日体大レスリング部は、2026年11月現在、男子部の活動を再開し、学生大会や国際大会で競技実績を積み重ねています。2025年には東日本学生レスリングリーグ戦で準優勝、全日本大学グレコローマン選手権で優勝するなど、大学レスリング界を代表する強豪として存在感を示しました。一方、2025年末から2026年3月にかけて、部員による不祥事と禁止薬物をめぐる問題が発生し、男子部は一時的に活動停止を余儀なくされました。
その後、2026年3月13日に活動を再開。6月の東日本学生レスリングリーグ戦では3位、10月の全日本大学グレコローマン選手権では団体4位という結果を残しています。また、2026年アジア競技大会では藤波朱理、曽我部京太郎、日下尚ら日体大関係選手がメダルを獲得しました。監督の松本慎吾氏が率いるチームの現在の体制、部員数、練習環境、五輪選手との関係まで、最新の公表情報をもとに整理します。
【2026年最新】日体大レスリング部の現在は?活動再開後の状況

2026年11月現在の日体大レスリング部は、男子部の活動再開後、学生大会と国際大会の双方で競技活動を続けています。
活動再開を正式に発表したのは日本体育大学です。2026年3月16日付のお知らせでは、男子部が部員による禁止薬物使用疑いの事案を受けて活動を停止していたこと、関係機関への確認、部員への検査、聞き取り調査を実施したことが説明されています。
その結果、ほかの部員について問題が確認されなかったとして、2026年3月13日から活動を再開したと公表しました。
再開後の動きを見ると、単に練習を再開しただけではありません。4月にはJOCジュニアオリンピックカップU20全日本選手権に選手を送り出し、6月には東日本学生レスリングリーグ戦に出場しています。
加えて、10月には全日本大学グレコローマン選手権に参加。団体4位という結果でしたが、大学対抗戦に復帰していることが確認できます。
2026年の主な競技活動2026年4月25日に開催されたJOCジュニアオリンピックカップU20全日本選手権では、日体大の若手選手が好成績を残しました。
- フリースタイル57kg級:小川大和が優勝
- フリースタイル70kg級:松原拓郎が優勝
- グレコローマン55kg級:坂本広が優勝
- グレコローマン77kg級:堤大智が優勝
- グレコローマン87kg級:吉田泰造が優勝
この5人はU20世界選手権への出場を決めました。また、準優勝した甫木元起、下田瑛太、松嶋攻の3人はアジア選手権への出場が決定しています。
活動再開から間もない時期に、若手選手が全国大会で複数の優勝を達成したことは、チームの競技基盤が維持されていることを示す材料です。
ただし、活動再開と信頼回復は同じ意味ではありません。競技成績だけでなく、部内の規律や管理体制が継続的に改善されているかも、今後の評価を左右します。
【活動停止の経緯】男子レスリング部に何があった?2025年末から2026年3月まで
日体大レスリング部をめぐる問題は、2025年12月下旬に発生した部員の逮捕報道から始まりました。その後、別の部員による禁止薬物使用疑いが明らかになり、男子部の活動停止と再開が繰り返される展開となりました。
最初の事案は2025年12月下旬に発生2026年1月5日、共同通信などの報道により、日本体育大学レスリング部の男子部員が神奈川県警に公然わいせつ容疑で逮捕されていたことが明らかになりました。
報道によると、事件は横浜市青葉区のコンビニエンスストアで発生。部員が下半身を露出した疑いで逮捕され、大麻由来の成分を含む菓子を事前に摂取していた可能性も報じられました。
しかし、当該部員の薬物鑑定結果は陰性でした。ここで重要なのは、逮捕された部員の事案と、その後に発覚した別の部員の薬物使用疑いを混同しないことです。
2026年2月に一度活動を再開、その後再び自粛2月6日には、最初の事案について薬物に関する違法性が認められなかったとの鑑定結果を受け、部の活動を再開したと専門メディアが報じました。
同日、日本体育大学は「薬物乱用撲滅宣言」を公表しています。違法性の有無を問わず、健康・学修・競技・社会的信頼を損なう薬物乱用を認めないという大学としての姿勢を示したものです。
一方、日本レスリング協会は2月25日の臨時理事会で本件の中間報告を実施。大学側からの聞き取りを踏まえ、組織的な薬物使用の有無や部員への影響などについて、追加の確認と報告を求めました。この時点では、男子部が再び活動を自粛しているとの報告もありました。
3月6日に別の男子部員が書類送検事態が再び動いたのは3月6日です。
神奈川県警は、最初に逮捕された部員とは別の男子部員を、麻薬取締法違反容疑で書類送検しました。共同通信などの報道では、同じ寮に住んでいた別の部員から違法薬物の陽性反応が確認されたとされています。
この事案を受け、大学は男子レスリング部の活動停止を継続。3月14日には松本慎吾監督が日本体育大学レスリング部OBOG会のウェブサイトに謝罪文を掲載し、部員とスタッフが信頼回復に取り組む姿勢を示しました。
3月13日に活動再開、16日に大学が正式発表大学は、ほかの部員に対する違法薬物検査と聞き取り調査を実施しました。
共同通信の報道によれば、検査を受けた男子部員は全員陰性だったとされています。大学は他の部員に問題が確認されなかったことを踏まえ、3月13日付で活動再開を決定しました。
3月16日には日本体育大学公式サイトで正式に発表されています。
この一連の経緯から分かるのは、2026年の活動再開が単純な処分期間の終了ではなく、複数の事案への対応と部員全体の調査を経た判断だったということです。
【関係者・時系列一覧】活動停止から再開までの重要な出来事
今回の問題では、逮捕された部員、別の部員の書類送検、大学、日本レスリング協会、松本監督など複数の主体が関係しています。それぞれの出来事を整理すると、活動停止が長期化した背景が見えてきます。
| 時期 | 関係主体 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月下旬 | 男子部員1人 | 公然わいせつ容疑で逮捕 | 薬物鑑定結果は陰性と報道 |
| 2026年1月5日 | 日本体育大学 | 逮捕事案を確認 | 大学が調査と警察への協力を表明 |
| 2026年2月6日 | 男子レスリング部 | 一度活動再開 | 最初の事案について薬物の違法性が認められなかったと報道 |
| 2026年2月25日 | 日本レスリング協会 | 中間報告と追加確認の要請 | 組織的な薬物使用の有無などについて報告を求める |
| 2026年3月6日 | 別の男子部員 | 禁止薬物使用疑いで書類送検 | 最初に逮捕された部員とは別人 |
| 2026年3月13日 | 日本体育大学 | 男子部の活動再開 | 他の部員への検査・聞き取りで問題が確認されず |
| 2026年3月16日 | 日本体育大学 | 公式発表 | 3月13日からの活動再開を正式に告知 |
| 2026年6月16~18日 | 男子レスリング部 | 東日本学生リーグ戦 | 団体3位 |
| 2026年10月23~24日 | 男子レスリング部 | 全日本大学グレコローマン選手権 | 団体4位 |
特に押さえておきたいのは、最初の逮捕事案と3月に書類送検された事案が別の部員によるものだという点です。また、大学による活動再開の発表は、他の部員に問題が確認されなかったことを理由としています。
なお、活動再開は部全体の問題がすべて解消したことや、関係者に対する個別の処分がすべて終了したことを意味するものではありません。大学の公式発表と日本レスリング協会の報告を分けて理解する必要があります。
【部員数・監督・練習場所】日体大レスリング部の現在の体制
活動再開後の競技力を理解するには、日体大レスリング部の組織構成や日常の練習環境にも注目する必要があります。
日本体育大学の公式レスリング部ブログには、部の指導者、主将、部員数、練習場所、練習時間が掲載されています。
松本慎吾監督を中心とした指導体制公開されている部のプロフィールによると、主な役職は次のとおりです。
- 部長・監督:松本慎吾
- 専任コーチ:山崎幹太郎
- 総合主将:西内悠人
- フリースタイルキャプテン:神谷龍之介
- フリースタイル副キャプテン:山下凌弥
- グレコローマンキャプテン:金澤孝羽
- グレコローマン副キャプテン:谷口歩夢
監督の松本慎吾氏は、日体大出身の元トップレスラーです。2004年アテネオリンピックでは男子グレコローマン84kg級に出場し、7位に入賞。指導者としてだけでなく、国際大会を経験した競技者としての経歴も持っています。
選手としての経験を持つ指導者が部を率いることは、技術面だけでなく、国際大会に向けた準備や競技者としての心構えを伝えるうえでも重要な要素です。
日体大レスリング部の部員数公式ブログの公開プロフィールには、部員数として次の数字が掲載されています。
- 男子:54名
- 女子:14名
- 合計:68名
ただし、この数字は公開プロフィール欄に掲載されている人数であり、2026年11月時点の在籍者数を別途確定した最新集計ではありません。
また、2026年3月の活動再開時の報道では、検査対象となった男子部員について「50人弱」と説明されています。集計時点や対象範囲が異なるため、両者を同じ時点の確定人数として扱うことはできません。
練習場所と練習時間公式プロフィールに記載されている練習場所は、日本体育大学レスリング場です。
掲載されている基本的な練習スケジュールは次のとおりです。
- 月曜日~金曜日:7時~8時、16時40分~18時40分
- 土曜日:9時~11時、15時~17時
- 日曜日:通常スケジュールの記載なし
平日は朝と夕方の2部練習、土曜日も午前と午後の練習時間が設定されています。
レスリングは、瞬発力、持久力、体幹の安定性、相手の動きを読む判断力など、多様な能力が求められる競技です。こうした能力を高めるには、マット上での技術練習だけでなく、基礎体力や反復練習を組み合わせることが欠かせません。
なお、掲載スケジュールは公式プロフィール上の情報であり、大会前の調整や長期休暇などによって変更される可能性があります。
【2025年・2026年大会成績】日体大レスリング部は強いのか?
日体大レスリング部の実力を判断するうえでは、オリンピック選手の輩出実績だけでなく、大学対抗戦での結果も重要です。
2025年の成績は非常に充実していました。一方、活動再開後の2026年は、上位入賞を維持しながらも、団体優勝には届いていません。
2025年は主要大学大会で好成績日本体育大学レスリング部の公式ブログには、2025年の主要大会について以下の結果が掲載されています。
- 東日本学生レスリングリーグ戦:準優勝
- 全日本大学グレコローマン選手権:優勝
- 内閣総理大臣杯全日本大学選手権:準優勝
東日本学生レスリングリーグ戦は、2025年5月26日から28日に駒沢体育館で開催されました。日体大は決勝まで勝ち上がりましたが、決勝では5対2で敗れ、準優勝となりました。
一方、全日本大学グレコローマン選手権では団体優勝を達成。フリースタイルだけでなく、グレコローマンでも高い競争力を発揮したことが分かります。
2026年東日本学生レスリングリーグ戦は3位2026年6月16日から18日に開催された東京都知事杯東日本学生レスリングリーグ戦では、日体大が団体3位となりました。
準決勝では山梨学院大学に3対4で敗れましたが、3位決定戦では育英大学に5対2で勝利しています。
活動停止を経たチームが、大学リーグの上位争いに戻ったことは評価できるポイントです。ただし、前年の準優勝から順位を一つ下げており、優勝を目指すにはさらなる競技力の向上が必要です。
2026年全日本大学グレコローマン選手権は団体4位2026年10月23日から24日に開催された全日本大学グレコローマン選手権では、日体大は大学対抗得点33点で4位となりました。
優勝は75.5点を獲得した育英大学。日体大は前年の優勝校でしたが、2026年大会では個人優勝者を出すことができませんでした。
専門メディアの大会報道によると、この大会で日体大から優勝者が出なかったのは、出場停止期間を除けば2003年以来のことでした。
松本慎吾監督は、OBOG会サイトに掲載された大会報告で、次のようにコメントしています。
「日体大のグレコ ここにあり、という姿を再構築してみせます。」
前年の優勝から団体4位への後退は、チームにとって大きな課題です。一方で、監督自身が結果を受け止め、再構築への意欲を表明している点は、今後のチーム運営を見るうえで注目されます。
なお、2026年度の内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会は、11月14日から15日に大阪で開催予定です。11月3日時点では開催前であり、その結果はまだ確定していません。
【2026年アジア大会】藤波朱理や日体大関係選手のメダル実績
日体大レスリング部の実力を語る際に欠かせないのが、卒業生や在学生、大学関係選手の国際大会での活躍です。
2026年9月30日から10月3日に名古屋市で開催された第20回アジア競技大会では、日本体育大学関係選手9人がレスリング競技に出場しました。
日体大関係選手の2026年アジア大会成績日本体育大学レスリング部OBOG会が公表した大会報告によると、成績は次のとおりです。
グレコローマンスタイル
- 60kg級:鈴木絢大・銅メダル
- 67kg級:曽我部京太郎・銀メダル
- 77kg級:日下尚・銀メダル
- 87kg級:吉田泰造・金メダル
- 97kg級:仲里優力・金メダル
- 130kg級:奈良勇太・8位
女子フリースタイル
- 57kg級:藤波朱理・銅メダル
男子フリースタイル
- 57kg級:小川大和・5位
- 65kg級:清岡幸大郎・銅メダル
結果を合計すると、金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル3個の計7個です。
ただし、9人全員が大会時点で日体大レスリング部に在籍する学生だったわけではありません。日本レスリング協会の出場選手一覧では、吉田泰造と小川大和が日本体育大学所属として登録され、ほかの選手には企業などの所属先が記載されています。ここでいう日体大関係選手には、卒業生や大学と関係のある選手も含まれます。
藤波朱理は日体大出身の五輪金メダリスト日体大関係選手の中でも、特に知名度が高いのが藤波朱理です。
藤波朱理は2003年11月11日生まれ。日本体育大学で学び、2024年パリオリンピックでは女子フリースタイル53kg級で金メダルを獲得しました。
日本体育大学のパリ五輪出場選手紹介でも、藤波はレスリング代表選手として掲載されています。
2026年のアジア大会では57kg級に出場し、銅メダルを獲得しました。パリ五輪の金メダリストが、その後も国際舞台で競技を続けていることを示す結果です。
なお、2026年9月時点のJOC公式プロフィールでは、藤波の最終学歴は日本体育大学、所属先は株式会社レスターとされています。現在の大学在籍選手と卒業後の関係選手を区別して理解することが大切です。
パリ五輪でも日体大関係選手が活躍2024年パリオリンピックでは、日体大関係のレスリング選手が複数のメダルを獲得しました。
- 文田健一郎:男子グレコローマン60kg級・金メダル
- 日下尚:男子グレコローマン77kg級・金メダル
- 樋口黎:男子フリースタイル57kg級・金メダル
- 清岡幸大郎:男子フリースタイル65kg級・金メダル
- 藤波朱理:女子フリースタイル53kg級・金メダル
- 曽我部京太郎:男子グレコローマン67kg級に出場
加えて、2020年東京オリンピックでは、卒業生の文田健一郎がグレコローマン60kg級で銀メダル、屋比久翔平が77kg級で銅メダルを獲得しています。
こうした実績から、日体大は大学レスリングの競技力を日本代表やオリンピックの舞台につなげてきた存在といえます。
【強さの秘密と今後の課題】日体大レスリング部が注目される理由
日体大レスリング部の強さは、特定のスター選手だけに依存していない点にあります。
男子フリースタイル、男子グレコローマン、女子レスリングという複数の競技部門を持ち、学生大会から国際大会まで幅広いカテゴリーで選手を育成しています。
フリースタイルとグレコローマンの両方に強いレスリングには複数の競技スタイルがあり、フリースタイルとグレコローマンでは攻撃に使用できる身体の範囲など、ルールに違いがあります。
日体大は2025年の全日本大学グレコローマン選手権で優勝した一方、東日本学生リーグ戦や内閣総理大臣杯全日本大学選手権でも準優勝しています。
一つの競技スタイルだけでなく、複数の大会で結果を残していることが、大学全体の競技力を支える要素です。
ジュニア世代から世界を目指せる育成環境2026年のJOCジュニアオリンピックカップでは、5人の選手がU20世界選手権への出場権を獲得しました。
特にグレコローマン87kg級で優勝した吉田泰造は、U17カテゴリーから通算5回目の優勝を達成し、優秀選手賞も受賞しています。
若手選手が大学入学後も国際大会への挑戦を続けられることは、将来の日本代表を育成するうえで大きな意味を持ちます。
オリンピック選手の実績だけでなく、U20世代の選手が結果を残していることも、日体大の競技力を評価する材料です。
強豪であり続けるために必要なガバナンスの再構築一方、2026年の活動停止問題は、競技成績だけでは大学スポーツの評価が完結しないことを示しました。
大人数の部員を抱える強豪チームでは、技術指導だけでなく、寮生活の管理、部員への生活指導、薬物に関する教育、問題発生時の報告体制なども欠かせません。
日本体育大学は2026年2月に薬物乱用撲滅宣言を公表し、教育・啓発活動の継続や専門部会の設置を打ち出しました。
また、松本監督も3月の謝罪文で、再発防止に向けた指導体制の見直しと部内規律の徹底に取り組む姿勢を示しています。
今後の日体大レスリング部を評価する際には、次の3点が重要です。
- 競技面:東日本学生リーグ戦や全日本大学選手権で優勝争いに復帰できるか。
- 育成面:U20世代から日本代表や国際大会で活躍する選手を継続的に輩出できるか。
- 組織面:部員の生活管理、規律、薬物教育、再発防止策が継続して機能するか。
この3つがそろって初めて、競技面と組織面の両方で信頼される強豪チームとして評価されます。
【日体大レスリング部の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日体大レスリング部は2026年現在も活動していますか?
A1:はい。男子レスリング部は2026年3月13日に活動を再開し、日本体育大学が3月16日に公式発表しました。その後、6月の東日本学生リーグ戦や10月の全日本大学グレコローマン選手権にも出場しています。
Q2:日体大レスリング部の部員数は何人ですか?
A2:公式ブログの公開プロフィールには、男子54名、女子14名、合計68名と掲載されています。ただし、これは掲載プロフィール上の人数であり、2026年11月時点の最新在籍者数を保証する数字ではありません。
Q3:日体大レスリング部の監督は誰ですか?
A3:松本慎吾氏です。2004年アテネオリンピックに男子グレコローマン84kg級で出場した元選手で、現在は部の指導を担っています。
Q4:日体大レスリング部の練習場所と時間は?
A4:公式ブログでは日本体育大学レスリング場が練習場所として掲載されています。平日は7時~8時と16時40分~18時40分、土曜日は9時~11時と15時~17時です。大会や時期によって変更される可能性があります。
Q5:藤波朱理は現在も日体大の学生ですか?
A5:JOCの2026年9月時点のプロフィールでは、日本体育大学は最終学歴として掲載され、所属先は株式会社レスターです。日体大で学んだ関係選手として、大学の競技実績と結び付けて紹介されています。
Q6:日体大レスリング部は2025年の大会で優勝していますか?
A6:はい。2025年の全日本大学グレコローマン選手権で団体優勝しています。また、東日本学生レスリングリーグ戦と内閣総理大臣杯全日本大学選手権では準優勝でした。
Q7:2026年のアジア大会では日体大関係選手がメダルを獲得しましたか?
A7:はい。日本体育大学関係選手9人が出場し、金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル3個を獲得しました。藤波朱理は女子57kg級で銅メダル、吉田泰造と仲里優力はグレコローマンで金メダルを獲得しています。
日体大レスリング部は、2026年の活動停止問題を経て3月13日に男子部の活動を再開しました。その後、JOCジュニアオリンピックカップで若手選手が優勝を重ね、6月の東日本学生レスリングリーグ戦では団体3位、10月の全日本大学グレコローマン選手権では団体4位という結果を残しています。
2025年の大会成績と比較すると、まだ団体優勝を取り戻す段階には至っていません。しかし、U20世代の台頭や2026年アジア大会での日体大関係選手の活躍は、競技力を支える人材の層が厚いことを示しています。
藤波朱理、文田健一郎、樋口黎、清岡幸大郎、日下尚ら、オリンピックで結果を残した選手たちの存在も、日体大レスリング部の歴史を語るうえで欠かせません。
今後の注目は、11月14日・15日に開催予定の内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権です。団体戦でどこまで上位に食い込めるかは、活動再開後のチームを評価する重要な機会となります。
【プロの結論】日体大レスリング部の本当の強さを判断するなら、オリンピックの金メダル数や過去の優勝回数だけを見るべきではありません。学生大会での継続的な成績、ジュニア選手の育成、フリースタイルとグレコローマン双方の競争力、そして組織としての信頼回復まで含めて評価する必要があります。
2026年は、伝統ある強豪チームが競技力と組織運営の両面で新たな一歩を踏み出した年です。今後、松本慎吾監督のもとでどのようなチームを再構築し、次世代のオリンピック選手を育てていくのか。日体大レスリング部の動向は、引き続き注目に値します。
主な情報源: 日本体育大学公式サイト・レスリング部公式ブログ、日本レスリング協会、日本体育大学レスリング部OBOG会、JOC、共同通信、レスリング専門メディア「レスリング・スピリッツ」。