ディズニーの人気アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』が、ついに実写映画としてスクリーンに登場する。2026年11月2日現在、全米公開日は2028年3月31日に決定。主人公ラプンツェル役にはティーガン・クロフト、フリン・ライダー役にはマイロ・マンハイムが起用されている。
2026年8月にはディズニーの大型イベント「D23」で初映像が披露され、キャスリン・ハーン演じるマザー・ゴーテルの姿も明らかになった。加えて、ディエゴ・ルナやカトリーナ・バルフら実力派俳優の参加も発表されている。気になる日本公開日や日本語吹替キャスト、制作の進捗など、最新情報を整理する。
【公開日はいつ?】2028年3月31日に全米公開、日本公開日は未発表

実写版『塔の上のラプンツェル』の全米公開日は、2028年3月31日に決定している。
この日程は、2026年8月14日に米カリフォルニア州アナハイムで開催された「D23:アルティメット・ディズニー・ファン・イベント」のディズニー・エンターテインメント・ショーケースで発表された。翌15日には、ウォルト・ディズニー・カンパニーの公式ニュースでも公開日と出演者が紹介されている。
ここで注意したいのは、発表された日付がアメリカの劇場公開日だという点だ。日本を含む各国の公開日まで同時に確定したわけではない。
日本公開日はいつになる?2026年11月2日現在、日本公開日は未発表。ディズニー公式の日本向け発表でも、2028年3月31日は全米公開日として案内されている。
日本での公開時期を考えるうえで参考になるのが、2010年にアメリカで公開されたアニメーション版『塔の上のラプンツェル』だ。日本では2011年3月に劇場公開されており、今回も全米と日本で公開時期が異なる可能性がある。
ただし、アニメーション版の公開間隔を、そのまま実写版に当てはめることはできない。日本公開日については、ウォルト・ディズニー・ジャパンからの正式発表を待ちたい。
現時点で確定している公開情報- 作品名:『塔の上のラプンツェル(仮題)』
- 原題:Tangled
- 全米公開日:2028年3月31日
- 日本公開日:未発表
- 公開形態:劇場公開
- 制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
なお、2028年3月31日は現時点で公表されている予定日であり、今後の制作事情などによって変更される可能性はある。
【2026年最新情報】D23初映像から撮影終了報告までの動き
実写版の制作は、発表からキャスティング、撮影、初映像の披露へと段階的に進んできた。2026年は特に大きな動きが続いた年となっている。
2026年1月:主演キャストと監督を発表2026年1月7日、ディズニーはラプンツェル役にティーガン・クロフト、フリン・ライダー役にマイロ・マンハイムを起用すると発表した。日本のディズニー公式ニュースでも、翌8日にメインキャストが紹介された。
監督は『グレイテスト・ショーマン』や『BETTER MAN ベター・マン』で知られるマイケル・グレイシー。脚本にはジェニファー・ケイティン・ロビンソンが参加することも明らかになった。
2026年6月:スペインで撮影が進行2026年6月にはスペインで撮影が始まった。ディズニーがD23で公開した情報でも、主演のティーガン・クロフトとマイロ・マンハイムがスペインで撮影中であることが紹介されている。
スペインの歴史的な街並みや建築物は、ラプンツェルが暮らす王国の世界観を表現するうえで興味深い舞台となる。アニメーション版の色彩豊かな王国を、実際のロケーションとセットでどのように再現するのかも見どころだ。
2026年8月:D23で初映像と追加キャストを公開8月14日、D23のディズニー・エンターテインメント・ショーケースで、実写版の初映像が来場者向けに披露された。
このイベントでは全米公開日も発表され、キャスリン・ハーンがマザー・ゴーテル役として登壇。主演のティーガン・クロフトとマイロ・マンハイムは、スペインの撮影現場から収録映像を通じてメッセージを届けた。
加えて、ディエゴ・ルナが新キャラクターのホーソーン、カトリーナ・バルフが王妃アリアナ、エリオット・コーワンがフレデリック国王を演じることも明らかになった。
2026年10月30日:共同脚本家が撮影終了を報告2026年10月30日には、共同脚本家のマイケル・モンテマヨールが自身のSNSで撮影終了を報告したと複数の海外メディアが伝えた。
また、スタビントン兄弟を演じるパトリック・マクファーソンとヒューゴ・マクファーソンも、10月下旬に撮影を終えたことを報告している。
これらの報告から、撮影工程が完了した段階に入ったとみられる。今後は編集、音楽、視覚効果などを含むポストプロダクションが作品の完成度を左右することになる。
ただし、出演者やスタッフによる撮影終了報告と、ディズニーによる正式な製作完了発表は区別しておきたい。
【キャスト一覧】ティーガン・クロフトからディエゴ・ルナまで出演者を紹介
今回の実写版で大きな注目を集めているのが、アニメーション版の印象的なキャラクターを演じる俳優陣だ。
ディズニー公式のD23発表では、主要人物だけでなく、アニメーション版には登場しない新キャラクターも紹介された。
| 役名・担当 | 出演者 | 役柄・位置づけ |
|---|---|---|
| ラプンツェル | ティーガン・クロフト | 魔法の長い髪を持つ主人公 |
| フリン・ライダー | マイロ・マンハイム | ラプンツェルと冒険する泥棒 |
| マザー・ゴーテル | キャスリン・ハーン | ラプンツェルを塔に閉じ込める人物 |
| ホーソーン | ディエゴ・ルナ | 実写版で登場する新キャラクター |
| 王妃アリアナ | カトリーナ・バルフ | コロナ王国の王妃 |
| フレデリック国王 | エリオット・コーワン | コロナ王国の国王 |
| スタビントン兄弟 | パトリック・マクファーソン、ヒューゴ・マクファーソン | 双子の敵役 |
| 監督 | マイケル・グレイシー | 映画全体の演出を担当 |
| 脚本 | ジェニファー・ケイティン・ロビンソン、マイケル・モンテマヨール | 物語の脚本を担当 |
ティーガン・クロフト(Teagan Croft)はオーストラリア出身の女優。DCドラマシリーズ『Titans/タイタンズ』でレイヴン役を演じたことで知られる。
Netflix映画『トゥルー・スピリット』にも出演しており、若い世代の俳優として国際的な知名度を高めてきた。
今回の起用で注目されるのは、ラプンツェルの持つ無邪気さと、自分の意思で外の世界へ踏み出す強さをどう表現するかという点だ。
アニメーション版のラプンツェルは、好奇心旺盛で芸術的な感性を持ち、外の世界に対する憧れを抱く人物として描かれていた。実写版では、表情や身体の動きを通じて、彼女の内面がどのように表現されるのか期待が集まる。
フリン・ライダー役:マイロ・マンハイムマイロ・マンハイム(Milo Manheim)は、ディズニー・チャンネルのミュージカル映画『ゾンビーズ』シリーズで知られる俳優・歌手だ。
フリン・ライダーは、軽妙な会話と自信たっぷりの態度が印象的なキャラクター。物語の序盤では盗賊として登場するが、ラプンツェルとの旅を通じて、少しずつ人間的な変化を見せていく。
ミュージカル作品で経験を積んできたマイロ・マンハイムの起用は、歌と演技の両面が求められる本作との相性という点でも興味深い。
マザー・ゴーテル役:キャスリン・ハーンキャスリン・ハーン(Kathryn Hahn)は、実写版の悪役マザー・ゴーテルを演じる。
『ワンダヴィジョン』や『アガサ・オール・アロング』などで知られ、コメディからシリアスな演技まで幅広い表現力を持つ俳優だ。
ゴーテルはラプンツェルの魔法の髪が持つ力を利用するため、彼女を塔に閉じ込めて育てる人物。単純な悪役ではなく、優しい母親のように振る舞いながらラプンツェルを支配する複雑さが特徴だ。
D23のステージでは、ハーン自身もこの役について語り、ゴーテルの魅力をユーモアを交えて紹介した。彼女の演技によって、ゴーテルの不気味さと人間的な複雑さがどう表現されるかが注目される。
ディエゴ・ルナとカトリーナ・バルフの役どころディエゴ・ルナ(Diego Luna)は、実写版オリジナルの新キャラクター、ホーソーンを演じる。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』やドラマ『キャシアン・アンドー』で知られる俳優だけに、どのような役割を担うのか関心が集まっている。ホーソーンの詳しい人物像や物語上の役割については、今後の追加情報が待たれる。
カトリーナ・バルフ(Caitríona Balfe)は、王妃アリアナ役に起用された。ドラマ『アウトランダー』で知られるアイルランド出身の俳優で、映画やドラマで幅広い活躍を見せている。
また、エリオット・コーワンがフレデリック国王を演じる。王妃と国王の登場により、ラプンツェルを取り巻く王国側の物語も実写版の重要な要素になりそうだ。
【D23初映像を検証】ラプンツェルとゴーテルの実写ビジュアルは?
2026年8月のD23で披露された初映像は、実写版の方向性を知るうえで重要な発表だった。
ただし、これは会場に集まったファン向けに披露された短い映像であり、完成版の長編予告編とは異なる。
初映像で明らかになった内容米メディアのTheWrapなどの報道によると、映像は石畳の上に長く伸びるラプンツェルの金色の髪を映し出すところから始まる。
その後、カメラが移動してラプンツェル役のティーガン・クロフトの姿が現れ、続いてキャスリン・ハーン演じるマザー・ゴーテルが登場する構成だった。
短い映像ながら、実写版の衣装や髪の表現、ゴーテルの登場演出など、アニメーション版で親しまれてきた世界観を現実の映像に落とし込む方向性がうかがえる。
初映像は一般公開されたのか?ここは混同されやすいポイントだ。
D23で初映像が披露されたことと、一般向けに公式予告編が公開されたことは別である。イベント会場での上映を見た人の感想や映像の説明が報道されていても、それだけで正式なオンライン予告編が公開されたことにはならない。
今後注目したいのは、ディズニー公式チャンネルでのティザー映像、正式な予告編、追加のキャラクタービジュアルの発表だ。
実写化で期待される3つの見どころ1.ラプンツェルの長い魔法の髪
本作を象徴するのが、魔法の力を持つ長い金髪だ。アニメーションでは自由自在に動く髪が、実写ではどのように映像化されるのか。撮影技術と視覚効果の組み合わせが重要になる。
2.ランタンが夜空を埋め尽くす場面
アニメーション版の名場面として知られるのが、ラプンツェルとフリンが無数のランタンに囲まれるシーンだ。劇中歌「輝く未来(I See the Light)」とともに描かれるこの場面は、実写版でも特に期待される演出のひとつだろう。
3.ゴーテルの心理描写
マザー・ゴーテルは、ラプンツェルを守っているように見せながら、実際には彼女の自由を奪っている。キャスリン・ハーンの演技によって、優しさを装った支配や不気味なユーモアがどのように描かれるのかも見どころになる。
【原作との違い】2010年アニメ版から何が変わる?
実写版の原点となるのは、2010年公開のディズニー長編アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』だ。
同作はグリム童話「ラプンツェル」を基に制作されたディズニー長編アニメーション第50作。魔法の長い髪を持つ少女が塔を出て、初めて外の世界を知る冒険を描いたミュージカル作品である。
オリジナル版は世界的なヒット作ディズニー公式の作品紹介によると、アニメーション版は全世界興行収入5億9,000万ドルを超えるヒットを記録した。日本でも興行収入25億円を超え、世代を超えて親しまれている。
オリジナル版の主な声優は、英語版がマンディ・ムーアとザッカリー・レヴィ、日本語吹替版が中川翔子と畠中洋だった。
特に「輝く未来(I See the Light)」は、ラプンツェルとフリンの関係を象徴する楽曲として人気が高く、アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされた。
アニメーション版と実写版の比較- 作品の基本設定:魔法の髪を持つ少女が塔を出て冒険する物語が中心。
- キャラクター:主要キャラクターは共通する一方、ホーソーンという新キャラクターが追加される。
- 映像表現:アニメーションから実写映像と視覚効果を組み合わせた表現へ変わる。
- 音楽:ミュージカル作品としての具体的な楽曲構成や新曲情報は、今後の発表が待たれる。
- ストーリーの変更:細かな展開や結末の変更については、現段階で詳細が公表されていない。
ここで重要なのは、実写版がアニメーション版の映像をそのまま再現する作品とは限らないことだ。
実写映画では俳優の演技、撮影場所、衣装、セットなど、現実の要素が作品の印象を大きく左右する。アニメーション版で表現されていたコミカルな動きやファンタジー要素を、実写の演出にどう置き換えるかが制作上の大きな課題となる。
また、新キャラクターのホーソーンが登場することからも、オリジナル版と完全に同じ構成になるとは限らない。どの程度の新しい物語が加わるかは、予告編や完成作品で確認したいポイントだ。
【日本語吹替キャストは?】中川翔子の続投や声優発表の可能性を整理
日本のファンにとって、もうひとつ大きな関心事が日本語吹替キャストだ。
2026年11月2日現在、実写版の日本語吹替キャストは発表されていない。したがって、ラプンツェル役やフリン・ライダー役を誰が担当するのかは、まだ決まった情報として紹介できない。
アニメーション版では中川翔子がラプンツェルを担当2010年のアニメーション版では、中川翔子がラプンツェルの日本語吹替を担当した。歌唱部分は小此木麻里が務めている。
フリン・ライダーは畠中洋、ゴーテルは剣幸が担当した。
長年作品に親しんできた日本の観客にとって、このキャスティングは印象深いものだろう。そのため、実写版でも同じキャストが続投するのか、新たな俳優や声優が起用されるのかは気になるところだ。
実写版の吹替キャストは別途発表される可能性がある今回の実写版では、英語版の出演者としてティーガン・クロフトやマイロ・マンハイムらが決まっているが、これは日本語吹替の担当者を意味するものではない。
実写映画の吹替では、声優だけでなく、俳優やタレントが主要キャラクターを担当するケースもある。誰が起用されるかは、作品の方向性や宣伝展開とも関係してくる。
日本語版の正式発表を確認する際は、ウォルト・ディズニー・ジャパンのニュースリリースやディズニー・スタジオ公式の告知を基準にしたい。
日本のファンが今後チェックしたい情報- 日本公開日の正式決定
- 日本語吹替キャストの発表
- 日本語版予告編の公開
- 日本版ポスターや劇場公開特典
- 劇中歌の日本語版や歌唱担当の情報
- ムビチケなど前売り券の販売開始
特に吹替キャストは、発表時に話題になりやすい情報だ。アニメーション版のイメージを大切にした配役になるのか、実写版ならではの新しいキャスティングになるのか、今後の動向に注目したい。
【ラプンツェル実写版】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラプンツェル実写版はいつ公開されますか?
A1:全米公開日は2028年3月31日です。日本公開日は2026年11月2日時点で未発表です。
Q2:実写版ラプンツェルの主演は誰ですか?
A2:ラプンツェル役はティーガン・クロフト、フリン・ライダー役はマイロ・マンハイムです。
Q3:マザー・ゴーテル役は誰が演じますか?
A3:キャスリン・ハーンが演じます。『ワンダヴィジョン』や『アガサ・オール・アロング』などで知られる俳優です。
Q4:ディエゴ・ルナは何役ですか?
A4:実写版の新キャラクター、ホーソーンを演じます。アニメーション版には登場しない人物です。
Q5:日本公開日は2028年3月31日ですか?
A5:いいえ。2028年3月31日は全米公開日です。日本公開日はまだ正式発表されていません。
Q6:日本語吹替版のラプンツェル役は中川翔子ですか?
A6:中川翔子は2010年のアニメーション版でラプンツェルを担当しました。実写版での続投は発表されていません。
Q7:D23で公開された映像は一般公開されていますか?
A7:D23では会場向けに初映像が披露されました。会場での上映と一般向けの公式予告編公開は別であり、正式な予告編の続報が注目されています。
Q8:実写版の監督と脚本家は誰ですか?
A8:監督はマイケル・グレイシー、脚本はジェニファー・ケイティン・ロビンソンとマイケル・モンテマヨールが担当しています。
実写版『塔の上のラプンツェル』は、2026年11月2日時点で全米公開日が2028年3月31日に決定している。ティーガン・クロフトとマイロ・マンハイムを主演に迎え、キャスリン・ハーン、ディエゴ・ルナ、カトリーナ・バルフらが参加する豪華なキャストが特徴だ。
2026年8月のD23では初映像が披露され、同年10月30日には共同脚本家による撮影終了報告も伝えられた。作品は公開に向けて次の制作段階へ進んでいる。
一方、日本公開日と日本語吹替キャストはまだ発表されていない。特にアニメーション版でラプンツェルを演じた中川翔子の続投については、現段階では確定情報がない。
今後の注目要点は、日本公開日の決定、正式な予告編、吹替キャスト、劇中歌の詳細の4つ。アニメーション版の魅力を受け継ぎながら、実写ならではの映像表現でどのような新しいラプンツェルの世界を見せてくれるのか。2028年の劇場公開に向けて、ディズニーからの続報に期待したい。