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大相撲秋場所2026新番付を徹底解説!藤ノ川新関脇と幕内・十両全力士一覧

相沢 里奈 相沢 里奈 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
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2026年の大相撲秋場所の新番付は、8月31日(月)に日本相撲協会から発表された。 今回の番付で最大の注目を集めたのは、藤ノ川の新関脇昇進、伯乃富士の新小結昇進、そして大栄翔の小結復帰だ。横綱には東に大の里、西に豊昇龍が並び、大関には霧島、琴櫻、安青錦の3人が名を連ねた。

令和8年九月場所は、9月13日から27日まで東京・両国国技館で開催された15日間の本場所。新三役の挑戦や安青錦の大関復帰、熱海富士の大関取りなど、上位陣の勢力図を占う重要な場所となった。2026年11月3日時点ではすでに千秋楽を終えており、発表時の番付と実際の成績を照らし合わせながら、幕内・十両の全力士と注目ポイントを整理する。

【2026年8月31日発表】大相撲秋場所の新番付と開催日程を確認

大相撲秋場所番付発表

日本相撲協会の年間日程表によると、令和8年九月場所の番付発表は8月31日。初日は9月13日、千秋楽は9月27日と設定された。

会場は東京・両国国技館。名古屋場所を終えた力士たちが、それぞれの成績に応じた新しい地位で土俵に上がることになった。

令和8年九月場所の基本情報
  • 場所名:大相撲令和8年九月場所(秋場所)
  • 番付発表日:2026年8月31日(月)
  • 初日:2026年9月13日(日)
  • 千秋楽:2026年9月27日(日)
  • 開催日数:15日間
  • 会場:両国国技館(東京都墨田区)

今回の番付で目を引くのは、三役の顔ぶれが変わったことに加え、大関陣に安青錦が復帰した点だ。新しい力士の台頭と、実績を持つ上位陣の巻き返しが同時に注目される構図となった。

なお、番付は場所の開催前に発表される公式の地位一覧であり、開催後の勝敗によって過去の番付が書き換わるわけではない。秋場所の番付を確認する際は、発表時点の序列と、9月27日に確定した成績を分けて見ることが大切だ。

【新三役に注目】藤ノ川が新関脇、伯乃富士が新小結、大栄翔が復帰

秋場所の番付発表で最も大きな話題となったのが、藤ノ川と伯乃富士の三役昇進だ。加えて、実績十分の大栄翔が小結に戻り、三役の顔ぶれが一新された。

藤ノ川は21歳で新関脇へ!京都出身として約198年ぶりの快挙

藤ノ川(伊勢ノ海部屋)は、西関脇に昇進した。21歳での新関脇という若さに加え、初土俵から所要22場所での昇進は歴代10位に入るスピード出世として報じられた。

昇進の決め手となったのは、名古屋場所での安定した相撲だ。東前頭筆頭で8勝7敗と勝ち越しただけでなく、大の里と豊昇龍という2人の横綱を破り、初の殊勲賞を獲得した。

特筆すべきは出身地に関する記録である。京都府出身の力士が新三役に昇進するのは、1828年10月場所の緋縅以来とされ、約198年ぶりの快挙となった。

伊勢ノ海部屋にとっても新関脇の誕生は2016年夏場所の勢以来、10年ぶり。若い藤ノ川の昇進は、本人だけでなく部屋にとっても大きな節目となった。

伯乃富士は新小結!鳥取県出身力士としての歴史的昇進

伯乃富士(伊勢ケ浜部屋)は、東小結に昇進した。名古屋場所では西前頭3枚目で9勝6敗と勝ち越し、上位力士との対戦が多い位置でも結果を残した。

鳥取県出身の力士が新三役になるのは、1964年初場所の琴桜以来。戦後では2人目となる新三役として注目を集めた。

伊勢ケ浜部屋からは、前場所に義ノ富士が新三役へ昇進しており、2場所連続で新三役を送り出すことになった。伯乃富士の昇進は、同部屋の若手・中堅層の層の厚さを示す動きでもある。

大栄翔は小結復帰!名古屋場所10勝の実力者

大栄翔(追手風部屋)は、西小結に復帰した。名古屋場所では東前頭4枚目で10勝5敗を記録。上位復帰にふさわしい成績を残した。

大栄翔の持ち味は、立ち合いから相手に圧力をかける突き押し相撲。小結という地位では横綱・大関との対戦も増えるため、得意の攻めをどこまで上位陣に通用させられるかが焦点となる。

熱海富士は大関取りへ!関脇の座を維持

東関脇には熱海富士が入った。名古屋場所では12勝3敗を挙げ、安青錦、霧島とともに優勝決定戦に進出した。

熱海富士は2026年夏場所で9勝、名古屋場所で12勝を記録。三役で直近3場所33勝という大関昇進の目安を意識する位置にあり、秋場所は大関取りの重要な場所と位置づけられた。

藤ノ川の新関脇昇進と、熱海富士の大関挑戦。西と東の関脇に異なる期待が集まったことも、今回の番付の特徴だ。

【幕内・十両の東西一覧】2026年秋場所の新番付表を全掲載

ここでは、日本相撲協会が8月31日に発表した令和8年九月場所の番付を、東西に分けて掲載する。幕内42人、十両28人の計70人を確認できる一覧だ。

幕内番付・東西一覧(全42人)
番付 東 西 注目ポイント
横綱大の里豊昇龍東西の横綱
大関霧島琴櫻霧島の綱取り、琴櫻の巻き返し
大関安青錦—名古屋場所優勝で大関復帰
関脇熱海富士藤ノ川大関取りと新関脇の挑戦
小結伯乃富士大栄翔新小結と小結復帰
前頭筆頭琴勝峰琴栄峰佐渡ケ嶽部屋の力士が並ぶ
前頭2枚目高安義ノ富士上位進出を狙う位置
前頭3枚目豪ノ山美ノ海上位との対戦に注目
前頭4枚目隆の勝藤凌駕幕内上位の実力者
前頭5枚目狼雅欧勝馬中上位での勝ち越しが焦点
前頭6枚目朝乃山一山本実績ある力士と上昇を狙う力士
前頭7枚目藤青雲錦富士中位での番付争い
前頭8枚目尊富士平戸海幕内上位への足掛かり
前頭9枚目宇良獅司個性ある取り口に注目
前頭10枚目王鵬金峰山中盤戦の存在感が焦点
前頭11枚目若元春正代実績ある力士同士の配置
前頭12枚目若隆景朝白龍若隆景の出場にも注目
前頭13枚目朝紅龍阿炎中下位からの巻き返し
前頭14枚目翔猿千代翔馬幕内残留と勝ち越しが焦点
前頭15枚目朝翠龍時疾風新入幕と幕内復帰
前頭16枚目若ノ勝寿之富士寿之富士は新入幕
前頭17枚目湘南乃海—幕内復帰

横綱は東が大の里、西が豊昇龍。大関は東に霧島と安青錦、西に琴櫻という配置だ。三役には熱海富士、藤ノ川、伯乃富士、大栄翔が並び、前頭には実績豊富な力士と新しい顔ぶれが混在している。

また、新入幕は朝翠龍と寿之富士の2人。時疾風と湘南乃海は幕内復帰を果たした。朝翠龍と朝紅龍は兄弟力士で、今回の番付では史上14組目となる兄弟幕内の誕生としても報じられた。

十両番付・東西一覧(全28人)

十両では、元大関の御嶽海や玉鷲、炎鵬、翠富士など、幕内経験を持つ力士が顔をそろえた。幕内復帰を狙う力士と、十両上位で地位を固めたい力士の争いにも注目が集まった。

  • 十両筆頭:東・出羽ノ龍/西・旭海雄
  • 十両2枚目:東・大青山/西・一意
  • 十両3枚目:東・玉鷲/西・阿武剋
  • 十両4枚目:東・風賢央/西・御嶽海
  • 十両5枚目:東・佐田の海/西・嵐富士
  • 十両6枚目:東・北の若/西・白熊
  • 十両7枚目:東・翠富士/西・友風
  • 十両8枚目:東・竜電/西・羽出山
  • 十両9枚目:東・炎鵬/西・東白龍
  • 十両10枚目:東・生田目/西・丹治
  • 十両11枚目:東・輝/西・日翔志
  • 十両12枚目:東・玉正鳳/西・嘉陽
  • 十両13枚目:東・明生/西・時不動
  • 十両14枚目:東・栃大海/西・錦木

特に注目されたのが、元大関・御嶽海の十両4枚目への配置だ。幕内上位で活躍してきた実績を持つ力士が、十両から再び幕内を目指す展開となった。

一方、十両筆頭の出羽ノ龍や十両6枚目の北の若など、幕内昇進を狙える位置の力士にとっても重要な場所となった。

【前場所の成績を検証】横綱・大関の配置と新番付が決まった背景

新番付を理解するには、直前の名古屋場所の成績を確認する必要がある。今回の三役昇進や大関復帰は、単純な勝ち星だけでなく、地位、対戦相手、直近の成績の積み重ねが関係している。

横綱・大の里と豊昇龍の番付

東横綱は大の里、西横綱は豊昇龍となった。

大の里は名古屋場所で9勝6敗。横綱としては優勝争いの中心に戻りたいところで、秋場所では東の横綱として土俵に立った。

豊昇龍は名古屋場所で7勝7敗1休。途中休場を経験しながらも、西横綱の地位を維持した。両横綱とも実績に見合った位置に座った一方、秋場所では大の里の巻き返しと豊昇龍の復調が大きな焦点となった。

安青錦が大関復帰、霧島と琴櫻の立場

今回の番付で大きな意味を持つのが安青錦の大関復帰だ。

安青錦は2026年5月場所を全休し、関脇として臨んだ7月の名古屋場所で12勝3敗を記録。霧島、熱海富士と並んで優勝決定戦に進み、巴戦を制して優勝した。大関復帰に必要な特例の条件も満たし、2場所ぶりに大関へ返り咲いた。

霧島も名古屋場所で12勝3敗を挙げた。優勝決定戦では安青錦に敗れたものの、横綱昇進を目指す立場は継続。秋場所では東大関として綱取りに挑む構図となった。

琴櫻は名古屋場所で8勝7敗。かど番を脱出し、秋場所では西大関として巻き返しを狙うことになった。

つまり、3大関は同じ地位にありながら、それぞれ異なる課題を抱えていた。安青錦は復帰後の安定感、霧島は横綱昇進への足掛かり、琴櫻は大関としての存在感の回復が焦点だった。

名古屋場所の成績と秋場所の番付変動

主な力士の名古屋場所成績と秋場所の配置を整理すると、昇進の背景が分かりやすい。

  • 藤ノ川:前頭筆頭で8勝7敗、殊勲賞を受賞し西関脇へ。
  • 伯乃富士:前頭3枚目で9勝6敗を記録し、東小結へ。
  • 大栄翔:前頭4枚目で10勝5敗を記録し、西小結へ。
  • 熱海富士:関脇で12勝3敗を挙げ、東関脇を維持。
  • 安青錦:関脇で12勝3敗、優勝決定戦を制して大関復帰。
  • 霧島:大関で12勝3敗、優勝決定戦に進出。
  • 琴櫻:大関で8勝7敗、かど番を脱出。

このように、番付の変動は前場所の成績と地位の関係を踏まえて読む必要がある。勝ち越したから必ず大幅に昇進するわけではなく、上位の空き状況や同じ地位にいる力士の成績も影響する。

【秋場所の結果を振り返る】大の里が優勝、藤ノ川は11勝で敢闘賞

2026年9月27日に千秋楽を迎えた秋場所では、発表時に注目された力士たちがそれぞれ異なる結果を残した。

大の里が12勝3敗で幕内優勝

東横綱の大の里は12勝3敗で幕内優勝を果たした。スポーツナビの場所結果では、通算6回目の幕内優勝として記録されている。

一方、西横綱の豊昇龍は15日間を休場。横綱同士が優勝争いを繰り広げる展開とはならなかった。

藤ノ川は11勝4敗で敢闘賞を受賞

新関脇の藤ノ川は11勝4敗。新三役としての初場所で大きく勝ち越し、敢闘賞を受賞した。

新関脇という立場で結果を残したことは、名古屋場所の殊勲賞に続く大きな実績となった。昇進そのものが話題だった藤ノ川は、秋場所で三役に定着する力を示した。

新小結の伯乃富士と復帰した大栄翔は5勝10敗

一方、新小結の伯乃富士は5勝10敗、西小結の大栄翔も5勝10敗だった。ともに負け越しとなり、三役の地位を守るうえでは厳しい結果となった。

また、東関脇の熱海富士は8勝7敗。名古屋場所での12勝から成績を落とし、大関昇進の目安となる直近3場所33勝には届かなかった。

大関陣では安青錦が11勝4敗、琴櫻が9勝6敗、霧島が8勝7敗。安青錦は大関復帰後も二桁勝利に近い成績を残し、上位陣の中で存在感を示した。

十両優勝は北の若!幕内復帰争いも注目

十両では北の若が11勝4敗で優勝した。幕内復帰を狙う力士が多く集まった十両上位の争いの中で、安定した成績を残した。

秋場所の結果を見ると、番付発表時の期待と実際の成績が必ずしも一致するわけではないことが分かる。新三役の藤ノ川が好成績を残した一方、伯乃富士と大栄翔は苦戦。番付はあくまで場所前の序列であり、15日間の勝負によって力士の評価は改めて変わっていく。

【大相撲秋場所番付発表】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の大相撲秋場所の番付発表日はいつですか?
A1:2026年8月31日(月)です。日本相撲協会の年間日程表にも同日が番付発表日として掲載されています。

Q2:2026年秋場所で新関脇・新小結になった力士は誰ですか?
A2:藤ノ川が西関脇、伯乃富士が東小結に昇進しました。また、大栄翔が西小結に復帰し、熱海富士は東関脇を維持しました。

Q3:2026年秋場所の日程と会場はどこですか?
A3:9月13日(日)から9月27日(日)までの15日間、東京の両国国技館で開催されました。2026年11月3日現在、秋場所はすでに終了しています。

2026年8月31日に発表された大相撲秋場所の新番付は、藤ノ川の新関脇、伯乃富士の新小結、大栄翔の小結復帰、そして安青錦の大関復帰という大きな変化が特徴だった。

横綱には大の里と豊昇龍、大関には霧島、琴櫻、安青錦が並び、熱海富士の大関取りも注目された。幕内には朝翠龍と寿之富士の新入幕、時疾風と湘南乃海の幕内復帰があり、十両にも実績ある力士がそろった。

実際の秋場所では、大の里が12勝3敗で優勝し、藤ノ川が11勝4敗で敢闘賞を受賞。新番付で示された期待の一部が、土俵上の結果として表れた。

大相撲の番付を読み解く際に押さえたいのは、次の3点だ。

  • 前場所の成績:勝ち越し・負け越しだけでなく、どの地位で何勝したかを確認する。
  • 昇進の背景:新三役や大関復帰など、昇進に至った経緯を把握する。
  • 場所後の結果:番付発表時の評価と実際の15日間の成績を比較する。

今回の秋場所は、藤ノ川という新たな三役の台頭と、大の里を中心とする横綱・大関陣の力関係を確認できる場所となった。番付表は単なる力士の名前の一覧ではない。過去の成績、昇進の歴史、そして次の番付を左右する勝負の行方まで読み取れる、大相撲を楽しむための重要な資料である。

主な事実確認資料

- 日本相撲協会「令和8年本場所年間日程表」
- 日刊スポーツ「2026年8月31日 秋場所新番付・幕内十両一覧」
- 日刊スポーツ「藤ノ川新関脇・伯乃富士新小結」
- スポーツナビ「2026年7月場所 番付・場所結果」
- スポーツナビ「2026年9月場所 番付・場所結果」
- 読売新聞オンラインの2026年8月31日付番付発表報道

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相沢 里奈

スポーツ報道8年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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