2025年1月2日・3日に開催された第101回箱根駅伝。出場したのは、前回大会の成績によって出場権を得たシード校10校と、2024年10月の予選会を勝ち抜いた10校の合計20大学です。加えて、予選会で本戦出場を逃した大学の選手による関東学生連合もオープン参加しました。
予選会では立教大学がトップ通過を果たし、専修大学も2年ぶりに本戦へ復帰。一方、本大会では青山学院大学が総合優勝を達成し、駒澤大学が復路優勝を飾りました。2026年11月現在、第102回大会の結果も確定しており、2025年大会と比較することで、各大学の勢力図やシード権争いの変化も見えてきます。
【完全一覧】第101回箱根駅伝2025の出場校20校はどこ?シード校と予選会通過校を紹介

第101回箱根駅伝の出場枠は、シード校10校と予選会通過校10校です。
日本テレビの大会公式サイトに掲載された出場校一覧によると、2025年大会には以下の20大学が出場しました。
シード校10校一覧シード校とは、前回大会で総合10位以内に入った大学に与えられる翌年の本大会出場権を獲得した大学です。
- 青山学院大学
- 駒澤大学
- 城西大学
- 東洋大学
- 國學院大學
- 法政大学
- 早稲田大学
- 創価大学
- 帝京大学
- 大東文化大学
青山学院大学や駒澤大学といった優勝経験のある強豪に加え、城西大学、創価大学、帝京大学など、安定した競技力を持つ大学が名を連ねました。
注目したいのは、大東文化大学と法政大学です。両校は前回大会の成績によってシード権を獲得し、予選会を経ずに第101回大会への出場を決めていました。
予選会通過校10校一覧2024年10月19日に開催された第101回箱根駅伝予選会では、各大学の上位10選手の合計タイムによって本大会への出場校が決まりました。
- 立教大学
- 専修大学
- 山梨学院大学
- 日本体育大学
- 中央学院大学
- 中央大学
- 日本大学
- 東京国際大学
- 神奈川大学
- 順天堂大学
立教大学は予選会1位で3年連続30回目の本大会出場を決定。専修大学は2位で、2年ぶり72回目の出場を果たしました。
また、中央大学や東京国際大学など、予選会を経て本戦に進んだ大学も、本大会では上位争いに加わっています。
関東学生連合は20校に含まれる?ここで間違えやすいのが、関東学生連合の扱いです。
第101回大会では、20大学とは別に関東学生連合チームがオープン参加しました。そのため、実際に箱根路を走ったチームは合計21チームです。
関東学生連合は、予選会を通過できなかった大学の選手を中心に構成される合同チームです。特定の大学が単独で出場するものではなく、通常の大学チームとは異なる扱いになります。
したがって、「箱根駅伝2025の出場校20校」と「実際に出場した21チーム」は区別して理解する必要があります。
【順位・記録一覧】2025年の出場20校は本大会で何位だった?
出場権を獲得したことと、本大会で結果を残すことは別の問題です。
第101回大会の総合順位を見ると、シード校だけでなく、予選会から勝ち上がった大学も上位に食い込んでいることが分かります。
以下は、東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの大会記録と日本テレビの出場校情報を照合した一覧です。
| 総合順位 | 大学名 | 出場区分・予選会順位 | 総合タイム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 青山学院大学 | シード校 | 10時間41分19秒 |
| 2位 | 駒澤大学 | シード校 | 10時間44分07秒 |
| 3位 | 國學院大學 | シード校 | 10時間50分47秒 |
| 4位 | 早稲田大学 | シード校 | 10時間50分57秒 |
| 5位 | 中央大学 | 予選会6位 | 10時間52分49秒 |
| 6位 | 城西大学 | シード校 | 10時間53分09秒 |
| 7位 | 創価大学 | シード校 | 10時間53分35秒 |
| 8位 | 東京国際大学 | 予選会8位 | 10時間54分55秒 |
| 9位 | 東洋大学 | シード校 | 10時間54分56秒 |
| 10位 | 帝京大学 | シード校 | 10時間54分58秒 |
| 11位 | 順天堂大学 | 予選会10位 | 10時間55分05秒 |
| 12位 | 日本体育大学 | 予選会4位 | 10時間56分22秒 |
| 13位 | 立教大学 | 予選会1位 | 10時間58分21秒 |
| 14位 | 中央学院大学 | 予選会5位 | 11時間00分13秒 |
| 15位 | 法政大学 | シード校 | 11時間03分16秒 |
| 16位 | 神奈川大学 | 予選会9位 | 11時間07分28秒 |
| 17位 | 専修大学 | 予選会2位 | 11時間08分53秒 |
| 18位 | 山梨学院大学 | 予選会3位 | 11時間09分40秒 |
| 19位 | 大東文化大学 | シード校 | 11時間10分38秒 |
| 20位 | 日本大学 | 予選会7位 | 11時間11分50秒 |
この一覧から読み取れる要点は、予選会から出場した中央大学が総合5位に入ったことです。
予選会6位だった中央大学は、本大会ではシード校を上回る結果を残しました。東京国際大学も予選会8位から総合8位に入り、翌年のシード権を獲得しています。
反対に、シード校だった法政大学は15位、大東文化大学は19位に終わりました。前回大会でシード権を獲得した大学でも、翌年の順位によっては出場権を失う厳しい競争が続いています。
【予選会結果】立教大学が1位!専修大学2年ぶり出場の背景と1秒差のドラマ
第101回箱根駅伝予選会は、2024年10月19日に東京都立川市で開催されました。
参加した43大学がハーフマラソンのコースを走り、各大学の上位10選手の合計タイムで競争。上位10校が翌年1月の本大会出場権を獲得しました。
第101回予選会の通過順位予選会の上位10校と記録は次のとおりです。
- 1位・立教大学:10時間52分36秒
- 2位・専修大学:10時間53分39秒
- 3位・山梨学院大学:10時間54分06秒
- 4位・日本体育大学:10時間55分58秒
- 5位・中央学院大学:10時間56分01秒
- 6位・中央大学:10時間56分03秒
- 7位・日本大学:10時間56分53秒
- 8位・東京国際大学:10時間58分53秒
- 9位・神奈川大学:10時間59分12秒
- 10位・順天堂大学:11時間01分25秒
11位は東京農業大学で、記録は11時間01分26秒でした。
立教大学はトップ通過で3年連続出場予選会で最も注目された大学の一つが立教大学です。
立教大学は10時間52分36秒で全体1位を獲得。3年連続30回目の箱根駅伝出場を決めました。
予選会をトップで通過したことは、チーム全体の選手層と安定した走力を示す結果です。特定のエースだけに頼るのではなく、上位10人の合計タイムで競う予選会では、チーム全体の底力が問われます。
専修大学は2年ぶり72回目の本戦復帰専修大学は10時間53分39秒で2位通過。2年ぶり72回目となる本大会への出場を決めました。
箱根駅伝への出場は、大学の長距離チームにとって大きな目標です。予選会で上位に入り、再び本戦の舞台に戻った専修大学の結果は、予選会の重要性を象徴しています。
10位と11位の差はわずか1秒第101回予選会で特に印象的だったのが、出場権を分けた1秒差です。
10位の順天堂大学は11時間01分25秒。11位の東京農業大学は11時間01分26秒でした。
つまり、10人の合計タイムでわずか1秒の差が、本大会への出場と予選敗退を分けたのです。
箱根駅伝の予選会は、エース選手の順位だけでは勝敗が決まりません。上位10人の合計タイムで決まるため、チーム内の最後の1人まで安定した走りを見せられるかが重要です。
【大会結果】青山学院大学が総合優勝!駒澤大学は復路優勝を獲得
2025年1月2日・3日に開催された第101回箱根駅伝では、青山学院大学が総合優勝を果たしました。
日本テレビの大会公式記録によると、青山学院大学の総合タイムは10時間41分19秒。2年連続8回目の総合優勝となりました。
青山学院大学が圧巻の総合優勝青山学院大学は往路を5時間20分01秒で制し、復路も5時間21分18秒でまとめました。
往路・復路ともに高い水準で走り切り、総合2位の駒澤大学に2分48秒の差をつけて優勝しています。
2024年の第100回大会に続く連覇であり、チームとしての総合力を改めて示した大会でした。
駒澤大学は復路優勝で存在感を示す総合優勝には届かなかった駒澤大学ですが、復路では5時間20分50秒を記録してトップを獲得しました。
総合タイムは10時間44分07秒で2位。往路4位から復路で巻き返し、青山学院大学を追い上げました。
箱根駅伝では往路の勢いだけで勝敗が決まるわけではありません。山下りを含む復路の戦い方や、選手交代を含めたチーム全体の調整力も結果を左右します。
2025年大会で注目したい3つのポイント- 青山学院大学:2年連続8回目の総合優勝を達成。
- 駒澤大学:総合2位ながら復路優勝を獲得。
- 中央大学:予選会6位から本大会総合5位へ躍進。
また、10位の帝京大学と11位の順天堂大学の差はわずか7秒でした。
この結果は、翌年のシード権をめぐる争いがどれほど厳しいものかを示しています。
【出場校の決め方】箱根駅伝のシード権獲得条件と関東学生連合の仕組み
箱根駅伝の出場校は、関東学生陸上競技連盟に加盟する大学を対象に、前回大会の成績と予選会の結果によって決まります。
シード権は総合10位以内が条件箱根駅伝のシード権を獲得する条件は、原則として前回大会の総合順位で10位以内に入ることです。
シード権を獲得した大学は、翌年の予選会に出場することなく本大会への出場権を得られます。
例えば第101回大会では、青山学院大学から大東文化大学までの10校がシード校として出場しました。
ただし、シード権は永久に保証されるものではありません。総合11位以下になれば翌年は予選会から本戦出場を目指すことになります。
予選会は上位10人の合計タイムで決まる予選会では、各大学の選手がハーフマラソン(21.0975km)を走ります。
各校の上位10選手の合計タイムを比較し、速い順に10大学が本大会への出場権を獲得する仕組みです。
そのため、1人の選手が圧倒的な記録を出しても、残りの選手のタイムが伸びなければチーム全体の順位は上がりません。
予選会では、チームのエースだけでなく、10番目にゴールする選手の走力も大きな意味を持ちます。
関東学生連合はオープン参加で順位が別扱い関東学生連合は、予選会で本戦出場権を得られなかった大学の選手などから構成される合同チームです。
第101回大会では、通常の20大学とは別枠で出場しました。総合記録は11時間06分53秒で、公式記録上は参考扱いとなっています。
そのため、関東学生連合の記録を通常の大学の総合順位と同列に扱うことはできません。
なお、第102回大会からは関東学生連合の選考方法が変更されました。予選会11位から20位の大学に各1人の選出枠を与え、さらに21位以下の大学から個人順位上位者6人を選ぶ方式です。合計16人で構成されます。
2025年大会の関東学生連合と2026年大会の関東学生連合では、選考制度に違いがある点も覚えておきたいところです。
箱根駅伝の歴代出場校と大会の歴史箱根駅伝の歴史は1920年の第1回大会にさかのぼります。
創設当初の参加校は早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、東京高等師範学校(現在の筑波大学)の4校でした。
その後、参加大学や大会の規模が拡大し、現在はシード校、予選会通過校、関東学生連合による21チームの構成が基本となっています。
歴代出場校や大学別の出場記録については、東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録で確認できます。過去の出場回数や総合順位を調べる際にも役立つ資料です。
【2026年大会と比較】第102回箱根駅伝の出場校はどう変わった?
2026年1月2日・3日に開催された第102回箱根駅伝では、2025年大会の総合順位を受けてシード校が入れ替わりました。
日本テレビの第102回大会公式出場校一覧によると、2026年もシード校10校と予選会通過校10校の合計20大学が本大会に出場。関東学生連合もオープン参加しました。
第102回箱根駅伝2026のシード校10校- 青山学院大学
- 駒澤大学
- 國學院大學
- 早稲田大学
- 中央大学
- 城西大学
- 創価大学
- 東京国際大学
- 東洋大学
- 帝京大学
2025年大会の上位10校が翌年のシード校となったため、中央大学と東京国際大学が新たにシード校へ入りました。
一方、2025年大会で15位だった法政大学と19位だった大東文化大学はシード権を失いました。
第102回箱根駅伝2026の予選会通過校10校- 中央学院大学
- 順天堂大学
- 山梨学院大学
- 日本大学
- 東海大学
- 東京農業大学
- 神奈川大学
- 大東文化大学
- 日本体育大学
- 立教大学
2025年大会の予選会通過校からは、立教大学、山梨学院大学、日本体育大学、中央学院大学、日本大学、神奈川大学、順天堂大学が引き続き本大会に出場しました。
また、シード権を失った大東文化大学も、予選会を通過して本戦復帰を果たしています。
2025年と2026年の違いは?注目すべき大学の動向両大会を比較すると、特に注目したいのは次の変化です。
- 中央大学:2025年は予選会6位から本大会5位へ躍進し、2026年はシード校として出場。
- 東京国際大学:2025年は予選会8位から総合8位に入り、2026年はシード校へ昇格。
- 大東文化大学:2025年はシード校だったものの総合19位となり、2026年は予選会から出場。
- 専修大学:2025年は予選会2位で本戦出場したが、2026年は予選会13位で本戦出場を逃した。
特に専修大学は、2025年大会で2年ぶりに箱根路へ戻ったものの、翌年の予選会では13位となりました。1度の本戦出場だけで安定した出場権を維持できるわけではないことが分かります。
また、2026年大会に向けた予選会では、10位の立教大学が10時間36分56秒、11位の法政大学が10時間37分13秒。両校の差は17秒でした。
2026年大会の総合優勝は青山学院大学2026年大会でも青山学院大学が強さを発揮しました。
総合タイムは10時間37分34秒で大会新記録。3年連続9回目の総合優勝を達成しています。
2位は國學院大學の10時間40分07秒、3位は順天堂大学の10時間43分55秒でした。
2025年大会で総合優勝した青山学院大学が、翌年も頂点を守ったことは、箱根駅伝におけるチーム力の継続性を示す結果です。
なお、2026年大会では往路・復路ともに青山学院大学が優勝しており、2025年大会で復路優勝を獲得した駒澤大学は総合6位でした。
【箱根駅伝2025の出場校】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝2025の出場校は全部で何校ですか?
A1:本大会の大学出場校は20校です。シード校10校と予選会通過校10校で構成されます。これとは別に、関東学生連合がオープン参加したため、出場チーム数は合計21チームでした。
Q2:箱根駅伝2025の予選会で1位だった大学はどこですか?
A2:立教大学です。10時間52分36秒でトップ通過し、3年連続30回目の本大会出場を決めました。2位は専修大学で、2年ぶり72回目の出場となりました。
Q3:箱根駅伝2025の総合優勝校と復路優勝校はどこですか?
A3:総合優勝と往路優勝は青山学院大学、復路優勝は駒澤大学です。青山学院大学は総合10時間41分19秒で2年連続8回目の優勝を果たしました。
Q4:箱根駅伝のシード権は何位まで獲得できますか?
A4:原則として総合10位以内です。翌年の本大会出場権を得られるため、予選会への参加が不要になります。
Q5:関東学生連合は正式な出場校として順位に含まれますか?
A5:関東学生連合はオープン参加です。通常の大学チームとは別扱いで、総合記録も参考記録として掲載されます。
Q6:2025年と2026年の箱根駅伝で出場校は変わりましたか?
A6:変わりました。2025年の総合上位10校が2026年のシード校となり、中央大学と東京国際大学がシード校に入りました。一方、法政大学と大東文化大学はシード権を失い、大東文化大学は予選会を経て再出場しています。
第101回箱根駅伝の出場校は、シード校10校と予選会通過校10校の合計20大学でした。関東学生連合は別枠のオープン参加で、実際の出場チームは21チームです。
予選会では立教大学が1位、専修大学が2位で通過。10位の順天堂大学と11位の東京農業大学がわずか1秒差だったことも、大会を象徴する出来事でした。
本大会では青山学院大学が2年連続8回目の総合優勝を達成し、駒澤大学が復路優勝。中央大学や東京国際大学など、予選会から出場した大学の躍進も目立ちました。
2026年大会では、中央大学と東京国際大学がシード校に昇格する一方、大東文化大学が予選会から再挑戦。青山学院大学は3連覇を達成しました。
箱根駅伝をより深く楽しむなら、単純な優勝争いだけでなく、予選会の通過順位、シード権の獲得・喪失、大学ごとの出場回数にも注目したいところです。1年間の競技成績が翌年の出場権を左右する仕組みこそ、箱根駅伝の大きな見どころです。