「パンスト2期」として検索される新作の正式タイトルは、『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』。2010年に放送された『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』から約15年を経て制作された新作で、2025年7月9日(水)25時からTOKYO MX、BS日テレほかで放送が始まった。全13話で、Prime Videoでは翌7月10日午前1時から地上波同時・最速配信が実施された。
2026年11月2日現在、テレビシリーズはすでに最終回を迎えている。気になるのは、旧作から何が変わったのか、声優キャストは誰なのか、Prime Videoではどのバージョンを見られるのか、そして次の続編が制作される可能性はあるのかという点だ。今石洋之監督ら制作陣の発言や公式情報、視聴者の評価を交えながら、パンスト2期の全貌を整理する。
【パンスト2期の放送日は2025年7月9日|全13話で完結】

パンスト2期にあたる『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』は、2025年7月9日(水)25時から放送開始となった。深夜アニメの25時表記は翌日午前1時を意味するため、実際の暦日では7月10日未明にあたる。
放送局はTOKYO MX、BS日テレ、サンテレビ、KBS京都、三重テレビ、TVQ九州放送、岐阜放送、テレビ北海道など。地上波ではCENSORED版が放送され、AT-Xでは7月15日からオリジナル版が放送された。
シリーズの基本情報は次のとおりだ。
- 正式タイトル:New PANTY & STOCKING with GARTERBELT
- 放送開始:2025年7月9日
- 最終回:2025年9月24日
- 話数:全13話
- 制作会社:TRIGGER
- 監督:今石洋之
- シリーズ構成:今石洋之、若林広海
- ジャンル:アクション、コメディ、ファンタジー
視聴前に知っておきたいのが、話数とエピソード数の違いだ。
本作はテレビ放送上では全13話だが、各話の中に複数の短編エピソードが収録されている。最終的にはEPISODE.1からEPISODE.30までの全30エピソードで構成される。
そのため、配信サービスや海外の作品データベースによっては、13話と30エピソードという異なる数字が表示される。どちらかが誤りなのではなく、テレビ放送の単位と短編の通し番号の違いだ。
実際、KADOKAWAの海外向け作品情報では全13話と記載され、最終回の配信情報ではEPISODE.29とEPISODE.30が収録されている。
【1期と2期の違いは?「New」に込められた制作陣の意図】
パンスト1期は、2010年10月から12月にかけて放送されたGAINAX制作のテレビアニメだ。天使の姉妹パンティとストッキングが、神と悪魔の狭間にあるダテンシティでゴーストを退治するという設定を軸に、アメリカのカートゥーンを思わせる独特の映像表現と過激なコメディで人気を集めた。
2025年の新作では、パンティとストッキングを中心とした基本設定やビジュアルの方向性を引き継ぎながら、制作体制がGAINAXからTRIGGERへ移行した。
最も大きな違いは制作会社と表現の進化1期と新作の違いを理解するうえで重要なのは、単純なキャラクターの変更ではなく、制作チームそのものの成長だ。
Anime Expo 2025での制作陣インタビューでは、シリーズ構成・副監督の若林広海氏が、作品のデザインや世界観の核は維持されている一方、制作スタジオがGAINAXからTRIGGERに変わったことを大きな変化として説明している。
長い年月の間にスタッフ自身も経験を重ね、かつて作品を見ていたファン世代が制作チームに加わるようになった。旧作の雰囲気を保ちながら、新しい感覚を取り込める制作環境が整ったわけだ。
今石洋之監督は「単なる2期」ではないと説明興味深いのは、今石洋之監督自身が「Season 2」という呼び方について、制作側の認識とは少し異なると説明している点だ。
2025年のインタビューでは、本作を単に旧作の続きを作るという発想ではなく、『New PANTY & STOCKING』という新しい作品として捉えていることを明かした。
もちろん、物語上は1期の最終話を受けた展開が描かれている。第1話では旧作の出来事が振り返られ、長年ファンの間で語られてきたストッキングの衝撃的な行動にも関係する展開が描かれる。
つまり、視聴者にとっては続編として楽しめる一方、制作陣は新しい作品としての自由度を重視している。この両面を理解すると、タイトルに「New」が付けられた理由も見えてくる。
【パンスト2期の声優キャスト一覧|新キャラクターにも注目】
新作では、パンティ役の小笠原亜里沙、ストッキング役の伊瀬茉莉也をはじめ、旧作からおなじみの声優陣が参加している。
一方、新キャラクターの登場や一部キャストの変更もあり、作品に新鮮な印象を与えている。
主要キャラクターと担当声優の一覧| キャラクター | 声優 | 位置づけ |
|---|---|---|
| パンティ | 小笠原亜里沙 | 主人公・天使の姉 |
| ストッキング | 伊瀬茉莉也 | 主人公・天使の妹 |
| ガーターベルト | 石井康嗣 | 姉妹を監督する神父 |
| ブリーフ | 吉野裕行 | パンティに関わる青年 |
| チャック | 中村たかし | おなじみのマスコット的存在 |
| スキャンティ | 小松由佳 | 悪魔の姉妹 |
| ニーソックス | 渡辺明乃 | 悪魔の姉妹 |
| ファスナー | 夏吉ゆうこ | シリーズ登場キャラクター |
| ポリエステル | 榎木淳弥 | 新キャラクター |
| ポリウレタン | 上村祐翔 | 新キャラクター |
| ガンスミスビッチ | 青山吉能 | 新キャラクター |
※キャストはTRIGGERおよびKADOKAWAの作品公式情報に基づく。
ポリエステルとポリウレタンが新たに登場新キャラクターとして注目されたのが、ポリエステルとポリウレタンだ。
ポリエステル役は榎木淳弥、ポリウレタン役は上村祐翔が担当する。新たなキャラクターが加わることで、パンティとストッキングを中心とする既存の人間関係にも新しい動きが生まれている。
加えて、2025年8月にはガンスミスビッチの登場と青山吉能の出演が発表された。新キャラクターの存在は、旧作の懐かしさだけに頼らず、新しい視聴者にも作品を楽しんでもらうための重要な要素になっている。
制作スタッフも豪華な顔ぶれ監督は今石洋之。副監督には若林広海、古川晟が参加し、シリーズ構成も今石洋之と若林広海が担当する。
キャラクターデザインにはコヤマシゲト、すしお、坂本勝が参加。オリジナルキャラクターデザインは錦織敦史が担当している。
音楽プロデューサーはm-floのTaku Takahashi。音楽制作はフライングドッグが担当し、TeddyLoid、TAKU INOUE、80KIDZなど複数のアーティストも楽曲制作に参加した。
映像だけでなく音楽面でも現代的なクラブミュージックやエレクトロニックサウンドを取り入れた点が、本作の大きな魅力だ。
【パンスト2期の配信サービスは?Prime Videoと規制版・オリジナル版の違い】
パンスト2期を視聴する際に注意したいのが、配信サービスによって映像・音声のバージョンが異なることだ。
公式発表では、地上波放送はCENSORED版、AT-Xはオリジナル版という区分が設けられた。配信サービスについても、オリジナル版とCENSORED版の両方が用意され、提供するバージョンは各サービスによって異なると案内されている。
Prime Videoは最速配信の主要サービスPrime Videoでは2025年7月10日午前1時から毎週木曜日に配信がスタートした。地上波と同時刻に視聴できる最速配信サービスとして告知されていた。
公式SNSの配信案内では、Prime Videoなどでオリジナル版が配信されることも紹介されている。地上波の放送を待たずに作品を楽しみたい人にとって、重要な視聴先となった。
オリジナル版とCENSORED版は何が違う?両者の違いは、主に性的な表現や過激な言葉に対する映像・音声の規制処理にある。
オリジナル版は、規制用のモザイクやピー音を取り除いた仕様。作品本来の過激な演出やセリフを楽しみたい人に向いている。
CENSORED版は、地上波放送などに対応するため、モザイクやピー音などの処理が加えられたバージョンだ。
アニメイトタイムズの作品紹介でも、地上波版のピー音やモザイクが特徴として取り上げられている。規制そのものがギャグ演出として機能する場面もあり、両バージョンを見比べる楽しみも生まれている。
主な配信サービス2025年の公式配信案内で名前が挙がったサービスは次のとおり。
- Prime Video:地上波同時・最速配信。
- ABEMA:オリジナル版・CENSORED版の配信案内あり。
- dアニメストア:両バージョンの配信案内あり。
- U-NEXT:両バージョンの配信案内あり。
- DMM TV:両バージョンの配信案内あり。
- Lemino:両バージョンの配信案内あり。
- FOD:両バージョンの配信案内あり。
- TELASA:両バージョンの配信案内あり。
- アニメ放題:両バージョンの配信案内あり。
- Hulu:CENSORED版の配信案内あり。
このほか、バンダイチャンネル、niconico、J:COM STREAM、WOWOWオンデマンドなども公式の配信予定に含まれていた。
ただし、これは2025年の放送開始時点の配信情報だ。2026年現在の見放題対象、レンタル料金、配信期間は変更される可能性がある。特にオリジナル版を見たい場合は、作品ページのバージョン表記を確認してから契約・購入するのが確実だ。
【パンスト続編の制作決定はいつ?発表の経緯と2026年最新情報】
約15年ぶりの新作が実現した背景には、制作会社の変化と権利関係の整理があった。
2022年から2025年までの発表経緯パンスト新プロジェクトの動きが最初に公になったのは、2022年7月のAnime Expoだった。TRIGGERのステージで新作プロジェクトが発表され、ティザー映像も公開された。
その後、2023年7月のAnime Expo 2023では、TRIGGERがGAINAXから『Panty & Stocking with Garterbelt』の原作権を正式に譲り受けたことと、新プロジェクト『NEW PANTY AND STOCKING』の始動を発表した。
2024年には正式タイトルと2025年の放送予定が明らかになり、2025年6月には具体的な放送日、メインビジュアル、配信情報が公開された。
そして2025年7月、ついに新作が放送開始。約15年にわたる空白期間を経て、作品が新しい制作体制で復活した。
2026年11月時点で次のシリーズは決定している?2026年11月2日時点で、次期シリーズの制作決定や新しいテレビ放送日について、TRIGGERから正式発表は確認されていない。
TRIGGERの公式作品一覧では『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』は2025年のアニメーション作品として掲載されている。2026年の同社公式ニュースでは設立15周年や別作品のイベント・グッズ情報などが掲載されているが、パンストの次期シリーズ決定を告知する内容は見当たらない。
一方、将来の展開に期待できる発言もある。
Anime Expo 2025でのインタビューでは、シリーズ構成・副監督の若林広海氏が、作品を長く続けたいという意向を語った。過去に構想として6シーズンや映画の可能性に触れたこともあり、将来的にはさらに大きな展開を考えていることがうかがえる。
ただし、同氏は作品の将来がファンの反応にも左右され、制作スタッフだけで決められるものではないという趣旨の説明もしている。
したがって、次のように整理するのが正確だ。
- 2025年の新作テレビシリーズ:制作・放送済み。
- 2025年のディレクターズカット関連企画:劇場上映や追加上映が告知された。
- 次期テレビシリーズ:2026年11月2日時点で正式発表なし。
- 新作映画:制作決定や公開日は未発表。
- 将来のシリーズ構想:制作陣が長期展開への意欲を示している。
特に注意したいのは、制作陣が続編への意欲を語ったことと、実際に制作が決定したことは別だという点だ。SNSなどで「3期決定」「映画化決定」という情報を見かけた場合は、TRIGGERや作品公式からの発表があるかを確認したい。
【パンスト2期の評判と口コミ|2026年の視聴者評価を分析】
新作の評価を確認するうえで参考になるのが、国内の映画・アニメレビューサービスFilmarksだ。
2026年11月時点で確認できる同作の評価は4.0。レビュー数も1,600件を超えており、4.1~5.0の高評価が約55%、3.1~4.0の評価が約32%を占めている。
レビューは個人の感想であり、すべての視聴者を代表する統計ではない。それでも、作品のどの部分が支持され、どこに好みの分かれる要素があるのかを読み取る材料になる。
高評価につながっているポイント1. 15年ぶりでも変わらないパンストらしさ
旧作からのファンにとって、パンティとストッキングの奔放な性格や、予測不能な展開が再び楽しめることは大きな魅力だ。懐かしさと新作ならではの勢いが両立している。
2. TRIGGERによる映像表現
アクションシーンの迫力やカメラワーク、キャラクターの動きなど、映像面を評価する声も見られる。カートゥーン調のデザインを残しながら、現代の制作環境で映像を進化させている点が支持されている。
3. 新キャラクターの存在感
ポリエステルやポリウレタン、ガンスミスビッチなど、追加キャラクターに好意的な感想も投稿されている。既存キャラクターだけでは作れない新しい掛け合いが、シリーズの幅を広げた。
低評価や好みが分かれるポイント1. 下ネタや過激な言葉遣いが強烈
本作の最大の個性である一方、視聴者を選ぶ要素でもある。性的な冗談、暴力的な演出、過激な言葉遣いが苦手な人には、最後まで楽しむのが難しい可能性がある。
2. 映画や海外作品のパロディが多い
さまざまな作品へのオマージュやパロディが盛り込まれているため、元ネタを知っていると楽しさが増す。一方、すべてのネタを理解できなくても楽しめる反面、細かい引用を期待する視聴者には物足りない部分もあり得る。
3. ストーリーの連続性よりも勢いを重視
本作は各エピソードの発想やギャグを重視する構成だ。伏線を丁寧に回収する長編ドラマや、緻密な世界設定を求める視聴者とは相性が分かれる。
総合すると、旧作の過激な作風が好きだった人や、映像表現とパロディを楽しめる人にはおすすめしやすい。一方、万人向けのファミリーアニメや、落ち着いたストーリー重視の作品を求める人には向かない。
【パンスト2期に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:パンスト2期の放送日はいつですか?
A1:正式タイトル『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』は2025年7月9日(水)25時から放送開始となった。Prime Videoでは7月10日午前1時から配信され、全13話で2025年9月24日に最終回を迎えた。
Q2:パンスト2期は全何話ですか?
A2:テレビシリーズとしては全13話。各話に複数の短編が含まれており、短編エピソードの通し番号では全30エピソードとなる。
Q3:パンスト3期や新作映画の制作は決定していますか?
A3:2026年11月2日時点で、3期や新作映画の正式な制作決定は発表されていない。制作陣は長期シリーズ化や映画への意欲を示しているが、具体的な公開日や制作スケジュールは未発表だ。
『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』は、2010年のGAINAX制作作品から約15年を経て、TRIGGERが新たに制作したテレビシリーズだ。2025年7月9日に放送が始まり、全13話・全30エピソードで2025年9月に完結した。
小笠原亜里沙、伊瀬茉莉也ら主要キャストの続投に加え、榎木淳弥、上村祐翔、青山吉能ら新しい声優陣も参加。今石洋之監督を中心に、旧作の個性を残しながら映像と音楽を進化させた作品となっている。
視聴するなら、配信サービスごとのオリジナル版・CENSORED版の違いを確認することが大切だ。規制のない演出を楽しみたい人はオリジナル版、地上波放送時の独特なピー音やモザイク演出も含めて楽しみたい人はCENSORED版が選択肢になる。
そして2026年の最大の注目点は、次のシリーズが実現するかどうかだ。制作陣の発言には長期展開への期待が感じられるものの、現時点で正式決定はない。今後はTRIGGERの公式発表や作品公式ニュースが、新作の動向を判断する最も確かな情報源となる。
15年の空白を越えて戻ってきたパンティとストッキング。次にダテンシティで何が起こるのか、今後の展開にも期待したい。
主な確認資料・出典
- 作品公式サイト・放送配信情報
- KADOKAWA作品情報・キャスト発表
- TRIGGER公式スタッフ・作品情報
- ORICON NEWSによる新プロジェクト発表報道
- Anime Expo 2025制作陣インタビュー
- アニメイトタイムズの作品解説
- Filmarksの視聴者評価