2026年大会では、地上波の放送枠だけでは全104試合をカバーできませんでした。NHK、日本テレビ、フジテレビがそれぞれ中継する試合を選定していたため、地上波の番組表に掲載されないカードも数多く存在しました。
ただし、地上波で放送されないことと、日本国内でテレビ視聴できないことは別問題です。NHK BSプレミアム4Kでは録画放送を含めて全試合をカバーし、DAZNでは全試合をライブ配信していました。
地上波で見られなかった場合の視聴方法- リアルタイムで試合を見たい:DAZNの全104試合ライブ配信を利用する。
- テレビの大画面で全試合を見たい:NHK BSプレミアム4Kの放送予定を確認する。
- NHKの地上波中継を見逃した:NHK ONEの見逃し配信を利用する。
- 日本代表戦だけをネットで見たい:DAZNの日本代表戦無料配信を利用する。
特に気をつけたいのは、NHK ONEで見られるのはNHK地上波の対象試合であり、大会全104試合ではないという点です。また、NHK BSプレミアム4Kの全試合対応も録画放送を含むため、リアルタイム視聴を重視する人にはDAZNのほうが適しています。
2026年大会で地上波放送が分散した背景今回の放送体制を理解するうえで重要なのが、大会そのものの規模です。
FIFAワールドカップ2026は、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国で共催され、出場国は従来の32か国から48か国に拡大しました。試合数も前回の64試合から40試合増え、合計104試合となっています。
新設されたラウンド32も含め、試合数が大幅に増加したことで、テレビ放送だけで大会全体を網羅する難しさも大きくなりました。日本の放送各社は、開幕戦、日本代表戦、強豪国同士の対戦、決勝トーナメントなど、注目度の高いカードを中心に中継を編成しました。
この構造を踏まえると、2026年大会の視聴方法は「地上波か有料配信か」という単純な二択ではありません。地上波で注目カードを楽しみ、BS4Kや配信サービスで視聴範囲を広げるという複数の選択肢が用意されていたのです。
【プロの結論】ワールドカップ2026の放送体制から分かること

今回の放送実績から読み取れるのは、ワールドカップのテレビ視聴が、地上波中心から複数の放送・配信サービスを組み合わせる形へ広がっていることです。
NHKは地上波34試合に加え、BS4Kで全104試合を放送。日本テレビとフジテレビも、それぞれ15試合、10試合を生中継しました。DAZNは全104試合のライブ配信を担い、日本代表戦については無料視聴の仕組みも用意しました。
この違いを踏まえると、視聴者がサービスを選ぶ基準は明確です。
視聴スタイル別のおすすめ- 地上波で無料視聴したい人:NHK総合、日本テレビ、フジテレビの中継を中心に楽しむ方法が適しています。
- 日本代表戦をスマートフォンで見たい人:DAZNの日本代表戦無料配信が便利です。
- 海外の強豪国も含めて全試合を追いたい人:DAZNの全104試合ライブ配信が適しています。
- 録画放送でもよいのでテレビで全試合を楽しみたい人:NHK BSプレミアム4Kが選択肢になります。
- NHKの放送を外出先で見たい人:NHK ONEの同時配信・見逃し配信が役立ちます。
反対に、地上波だけで全104試合をリアルタイム視聴したい人には、今回の放送体制は向いていません。地上波はあくまで一部の試合を担当する仕組みだったからです。
また、「BSで全試合を生中継している」「NHK ONEなら全試合を見逃し視聴できる」といった理解も正確ではありません。放送局の名前だけで判断せず、ライブ配信なのか、録画放送なのか、見逃し配信なのかを区別することが大切です。
【ワールドカップ2026の日本地上波放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドカップ2026は日本の地上波だけで全試合見られましたか?
A1:いいえ。NHK総合が34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合を生中継しましたが、大会全104試合を地上波だけで視聴できる体制ではありませんでした。全試合のライブ配信はDAZNが担当しました。
Q2:日本代表のオランダ戦・チュニジア戦・スウェーデン戦はどこで放送されましたか?
A2:オランダ戦はNHK総合、チュニジア戦は日本テレビとNHK BS、スウェーデン戦はNHK総合で生中継されました。加えて、決勝トーナメントの日本対ブラジル戦はフジテレビとNHK BSで放送されました。
Q3:DAZNはワールドカップ2026の全104試合を無料で見られましたか?
A3:全104試合が一律無料だったわけではありません。DAZNでは日本代表戦が無料配信の対象となり、大会全104試合のライブ配信を視聴するには対象プランの契約が必要でした。Standard Planが全試合の視聴対象で、Baseball Planには別途World Cup Add-Onが必要でした。
まとめ:ワールドカップ2026は地上波でも見られたが全試合視聴には別の選択肢が必要だった
2026年のFIFAワールドカップは、日本の地上波でも十分に楽しめる大会でした。NHK総合、日本テレビ系列、フジテレビ系列が中継を担当し、日本代表のグループステージ3試合とブラジルとのラウンド32もテレビで生中継されました。
一方、地上波で見られたのは大会全104試合の一部です。NHK BSプレミアム4Kは録画放送を含めて全104試合をカバーし、NHK ONEはNHK地上波の対象試合を同時・見逃し配信。DAZNは全104試合のライブ配信を実現しました。
今回の放送実績を整理すると、次の3点が重要です。
- 地上波:NHK・日本テレビ・フジテレビが注目カードと日本代表戦を中継。
- BS・NHK ONE:BS4Kは全試合を放送し、NHK ONEは地上波対象試合のネット視聴をサポート。
- DAZN:全104試合のライブ配信を実現し、日本代表戦は無料視聴にも対応。
「ワールドカップ2026は日本の地上波で見られた?」という疑問への答えは、「見られた。ただし全試合ではなく、全104試合をリアルタイムで追うにはDAZNが必要だった」です。
大会終了後に過去の試合を振り返る場合も、NHK ONEの対象コンテンツ、NHK BSプレミアム4Kの録画放送、DAZNの見逃し配信という違いを押さえておくと、目的に合った視聴方法を選びやすくなります。
主な情報源:日本サッカー協会(JFA)公式大会放送・日程情報、NHK 2026年6月8日付放送発表、日本テレビ2026年5月14日付放送予定、フジテレビ2026年5月14日付放送発表、DAZN公式ヘルプ、FIFA大会概要。