11月のブラジル戦で気になるのが、森保一監督がどの選手を招集するかという問題だ。
2026年11月3日時点では、JFAの大会ページに日本代表の11月招集メンバーの具体的な一覧は掲載されていない。一方、ブラジル代表は10月29日に26人のメンバーを正式発表している。
森保ジャパンの招集メンバーはどうなる?10月24日、森保監督は11月のシンガポール遠征について、当初26人を考えていたものの、招集人数を増やす考えを明らかにした。
また、ドイツ2部カールスルーエでプレーするFW福田師王についても評価。代表に入る力をつけてきているとの見方を示した。
福田は当時22歳。ドイツで出場機会を得ながら得点を重ねており、A代表への初招集が注目される選手の一人だ。
11月シリーズでは、次のような選手が注目候補となる。
| ポジション | 注目選手 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| GK | 鈴木彩艶 | 守備の最後の砦 |
| DF | 伊藤洋輝 | ビルドアップと対人守備 |
| DF | 渡辺剛 | 最終ラインの安定感 |
| DF | 鈴木淳之介 | 若手守備陣の成長 |
| MF | 佐野海舟 | 中盤の守備とボール奪取 |
| MF | 鎌田大地 | 攻守のつなぎ役 |
| MF | 田中碧 | 中盤の展開力 |
| MF/FW | 堂安律 | 攻撃の推進力 |
| MF/FW | 久保建英 | 狭いスペースでの打開力 |
| FW | 塩貝健人 | 前線の得点力 |
| FW | 福田師王 | 新戦力としての可能性 |
この顔ぶれは、過去の招集実績や報道を踏まえた注目候補であり、11月14日の確定スタメンではない。
特に前線は負傷状況や選手のコンディションによって構成が変わる可能性がある。
ブラジル代表の招集メンバー26人ブラジルサッカー連盟(CBF)は、カルロ・アンチェロッティ監督が選んだ26人を10月29日に発表した。
今回の特徴は、明確な世代交代を意識した編成だ。
CBFの発表によると、招集選手の平均年齢は23.6歳。26人のうち15人が23歳未満で、9人がオリンピック世代に当たる。初招集の選手も5人含まれている。
GK
- ベント
- ルーカス・ペリ
- ペドロ・モリスコ
DF
- アルトゥール・ディアス
- カルロス・アウグスト
- ドウグラス・サントス
- ガブリエウ・マガリャンイス
- ジャイール・クーニャ
- ジョナタン・ジェズス
- ヴァンデルソン
- ヴィトール・レイス
- ウェズレイ
MF
- アンドレ・ルイス
- アンドレイ・サントス
- ブルーノ・ギマランイス
- ダニーロ・サントス
- ガブリエル・ボンテンポ
- ジョアン・ゴメス
- マルロン・ゴメス
FW
- アリソン・サンタナ
- アラン
- エンドリッキ
- エステヴァン
- ハフィーニャ
- ハイアン
- ヴィニシウス・ジュニオール
ブラジル代表で特に注目したいのは、ヴィニシウス・ジュニオール、ハフィーニャ、エンドリッキの攻撃陣だ。
ヴィニシウスはドリブル突破とスピード、ハフィーニャはサイドからの仕掛けと得点に直結するプレーが持ち味。エンドリッキは若い世代を代表するアタッカーとして期待される。
また、マンチェスター・シティのアランやチェルシーのエステヴァンなど、将来性を評価される選手も名を連ねている。
アンチェロッティ監督は、今回の招集についてチームの若返りを進める意図を説明している。
つまり、11月のブラジル代表はW杯で日本と戦ったチームをそのまま再現する編成ではない。経験豊富な主力と若手の融合を進める段階にある。
日本にとっては、個々の選手の知名度だけでなく、ブラジルの新しいチーム構成にどこまで対応できるかが試される。
【スタメン予想】森保ジャパンのフォーメーションと注目選手

11月14日の日本代表のスタメンを考えるうえで、注目したいのは3バックを基本とする3-4-2-1のシステムだ。
サッカーダイジェストWebも11月2日のメンバー予想記事で、このフォーメーションを基本にした編成を取り上げている。
予想フォーメーション3-4-2-1日本代表・予想布陣
確定スタメンではなく、招集候補を踏まえた予想イメージ
FW
塩貝健人/福田師王
2列目
久保建英
2列目
堂安律/中村敬斗
中盤
佐野海舟・鎌田大地
サイドの候補:伊東純也・前田大然
{#each ["渡辺剛","伊藤洋輝","鈴木淳之介"] as player}
{player}
DF候補
{/each}
GK
鈴木彩艶
この布陣で重要になるのは、最終ラインの安定と中盤の運動量だ。
ブラジルは個人で局面を打開できる選手が多いため、1対1の対応だけでなく、複数の選手が連動して相手の攻撃コースを制限する必要がある。
注目選手1:久保建英相手の守備ブロックを崩すための重要な存在。狭いスペースでのボールコントロールと、味方を生かすパスに期待がかかる。
ブラジルの守備陣を相手に、久保が前を向いてボールを受けられるかが一つのポイントになる。
注目選手2:佐野海舟W杯ラウンド32でブラジルからゴールを奪った選手。中盤のボール奪取と攻守の切り替えに加え、攻撃参加にも注目したい。
W杯での得点は、ブラジルに対しても中盤から攻撃に出ることが有効な場面があると示した。
再戦でも、守備だけに専念するのではなく、前進するプレーが求められる。
注目選手3:鈴木彩艶強力なシュートへの対応に加え、後方からのビルドアップでも存在感を発揮するGK。ブラジルの攻撃を受ける時間帯に重要な役割を担う。
FWの人選では上田綺世のコンディションも気になるところだ。
10月には負傷離脱が報じられたが、10月24日時点で森保監督は詳細な情報をまだ受け取っていないと説明していた。
そのため、上田の出場を前提にしたスタメン予想は難しい。塩貝健人や福田師王など、若手FWの起用も考えられる。
日本代表の最終的なスタメンは試合当日の発表で確認したい。
【見どころ】森保ジャパンがブラジル戦で証明すべき3つのこと
今回の再戦では、結果だけでなく試合内容にも注目したい。
特に重要なのは、W杯で経験した課題を改善できているか、そしてブラジルの若手中心のチームに対して日本がどのような戦術を選ぶかという点だ。
1. ブラジルの個人技に組織力で対抗できるかブラジルの最大の武器は、選手一人ひとりの技術と突破力だ。
ヴィニシウスやハフィーニャのような選手は、わずかなスペースを利用して決定的なチャンスを生み出す。
日本としては、守備陣が個別に対応するだけではなく、中盤から連動して相手の選択肢を減らすことが求められる。
特にサイドで数的不利を作らないこと、中央へのパスコースを遮断することが重要だ。
2. W杯で露呈した終盤の守備を改善できるか6月のW杯では、日本は29分に先制しながら、最後は90分+5分に決勝点を許した。
この経験を踏まえると、11月の試合では終盤の守備対応が大きな評価材料になる。
リードしている状況での試合運び、選手交代のタイミング、中盤の運動量が落ちたときの守備の修正など、監督の判断も見どころだ。
勝敗だけではなく、試合の流れをコントロールできるようになったかを見たい。
3. ブラジルの若手世代に日本の実力を示せるか今回のブラジル代表は、W杯時の平均年齢29.6歳から23.6歳へと大きく若返った。
15人が23歳未満という構成は、2030年大会を見据えた世代交代の一環だ。
この点は、日本にとって重要な意味を持つ。
W杯の再現を目指すだけではなく、次の4年間を戦うブラジルの新しい選手たちに対して、どれだけ対等に戦えるかを確認できるからだ。
日本代表も新戦力を試しながらチームを進化させる必要がある。
シンガポールナショナルスタジアムも注目ポイント試合会場となるシンガポールナショナルスタジアムは、シンガポールのカラン地区にある大規模スタジアムだ。
施設運営者The Kallangの公式情報によると、収容人数は約5万5000人。開閉式の屋根を備え、観客向けの冷房設備も整えている。
高温多湿になりやすいシンガポールでの試合では、気候への適応も重要になる。
日本代表は移動による疲労やコンディションを管理しながら、90分間の強度を維持できるかが問われる。
また、シンガポールは日本代表を応援するアジアのサッカーファンにとっても観戦しやすい開催地だ。W杯を通じて広がった日本代表への関心が、今回の試合でどのような雰囲気を生み出すかにも期待したい。
【サッカー日本代表のブラジル戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本代表とブラジル代表の試合はいつですか?
A1:2026年11月14日(土)です。シンガポール現地時間18時15分、日本時間19時15分にキックオフ予定です。
Q2:日本代表対ブラジル戦のテレビ放送はどこですか?
A2:テレビ朝日系列で全国ネット生中継されます。ネット配信はU-NEXTで無料ライブ配信と見逃し配信が予定されています。
Q3:2026年W杯のブラジル戦は何対何でしたか?
A3:2026年6月29日のラウンド32で、日本はブラジルに1-2で敗れました。日本の佐野海舟が先制しましたが、カゼミーロとマルティネッリの得点でブラジルが逆転しました。
Q4:日本代表とブラジル代表の過去の対戦成績は?
A4:2026年W杯終了時点で、日本の1勝2分12敗です。2025年10月14日に日本が3-2で初勝利を挙げています。
Q5:日本代表の11月ブラジル戦のスタメンは発表されていますか?
A5:2026年11月3日時点で確定スタメンは発表されていません。森保監督の選考や選手のコンディションが注目されています。
Q6:ブラジル戦の会場はどこですか?
A6:シンガポールナショナルスタジアムです。約5万5000人を収容できる施設で、開閉式の屋根を備えています。
2026年11月14日の日本代表対ブラジル代表は、日本時間19時15分にシンガポールナショナルスタジアムでキックオフする。
テレビ朝日系列の全国生中継とU-NEXTの無料ライブ配信が予定されており、日本国内からも観戦しやすい一戦だ。
この試合には、3つの大きな意味がある。
1. 2025年の歴史的な3-2の勝利と、2026年W杯での1-2の敗戦を踏まえた再戦であること。
2. 森保ジャパンがW杯で露呈した終盤の守備や試合運びの課題を改善できたかを確認できること。
3. 若返りを進めるブラジル代表と対戦し、2030年に向けた日本代表の新しい戦力を試せること。
今回の試合は、過去の勝敗だけで評価するべきものではない。
ブラジル相手にどれだけ主導権を握れるか、攻守の切り替えを維持できるか、若手選手が世界トップクラスの相手にどこまで通用するか。その一つひとつが、今後の日本代表の方向性を考える材料になる。
11月14日のブラジル戦は、W杯の悔しさを次の成長につなげられるかを確かめる一戦だ。 2025年の歴史的勝利に続く新たな成果を、日本代表に期待したい。
主な情報源:日本サッカー協会(JFA)、国際サッカー連盟(FIFA)、ブラジルサッカー連盟(CBF)、The Kallang、日刊スポーツ、サッカーダイジェストWeb。情報基準日:2026年11月3日。