嵐とNHK紅白歌合戦の歴史は、2009年の初出場から2020年の活動休止前最後のステージまで、12年間にわたって続いた。出場回数は通算12回、2009年から2020年まで12年連続。5人そろっての白組司会を5年連続で担当したほか、メンバー個人でも司会を務め、2016年と2019年には大トリを飾るなど、紅白の歴史に大きな足跡を残している。
そして2026年11月3日現在、注目されているのが第77回NHK紅白歌合戦への再登場だ。実は、2026年の司会者には二宮和也が選ばれている。一方、嵐は2026年5月31日の東京ドーム公演をもってグループ活動を終了した。出場歌手はまだ正式発表されておらず、二宮の司会決定と嵐としての出演は別の話である。過去の歌唱曲、歴代司会、大トリの記録、活動休止から活動終了までの経緯を整理し、2026年の再出場の可能性を読み解く。
【全記録】嵐の紅白歌合戦は12年連続出場!2009年から2020年までの歩み

嵐が初めてNHK紅白歌合戦に出演したのは、2009年12月31日放送の第60回大会だった。
1999年のデビューから10周年を迎えた節目の年であり、初出場ながら「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露。デビュー曲から代表的なヒット曲までを盛り込んだステージで、紅白における嵐の歴史が始まった。
その後、2010年から2014年まで5年連続で白組司会を担当。単に歌を披露する出演者ではなく、番組全体の進行を担う存在へと役割を広げていった。
2015年以降も出場を続け、2016年には初めて大トリを担当。2017年には二宮和也、2018年と2019年には櫻井翔が個人で白組司会を務めた。2020年には活動休止前最後の紅白出演を果たしている。
この12年間を通して注目したいのは、毎年のヒット曲だけでなく、その時期の嵐を象徴する楽曲を組み合わせたメドレーが定番になったことだ。音楽活動の節目と紅白の演出が結びつき、年末の恒例行事として定着していった。
【まとめ】嵐の紅白歴代歌唱曲一覧!2009〜2020年の全12回
嵐の紅白での歌唱曲を振り返ると、初期はその年のヒット曲を中心とした構成で、2010年代半ば以降は過去の代表曲と新曲を組み合わせたスペシャルメドレーが目立つ。
以下は各年のメイン歌唱曲と出演時の主な役割をまとめた一覧だ。企画コーナーや特別ステージでの追加歌唱は、メインメドレーと区別して記載している。
| 年 | 紅白での歌唱曲・メドレー | 主な出演実績・備考 |
|---|---|---|
| 2009年 | 嵐×紅白スペシャルメドレー A・RA・SHI、Love so sweet、Happiness、Believe |
第60回で初出場。デビュー10周年。 |
| 2010年 | 2010紅白オリジナルメドレー Troublemaker、Monster |
グループとして初の白組司会。 |
| 2011年 | 2011紅白スペシャルメドレー 迷宮ラブソング、果てない空 |
白組司会。企画コーナーでも出演。 |
| 2012年 | New Year's Eve Medley 2012 ワイルド アット ハート、Face Down |
白組司会。ディズニー企画や「ふるさと」にも参加。 |
| 2013年 | New Year's Eve Medley 2013 Endless Game、Breathless |
白組司会。「ふるさと」も歌唱。 |
| 2014年 | 2014 Thanks Medley 感謝カンゲキ雨嵐、GUTS! |
白組司会。妖怪ウォッチとのコラボや「ふるさと」にも参加。白組トリ。 |
| 2015年 | New Year's Eve Medley 2015 Sakura、愛を叫べ |
スター・ウォーズとのコラボ演出も話題に。 |
| 2016年 | 嵐×紅白スペシャルメドレー A・RA・SHI、Happiness、One Love |
相葉雅紀が白組司会。グループ初の大トリ。 |
| 2017年 | 嵐×紅白スペシャルメドレー GUTS!、Doors〜勇気の軌跡〜 |
二宮和也が白組司会。 |
| 2018年 | 嵐×紅白スペシャルメドレー 君のうた、Happiness |
櫻井翔が白組司会。白組トリ。番組全体の最後はサザンオールスターズ。 |
| 2019年 | 嵐×紅白スペシャルメドレー A・RA・SHI、Turning Up |
櫻井翔が白組司会。大トリ。別企画で「カイト」も披露。 |
| 2020年 | 嵐×紅白 2020スペシャルメドレー カイト、君のうた、Happiness |
第71回。活動休止前最後の紅白。東京ドームから中継。 |
この歌唱曲の記録は、2018年のリアルサウンドによる過去の披露曲特集や、各回の出演記録を照合すると、12回の流れを把握しやすい。特に2009年から2017年までは、年ごとのメドレー名と代表曲が確認できる。
2013年と2014年には「ふるさと」も企画コーナーで披露された。2014年は妖怪ウォッチとのコラボレーションもあり、通常の歌唱ステージだけでは捉えきれない多彩な出演があった。
2015年は「New Year's Eve Medley 2015」で「Sakura」「愛を叫べ」を披露。スター・ウォーズのキャラクターが登場する演出も組み込まれ、音楽と映像作品のコラボレーションが印象的な回となった。
2019年にはNHK2020ソング「カイト」を別企画で披露したうえで、メインのスペシャルメドレーにも登場している。米津玄師が作詞・作曲した「カイト」は、翌2020年の最後の紅白でも重要な位置を占める楽曲となった。
なお、2018年の嵐は白組の最後を飾る白組トリだったが、紅白全体の最終歌唱者は特別企画のサザンオールスターズだった。この違いは、大トリの記録を調べる際に押さえておきたいポイントだ。
【司会・大トリの実績】嵐が紅白の中心的存在になった理由
2010〜2014年は5人全員で白組司会を担当嵐の紅白での存在感を語るうえで欠かせないのが、2010年から2014年までの5年連続の白組司会だ。
2010年の第61回では、紅組司会の松下奈緒とともに、5人が白組の進行を担当。翌2011年は井上真央、2012年は堀北真希、2013年は綾瀬はるか、2014年は吉高由里子が紅組司会を務めた。
5人が交代で役割を担いながら、歌手紹介やゲストとのやり取り、番組進行に参加するスタイルは、グループならではの強みを生かしたものだった。
ここで注意したいのは、嵐が担当したのは白組司会であり、番組全体を統括する総合司会とは別の役割だということ。紅白の歴代司会者記録でも、この5年間は白組司会として掲載されている。
2016年からはメンバー個人が司会を継承2015年にグループとしての司会担当が一区切りを迎えると、翌2016年からはメンバー個人が白組司会を担当するようになった。
- 2016年:相葉雅紀。第67回の白組司会を担当し、嵐として初の大トリも務めた。
- 2017年:二宮和也。第68回の白組司会を担当。
- 2018年:櫻井翔。第69回の白組司会を担当し、嵐は白組トリを務めた。
- 2019年:櫻井翔。第70回の白組司会を担当し、嵐は2年連続の大トリを務めた。
この流れから分かるのは、嵐の紅白における役割がグループ全体から個人へと引き継がれたことだ。5人全員での司会経験が、メンバー個人の進行力やテレビでの信頼感につながっていった。
2016年・2019年は大トリ、2018年は白組トリ大トリの実績については、年ごとの曲順を正確に区別する必要がある。
2016年の第67回では、紅組トリの石川さゆりに続き、嵐が「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露。グループとして初めて大トリを務めた。
2018年の第69回では、嵐が白組トリとして登場。「君のうた」「Happiness」を歌唱した。その後、特別企画のサザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」「希望の轍」を披露し、番組全体を締めくくっている。そのため、嵐の実績を厳密に表現するなら白組トリが正確だ。
2019年の第70回では、再び嵐が大トリを担当。「A・RA・SHI」から「Turning Up」へつなぐスペシャルメドレーで番組を締めくくった。
2016年と2019年の曲順は日刊スポーツやオリコン、2018年の曲順はCINRAなどの当時の報道でも確認できる。こうした記録を区別すると、嵐が紅白で担ってきた役割の大きさがより鮮明になる。
【2020年が最後の出演】活動休止前、5人が紅白で届けたメッセージ
嵐にとって最後の紅白出演となったのは、2020年12月31日の第71回NHK紅白歌合戦だ。
この日は、グループとして活動休止に入る当日でもあった。新型コロナウイルス感染症の影響により、通常とは異なる年末を迎えるなか、嵐は東京ドームで開催していた生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」の会場から紅白に中継出演した。
最後のメドレーは「カイト」「君のうた」「Happiness」披露したのは「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」。選ばれた3曲には、それぞれ異なる意味合いがあった。
- カイト:米津玄師が作詞・作曲したNHK2020ソング。未来への希望を感じさせる楽曲。
- 君のうた:大切な人とのつながりや温かさを感じさせる楽曲。
- Happiness:嵐を代表する人気曲の一つ。明るく前向きな雰囲気でメドレーを締めくくった。
「カイト」の間奏ではメンバー5人がそれぞれ言葉を届けた。日刊スポーツの当日報道によれば、櫻井翔、大野智、相葉雅紀、二宮和也、松本潤が順番に思いを伝え、歌唱後には総合司会の内村光良とのやり取りも行われた。
特に印象的だったのは、紅白のステージだけでなく、同時進行していた東京ドームのライブ会場から中継するという出演形式だ。テレビの年末特番とファンに向けた最後の生配信ライブをつなぐことで、嵐の活動休止という節目を多くの人が共有できる構成になっていた。
活動休止は解散ではなかった2020年12月31日の活動休止は、嵐がその時点で解散するという発表ではなかった。5人でのグループ活動をいったん休止するという決断だった。
その後、約4年半の時間を経て、2025年5月6日、嵐はファンクラブ会員向けの動画などで5人で再び集まり、2026年春のコンサートツアー開催に向けて動き始めることを発表した。
同時に明らかにされたのが、ツアーをもってグループ活動を終了するという方針だった。
「このツアーをもちまして、嵐としての活動を終了いたします」
この発表は、長年応援してきたファンに直接感謝を伝え、5人でのパフォーマンスを届けるための再集結だったことを示している。活動再開を恒常的なグループ活動の復活と捉えるよりも、最後のコンサートツアーに向けた特別な再始動と理解するほうが、実際の経緯に即している。
【2026年最新】嵐は第77回NHK紅白歌合戦に出場する?二宮和也の司会と再登場の真相
2026年11月3日現在、第77回NHK紅白歌合戦の出場歌手はまだ正式発表されていない。
一方、司会者は10月9日にNHKから発表されている。顔ぶれは芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナウンサーの4人だ。番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」。放送は2026年12月31日午後7時20分から予定されている。
二宮和也が司会に決定!嵐の出場確定ではない今回の紅白で最も注目される点は、二宮和也が司会者に選ばれたことだ。
二宮は嵐として2010〜2014年に白組司会を5回経験している。また、2017年には個人としても白組司会を担当した。今回の第77回は個人として2回目の司会となる。
ただし、ここで混同してはいけないのが、二宮個人の司会出演と嵐のグループ出演の違いだ。
司会者としての二宮の出演はNHKが正式に発表した事実だが、5人での歌唱ステージやスペシャルメドレーへの参加が決まったわけではない。二宮の起用をもって嵐の再出場が確定したとする情報は、現時点では根拠を欠いている。
2026年5月31日、嵐は東京ドームで活動を終了2026年の紅白を考えるうえで、もう一つ大きな転換点がある。それが5月31日に行われた「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の最終公演だ。
同ツアーは札幌、東京、名古屋、福岡、大阪の5大ドームを巡り、最終日は東京ドームで開催された。これをもって嵐はグループ活動を終了した。
2026年6月のデイリースポーツも、5月31日の東京ドーム公演を活動終了の日として報じている。また、Storm Labelsの公式ディスコグラフィーでは、最終公演を収録したライブ映像作品が2026年11月3日発売として掲載されている。つまり、紅白の出場歌手発表を待つ現在も、嵐の最後のツアーは映像作品として新たな形で届けられている。
2026年の再出場の可能性はどこまである?嵐の紅白再登場を期待する声が生まれる背景には、次の3つの要素がある。
- 二宮和也の司会決定:嵐と紅白の関係を改めて思い出させる人選となった。
- 活動終了という節目:2026年5月に5人でのグループ活動を終えたことで、最後の紅白ステージを望む人にとって特別な年になっている。
- 紅白との長い実績:12年連続出場、5年連続のグループ司会、複数回の大トリという歴史がある。
しかし、いずれも再出場の正式な根拠ではない。特に2026年の活動終了は、最後のツアーを通じて5人での活動に区切りをつけるという発表に基づいている。
したがって、現時点での整理は次のとおりだ。
- 第77回の司会者:発表済み。二宮和也が参加。
- 第77回の出場歌手:2026年11月3日時点で未発表。
- 嵐のグループ出場:正式発表なし。
- 嵐のグループ活動:2026年5月31日に終了。
出場歌手の発表後に特別企画や追加出演が発表される可能性まで否定することはできない。しかし、過去の出演実績や二宮の司会起用だけで、嵐の出演を確定扱いすることはできない。
【プロの結論】嵐と紅白の関係から読み解く、再出場を判断する3つの視点
嵐の紅白出演歴を振り返ると、単なる出場回数以上に、グループの成長とNHKの年末番組における役割の変化が見えてくる。
1. 12年連続出場は、紅白との継続的な信頼関係を示す記録2009年から2020年までの12年連続出場は、デビュー10周年から活動休止までのグループの歴史と重なる。
初期のヒット曲を中心としたメドレーから、代表曲と新曲を組み合わせる構成へと変化し、さらに司会や大トリまで担当した。嵐は歌手としてだけでなく、番組の進行や演出にも関わる存在だった。
この実績は、2026年に再出場への期待が集まる理由として十分に理解できる。ただし、過去の実績が将来の出演を保証するわけではない。
2. 2020年の活動休止と2026年の活動終了は区別する2020年の活動休止は、グループとしての活動をいったん止める決断だった。一方、2025年に発表された再集結は、ファンに直接感謝を伝える最後のツアーに向けたものだった。
そして2026年5月31日、東京ドーム公演をもってグループ活動は終了した。この経緯を理解すれば、2026年の紅白出演を単純な「活動再開後の通常出演」として考えることが適切でない理由も分かる。
3. 再出場の情報は公式発表と期待・報道を分けて読む嵐の再出場に関するニュースを確認するときは、情報を次の3段階に分けると判断しやすい。
- 確定情報:NHKが公式に発表した司会者・出場歌手・特別企画の出演者。
- 報道情報:新聞社やテレビ局などが伝える出演交渉や関係者情報。正式発表とは区別する。
- 期待・予想:ファンの希望やメディアの出演予想。実際の出演決定を意味しない。
特に、二宮和也が司会を務めるという確定情報と、嵐5人が歌唱するという予想は、同じニュースとして扱うべきではない。
2026年11月3日時点で確実に言えるのは、嵐が12年間の紅白出場歴を持ち、2020年に活動休止前最後の出演を果たし、2026年5月31日にグループ活動を終了したこと。そして第77回の司会に二宮和也が決まった一方、嵐としての出場歌手発表はまだないということだ。
【嵐の紅白歌合戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐の紅白歌合戦の出場回数は何回ですか?
A1:通算12回です。2009年の第60回に初出場し、2020年の第71回まで12年連続で出場しました。
Q2:嵐が紅白に初めて出場したのは何年ですか?
A2:2009年です。デビュー10周年の年に「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露しました。
Q3:嵐が紅白の司会を担当したのは何年ですか?
A3:グループ全員で2010年から2014年まで5年連続で白組司会を務めました。その後、相葉雅紀が2016年、二宮和也が2017年、櫻井翔が2018年と2019年に個人で白組司会を担当しています。
Q4:嵐が紅白で大トリを務めたのは何年ですか?
A4:2016年と2019年です。2018年は白組トリを担当しましたが、番組全体の最後には特別企画のサザンオールスターズが出演しています。
Q5:嵐の最後の紅白出演はいつですか?
A5:2020年12月31日の第71回NHK紅白歌合戦です。東京ドームで開催されていた「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」の会場から中継で出演し、「カイト」「君のうた」「Happiness」の3曲を披露しました。
Q6:2026年の第77回NHK紅白歌合戦に嵐は出場しますか?
A6:2026年11月3日時点では、嵐のグループ出場は正式発表されていません。二宮和也は司会者として発表されていますが、これは嵐としての歌唱出演決定とは異なります。
Q7:嵐は2026年に活動を再開したのですか?
A7:2025年5月に5人で再び集まり、2026年のラストツアーに向けて活動することを発表しました。2026年5月31日の東京ドーム最終公演をもってグループ活動を終了しています。恒常的な活動再開ではなく、ファンに感謝を届ける最後のツアーでした。
嵐のNHK紅白歌合戦への出場は、2009年の初出場から2020年まで、12年連続の通算12回に及ぶ。2010〜2014年の5年連続白組司会、相葉雅紀・二宮和也・櫻井翔による個人司会、2016年と2019年の大トリなど、歌唱以外にも多くの実績を残してきた。
2020年12月31日の最後の紅白出演では、東京ドームから「カイト」「君のうた」「Happiness」を届け、活動休止という大きな節目を迎えた。その後、2025年に5人で再集結し、2026年5月31日のラストツアー最終公演をもってグループ活動を終了した。
2026年11月3日現在、第77回NHK紅白歌合戦の司会には二宮和也が決定している。しかし、嵐としての出場は正式発表されていない。司会への起用とグループの再出場を混同せず、今後のNHKによる出場歌手・特別企画の発表を確認することが大切だ。
5人で歩んだ12年間の紅白の歴史は、単なる出演記録ではない。大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤という5人が、歌と司会の両面から年末のテレビ文化を彩ってきた記録でもある。2026年の紅白でどのような形で嵐の名前が登場するのか、引き続き注目が集まる。
主な参照資料: NHKの第77回司会発表、日刊スポーツの歴代司会・出演記録、リアルサウンドの歴代歌唱曲特集、2020年の出演当日報道、Storm Labels公式ディスコグラフィー、2026年の活動終了に関する報道。