- レギュラーシーズン: ソフトバンクが18勝5敗2分。25試合で圧倒的な勝ち越しを記録。 - 攻守の差: 対戦打率.291対.235、得点155対87、対戦防御率3.04対5.70。 - CSファイナル: 10月14日から16日まで3連勝。アドバンテージを含む5勝0敗で日本シリーズ進出。
【2026年の対戦結果】ソフトバンク18勝5敗2分、日本ハムを圧倒したシーズン

2026年のレギュラーシーズンにおける直接対決は、ソフトバンクの18勝5敗2分だった。25試合中18試合で勝利しており、勝率に換算すると.783。日本ハムの対戦勝率は.217にとどまった。
この数字は、単にシーズン終盤の数試合で差がついたわけではない。年間を通じてソフトバンクが優位を保ったことを示している。
NPB公式のチーム勝敗表でも、両球団の対戦成績は18勝5敗2分と記録されている。
2026年パ・リーグ最終順位両チームのレギュラーシーズン全体の成績も比較しておきたい。
- ソフトバンク:91勝49敗3分、勝率.650、1位
- 日本ハム:78勝62敗3分、勝率.557、3位
両チームのゲーム差は13.0。ソフトバンクはリーグ優勝を果たし、日本ハムは3位からクライマックスシリーズに進出した。
シーズン全体のチーム成績では、ソフトバンクが得点707、打率.261、防御率2.88。日本ハムは得点591、打率.248、防御率3.38だった。
日本ハムは177本塁打を記録し、ソフトバンクの162本を上回っている。それでも順位ではソフトバンクが大きく先行した。長打の数だけでは説明できない得点効率と投手力の差が存在した。
【徹底比較】打率・得点・OPS・防御率で見えた両チームの決定的な差
2026年のソフトバンク対日本ハムを分析するうえで、最も注目したいのは直接対決25試合のチーム成績だ。
NPB公式のCS展望記事や対戦詳細データには、両チームの打撃・投手成績が掲載されている。
特に得点差は大きく、ソフトバンクが155得点、日本ハムが87得点。ソフトバンクは日本ハムより68点多く得点した。
2026年対戦成績・比較表出典:NPB公式の2026年CS展望記事、Baseball Chronicleの2026年チーム別対戦詳細データ。OPSは出塁率と長打率の合計。対戦成績はレギュラーシーズンの25試合を対象とする。
打率と得点の差はどこから生まれたのかまず注目したいのが打率だ。
ソフトバンクは.291、日本ハムは.235。56ポイントの差がついた。
加えて、ソフトバンクは91四球を選んだのに対し、日本ハムは66四球だった。単純な安打数だけでなく、出塁機会の積み重ねにも差がある。
盗塁もソフトバンク16、日本ハム5。走者を進める攻撃の選択肢にも開きがあった。
一方、本塁打は両チームとも31本で同数だった。
つまり、ソフトバンクの勝ち越しを「本塁打数が多かったから」と説明することはできない。むしろ、安打、四球、走塁を組み合わせ、得点につなげる攻撃の総合力に違いが表れた。
1試合平均の得点はソフトバンク6.20点、日本ハム3.48点。その差は2.72点に達する。
投手成績と防御率の差も大きかった投手成績では、ソフトバンクの優位がさらに明確になる。
対戦防御率はソフトバンク3.04、日本ハム5.70。2.66点の差がある。
WHIPもソフトバンク1.17に対して日本ハム1.58だった。WHIPは1イニングあたりに許した安打と四球の合計を示す指標で、数値が低いほど走者を出しにくい。
日本ハムはソフトバンク戦で被打率.291、被OPS.808。反対にソフトバンクは被打率.235、被OPS.679だった。
週刊ベースボールの2026年CS展望記事では、先発防御率についてもソフトバンク3.22、日本ハム5.90と紹介されている。救援防御率もソフトバンク2.74、日本ハム5.42だった。
先発だけでなく、救援陣にも明確な差があったことが分かる。
【本拠地対決】みずほPayPayドーム福岡でソフトバンクが圧倒
2026年の対戦を象徴するのが、ソフトバンクの本拠地であるみずほPayPayドーム福岡での成績だ。
Baseball Chronicleの球場別対戦データによると、ソフトバンクは本拠地での日本ハム戦12試合で11勝1敗を記録した。
この12試合の成績は次のとおりだ。
- ソフトバンクの勝敗:11勝1敗
- 得点:80点
- 失点:38点
- 打率:.318
- OPS:.886
- 防御率:2.67
日本ハムは同じ12試合で打率.227、OPS.654、防御率6.87だった。
対戦全体でもソフトバンクが優勢だったが、本拠地ではさらに差が広がっている。
ビジターでもソフトバンクが勝ち越し重要なのは、ソフトバンクの強さが本拠地だけに限定されていなかったことだ。
ビジター13試合でも、ソフトバンクは7勝4敗2分と勝ち越している。
ビジターでの対戦打率はソフトバンク.269、日本ハム.242。OPSはソフトバンク.744、日本ハム.702だった。
防御率もソフトバンク3.37、日本ハム4.79と、ソフトバンクが上回っている。
本拠地での圧倒的な数字に目を奪われがちだが、敵地でも勝ち越している点が18勝5敗2分という最終結果を支えた。
ホームだけで強いチームではなく、異なる球場でも一定のパフォーマンスを維持できたことが、対戦成績の安定につながった。
【主力選手を比較】栗原陵矢・近藤健介と清宮幸太郎・万波中正の成績
チーム全体の数字だけでは、両球団の攻撃の特徴を十分に説明できない。
そこで、2026年の主力打者と、直接対決で結果を残した選手を見ていこう。
栗原陵矢は40本塁打・118打点の主砲に成長40本塁打
打率.271/118打点/OPS.922
栗原陵矢は2026年に142試合へ出場し、146安打、40本塁打、118打点を記録した。
本塁打と打点の両部門でリーグトップに立っており、ソフトバンクの得点力を支えた中心選手の一人だ。
特に40本塁打は、チーム内だけでなくリーグ全体でも際立つ数字である。近藤健介らの出塁能力と組み合わさることで、ソフトバンクの攻撃に厚みを加えた。
近藤健介は高打率と出塁能力で打線をけん引.309
打率/32本塁打/108打点/OPS.999
近藤健介は139試合に出場し、151安打、32本塁打、108打点をマークした。
特筆すべきは101四球と出塁率.431。打率だけではなく、四球を選ぶ能力でも相手投手にプレッシャーを与えた。
OPSは.999。長打力と出塁能力を兼ね備えた打者として、栗原陵矢とともにソフトバンクの打線を支えた。
近藤は以前、日本ハムに所属していた選手でもある。古巣との対戦という背景もあるが、2026年のチーム比較では、現在のソフトバンク打線を象徴する存在として注目される。
清宮幸太郎は対ソフトバンクで結果を残した.287
対ソフトバンク打率/23安打/5本塁打/12打点/OPS.861
日本ハム側にも、ソフトバンク戦で存在感を示した選手がいた。
清宮幸太郎は対ソフトバンク91打席で23安打、5本塁打、12打点。OPSは.861だった。
チーム全体の対戦打率.235を上回る数字であり、清宮個人はソフトバンク投手陣に対して一定の結果を残していた。
万波中正も対戦打率.324と好成績.324
対ソフトバンク打率/22安打/3本塁打/7打点/OPS.888
万波中正は対ソフトバンク75打席で22安打を放ち、打率.324、3本塁打、7打点を記録した。
OPSも.888で、清宮とともに日本ハム打線の中で対ソフトバンク戦に強さを見せた選手だ。
この2人の成績から分かるのは、日本ハムの主力打者が一律に抑え込まれていたわけではないということだ。
個人単位では好成績を残した選手がいた一方、チーム全体では得点87にとどまった。個々の打者の活躍を、チームとしての得点や勝利に結びつける部分に課題が残った。
【CSファイナルの結果】ソフトバンクが日本ハムに3連勝、5勝0敗で決着
レギュラーシーズンで18勝5敗2分と圧倒したソフトバンクは、10月のクライマックスシリーズ・ファイナルステージでも日本ハムを退けた。
日本ハムはファーストステージで西武を2勝1敗で下し、ファイナルステージへ進出。待ち受けていたのは、リーグ1位のソフトバンクだった。
2026年CSファイナルステージの試合結果
第1戦・10月14日
ソフトバンク6-4
日本ハム
第2戦・10月15日
ソフトバンク6-2
日本ハム
第3戦・10月16日
ソフトバンク6-2
日本ハム
最終成績(アドバンテージ含む)
5勝0敗
会場:みずほPayPayドーム福岡。NPB公式試合結果に基づく。
なぜソフトバンクは2勝のアドバンテージを得たのか
2026年のCSファイナルステージでは、従来の方式からルールが変更された。
NPBが8月24日に発表した規定では、次のいずれかに該当する場合、リーグ1位球団に2勝のアドバンテージが与えられる。
- 1位球団とファーストステージ勝者のレギュラーシーズンのゲーム差が10以上。
- ファーストステージ勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満。
今回、ソフトバンクと日本ハムのゲーム差は13.0だったため、2勝のアドバンテージが適用された。
ソフトバンクは実際の試合で3連勝し、アドバンテージの2勝と合わせて5勝0敗。日本シリーズ進出を決めた。
この制度変更によって、レギュラーシーズンの順位と成績が、ポストシーズンの勝ち上がりにも大きく影響する形となった。
CSでも攻撃力の差が表れた3試合の得点はソフトバンクが合計18点、日本ハムが合計8点だった。
第1戦は6対4と接戦になったが、第2戦と第3戦はいずれも6対2。3試合を通じてソフトバンクが安定して得点を重ねた。
レギュラーシーズンの直接対決で見られた得点力の差が、ファイナルステージでも再び表れた形だ。
日本ハムにとっては、ファーストステージを勝ち上がった勢いをファイナルステージにつなげられなかったことも課題として残る。
一方のソフトバンクは、リーグ優勝チームとしてのアドバンテージを生かし、3試合で決着をつけた。
【プロの結論】2026年の両チームを分けたのは本塁打数ではなく総合力
2026年のソフトバンク対日本ハムを振り返ると、最も大きな誤解は「ソフトバンクが本塁打で日本ハムを圧倒した」という見方だ。
実際には、レギュラーシーズン25試合の本塁打数は両チーム31本ずつで同じだった。
それでも得点は155対87。対戦OPSは.808対.679、防御率は3.04対5.70と大きく差がついた。
この結果から見えてくる要点は3つある。
1つ目は、ソフトバンクの出塁能力と得点効率。
打率だけでなく四球数、盗塁数でもソフトバンクが上回った。近藤健介の高い出塁能力や栗原陵矢の長打力など、異なる強みを持つ打者が打線の中で機能していた。
2つ目は、投手陣の安定感。
対戦防御率3.04とWHIP1.17は、走者を出しにくく失点を抑える投球ができていたことを示す。先発と救援の双方で日本ハムを上回った点は、25試合という長い期間で大きな意味を持つ。
3つ目は、チーム全体での再現性。
日本ハムの清宮幸太郎や万波中正は対ソフトバンクで好成績を残した。しかし、個々の選手が打つことと、チームが勝つことは同じではない。攻撃のつながり、投手陣の失点抑制、走塁を含めた総合力が勝敗を左右した。
2026年の対戦は、ソフトバンクが攻守のバランスで日本ハムを上回ったシーズンだった。
【ソフトバンク対日本ハム】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のソフトバンク対日本ハムの対戦成績は?
A1:レギュラーシーズン25試合で、ソフトバンクが18勝5敗2分と大きく勝ち越した。
Q2:2026年のCSファイナルステージの結果は?
A2:ソフトバンクが10月14日から16日まで3連勝。2勝のアドバンテージを含めて5勝0敗で日本シリーズ進出を決めた。
Q3:ソフトバンクと日本ハムの対戦で打率が高かったのは?
A3:ソフトバンクが.291、日本ハムが.235で、ソフトバンクが上回った。清宮幸太郎は対戦打率.287、万波中正は.324と、日本ハムにも好成績を残した打者がいた。
Q4:両チームの対戦OPSは?
A4:ソフトバンクが.808、日本ハムが.679だった。出塁率と長打率を合わせた指標でもソフトバンクが優位だった。
Q5:みずほPayPayドーム福岡での対戦結果は?
A5:ソフトバンクは本拠地での対戦12試合で11勝1敗。得点80、失点38と、ホームで特に強さを発揮した。
2026年のソフトバンク対日本ハムは、レギュラーシーズン18勝5敗2分、CSファイナルステージ3連勝という結果に終わった。
打率、得点、OPS、防御率、WHIPなど、主要な対戦指標の多くでソフトバンクが上回っている。
特に印象的なのは、両チームの本塁打数が同じ31本だったにもかかわらず、得点には68点もの差が生まれたことだ。
ソフトバンクは近藤健介の出塁能力、栗原陵矢の長打力、安定した投手陣を組み合わせ、シーズンを通じて高い総合力を発揮した。
日本ハムも清宮幸太郎や万波中正など、個人として結果を残した選手はいた。しかし、直接対決ではチーム全体の攻守のバランスで及ばなかった。
2026年の両チームの対決を象徴する数字は、18勝5敗2分、155対87、そしてCSファイナル5勝0敗。
レギュラーシーズンからポストシーズンまで一貫して優位を保ったソフトバンクが、2026年の日本ハムとの対戦を制した。