2023年度の37人登録メンバーから、実際にどの選手が大会に出場したのでしょうか。
ここで重要なのが、ネーションズリーグ(VNL)2023と、FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023では、選出された選手が完全には一致しないことです。
ネーションズリーグ2023男子の出場メンバー14人2023年7月19日から23日にポーランドで開催されたファイナルラウンドでは、以下の14人が出場しました。
| 背番号 | 選手 | ポジション |
|---|---|---|
| 1 | 西田有志 | OP |
| 2 | 小野寺太志 | MB |
| 4 | 宮浦健人 | OP |
| 5 | 大塚達宣 | OH |
| 6 | 山内晶大 | MB |
| 8 | 関田誠大 | S |
| 10 | 髙橋健太郎 | MB |
| 11 | 富田将馬 | OH |
| 12 | 髙橋藍 | OH |
| 13 | 小川智大 | L |
| 14 | 石川祐希 | OH |
| 18 | 西山大翔 | OP |
| 20 | 山本智大 | L |
| 21 | 永露元稀 | S |
所属は2023年7月19日時点。背番号はファイナルラウンドの大会登録番号。
この大会で日本は予選ラウンドを10連勝で突破し、ファイナルラウンドに進出。準決勝ではポーランドに敗れましたが、3位決定戦でイタリアをセットカウント3対2で下しました。
VNL2023の最終順位は3位。日本男子にとって大会初のメダル獲得となりました。
特に注目されたのが宮浦健人の攻撃力です。イタリアとの3位決定戦では、サービスエースを含む得点で序盤からチームを引っ張りました。髙橋藍や石川祐希も重要な場面で得点し、チーム全体で勝利をつかみました。
パリ五輪予選・ワールドカップバレー2023のメンバー15人2023年9月に行われたパリ五輪予選では、VNLファイナルラウンドとは異なる15人が選ばれました。
JVAが掲載した大会メンバーは次のとおりです。
| 背番号 | 選手 | ポジション |
|---|---|---|
| 1 | 西田有志 | OP |
| 2 | 小野寺太志 | MB |
| 4 | 宮浦健人 | OP |
| 5 | 大塚達宣 | OH |
| 6 | 山内晶大 | MB |
| 8 | 関田誠大 | S |
| 10 | 髙橋健太郎 | MB |
| 11 | 富田将馬 | OH |
| 12 | 髙橋藍 | OH |
| 13 | 小川智大 | L |
| 14 | 石川祐希 | OH |
| 20 | 山本智大 | L |
| 28 | エバデダン ラリー | MB |
| 29 | 山本龍 | S |
| 30 | 甲斐優斗 | OH |
VNLファイナルラウンドの14人と比較すると、特に次の入れ替わりが目立ちます。
- 西山大翔に代わり、エバデダン ラリーが選出された。
- 永露元稀に代わり、山本龍が選出された。
- 甲斐優斗が大会メンバーに加わった。
つまり、37人の登録メンバーは固定された試合出場者のリストではありません。大会の目的や選手の状態、戦術に合わせて編成が変わる仕組みでした。
パリ五輪出場権を獲得した2023年の日本代表パリ五輪予選で日本は5勝2敗を記録しました。
最終戦ではアメリカにフルセットで敗れたものの、それまでの成績によってパリ2024オリンピックの出場権を獲得しています。
JVAの2023年10月9日の大会報告でも、5勝2敗で大会を終えたことと、パリ五輪出場権を獲得したことが公表されました。
この結果は、2023年度男子日本代表にとって大きな節目でした。
VNLで世界の強豪と渡り合い、銅メダルを獲得したチームが、続く五輪予選でも結果を残したのです。
【2023年と2026年を比較】男子日本代表はどう変わった?

2026年11月現在、男子日本代表は2023年とは異なる監督体制で活動しています。
JVAは2026年4月17日、2026年度男子日本代表の登録メンバー37人を発表しました。初選出は4人です。
2023年と同じ37人という登録人数ですが、目標となる大会、指導体制、選手の所属先には変化があります。
監督はフィリップ・ブランからロラン・ティリへ2023年度監督
パリ2024オリンピックの出場権獲得を目指したチームを指揮。VNL2023の銅メダル獲得にも導いた。
2026年度監督
ロサンゼルス2028オリンピックを見据え、2026年度の男子日本代表を指揮。
2023年度のフィリップ・ブラン監督は、選手の持ち味を生かした組織的なバレーを構築しました。
2026年度はロラン・ティリ監督のもと、次のオリンピックを見据えたチーム編成が進んでいます。
2026年度も登録されている2023年の主力選手2026年度の登録情報を見ると、2023年に活躍した選手の多くが引き続き日本代表の選手層に名を連ねています。
代表的なのは以下の選手です。
- 石川祐希
- 髙橋藍
- 西田有志
- 宮浦健人
- 関田誠大
- 小野寺太志
- 山内晶大
- 大塚達宣
- 髙橋健太郎
- 山本智大
一方で、2026年度には新しい選手も登録されています。
例えば、川野琢磨は早稲田大学2年、一ノ瀬漣は鎮西高校3年として登録されており、次世代を担う若手の育成も進んでいます。
2023年と2026年の違いを整理| 比較項目 | 2023年度 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 登録人数 | 37人 | 37人 |
| 初選出 | 6人 | 4人 |
| 監督 | フィリップ・ブラン | ロラン・ティリ |
| 主な目標 | パリ2024五輪出場権 | ロサンゼルス2028五輪を見据えた強化 |
| 注目選手 | 石川、髙橋藍、西田ら | 石川、髙橋藍、西田ら |
| 若手育成 | 甲斐、高橋慶帆、麻野ら | 川野、一ノ瀬ら |
2026年の登録メンバーを調べる際には、年度登録と大会別の出場メンバーを区別することも大切です。
JVAが37人を登録していても、VNLやアジア競技大会などで実際にコートに立つ選手は、その大会ごとに選ばれます。
2023年と同じ37人という数字だけで、チームの実力や構成が同じだと判断することはできません。
【プロの結論】2023年の日本代表を正しく理解する3つのポイント
2023年度の男子日本代表を振り返ると、単に有名選手を集めたチームではなく、複数の大会を通じて戦力を組み立てていく編成だったことが分かります。
1.37人は大会出場者全員を意味しない最も多い誤解が、JVA発表の37人をそのまま大会の出場メンバーだと考えてしまうことです。
実際には、VNLのファイナルラウンドは14人、パリ五輪予選は15人でした。
2023年の選手を調べるなら、次のように目的を分ける必要があります。
- 年間の代表候補を知りたい:2023年度登録37人
- VNLでプレーした選手を知りたい:VNL大会別メンバー
- 五輪予選でプレーした選手を知りたい:パリ五輪予選メンバー15人
石川祐希は2023年にイタリアのパワーバレー・ミラノ、髙橋藍は日本体育大学に所属していました。
西田有志は4月の登録発表時点ではジェイテクトSTINGSでしたが、その後パナソニックパンサーズに移っています。
宮浦健人も4月時点ではスタル・ニサ、その後のVNL大会情報ではパリ・バレーと記載されています。
そのため、検索結果に異なる所属先が表示されても、必ずしも間違いとは限りません。発表時点と大会時点が異なる可能性があります。
3.2023年の強さは選手層と組み合わせにあった石川祐希や西田有志のような得点力の高い選手だけでなく、関田誠大のトスワーク、小川智大や山本智大の守備、山内晶大や小野寺太志のブロックなど、それぞれの役割が組み合わさっていました。
VNL2023での銅メダル獲得は、特定の選手だけに頼らず、複数の選手が役割を果たした結果でもあります。
2023年度の37人を調べるときは、個人の知名度だけでなく、ポジションごとの構成や大会ごとの選考にも注目すると、当時のチームの姿がより明確になります。
【男子バレー日本代表2023年メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2023年の男子バレー日本代表は何人でしたか?
A1:2023年4月7日にJVAが発表した年間登録メンバーは37人です。初選出は西山大翔、山本龍、高橋慶帆、備一真、三輪大将、下川諒の6人でした。
Q2:2023年の男子日本代表で石川祐希や髙橋藍の所属先はどこでしたか?
A2:2023年4月7日の登録発表時点では、石川祐希はイタリアのパワーバレー・ミラノ、髙橋藍は日本体育大学4年でした。西田有志はジェイテクトSTINGS、宮浦健人はポーランドのスタル・ニサ、関田誠大はジェイテクトSTINGSに所属していました。
Q3:2023年のネーションズリーグとパリ五輪予選は同じメンバーでしたか?
A3:完全に同じではありません。VNL2023のファイナルラウンドは14人、パリ五輪予選は15人でした。大会ごとに選手が入れ替わり、VNLでは西山大翔、五輪予選ではエバデダン ラリーや山本龍、甲斐優斗らが選出されました。
Q4:2026年も石川祐希や髙橋藍は日本代表ですか?
A4:はい。2026年度のJVA登録メンバーにも石川祐希、髙橋藍、西田有志、宮浦健人、関田誠大らが登録されています。ただし、年間登録と個別大会の出場選手は別です。
2023年度男子バレー日本代表は、フィリップ・ブラン監督のもと、初選出6人を含む37人でスタートしました。
石川祐希、髙橋藍、西田有志、宮浦健人、関田誠大らを中心に、国内外のクラブや大学から選手が集結。VNL2023では日本男子初の銅メダルを獲得し、パリ五輪予選では5勝2敗でパリ2024オリンピックの出場権を手にしました。
2026年度も37人が登録されていますが、監督はロラン・ティリに代わり、目標はロサンゼルス2028オリンピックへと移っています。
2023年のメンバーを調べるなら、まず年間登録37人を基準にし、そのうえでVNLとパリ五輪予選の大会別メンバーを確認することが最も確実です。 背番号や所属先についても、発表時点と大会時点を区別すれば、当時の日本代表の姿を正確に理解できます。