも食物繊維やビタミンCを含み、煮物や汁物に適している。
ただし、根菜類そのものが体温を直接上昇させるという意味ではない。栄養バランスを整えながら、温かい料理として食べやすいことが大きな利点になる。
第5位:ネギ・ニラ・ニンニク|香りと辛味を料理に活用ネギ、ニラ、ニンニクは、香りや辛味が特徴的な食材だ。生姜と同様に、少量でも料理の風味を豊かにできる。
鍋料理やスープ、炒め物に加えれば、食事の満足感を高めやすい。特にネギは加熱すると甘みが増し、冬の煮込み料理にもよく合う。
第6位:発酵食品|味噌・納豆で栄養バランスを整える味噌、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品も、毎日の食事に取り入れたい食品だ。
味噌汁は温かい汁物として摂取でき、豆腐や野菜を加えることで栄養素の種類を増やせる。納豆は植物性たんぱく質を補えるため、朝食にも適している。
発酵食品を食べるだけで体温が上がるという科学的根拠は十分ではないが、栄養面から温活を支える食材として活用できる。
第7位:冬野菜|旬の食材で食事の質を高める白菜、ほうれん草、大根、キャベツなどの冬野菜もおすすめだ。
農林水産省によると、冬野菜には寒さに耐えるため細胞に糖を蓄積し、甘みが増すものがある。旬の野菜は市場に多く出回り、価格面でも取り入れやすい。
鍋、煮物、スープなどに使えば、野菜を無理なく摂取できる。毎日の食卓に複数の種類を組み合わせたい。
【食材別に徹底比較】体を温める成分と栄養面の関係
体を温める食材には、それぞれ異なる特徴がある。生姜の辛味成分、たんぱく質の代謝、根菜類の食物繊維、発酵食品の栄養価を区別して考えることが大切だ。
文部科学省の食品成分データベースは、2026年6月9日に更新され、同年3月27日公表の正誤表にも対応している。食品の栄養価を調べる際には、こうした公的な成分資料が参考になる。
| 食材・成分 | 主な特徴 | 温活で期待できる役割 | 科学的な評価・注意点 |
|---|---|---|---|
| 生姜・ジンゲロール | 生姜特有の辛味成分 | 温かい料理や飲み物に取り入れやすい | 末梢の体温維持に関する研究がある |
| ショウガオール | ジンゲロールの脱水によって生成 | 加熱・乾燥生姜の特徴的な成分 | 成分変化と人体での温熱効果は区別が必要 |
| 肉・魚・卵 | 良質なたんぱく質を含む | 食事誘発性熱産生と筋肉の維持に関わる | たんぱく質の熱産生割合は高い |
| ゴボウ | 食物繊維が豊富 | 栄養バランスを整えやすい | 生100g当たり食物繊維5.7g |
| レンコン・ニンジン | 食物繊維やビタミンを含む | 煮物や汁物で継続的に摂取できる | 直接的な体温上昇作用とは別に評価する |
| 味噌・納豆 | 大豆由来の栄養素や発酵成分 | たんぱく質を含む食事を組み立てやすい | 発酵そのものに体温上昇が証明されているわけではない |
| 白菜・ほうれん草 | ビタミンやミネラルを含む | 冬の食事に野菜を取り入れやすい | 加熱料理との相性がよい |
この比較で重要なのは、食材の栄養的な特徴と、実際に体温を上げる効果を混同しないことだ。ゴボウの食物繊維が豊富だからといって、食べた直後に体が温まるわけではない。逆に、たんぱく質食品は食後の熱産生という明確な代謝上の特徴を持つ。
ゴボウについては、文部科学省の食品成分データベースにおいて、生100g当たりの食物繊維総量が5.7gと示されている。根菜類を選ぶ際の栄養面での判断材料になる。
【生姜は加熱と生どちらが温まる?】ジンゲロールとショウガオールの違い
生姜を使った温活で特に気になるのが、生のまま食べる方法と加熱して食べる方法の違いだ。
この疑問を理解するには、生姜に含まれる代表的な辛味成分であるジンゲロールとショウガオールの関係を知っておきたい。
生の生姜に多いジンゲロールとはジンゲロールは生姜に含まれる主要な辛味成分の一つだ。生姜をすりおろしたときに感じる、独特の辛味や刺激に関係している。
ジンゲロールについては、血流や体表面温度との関係などが研究されている。ただし、研究で確認された生理作用が、そのまま一般の人の冷え性改善につながると断定することはできない。
加熱・乾燥によって生成されるショウガオールショウガオールは、ジンゲロールが脱水することで生成される成分だ。中部大学の食品栄養科学分野の研究資料でも、加熱や乾燥などによってショウガオールが生成される化学的な仕組みが説明されている。
つまり、生姜は調理方法によって含まれる辛味成分の構成が変化する。生の生姜と加熱した生姜は、完全に同じ食品成分の状態ではない。
生姜は目的に合わせて使い分けるのがおすすめ生の生姜は薬味やドレッシング、加熱した生姜はスープや鍋、煮込み料理などに向いている。乾燥生姜パウダーも手軽に使える選択肢だ。
ただし、「加熱すれば必ず体の芯まで温まる」「生姜湯を飲めば冷え性が改善する」という単純な関係は確認されていない。成分の変化と人体への効果は分けて理解したい。
中部大学の研究では、6-ジンゲロールと6-ショウガオールが培養脂肪細胞に対して異なる作用機序を示したことも報告されている。一方、これは細胞を用いた研究であり、日常の生姜料理を食べることで同じ効果が得られると証明したものではない。
したがって、温活を続けるなら、生姜を生か加熱かの一方に限定する必要はない。好みや料理に合わせて使い分けるのが現実的だ。
【科学的根拠を解説】たんぱく質と食事誘発性熱産生が温活に重要な理由
体を温める食べ物を考える際、生姜と並んで注目したいのが、食事誘発性熱産生(DIT)だ。
これは食事をした後、消化・吸収・代謝などの過程でエネルギーが消費される現象を指す。食後に体が少し温かく感じられることにも関係している。
たんぱく質は糖質・脂質より食事誘発性熱産生が高い栄養素ごとの食事誘発性熱産生には違いがある。一般的な目安は次のとおりだ。
- たんぱく質:約30%
- 糖質:約6%
- 脂質:約4%
これらは各栄養素の摂取エネルギーに対する概算値であり、実際の食事では複数の栄養素を組み合わせるため、単純に当てはめることはできない。
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、標準的な身体活動レベルの人の総エネルギー消費量について、基礎代謝量が約60%、食事誘発性熱産生が約10%、身体活動量が約30%という構成を紹介している。
つまり、食事によって生じる熱はエネルギー消費全体の一部であり、温活のためにたんぱく質だけを大量に摂取すればよいわけではない。
2025年版の食事摂取基準で見るたんぱく質の目安厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」における18〜64歳のたんぱく質推奨量は、男性65g、女性50gだ。
これは健康維持に必要なたんぱく質摂取量の目安であり、冷え性改善のために設定された数値ではない。年齢や身体状況によって必要量は異なるため、自分に合った摂取量を考える必要がある。
温活に取り入れたい高たんぱく質食品- 鶏肉:鍋、スープ、蒸し料理に使いやすい。
- 豚肉:生姜焼きや豚汁に適している。
- 鮭:焼き魚や石狩鍋などに使える。
- 卵:味噌汁や雑炊に加えやすい。
- 豆腐:鍋や汁物で植物性食品を取り入れられる。
- 納豆:朝食で手軽にたんぱく質を補える。
特に朝食では、パンやご飯などの主食だけで済ませず、卵や納豆、ヨーグルトなどを組み合わせると栄養バランスを整えやすい。
なお、腎臓病などでたんぱく質摂取量の調整が必要な人は、一般的な温活情報を優先せず、医師や管理栄養士の指示に従いたい。
【体を温める飲み物ランキング】朝食・夕食におすすめの温活レシピ
食べ物だけでなく、飲み物の温度や食事との組み合わせも意識したい。特に寒い朝は、冷たい飲み物より温かい飲み物のほうが取り入れやすい人も多い。
ここでは、日常生活で続けやすい飲み物をランキング形式で紹介する。順位は医学的な体温上昇効果を示すものではなく、温かさ、飲みやすさ、食事との相性を基準にしている。
第1位:生姜湯お湯にすりおろした生姜を少量加えるシンプルな飲み物だ。好みに応じてレモンや少量のはちみつを加えてもよい。
生姜の辛味が苦手な人は、最初は少量から試すと飲みやすい。甘味を加えすぎないこともポイントだ。
第2位:具だくさんの味噌汁味噌汁は、温かい水分と野菜、豆腐などを一度に摂取できる。大根、ニンジン、ゴボウ、ネギ、豆腐を組み合わせれば、食物繊維やたんぱく質も補いやすい。
ただし、味噌には食塩が含まれるため、塩分の摂りすぎには注意したい。
第3位:ほうじ茶香ばしい香りが特徴のほうじ茶は、食事中や休憩時間に取り入れやすい。温かい状態で飲めば、冷たい飲料を避けたいときの選択肢になる。
第4位:温かい豆乳豆乳は大豆由来のたんぱく質を含む。温めて飲むほか、スープに加えて豆乳鍋にする方法もある。
第5位:白湯・温かいお湯特別な材料を必要とせず、朝起きたときや就寝前などに飲みやすい。白湯を飲むこと自体に冷え性を治す医学的な効果が確立しているわけではないが、温かい飲み物を楽しむ習慣として取り入れられる。
朝食におすすめの温活メニュー朝食は、主食・たんぱく質食品・温かい汁物を組み合わせると実践しやすい。
- 和食メニュー:ご飯、納豆、卵、豆腐とネギの味噌汁。
- 洋食メニュー:全粒粉パン、ゆで卵、温野菜、温かい豆乳。
- 簡単メニュー:卵入り生姜雑炊、ほうじ茶。
朝は食欲がないという人は、最初から大量に食べる必要はない。温かいスープや卵料理など、無理なく食べられるものから始めたい。
夕食におすすめの生姜入り根菜豚汁夕食には、根菜と豚肉を組み合わせた具だくさんの汁物がおすすめだ。
材料(2人分)
- 豚こま切れ肉:120g
- ゴボウ:50g
- ニンジン:1/3本
- 大根:100g
- 豆腐:100g
- ネギ:適量
- 生姜:小さじ1程度
- 味噌:適量
- だし汁:400〜500ml
作り方
- ゴボウはささがき、ニンジンと大根はいちょう切りにする。
- 鍋にだし汁を入れ、根菜類を加えて煮る。
- 豚肉を加え、火が通るまで加熱する。
- 豆腐と生姜を加え、味噌を溶き入れる。
- 最後に刻んだネギを加えて完成。
豚肉からたんぱく質を、根菜類から食物繊維やビタミンを補える。生姜の量は辛味の好みに合わせて調整するとよい。
【体を冷やす食べ物との比較】温活の誤解と食材選びのポイント
温活について調べると、「体を温める食べ物」と「体を冷やす食べ物」という分類を目にすることがある。東洋医学や薬膳では、食材の性質を温性・熱性・平性・涼性・寒性などに分類する考え方がある。
一方、現代の栄養学では、食品を食べたときに体温がどの程度変化するか、どのような栄養素を含んでいるかなどを区別して評価する。
体を冷やすとされる食品は避けるべき?キュウリ、トマト、スイカなどの水分が多い食品は、薬膳の考え方では体を冷やす性質があると分類される場合がある。
しかし、これらの食品を食べると体の深部体温が持続的に低下するという意味ではない。食品の温度、水分量、食べる量、調理方法などによって体感は変わる。
生野菜や果物にはビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれるため、冷えが気になるからといって一律に避ける必要はない。冷たいサラダが苦手なら、温野菜やスープに変更する程度で十分だ。
温活食材を選ぶときの4つの判断基準- 栄養素を確認する:たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、食品の栄養成分を見る。
- 調理方法を考える:生姜は生・加熱・乾燥で成分構成が変わる。根菜類は煮物や汁物にも使える。
- 組み合わせを重視する:肉や魚、豆腐と野菜を一緒に食べることで栄養バランスを整える。
- 継続できる食材を選ぶ:価格、保存性、調理時間、好みに合う食品を優先する。
ここは誤解しやすいポイントだ。食事は冷え対策の一部だが、冷えの原因は一つではない。
日本プライマリ・ケア連合学会の解説では、いわゆる冷え症は医学的な診断名ではなく、末梢の血流低下や自律神経、身体的・環境的な要因などが関係する状態として説明されている。
また、甲状腺機能低下症など、寒さに弱くなる症状を伴う病気が隠れている場合もある。
以前より急に寒さを感じるようになった、強い疲労感が続く、手足の色が変わる、しびれや痛みがあるといった場合は、食材だけで対処しようとせず医療機関に相談したい。
温かい食事に加えて、適度な運動、十分な睡眠、衣類による保温などを組み合わせることも大切だ。
【体を温める食べ物ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:体を温める食べ物で一番おすすめなのは何ですか?
A1:日常的に取り入れやすい食材としては生姜がおすすめだ。ただし、食事誘発性熱産生を考えるなら、肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質食品も重要。生姜だけに頼らず、複数の食材を組み合わせたい。
Q2:生姜は生と加熱のどちらが体を温めますか?
A2:生の生姜にはジンゲロールが多く、加熱や乾燥によってショウガオールが生成される。成分構成が変化するため、どちらにも異なる特徴がある。ただし、加熱したほうが人体の深部体温を必ず高くするという確かな結論は出ていない。
Q3:冷え性改善におすすめの朝食メニューは何ですか?
A3:ご飯、納豆、卵、豆腐とネギの味噌汁などがおすすめだ。主食、たんぱく質食品、温かい汁物を組み合わせることで、朝からバランスよく栄養を摂取できる。
Q4:ゴボウやレンコンなどの根菜類は本当に体を温めますか?
A4:根菜類を食べることで体温が直接上昇するという科学的根拠は十分ではない。一方、食物繊維やビタミンなどを補いやすく、煮物や鍋料理に適している。温かい料理の材料として活用したい。
Q5:体を温める飲み物は何ですか?
A5:生姜湯、温かい味噌汁、ほうじ茶、温めた豆乳、白湯などが取り入れやすい。飲み物の温度による温かさは基本的に一時的なものなので、冷え性の根本的な治療と混同しないことが大切だ。
Q6:味噌や納豆などの発酵食品には温活効果がありますか?
A6:発酵食品そのものが体温を上昇させるという確かな証拠は十分ではない。ただし、味噌や納豆は大豆由来の栄養素を摂取できる食品であり、温かい味噌汁や朝食の納豆など、栄養バランスを整える目的で取り入れられる。
Q7:体を冷やす食べ物は完全に避けるべきですか?
A7:完全に避ける必要はない。生野菜や果物にも重要な栄養素が含まれる。冷たい食べ物が苦手な場合は、温野菜やスープにするなど、調理方法を工夫すればよい。
体を温める食べ物ランキングでは、生姜、たんぱく質食品、根菜類、発酵食品、冬野菜などが日常的に取り入れやすい食材として挙げられる。
特に生姜は、ジンゲロールとショウガオールという成分の違いが興味深い。加熱や乾燥によって成分構成が変化する一方、成分の変化だけで冷え性への治療効果まで証明されたわけではない。
また、たんぱく質の食事誘発性熱産生は糖質や脂質より高い。卵、肉、魚、納豆などを適切に取り入れ、根菜類や冬野菜と組み合わせることは、栄養バランスのよい食事づくりにつながる。
温活で大切なのは、特定の食材を大量に食べることではなく、毎日の食事を無理なく改善することだ。朝は卵や納豆と温かい汁物、夕食は生姜入りの豚汁や根菜鍋など、続けやすいメニューから始めたい。
食事だけで改善しない冷えや、急激な冷え、しびれ、強い疲労感などがある場合は、医療機関で原因を確認することも忘れずに。食事、運動、睡眠、保温を組み合わせた生活習慣こそ、長く続けられる温活の基本になる。
主な参考資料
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動とエネルギー代謝」「たんぱく質」
- 文部科学省「食品成分データベース」
- 農林水産省「冬に旬を迎える野菜って?」
- 中部大学 応用生物学部 食品栄養科学科「ショウガ辛味成分による脂肪細胞機能の制御」
- 日本プライマリ・ケア連合学会「冷えのミカタ① -『冷え』に注目する-」
※ランキングは栄養面と日常での実用性を基準とした編集上の評価であり、公的機関が発表した医学的な効果順位ではありません。