山本さんの病気は、2009年の耳の腫瘍と2019年の大腸がんという、性質の異なる2つの病気に分けて理解する必要があります。
加えて、2010年代のテレビ出演や2023年のインタビュー、2026年の本人連載を照らし合わせると、病気との向き合い方が少しずつ変化してきたことも見えてきます。
年代別の病気・活動・関係者一覧この年表で注目したいのは、2009年の耳の腫瘍と2019年の大腸がんの間に約10年の時間があることです。耳の腫瘍は良性と説明されたものであり、大腸がんが耳に転移したという話ではありません。
また、吉幾三さんは2019年の大腸がん治療で病院の紹介や転院の手配を支えた人物です。山本さんの病歴を語る際には、この友情も重要な背景となっています。
【2026年の最新活動】病気を経験した山本譲二は今も歌い続けている

病気の経緯と並んで気になるのが、2026年現在の芸能活動です。
山本さんは1950年2月1日生まれ、山口県下関市出身。1974年に伊達春樹の名前でデビューし、北島三郎さんに師事した後、1978年に山本譲二として再デビューしました。
1980年発売の「みちのくひとり旅」はロングヒットとなり、代表曲として広く知られています。NHK紅白歌合戦にも通算14回出場。長年にわたって演歌界を支えてきた歌手です。
2026年7月15日には新曲「桜龍」を発売2026年の音楽活動で注目されるのが、7月15日に発売されたシングル「桜龍~さくらりゅう~」です。
作詞は田久保真見さん、作曲は弦哲也さん、編曲は猪股義周さん。カップリングには「みんな野球少年だった」が収録されています。
テイチクレコードの公式作品紹介では、友を亡くした男の悲哀と友情を描いた作品として紹介されています。50周年を経た新たな活動の一つです。
2026年4月にはスポニチの自叙伝連載「我が道」に登場2026年4月1日から30日まで、スポーツニッポンの連載「我が道」に登場しました。
この連載では、甲子園出場を目指した高校時代、歌手デビュー、北島三郎さんとの出会い、吉幾三さんとの友情など、これまでの人生を振り返っています。
病気に関係する内容として特に注目されたのが、次の2回です。
- 4月26日掲載・第25回: 歌手にとって大切な耳に異変が起きた経緯と、良性腫瘍の手術を見送った理由。
- 4月27日掲載・第26回: 2019年の大腸がん手術、吉幾三さんの支援、病気を経験して命を大切にするようになった思い。
過去の報道を振り返るだけでなく、本人が改めて自分の言葉で闘病を語った点に、この連載の価値があります。
2026年11月のコンサート出演予定山本さんの公式ウェブサイトには、11月のコンサート出演情報も掲載されています。
| 日程 | 公演・会場 |
|---|---|
| 11月1日 | 四人衆コンサート2026 in 加西 |
| 11月16日 | 広島・福山歌謡コンサート |
| 11月17日 | 山口・周南歌謡コンサート、下関歌謡コンサート |
| 11月27日 | 令和・歌の祭典2026、J:COMホール八王子 |
また、レコード会社の公式情報では、10月21日に「山本譲二 全曲集」も発売されています。
新曲、アルバム、コンサート、テレビ・ラジオ出演など、歌手としての活動が2026年も続いていることは確認できます。ただし、出演予定や作品発売は、医療機関による健康状態の証明とは別の情報です。
【噂と事実を検証】山本譲二の病気について間違えやすい4つのポイント
山本さんの病気については、過去のニュースと現在の情報が混ざり、実際の状況よりも深刻に受け取られたり、逆に完治したと誤解されたりすることがあります。
1. 大腸がんは転移していたのか?2019年6月29日の術後検査では、転移は確認されていません。
当時の報道では、リンパ節や内臓を検査した結果、転移がなかったことが明らかになっています。抗がん剤治療も不要との判断でした。
ただし、これは2019年当時の検査結果です。2026年の再発検査の結果が新たに公表されたという意味ではありません。
2. 右耳だけでなく両耳とも聞こえなくなったのか?左右の聴力は同じではありません。
2023年の本人の説明では、右耳は健常者を10とした場合の2〜3程度、左耳は7程度でした。2026年の本人連載でも補聴器の使用が語られています。
したがって、両耳が完全に聞こえなくなったという理解は正確ではありません。
3. 顔面神経の腫瘍は大腸がんの転移なのか?そのような事実は公表されていません。
右耳の良性腫瘍は2009年に発見され、大腸がんは2019年に発見されました。発生した時期も病気の性質も異なります。
耳の腫瘍は良性と説明され、手術による顔面神経への影響が懸念された病気です。一方、大腸がんは手術による切除が行われた悪性腫瘍です。両者を同じ病気として扱うことはできません。
4. 現在は完全に健康を取り戻したのか?コンサートや新曲発売を続けていることは確認できます。しかし、耳の腫瘍や大腸がんについて、すべて完治したという2026年の医学的発表は確認できません。
現在の活動状況と、医学的な意味での健康状態は分けて考える必要があります。
特に芸能人の場合、テレビ出演やステージで元気な姿を見せていても、日常的な通院、服薬、経過観察の詳細まで公開されるとは限りません。山本さんについても、本人が語った内容と医療上の最新情報を区別することが大切です。
【山本譲二の病気】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山本譲二の大腸がんは現在完治している?
A1:2019年5月30日にステージ2aの大腸がん手術を受け、同年6月29日の検査では転移が確認されませんでした。抗がん剤治療も不要と判断されています。ただし、2026年の最新検査による完治・再発状況は公表情報から確認できません。
Q2:山本譲二は現在も右耳が聞こえない?
A2:2026年4月の本人連載では、右耳の良性腫瘍が長期間変化していないことや、補聴器を使用していることを説明しています。2023年のインタビューでは右耳の聴力を健常者の2〜3程度と表現していました。
Q3:山本譲二の大腸がん手術を支えたのは吉幾三?
A3:はい。吉幾三さんは山本さんの親友で、2019年の大腸がん治療に際して信頼する医師がいる大学病院への転院を手配しました。2026年4月の本人連載でも、当時の支援について振り返っています。
山本譲二さんの病気について、これまでの公表情報を整理すると、特に重要なのは2009年の顔面神経の良性腫瘍と右耳の難聴、2019年のステージ2a大腸がんという2つの経験です。
2009年の耳の腫瘍は、手術による顔面神経への影響を考慮して経過観察を選択。2026年4月の本人連載では、腫瘍の大きさに長期的な変化がなく、補聴器を使用していることが明かされました。
2019年の大腸がんでは、約7センチの腫瘍に対して大腸を約20センチ切除。術後検査で転移が確認されず、抗がん剤治療も不要と判断されました。
そして2026年は、新曲「桜龍~さくらりゅう~」の発売、スポニチ「我が道」の連載、コンサート出演など、精力的な活動が確認できます。
【プロの結論】
山本譲二さんの闘病歴から読み取れる大切な教訓は、病気の早期発見と、自分の身体の変化を軽視しないことです。
特に大腸がんについて、山本さん自身が腹痛を放置したことを振り返っている点は印象的です。症状が一時的に治まっても、重大な病気が隠れている可能性はあります。体調の異変が続く場合には、自己判断で済ませず医療機関に相談することが大切です。
また、山本さんは耳の腫瘍について、手術によるリスクと歌手としての仕事を考え、経過観察という選択をしました。治療方法は病気の状態や本人の事情によって異なり、個々の医師との相談が欠かせません。
2026年11月現在、山本さんの新たな病気の発表は確認できず、音楽活動も続いています。今後も本人の公式発信や所属レコード会社の最新情報を通じて、活動と健康状態の両方を見守っていきたいところです。
病気を経験したからこそ語れる人生観と、今もステージに立ち続ける姿。その両方が、山本譲二という歌手の現在を理解するうえで欠かせない要素となっています。