2026年W杯アジア最終予選・第2節/スルタン・カブース・スポーツコンプレックス
2024年9月10日、韓国代表はアウェーでオマーン代表と対戦し、3-1で勝利した。
韓国にとっては2026年W杯アジア最終予選の初勝利。試合序盤に先制したものの、前半終了間際に同点とされる難しい展開だった。そこからソン・フンミンを中心とする攻撃陣が終盤に勝負を決めた。
前半10分、ファン・ヒチャンが先制韓国は開始10分、ソン・フンミンのアシストからファン・ヒチャンがゴールを決めた。
ソンが供給したパスをファン・ヒチャンが仕留め、韓国が早い時間帯にリードを奪った。
しかし、オマーンも簡単には崩れなかった。前半アディショナルタイムには、韓国のDFチョン・スンヒョンのオウンゴールによって1-1に追いつく。
前半を同点で折り返したことで、韓国は後半に改めて攻撃の形を作る必要に迫られた。
後半82分、ソン・フンミンが勝ち越し試合が動いたのは82分だった。
ソン・フンミンがイ・ガンインのアシストを受けて勝ち越しゴールを記録。相手ゴール前で個人技を発揮し、韓国に大きなリードをもたらした。
さらに90分を大きく過ぎたアディショナルタイムには、チュ・ミンギュが追加点を獲得。ソン・フンミンがこのゴールもアシストし、最終スコアは3-1となった。
AFC(アジアサッカー連盟)の公式試合レポートも、韓国が後半の戦術修正を経て勝利を手にした経緯を伝えている。
2024年9月10日の得点経過| 時間 | 得点・選手 | 内容 |
|---|---|---|
| 10分 | ファン・ヒチャン | ソン・フンミンのアシストで先制 |
| 45+2分 | チョン・スンヒョン | オウンゴールでオマーンが同点 |
| 82分 | ソン・フンミン | イ・ガンインのアシストで勝ち越し |
| 90+11分 | チュ・ミンギュ | ソン・フンミンのアシストで追加点 |
この試合で特に目立ったのはソン・フンミンの貢献だ。1得点2アシストという結果は、韓国の攻撃を支えるキャプテンとしての存在感を示していた。
【2025年3月20日】韓国対オマーンは1-1!終盤の同点ゴールで勝ち点を分け合う

2026年W杯アジア最終予選・第7節/韓国・高陽総合運動場
2025年3月20日の再戦は、2024年とは異なる結果になった。
韓国はホームで試合を迎え、ファン・ヒチャンのゴールで先制。しかし、80分にオマーンのアリ・アル=ブサイディが同点ゴールを決め、試合は1-1で終了した。
韓国は勝利を逃し、オマーンは敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。
前半41分、イ・ガンインからファン・ヒチャンへ韓国は序盤、思うように攻撃を組み立てられなかった。
この試合では、負傷したペク・スンホに代わり、38分にイ・ガンインが途中出場。投入から間もない41分、彼の鋭い縦パスが決定的な場面を生み出した。
イ・ガンインが相手守備の間を通すパスを供給すると、ファン・ヒチャンが左足でシュート。これがゴール右下に決まり、韓国が1-0とリードした。
ファン・ヒチャンにとっては、2024年9月のオマーン戦に続くゴールだった。
後半80分、アリ・アル=ブサイディが同点ゴール後半に入っても韓国は追加点を奪えず、オマーンに反撃の機会を与えた。
80分、オマーンの途中出場選手ムフセン・アル=ガッサニがパスを送り、アリ・アル=ブサイディがペナルティーエリア手前から左足でシュート。強烈な一撃がゴールに突き刺さり、試合は1-1となった。
この場面では、イ・ガンインが足首を負傷してピッチ上に倒れていた。韓国は守備を整えられない状況でボールを失い、オマーンに決定機を与えてしまった。
イ・ガンインはその後交代を余儀なくされ、韓国にとっては攻撃の組み立て役を失う痛手となった。
韓国サッカー協会(KFA)の試合レポートによると、オマーンの同点ゴールはムフセン・アル=ガッサニのアシストによるものだった。
韓国が勝ち切れなかった3つの背景2025年の引き分けには、いくつかの要因が重なっていた。
1. 主力選手のコンディション問題
韓国はDFキム・ミンジェをアキレス腱の炎症で欠いていた。また、試合中にはペク・スンホやイ・ガンインらにも負傷の影響が出た。
2. 先制後の追加点不足
韓国は先制した後もリードを広げられなかった。後半49分には途中出場のオ・セフンがヘディングシュートを放ったが、オマーンのGKに阻まれた。
3. オマーンの粘り強い反撃
オマーンは終盤まで集中力を保ち、韓国の守備が乱れた瞬間を逃さなかった。アリ・アル=ブサイディの同点弾は、その粘り強さが結実した場面だった。
ロイター通信によれば、韓国のホン・ミョンボ監督はこの引き分けについて、当時の予選におけるチームの最も悪いパフォーマンスだったとの評価を示した。
【対戦成績を徹底比較】韓国が6勝1分け1敗!歴代8試合の結果
オマーン代表と韓国代表の通算対戦成績を見ると、韓国が明確に優位に立っている。
11v11の代表チーム対戦記録によると、両国の対戦は計8試合。内訳は次のとおりだ。
6
韓国の勝利1
引き分け1
韓国の敗戦
| 日付 | 試合結果 | 大会 |
|---|---|---|
| 1994年10月5日 | 韓国 2-1 オマーン | アジア大会 |
| 2002年9月30日 | 韓国 5-2 オマーン | アジア大会 |
| 2003年9月27日 | 韓国 1-0 オマーン | AFCアジアカップ |
| 2003年10月21日 | オマーン 3-1 韓国 | AFCアジアカップ |
| 2004年2月14日 | 韓国 5-0 オマーン | 国際親善試合 |
| 2015年1月10日 | 韓国 1-0 オマーン | AFCアジアカップ |
| 2024年9月10日 | オマーン 1-3 韓国 | W杯アジア最終予選 |
| 2025年3月20日 | 韓国 1-1 オマーン | W杯アジア最終予選 |
この一覧から分かるのは、韓国が過去の対戦で長く優位を保ってきたことだ。
ただし、2003年10月21日にはオマーンが3-1で韓国を破っている。韓国にとって歴史的な黒星であり、オマーンが単純に勝てない相手ではないことを示す結果でもある。
両国の選手と試合での関係性2試合の展開を理解するうえで、主要選手の役割を整理しておこう。
| 選手 | 所属代表 | 試合での役割 |
|---|---|---|
| ソン・フンミン | 韓国 | 2024年に1得点2アシスト |
| ファン・ヒチャン | 韓国 | 2024年と2025年に先制ゴール |
| イ・ガンイン | 韓国 | 2024年のソンの得点、2025年のファンの得点をアシスト |
| チュ・ミンギュ | 韓国 | 2024年の試合で3点目を記録 |
| アリ・アル=ブサイディ | オマーン | 2025年に同点ゴール |
| ムフセン・アル=ガッサニ | オマーン | 2025年の同点ゴールをアシスト |
| チョン・スンヒョン | 韓国 | 2024年にオウンゴール |
特に注目したいのは、イ・ガンインのアシストが両試合の重要な得点に関係している点だ。
2024年にはソン・フンミンの勝ち越し弾を演出し、2025年にはファン・ヒチャンの先制点を生み出した。韓国の攻撃における創造性を担う存在として、2試合で異なる形の貢献を見せた。
【試合分析】なぜオマーンは2025年に韓国から勝ち点を奪えたのか
2024年の3-1と2025年の1-1を比較すると、単純に韓国の調子が落ちたという説明だけでは不十分だ。
注目すべきなのは、韓国の攻撃力とオマーンの守備・反撃の質が、試合ごとに異なる形で表れたことだ。
韓国の攻撃は個人技に依存する場面もあった2024年の試合では、ソン・フンミンが得点だけでなく、ファン・ヒチャンとチュ・ミンギュのゴールも演出した。
2025年にもイ・ガンインの投入直後に先制点が生まれており、個人の技術が攻撃の突破口になっていた。
一方、2025年はその後の追加点がなかった。先制後に試合を決定づけられなかったことが、引き分けにつながった大きな要素だった。
オマーンは終盤のチャンスを逃さなかったオマーンの強みは、劣勢でも試合を投げ出さなかったことだ。
2024年は前半終了間際に同点としたものの、後半に韓国の攻撃を止めきれず敗れた。
しかし2025年は、80分という試合終盤に同点ゴールを記録。韓国の守備の乱れを突き、限られたチャンスを結果につなげた。
この違いは大きい。
2024年は追いついた後に再びリードを許したが、2025年は先制された後に追いつき、そのまま試合を終えたからだ。
1-1は韓国にとって単なる勝ち点1ではなかった当時のグループBでは、韓国が首位を走っていたものの、ヨルダンやイラクも上位を争っていた。
2025年3月20日の引き分けによって、韓国は勝ち点15となり、2位のヨルダンとイラクに3ポイント差をつける状況となった。
W杯出場権を争う最終予選では、ホームでの引き分けは必ずしも致命的ではない。しかし、勝利を逃したことで、その後の試合に向けたプレッシャーが増したのは確かだ。
【2026年最新情報】韓国とオマーンのW杯予選はどう決着した?
2026年11月時点で振り返ると、2024年と2025年の2試合は、最終予選グループBの重要な局面だった。
その後の両国は、異なる道をたどった。
韓国は11大会連続のW杯出場を決定韓国は2025年6月、イラクに2-0で勝利し、2026年W杯への出場権を獲得した。
これにより、1986年大会以降、11大会連続のW杯出場を決めた。
最終的なグループBの成績は次のとおり。
| 順位 | 国 | 勝ち点 |
|---|---|---|
| 1位 | 韓国 | 22 |
| 2位 | ヨルダン | 16 |
| 3位 | イラク | 15 |
| 4位 | オマーン | 11 |
| 5位 | パレスチナ | 10 |
| 6位 | クウェート | 5 |
韓国は無敗でグループを首位通過。オマーンは4位となり、アジア最終予選の第4ラウンドに進んだ。
オマーンは第4ラウンドで敗退オマーンは2025年10月の第4ラウンドで、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)と同じグループAに入った。
結果は以下のとおり。
- 2025年10月8日:オマーン 0-0 カタール
- 2025年10月11日:UAE 2-1 オマーン
オマーンは勝ち点1にとどまり、グループ突破を逃した。
韓国の2026年W杯本大会の結果韓国は2026年6月の本大会でグループAに入り、チェコに2-1で勝利したものの、メキシコに0-1、南アフリカに0-1で敗れた。
最終的には1勝2敗の勝ち点3でグループ3位となり、ラウンド32進出を逃している。
この結果も踏まえると、2024年のオマーン戦で見せた攻撃力や、2025年の再戦で露呈した追加点不足は、韓国代表の試合運びを考えるうえで興味深い比較材料となる。
【オマーン対韓国】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:オマーン対韓国の2025年3月20日の試合結果は?
A1:韓国とオマーンは1-1で引き分けた。韓国は41分にファン・ヒチャンが先制したが、80分にアリ・アル=ブサイディが同点ゴールを決めた。
Q2:2024年9月10日のオマーン対韓国は何対何だった?
A2:韓国が3-1で勝利した。ファン・ヒチャン、ソン・フンミン、チュ・ミンギュが得点し、オマーンの1点は韓国のチョン・スンヒョンによるオウンゴールだった。
Q3:オマーンと韓国の通算対戦成績は?
A3:確認できる代表チームの歴代8試合では、韓国が6勝1分け1敗とリードしている。
Q4:2025年の韓国対オマーン戦でアシストを記録した選手は?
A4:韓国の先制点はイ・ガンインのアシストによるもの。オマーンの同点ゴールはムフセン・アル=ガッサニがアシストした。
Q5:ソン・フンミンは2025年のオマーン戦でも得点した?
A5:2025年3月20日の試合では得点していない。2024年9月10日の試合では1得点2アシストを記録している。
Q6:2026年W杯に韓国とオマーンは出場した?
A6:韓国はアジア最終予選を首位で通過して本大会に出場した。オマーンは第4ラウンドで敗退し、本大会出場を逃した。
オマーン代表と韓国代表の2024年、2025年の対戦は、同じ相手でも試合展開が大きく変わることを示した。
2024年9月10日は韓国が3-1で勝利。ファン・ヒチャン、ソン・フンミン、チュ・ミンギュの得点によって、敵地で勝ち点3を獲得した。
一方、2025年3月20日は1-1のドロー。ファン・ヒチャンが先制したものの、アリ・アル=ブサイディが80分に同点ゴールを決め、オマーンが貴重な勝ち点を手にした。
通算8試合では韓国が6勝1分け1敗と大きくリードしている。しかし、2025年の引き分けは、過去の対戦成績だけでは試合の結果を予測できないことを示した。
今回の対戦で押さえておきたい要点は、韓国の攻撃力だけでなく、オマーンの終盤の粘り強さにもある。 両国の対戦を振り返る際は、スコアだけでなく、得点時間、アシスト、選手交代、負傷による影響まで確認することで、試合の本質がより明確になる。