2026年11月2日現在、韓国野球代表は国際舞台で大きな成果と世代交代の両方を経験している。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では17年ぶりの準々決勝進出を果たし、9月の2026年アイチ・ナゴヤアジア大会では日本を決勝で3-1と破り、野球競技で史上初の5大会連続金メダルを達成した。
加えて、11月12日から日本の東京ドームで開催されるアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)に向け、韓国野球委員会(KBO)は33人の代表候補を発表。大会直前の負傷離脱や韓国シリーズ進出チームに伴う選手変更も発生している。WBCを率いた柳志炫(リュ・ジヒョン)監督からAPBCの崔元豪(チェ・ウォンホ)監督への交代も、今回の代表チームを理解する要点だ。
【2026年最新動向】韓国野球代表はWBC8強とアジア大会5連覇を達成

2026年の韓国野球代表を語るうえで、まず押さえたいのが春のWBCと秋のアジア大会という2つの国際大会だ。
両大会では選手選考の目的もチーム編成も異なっていた。WBCはMLB所属選手を含めた国際大会向けのトップチーム、アジア大会は金メダル獲得を目指す代表チーム、そして11月のAPBCは次世代の代表選手を育成する若手中心のチームという位置付けになっている。
WBC2026では17年ぶりに準々決勝へ進出2026年2月6日、KBOは3月開催のWBCに向けた韓国代表30人を発表した。チームを率いたのは柳志炫監督。李政厚(イ・ジョンフ)、金度永(キム・ドヨン)、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、郭彬(クァク・ビン)らが名を連ねた。
韓国は東京ドームで行われた1次ラウンドC組に参加。日本、台湾、オーストラリア、チェコと対戦した。
韓国の1次ラウンドの結果は次のとおり。
- 3月5日:韓国11-4チェコ(勝利)
- 3月7日:韓国6-8日本(敗戦)
- 3月8日:韓国4-5台湾(敗戦)
- 3月9日:韓国7-2オーストラリア(勝利)
最終成績は2勝2敗。日本が4戦全勝で首位通過した一方、韓国、台湾、オーストラリアは同じ2勝2敗で並んだ。
韓国は失点に関するタイブレーク指標で台湾とオーストラリアを上回り、C組2位として準々決勝進出を決めた。これは2009年大会以来、実に17年ぶりの快挙だった。
しかし、3月13日の準々決勝ではドミニカ共和国に0-10で敗退。強豪との実力差も浮き彫りになったが、長く続いていた1次ラウンド敗退から脱却した点は大きい。
2026年の韓国代表が残した国際大会実績2026年10月時点のWBSC男子野球世界ランキングでは、韓国は4位、4,253ポイントを記録している。日本、台湾、米国に続く位置であり、国際的な競争力を保っている。
WBCの歴代成績を見ると、2006年大会で3位、2009年大会で準優勝という輝かしい実績がある。その後は2013年、2017年、2023年と1次ラウンド敗退が続いたが、2026年に準々決勝へ戻った。
つまり2026年は、韓国野球がかつての国際大会での存在感を取り戻すための足掛かりとなったシーズンでもある。
【完全版】韓国代表WBC2026の登録メンバー30人一覧
2026年WBCの韓国代表は、投手15人、捕手2人、内野手7人、外野手6人の合計30人で構成された。
今回の大きな特徴は、KBOの主力選手だけでなく、MLBでプレーする選手や韓国系の選手も積極的に招集したことだ。MLB所属選手を含めた国際大会仕様の編成となっている。
投手15人- デイン・ダニング(シアトル・マリナーズ)
- 郭彬(クァク・ビン/斗山ベアーズ)
- 趙炳鉉(チョ・ビョンヒョン/SSGランダース)
- 盧景銀(ノ・ギョンウン/SSGランダース)
- 朴英賢(パク・ヨンヒョン/KTウィズ)
- 高永表(コ・ヨンピョ/KTウィズ)
- 蘇炯準(ソ・ヒョンジュン/KTウィズ)
- 元兌仁(ウォン・テイン/三星ライオンズ)
- 柳賢振(リュ・ヒョンジン/ハンファ・イーグルス)
- 鄭宇宙(チョン・ウジュ/ハンファ・イーグルス)
- 宋承基(ソン・スンギ/LGツインズ)
- 孫周永(ソン・ジュヨン/LGツインズ)
- 高佑錫(コ・ウソク/デトロイト・タイガース傘下)
- ライリー・オブライエン(セントルイス・カージナルス)
- 金榮奎(キム・ヨンギュ/NCダイノス)
- 崔在勲(チェ・ジェフン/ハンファ・イーグルス)
- 朴東原(パク・ドンウォン/LGツインズ)
- 申敏宰(シン・ミンジェ/LGツインズ)
- 金慧成(キム・ヘソン/ロサンゼルス・ドジャース)
- 文保景(ムン・ボギョン/LGツインズ)
- 盧施煥(ノ・シファン/ハンファ・イーグルス)
- 金周元(キム・ジュウォン/NCダイノス)
- 金度永(キム・ドヨン/KIAタイガース)
- シェイ・ウィットコム(ヒューストン・アストロズ)
- 朴海旻(パク・ヘミン/LGツインズ)
- 具滋昱(ク・ジャウク/三星ライオンズ)
- 李政厚(イ・ジョンフ/サンフランシスコ・ジャイアンツ)
- 安賢民(アン・ヒョンミン/KTウィズ)
- 文賢彬(ムン・ヒョンビン/ハンファ・イーグルス)
- ジャーメイ・ジョーンズ(デトロイト・タイガース)
今回のWBC代表で注目されたのが、韓国系選手4人の招集だった。
投手ではデイン・ダニングとライリー・オブライエン、野手ではシェイ・ウィットコムとジャーメイ・ジョーンズが選ばれた。
韓国野球界にとって、海外で経験を積んだ選手を代表に加えることは、投手力や打線の選択肢を広げる意味がある。特にWBCのように短期決戦で各国のトップ選手が集まる大会では、所属リーグの違う選手を組み合わせることが戦力面でのメリットになる。
一方、MLB選手が加入したからといって自動的に優勝候補になるわけではない。実際、韓国は日本に6-8で敗れ、準々決勝でもドミニカ共和国に大差で敗退した。個々の選手の能力に加えて、投手運用や守備連携、短期決戦での得点力が今後の課題となる。
【歴史的快挙】韓国代表が日本を3-1で撃破!アジア大会金メダル5連覇
2026年9月27日、愛知・名古屋アジア大会の野球決勝で韓国は開催国の日本と対戦した。
試合会場は愛知県豊橋市の豊橋市民球場。韓国は日本を3-1で下し、野球競技で5大会連続となる金メダルを獲得した。
郭彬が先発で好投、金度永が勝ち越し打2026年9月27日・アジア大会野球決勝
韓国 3-1 日本
韓国が5大会連続、通算7度目のアジア大会野球金メダルを獲得。
決勝の勝利を支えたのは、先発投手の郭彬だった。
郭彬は6回1/3を投げて1失点。日本打線を抑え、韓国に勝機をもたらした。試合は1-1の接戦となったが、韓国は終盤に勝ち越しの好機をつかむ。
勝負を決める重要な場面で活躍したのが、KIAタイガースの若きスター、金度永だった。勝ち越しの適時打を放ち、さらに文保景(ムン・ボギョン)も適時打で続いた。
リリーフ陣も最後までリードを守り、韓国は3-1で逃げ切った。
2010年広州大会から続く5大会連続金メダル韓国のアジア大会野球における連続優勝は、2010年の広州大会から始まった。
- 2010年:広州アジア大会・金メダル
- 2014年:仁川アジア大会・金メダル
- 2018年:ジャカルタ・パレンバン大会・金メダル
- 2022年:杭州アジア大会・金メダル(2023年開催)
- 2026年:愛知・名古屋アジア大会・金メダル
これで韓国は5大会連続優勝、通算7度目の金メダルとなった。
日本に一度敗れてから決勝で雪辱今回の優勝で見逃せないのが、決勝前の日本戦だ。
韓国は9月25日のスーパーラウンドで日本に0-5と敗れていた。決勝で再び日本と対戦し、今度は3-1で勝利したのである。
この結果からも、アジア大会での韓国代表の強さは単純な一発勝負の結果ではないことが分かる。敗戦後に投手陣と打線を立て直し、最も重要な決勝で結果を出した点に価値がある。
韓国と日本の代表編成にも違いがあったもう一つ重要なのが、両国の選手構成だ。韓国はKBO所属のプロ選手を中心に編成した一方、日本は社会人野球の企業チーム所属選手で構成された。
つまり、アジア大会の韓国対日本は、単純にプロ野球のトップ選手同士が対戦した試合ではない。韓国はプロリーグの経験と個人能力を生かし、日本は社会人野球で培った組織力と試合運びで対抗した。
この競技環境の違いを理解しておくと、アジア大会の勝敗をWBCやAPBCの結果と比較する際にも、より正確に評価できる。
【人物相関・役割比較】柳志炫監督、郭彬、金度永、李政厚らの位置付け
韓国野球代表は、同じ選手が複数の国際大会で活躍する一方、大会の出場資格や選考方針によってメンバーが大きく変わる。主要人物の関係を整理すると、2026年の代表チームの構造が見えてくる。
| 人物・選手 | 所属・役割 | 2026年の主な実績・位置付け |
|---|---|---|
| 柳志炫(リュ・ジヒョン) | 元韓国代表監督 | WBCで17年ぶりの8強、アジア大会で金メダル5連覇を指揮。10月13日にハンファ監督へ就任。 |
| 崔元豪(チェ・ウォンホ) | APBC韓国代表監督 | 10月19日にAPBC代表監督に就任。11月大会の指揮を担当。 |
| 郭彬(クァク・ビン) | 斗山ベアーズ・投手 | WBC代表。アジア大会決勝で先発し、6回1/3を1失点。WBC招集投手のためAPBC選考対象外。 |
| 金度永(キム・ドヨン) | KIAタイガース・内野手 | WBC代表。アジア大会決勝で勝ち越し適時打。APBC33人の当初メンバーにも選出。 |
| 李政厚(イ・ジョンフ) | サンフランシスコ・ジャイアンツ・外野手 | WBC代表の中心選手。MLBでの経験を持つ韓国野球の看板選手。 |
| 柳賢振(リュ・ヒョンジン) | ハンファ・イーグルス・投手 | WBC代表に選出されたベテラン左腕。代表投手陣を支える経験豊富な存在。 |
柳志炫監督は2026年のWBCとアジア大会で韓国代表を指揮した人物だ。国際大会での結果を残した一方、10月13日にハンファ・イーグルスの新監督に就任した。
そのため、11月のAPBCに向けた代表監督のポストが空くことになった。
後任には、10月19日に崔元豪監督が就任。今回のAPBCでは崔元豪監督が若手選手を率いる。
ここで注意したいのは、2026年の韓国代表監督を一人の名前だけで整理できないことだ。WBCとアジア大会は柳志炫監督、APBCは崔元豪監督というように、大会ごとに指揮官が異なる。
郭彬や柳賢振がAPBCに選ばれない理由WBCやアジア大会で活躍した選手が、そのままAPBCにも出場するわけではない。
APBCは24歳以下、またはプロ球団入団3年目以内の選手を基本とし、29歳以下のワイルドカードを最大3人まで認める大会だ。
さらに2026年は複数の国際大会が続いたため、KBOは選手のコンディション維持と故障予防を考慮。WBCに招集された投手はAPBCの選考から外した。
そのため郭彬や柳賢振のようなWBC代表投手がAPBCの候補に含まれないのは、実力不足や代表からの評価低下を意味するものではない。大会の目的と選手保護を考慮した編成上の判断である。
【APBC2026最新】韓国代表候補33人の全メンバーと11月の日程
2026年10月13日、KBOは11月開催のアジアプロ野球チャンピオンシップに向けた韓国代表候補33人を発表した。
今回の編成は、2027年のプレミア12や2028年のロサンゼルス五輪を見据えた若手育成が大きな目的となっている。
33人の内訳は投手19人、捕手2人、内野手7人、外野手5人。実際に大会へ出場するのは最終的に28人だ。
APBC2026韓国代表候補・投手19人- LGツインズ:金泳宇(キム・ヨンウ)、朴始元(パク・シウォン)、禹康訓(ウ・ガンフン)
- ハンファ・イーグルス:趙東旭(チョ・ドンウク)
- SSGランダース:金珉俊(キム・ミンジュン)、李路雲(イ・ロウン)、金建祐(キム・ゴヌ)
- 三星ライオンズ:張燦熙(チャン・チャンヒ)、裵燦承(ペ・チャンスン)
- NCダイノス:申泳宇(シン・ヨンウ)、李俊赫(イ・ジュニョク)
- ロッテ・ジャイアンツ:崔俊鏞(チェ・ジュンヨン)、朴正民(パク・ジョンミン)、金振旭(キム・ジヌク)
- KIAタイガース:成榮卓(ソン・ヨンタク)、金泰亨(キム・テヒョン)、郭道奎(クァク・ドギュ)
- 斗山ベアーズ:崔敏錫(チェ・ミンソク)
- キウム・ヒーローズ:全俊杓(チョン・ジュンピョ)
- 許仁瑞(ホ・インソ/ハンファ・イーグルス)
- 趙炯宇(チョ・ヒョンウ/SSGランダース)
- 金度永(キム・ドヨン/KIAタイガース)
- 韓東熙(ハン・ドンヒ/ロッテ・ジャイアンツ)
- 文廷彬(ムン・ジョンビン/LGツインズ)
- 李在賢(イ・ジェヒョン/三星ライオンズ)
- 金輝集(キム・フィジプ/NCダイノス)
- 金周元(キム・ジュウォン/NCダイノス)
- 安宰碩(アン・ジェソク/斗山ベアーズ)
- 安賢民(アン・ヒョンミン/KTウィズ)
- 金智燦(キム・ジチャン/三星ライオンズ)
- 文賢彬(ムン・ヒョンビン/ハンファ・イーグルス)
- 朴載賢(パク・ジェヒョン/KIAタイガース)
- 金珉奭(キム・ミンソク/斗山ベアーズ)
なお、ワイルドカードは投手の崔俊鏞、内野手の韓東熙、外野手の金智燦の3人。29歳以下という条件の範囲内で、若手主体のチームに経験を加える構成となった。
11月2日時点の最新変更:投手2人が右肘負傷で離脱10月13日に発表された33人の候補リストは、そのまま最終登録メンバーになるわけではない。
11月2日、KBOは斗山ベアーズの崔敏錫とNCダイノスの申泳宇について、右肘の負傷によりAPBCに出場しないことを発表した。
崔敏錫は2026年シーズンに先発投手として活躍し、アジア大会の金メダル獲得にも貢献した若手右腕。申泳宇もNCのブルペンを支える投手として期待されていた。
加えて、韓国シリーズ進出が決まった三星ライオンズの投手、張燦熙と裵燦承も最終メンバーから外れる予定となった。
これらの変更により、当初33人の候補から最終28人へ絞り込む作業が進んでいる。投手は当初19人から14人になる見通しで、残る選手の調整も必要となる。
一方、KIAタイガースのプレーオフに出場していた5人、金度永、朴載賢、成榮卓、郭道奎、金泰亨は11月6日の上武との練習試合から代表チームに合流する予定だ。これらの選手は新たな追加招集ではなく、当初の33人に含まれていたメンバーである。
APBC2026韓国代表の試合日程大会は2026年11月12日から15日まで、日本の東京ドームで開催される。韓国、日本、台湾、オーストラリアの4か国が参加し、予選の総当たり戦を経て順位を決める。
- 11月12日(木)12:00:韓国対オーストラリア
- 11月13日(金)19:00:韓国対日本
- 11月14日(土)19:00:韓国対台湾
- 11月15日(日)11:00:3位決定戦
- 11月15日(日)18:00:決勝戦
上記の時刻は日本時間。韓国時間と日本時間は同じため、韓国のファンにとっても時差を気にせず観戦できる日程だ。
予選の上位2チームが決勝へ進み、3位と4位のチームは3位決定戦を戦う。韓国にとって最大の注目カードは、11月13日の日本戦となる。
なお、2026 APBCは2017年の第1回、2023年の第2回に続く第3回大会。若手選手に国際試合の経験を積ませ、将来の代表の中心選手を育てる役割を担っている。
【日本戦の対戦成績】韓国代表は2026年に日本と1勝2敗
韓国代表を追う日本の野球ファンにとって、特に気になるのが日韓戦の成績だ。
2026年の公式国際大会で韓国と日本は、WBCとアジア大会ですでに3度対戦している。韓国の成績は1勝2敗。試合ごとに結果が異なり、両国の力関係を一つのスコアだけで判断することはできない。
2026年の日韓戦・試合結果- 3月7日・WBC:韓国6-8日本。東京ドームで行われたC組の試合で日本が勝利。
- 9月25日・アジア大会:韓国0-5日本。スーパーラウンドで日本が勝利。
- 9月27日・アジア大会決勝:韓国3-1日本。韓国が勝利し、5大会連続の金メダルを獲得。
- 11月13日・APBC:韓国対日本。東京ドームでの予選対戦を予定。
この結果を見ると、韓国はアジア大会で日本に2度敗れたわけではなく、スーパーラウンドで敗れた後、決勝で勝ち返している。
また、WBCでは日本のMLB経験者を含むトップクラスの代表選手と対戦している。アジア大会とは選手の参加資格やチーム構成が異なるため、同じ日韓戦でも競技環境は異なる。
韓国代表の国際大会における歴代成績韓国はWBCで2006年に3位、2009年に準優勝という実績を持つ。アジア大会では2026年に5連覇を達成し、アジア地域での強さを示した。
一方、APBCでは若手主体のチームで臨むため、WBCやアジア大会と同じ戦力評価はできない。大会の目的を分けて考える必要がある。
KBOの競争力が韓国代表を支える韓国代表の強さを理解するうえで欠かせないのが、国内プロリーグのKBOだ。
KBOにはLG、斗山、三星、SSG、NC、KIA、KT、ハンファ、ロッテ、キウムなどの球団が所属しており、代表選手の多くは日常的に国内リーグで競争を続けている。
金度永や郭彬、安賢民、文賢彬らのように国内リーグで実績を積んだ選手が代表に選ばれ、国際舞台で経験を積む流れができている。
また、李政厚や金慧成のようにMLBでプレーする選手が代表に加わることで、国内リーグだけでは得られない経験や技術もチームに還元される。
ただし、2026年のAPBCで見られるように、国際大会を連続して開催する場合は選手の疲労や故障リスクも無視できない。代表チームの長期的な強化には、主力選手を休ませながら次世代を育てる運用が欠かせない。
韓国野球代表に関するよくある質問(FAQ)
Q1:韓国野球代表の2026年WBCメンバーは何人ですか?
A1:2026年2月6日に発表された30人です。投手15人、捕手2人、内野手7人、外野手6人で構成され、李政厚、金度永、柳賢振、郭彬らが選ばれました。韓国系選手4人も含まれています。
Q2:韓国代表は2026年のアジア大会で本当に金メダル5連覇を達成しましたか?
A2:はい。2026年9月27日の決勝で日本に3-1で勝利しました。2010年広州大会から続く5大会連続の金メダルで、通算7度目の優勝です。
Q3:韓国代表のAPBC2026メンバー33人は全員出場しますか?
A3:いいえ。当初33人が発表されましたが、実際の大会出場人数は28人です。11月2日時点では崔敏錫と申泳宇が右肘の負傷で離脱し、三星ライオンズの投手2人も韓国シリーズ進出に伴って外れる予定となっています。
Q4:2026年11月の韓国対日本戦はいつですか?
A4:11月13日(金)19時から、東京ドームでAPBC2026の予選として行われる予定です。日本時間と韓国時間は同じです。
Q5:2026年の韓国野球代表監督は柳志炫監督ですか?
A5:大会によって異なります。WBCとアジア大会では柳志炫監督が指揮しましたが、同監督は10月13日にハンファ・イーグルスの監督に就任しました。11月のAPBCでは10月19日に就任した崔元豪監督が韓国代表を率います。
Q6:郭彬や柳賢振がAPBC2026に選ばれていないのはなぜですか?
A6:APBCは若手選手の育成を主目的とする大会であり、2026年はWBCに招集された投手を選考から外す方針が採られました。これはコンディション維持と故障予防を目的とした措置で、選手の実力や代表での評価とは別の問題です。
2026年の韓国野球代表は、WBCで17年ぶりの準々決勝進出、アジア大会で日本を破って5大会連続金メダルという成果を残した。国際大会での実績を取り戻しつつ、次世代の選手を育成する段階にも入っている。
特に注目したいのは、金度永を中心とする若手野手の成長と、郭彬、柳賢振らを含む投手陣の層の厚さだ。さらに李政厚や金慧成などMLBで経験を積む選手が代表に加わることで、韓国野球の国際的な競争力は今後も注目される。
一方で、WBCの準々決勝敗退や、日本に対する大会ごとの成績の違いは、韓国代表が解決すべき課題も示している。スター選手を集めるだけでは短期決戦を勝ち抜けず、投手の継投、守備の安定、得点機会を生かす攻撃力が必要になる。
【プロの結論】韓国代表を正確に評価するなら、選手名簿を一つの固定されたチームとして見るのではなく、WBC・アジア大会・APBCの3大会を分けて考えることが重要だ。
WBCは国際大会で勝ち抜くためのトップチーム、アジア大会は金メダルを狙う代表チーム、APBCは次の国際大会を担う若手を発掘するチーム。それぞれの編成目的を理解すれば、同じ選手が大会によって招集されたり、外れたりする理由も見えてくる。
2026年11月12日に開幕するAPBCでは、金度永ら次世代の主力候補がどこまで存在感を示せるかが最大の見どころとなる。さらに2027年プレミア12、2028年ロサンゼルス五輪へ向け、今回の若手中心の編成が韓国野球の新たな黄金期につながるかにも注目したい。