英語の「in the meantime」は、「その間に」「それまでの間に」「その間は」という意味を持つ時間表現です。何かが起こるのを待っている期間や、次の予定が始まるまでの時間について話すときに使われます。日常会話からビジネスメールまで幅広く登場し、文頭に置くことで「それまでの間は、こうしましょう」と自然に話題をつなげられます。
一方、よく似た「meanwhile」や「for the time being」とは、使われる場面や伝わるニュアンスに違いがあります。2026年11月現在の主要英英辞典の定義も踏まえ、意味、文法、発音、文頭での使い方、実践的な例文まで整理します。
【基本を理解】in the meantimeの意味と自然な和訳は「その間に」

「in the meantime」は、何かが起こるまでの間、あるいは二つの出来事の間にある時間を表す英語表現です。
Cambridge Dictionaryでは、期待される出来事が起こるまで、または別のことが進行している間を表す表現として説明されています。Oxford Advanced Learner's Dictionaryでも、二つの時点や出来事の間の期間という意味が示されています。
つまり、単純に時間が経過していることだけではなく、次に起こることを待つ間に何をするのかという時間的なつながりを伝える表現です。
主な意味と和訳文脈に応じて、日本語では次のように訳し分けられます。
- その間に
- その間は
- それまでの間に
- それまでの間は
- そうしているうちに
- 次の出来事が起こるまでの間に
例えば、次の英文を見てみましょう。
The train leaves at six. In the meantime, let's have some coffee.
和訳:電車は6時に出発します。それまでの間、コーヒーでも飲みましょう。
ここでは、電車が出発する6時という明確な未来の時点があります。その時刻までの時間を利用して、コーヒーを飲むという別の行動を提案しています。
もう一つの例です。
My new computer will arrive next week. In the meantime, I'll use my old one.
和訳:新しいパソコンは来週届きます。それまでの間は、古いものを使います。
新しいパソコンが届くという出来事と、現在の行動が時間的につながっています。
「その間に」と「それまでの間」の違い日本語訳は一つに固定する必要はありません。
「その間に」は、ある期間中に別の行動をするイメージが強く、「それまでの間」は、次の出来事が起こるまでの時間に焦点を当てています。
例えば、商品の到着を待っている場合は「それまでの間」、会議が始まるまでに準備する場合は「その間に」と訳すと自然です。
英語の表現自体は同じでも、日本語では前後の文章に合わせて訳し分けることがポイントです。
【文法を解説】in the meantimeは文頭・文中・文末のどこに置く?
「in the meantime」は、文全体に時間的な情報を付け加える副詞的な働きを持つ前置詞句です。
構造は次のとおりです。
- in:前置詞
- the:定冠詞
- meantime:名詞(その間の時間)
つまり、前置詞inと名詞meantimeを組み合わせた表現です。
特に覚えておきたいのは、meantimeが名詞であることです。通常の文章では「in the meantime」という3語の形で使います。
1. 文頭に置く場合最も覚えやすく、実際の会話や文章でも使いやすい形です。
In the meantime, please wait here.
和訳:その間、こちらでお待ちください。
The results will be announced tomorrow. In the meantime, we will continue our work.
和訳:結果は明日発表されます。それまでの間、私たちは作業を続けます。
文頭に置くと、前の文章で説明した予定や出来事を受けて、次に何をするのかを示せます。
基本的には「In the meantime, 主語+動詞」という形を覚えておけば問題ありません。
2. 文中に置く場合文の途中に挿入することもできます。
We can, in the meantime, prepare the necessary documents.
和訳:その間に、必要な書類を準備することができます。
このように文中に置く場合、挿入的な情報として前後をコンマで区切ると読みやすくなります。
ただし、コンマで囲む形にこだわる必要はありません。自然な語順で文の一部として組み込むこともできます。
3. 文末に置く場合文末に置くと、どの期間に行動するのかを補足する自然な表現になります。
You can use my laptop in the meantime.
和訳:その間は私のノートパソコンを使っていいですよ。
I'll keep working in the meantime.
和訳:それまでの間、仕事を続けます。
会話でもメールでも使える便利な配置です。
文頭で使うときのコンマに注意「In the meantime」の直後には、通常コンマを置きます。
- 自然な形:In the meantime, let's prepare for the meeting.
- 読みにくい形:In the meantime let's prepare for the meeting.
特にビジネスメールや説明文では、文頭のコンマを忘れないようにしましょう。
また、「in the meantime」は接続詞ではありません。二つの独立した文を単純にコンマだけでつなぐことは避けます。
例えば、次のような文章です。
誤りになりやすい形:
The system is being repaired, in the meantime, we will use another system.
自然な形:
The system is being repaired. In the meantime, we will use another system.
または、
The system is being repaired; in the meantime, we will use another system.
ピリオドやセミコロンで適切に文を区切ることが大切です。
【比較で理解】in the meantimeとmeanwhileの違い・使い分け一覧
「in the meantime」を覚えるとき、多くの人が迷うのが「meanwhile」との違いです。
どちらも「その間に」「その間は」と訳せるため、辞書では類義表現として紹介されています。実際、Cambridge Dictionaryでも両者は類義語として扱われています。
ただし、文章の中で注目するポイントには違いがあります。
in the meantimeとmeanwhileの比較表| 比較項目 | in the meantime | meanwhile |
|---|---|---|
| 品詞・構造 | 前置詞句 | 副詞 |
| 基本的な意味 | その間に、それまでの間に | その間に、一方で |
| 主なニュアンス | 次の出来事までの期間 | 同時進行する出来事や対比 |
| 文頭での使用 | In the meantime, | Meanwhile, |
| 文中での使用 | 可能 | 可能 |
| 文末での使用 | 可能 | 可能 |
| 使いやすい場面 | 待ち時間、予定の間、代替行動 | 並行する状況、話題の転換、対比 |
The package will arrive on Friday. In the meantime, you can use this one.
和訳:荷物は金曜日に届きます。それまでの間は、こちらを使ってください。
荷物が届くまでの期間を意識した表現です。
meanwhileの例文My sister is studying in Tokyo. Meanwhile, I am working in Osaka.
和訳:妹は東京で勉強しています。一方、私は大阪で働いています。
ここでは、二人の異なる状況が同時に進行していることを伝えています。
どちらを使うべき?判断のポイント使い分けで迷ったら、文章で何を伝えたいのかを考えます。
- 次の予定や出来事までの待ち時間を説明するなら、in the meantime。
- 別々の場所や人物の行動が同時に進んでいることを示すなら、meanwhile。
- 前の話題から別の状況に移るときは、meanwhileが簡潔。
ただし、これは絶対的な文法上の区別ではありません。
Merriam-Websterも、meantimeとmeanwhileの歴史的な用法には重なりがあり、両者が互いに置き換えられる例も存在すると説明しています。
したがって、「待ち時間なら必ずin the meantime、同時進行なら必ずmeanwhile」と機械的に覚える必要はありません。意味が重なる場面では、どちらを選んでも自然な英文になります。
meanwhileとwhileは同じ?ここも混同しやすいポイントです。
「while」は接続詞として、二つの節をつなぐ働きがあります。
I was cooking while my brother was watching TV.
和訳:弟がテレビを見ている間、私は料理をしていました。
一方、「meanwhile」は副詞です。
I was cooking. Meanwhile, my brother was watching TV.
和訳:私は料理をしていました。その間、弟はテレビを見ていました。
この違いを理解すると、英文を組み立てるときの迷いが少なくなります。
【実践例文】会話・ビジネスメールで使えるin the meantimeの使い方
「in the meantime」は、日常会話だけでなく、仕事上の連絡でも使いやすい表現です。
特に、何かの結果や返答を待っている間に別の行動を提案するときに役立ちます。
日常会話で使える例文5選例文1:料理ができるまで
Dinner isn't ready yet. In the meantime, let's watch a movie.
和訳:夕食はまだできていません。その間に映画でも見ましょう。
例文2:修理を待っているとき
My phone is being repaired. In the meantime, I'm using my old phone.
和訳:スマートフォンを修理に出しています。その間は古いスマートフォンを使っています。
例文3:友人を待っているとき
Tom will be here in 30 minutes. In the meantime, let's get some coffee.
和訳:トムは30分後に来ます。それまでの間、コーヒーでも飲みましょう。
例文4:旅行の予定について
Our vacation starts next month. In the meantime, I need to finish my work.
和訳:休暇は来月からです。それまでの間に仕事を終わらせる必要があります。
例文5:新しい仕事が始まるまで
I start my new job next Monday. In the meantime, I'm taking a short break.
和訳:新しい仕事は来週の月曜日に始まります。それまでの間、少し休んでいます。
これらの例文に共通するのは、現在と次の出来事の間にある時間を意識している点です。
ビジネスメールで使える例文5選ビジネスシーンでは、相手に待ってもらうときや、正式な回答を出すまでの対応を案内するときに便利です。
例文1:確認作業中の案内
We are currently checking the details. In the meantime, please refer to the attached document.
和訳:現在、詳細を確認しております。その間、添付資料をご参照ください。
例文2:正式な回答を待つ場合
We will provide you with a final answer by Friday. In the meantime, please feel free to contact us if you have any questions.
和訳:金曜日までに最終的な回答をお送りします。それまでの間、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
例文3:システム更新中の案内
The new system will be available next month. In the meantime, please continue using the current system.
和訳:新しいシステムは来月利用可能になります。それまでの間、現在のシステムを引き続きご利用ください。
例文4:資料の準備中
I am preparing the requested materials. In the meantime, I will share the preliminary information with you.
和訳:ご依頼いただいた資料を準備しています。その間、予備的な情報を共有いたします。
例文5:会議の日程調整
We are coordinating the meeting schedule. In the meantime, please let us know your availability.
和訳:現在、会議の日程を調整しています。それまでの間、ご都合のよい日時をお知らせください。
ビジネスメールで使う際の注意点「in the meantime」自体に、強い敬語や丁寧さが含まれているわけではありません。
相手への印象は、前後の表現によって変わります。
例えば、次のような表現を組み合わせると、柔らかく丁寧な文章になります。
- Please feel free to ~:遠慮なく~してください
- Please refer to ~:~をご参照ください
- We will keep you updated.:随時状況をお知らせします
- Thank you for your patience.:お待ちいただきありがとうございます
また、正式な回答日が決まっていないのに「by Friday」などの期限を勝手に設定しないことも大切です。in the meantimeは、確定した予定と現在の対応を自然につなぐために使いましょう。
【類似表現を整理】for the time being・until then・in the interimとの違い
「その間に」「それまでの間」を表す英語表現は、in the meantimeだけではありません。
特に「for the time being」「until then」「in the interim」は、状況によって似た日本語訳になるため、違いを理解しておくと表現の幅が広がります。
for the time beingとの違い「for the time being」は、「当面は」「今のところは」「しばらくの間」という意味です。
Cambridge Dictionaryでは、限られた期間における状態や行動を表す表現として説明されています。現在の状況が今後変わる可能性を含む場合にも使われます。
例文:
For the time being, we will continue using the old system.
和訳:当面は、古いシステムを使い続けます。
この文章では、古いシステムを使うという現在の方針に焦点があります。
一方、次の文章を見てください。
The new system will be ready next month. In the meantime, we will continue using the old system.
和訳:新しいシステムは来月利用可能になります。それまでの間は、古いシステムを使い続けます。
こちらは、新しいシステムが利用可能になるまでの期間を意識しています。
つまり、次のように整理できます。
- in the meantime:次の出来事までの間に何をするか
- for the time being:今の状態や方針を当面どうするか
両方とも一時的な状況を表せるため、文脈によっては置き換えられます。
until thenとの違い「until then」は、「その時まで」「それまで」という意味です。
例文:
The meeting starts at 3 p.m. Until then, you can work on this project.
和訳:会議は午後3時に始まります。それまでは、このプロジェクトに取り組んでいてください。
until thenは、特定の時点まで状態や行動が続くことに焦点があります。
in the meantimeは、その期間をどう過ごすか、どんな行動をするかというニュアンスを出しやすい表現です。
in the interimとの違い「in the interim」は、「その間に」「暫定期間中に」という意味です。
例文:
A new manager will be appointed soon. In the interim, the deputy manager will take charge.
和訳:新しいマネージャーが間もなく任命されます。それまでの間は、副マネージャーが責任者を務めます。
in the interimは、ややフォーマルな響きがあり、ビジネス文書や公式な説明で使いやすい表現です。
その間にを表す英語表現の選び方日本語の「その間に」を英語にするときは、何を強調したいかによって表現を選びましょう。
- 待っている間に別の行動をする:in the meantime
- 別の出来事と同時に進行する:meanwhile
- 当面の状態や方針を示す:for the time being
- 特定の時点まで続くことを示す:until then
- 暫定的な期間をフォーマルに示す:in the interim
- 一つの文の中で「~している間」を表す:while
このように整理すれば、単語を丸暗記するよりも実際の会話や文章で使いやすくなります。
【発音と間違いやすいポイント】in the meantimeを自然に話すコツ
意味と文法を理解したら、発音も確認しておきましょう。
「in the meantime」の発音は、カタカナでは「イン・ザ・ミーンタイム」に近い音です。
meantimeの発音は、Cambridge Dictionaryによるとイギリス英語・アメリカ英語ともに次のとおりです。
/ˈmiːn.taɪm/
発音するときは、次の3点を意識します。
1. meanの部分は「ミーン」と長く伸ばす。
2. timeは「タイム」に近い音で発音する。
3. theは強く発音しすぎず、自然につなげる。
特にmeanの母音は、日本語の短い「ミ」ではなく、英語の/iː/という長い音です。
よくある間違い3選間違い1:「in meantime」と書いてしまう
通常の定型表現では、冠詞theを入れた「in the meantime」が基本です。
正:In the meantime, let's wait here.
間違い2:「in the mean time」と分けてしまう
現代英語で一般的な定型表現の綴りは「in the meantime」です。meantimeは1語で書きます。
間違い3:meanwhileと完全に同じだと思い込む
両者は意味が重なりますが、meanwhileは同時進行や対比にも使いやすく、in the meantimeは次の出来事までの期間を示すときに便利です。
意味の共通点と使用上の傾向を両方覚えることが、自然な英語につながります。
【プロの結論】in the meantimeを使いこなすための3つの判断基準
英語表現としての「in the meantime」を身につけるには、単に「その間に」という日本語訳を覚えるだけでは不十分です。
大切なのは、時間の前後関係を理解することです。
1. 次の出来事が何かを意識するin the meantimeを使うときは、前後にある出来事を確認します。
例えば、新しい商品が届くまで、会議が始まるまで、結果が発表されるまでなど、何らかの時間的な区切りがあると自然です。
次の出来事が明確であれば、相手にも時間の流れが伝わりやすくなります。
2. 待っている間の行動を伝えるこの表現が便利なのは、待ち時間を単なる空白として扱わず、その間にできることを伝えられる点です。
仕事なら資料の準備、日常会話ならコーヒーを飲むことや別の作業など、次の予定までの行動を提案できます。
そのため、相手を待たせる場面でも、会話やメールを前向きにつなげやすくなります。
3. 一時的な状態なのか、時間の経過なのかを区別するここが類似表現との使い分けで最も重要です。
「当面はこの方法を続ける」という状態を強調したいならfor the time being、「次の予定までの間に何かをする」ならin the meantimeが適しています。
meanwhileは、同時進行する出来事や別の状況を紹介するときに選ぶと自然です。
英語の時間表現は、日本語訳だけで判断すると混乱しやすい分野です。出来事の順番と、その期間に何が起きているのかを考える習慣をつけると、適切な表現を選びやすくなります。
【よくある質問】in the meantimeに関するFAQ
Q1:in the meantimeの意味を簡単にいうと何ですか?
A1:「その間に」「それまでの間に」という意味です。何かが起こるまでの期間や、二つの出来事の間にある時間を表します。
Q2:in the meantimeは文頭に置けますか?
A2:置けます。「In the meantime, + 主語+動詞」の形が一般的です。文頭では通常、直後にコンマを付けます。
Q3:in the meantimeとmeanwhileはどちらが正しいですか?
A3:どちらも正しい英語表現です。意味が重なる場面もあります。次の出来事までの期間を強調するならin the meantime、同時進行や対比を示すならmeanwhileが使いやすい傾向にあります。
Q4:for the time beingとin the meantimeの違いは何ですか?
A4:for the time beingは「当面は」「今のところは」という一時的な状態を表します。in the meantimeは「次の出来事が起こるまでの間」という時間的なつながりを強調します。
Q5:in the meantimeはビジネスメールでも使えますか?
A5:使えます。確認作業中の案内や、正式な回答を待つ間の対応を伝えるときに便利です。「In the meantime, please refer to the attached document.(その間、添付資料をご参照ください)」などが代表例です。
Q6:in the meantimeの発音はどう読みますか?
A6:「イン・ザ・ミーンタイム」に近い発音です。meantimeはイギリス英語・アメリカ英語ともに/ˈmiːn.taɪm/です。meanの母音を長く発音することを意識しましょう。
Q7:「その間に」を英語で表すほかの表現はありますか?
A7:あります。meanwhile、during that time、for the time being、until then、in the interimなどです。それぞれ時間的な焦点や文法上の役割が異なるため、文脈に合わせて使い分けます。
「in the meantime」は、「その間に」「それまでの間に」という意味を持つ、会話でもビジネスメールでも活用できる英語表現です。
文頭・文中・文末のいずれにも置くことができ、特に文頭の「In the meantime,」は、前の文章を受けて次の行動を説明するときに便利です。
meanwhileとの違いは、時間の経過を強調するか、同時進行や対比を強調するかというニュアンスにあります。また、for the time beingは「当面は」という一時的な状態を示す表現です。
最後に、覚えておきたいポイントを整理します。
- in the meantime: その間に、それまでの間に
- meanwhile: その間に、一方で
- for the time being: 当面は、今のところは
- until then: その時まで、それまで
- in the interim: 暫定期間中に、その間に
まずは「The train leaves at six. In the meantime, let's have some coffee.」のような短い例文から使ってみてください。
次の出来事までの時間を意識して表現を選べるようになれば、in the meantimeだけでなく、meanwhileやfor the time beingも自然に使い分けられるようになります。
主な参照辞書: Cambridge Dictionary、Oxford Advanced Learner's Dictionary、Merriam-Webster。