2026年11月3日現在、サッカー日本代表「SAMURAI BLUE」は、FIFAワールドカップ2026を終え、2027年アジアカップと2030年ワールドカップを見据えた新たな強化段階に入っている。森保一監督が9月17日に発表したワールドカップ後初の招集メンバーは31人。久保建英、堂安律、鈴木彩艶らの主力に加え、松木玖生、齋藤俊輔、中野就斗、谷村海那という4人の初招集選手が加わった。
ただし、9月・10月の活動では負傷やクラブ事情による離脱、追加招集も発生している。11月13日から17日にシンガポールで開催される大会に向けた新しい招集名簿は、11月3日時点ではまだ公表されていない。ここでは、直近の公式招集とその後の変更、海外組の所属クラブ、ワールドカップ後の世代交代、次回招集の注目選手まで整理する。
【2026年最新】サッカー日本代表メンバーは誰?GK・DF・MF・FW一覧

2026年の日本代表を把握するうえで基準となるのは、日本サッカー協会(JFA)が9月17日に発表した31人の招集メンバーと、その後の変更記録だ。
9月・10月の活動では、当初の招集選手から負傷離脱やクラブ事情による変更が発生した。10月5日のニュージーランド戦までの活動を基準に、実際のメンバーを整理すると以下のようになる。
GK(ゴールキーパー)日本代表のGKは、国内組と海外組を組み合わせた3人体制が基本となった。
- 早川友基(鹿島アントラーズ)
- 小久保玲央ブライアン(シントトロイデンVV/ベルギー)
- 鈴木彩艶(アストン・ビラ/イングランド)
注目は鈴木彩艶だ。2026年ワールドカップを経験した若き守護神であり、海外クラブでの競争を通じて国際経験を積んでいる。
小久保玲央ブライアンも代表に復帰し、早川友基とともにGKのポジション争いを形成している。
DF(ディフェンダー)10月の活動に参加した主なDFは次の5人。
- 荒木隼人(サンフレッチェ広島)
- 板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
- 瀬古歩夢(ル・アーヴルAC/フランス)
- 鈴木淳之介(FCコペンハーゲン/デンマーク)
板倉滉と伊藤洋輝は、守備の安定感とビルドアップ能力を兼ね備えた存在。瀬古歩夢も欧州で経験を積み、最終ラインの選択肢を広げている。
荒木隼人は9月30日に追加招集された選手で、Jリーグで培った守備力を代表活動で示す機会を得た。
なお、当初選出された冨安健洋は9月22日に負傷のため不参加となった。安藤智哉と渡辺剛も、その後の活動中に離脱している。
MF・FW(ミッドフィルダー・フォワード)JFAの公式招集名簿では、この活動の中盤・前線の選手はMF/FWとして一括掲載されている。
10月の活動に参加した主な選手と招集時の所属クラブは次の通り。
中盤・サイド・攻撃的MF
- 伊東純也(KRCゲンク/ベルギー)
- 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
- 相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
- 谷村海那(横浜F・マリノス)
- 堂安律(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
- 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)
- 中野就斗(サンフレッチェ広島)
- 中村敬斗(オリンピック・リヨン/フランス)
- 佐野海舟(マインツ05/ドイツ)
- 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
- 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
- 鈴木唯人(SCフライブルク/ドイツ)
- 田中聡(シャルケ04/ドイツ)
- 松木玖生(サウサンプトンFC/イングランド)
- 佐野航大(PSVアイントホーフェン/オランダ)
- 齋藤俊輔(KVCウェステルロー/ベルギー)
主に前線で起用されるFW
- 前田大然(イプスウィッチ・タウン/イングランド)
- 上田綺世(LOSCリール/フランス)
- 塩貝健人(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)
- 後藤啓介(SCフライブルク/ドイツ)
このほか、当初の招集メンバーには佐藤龍之介(バレンシアCF/スペイン)と熊坂光希(柏レイソル)も含まれていたが、両選手は活動中に離脱した。
ここで注意したいのは、上記の所属クラブは9月・10月の招集発表時点を基準としていること。移籍情報やその後の招集状況とは区別する必要がある。
【主力選手を徹底分析】久保建英・堂安律・三笘薫・鈴木彩艶の現在地
2026年の日本代表を語るうえで欠かせないのが、海外組の主力選手たちだ。
特に久保建英、堂安律、鈴木彩艶は、ワールドカップ後のチームでも存在感を示している。
久保建英|攻撃の創造性を担う中心選手所属クラブはスペインのレアル・ソシエダ。
久保建英の特徴は、狭いスペースで相手をかわす技術、ボールを運ぶ能力、そして周囲を生かす判断力にある。
右サイドからの仕掛けだけでなく、中央に移動して攻撃を組み立てるプレーも得意とする。
2026年ワールドカップでも日本代表の一員として戦い、9月の新体制でも招集された。
特定のポジションに固定するよりも、堂安律や鎌田大地らとの組み合わせによって攻撃の形を変えられる点が大きな強みだ。
堂安律|得点力と戦術的な柔軟性を備える主力所属クラブはドイツのアイントラハト・フランクフルト。
堂安律は右サイドを主戦場としながら、中央に入り込んでシュートを狙うプレーにも優れている。
2026年10月5日のニュージーランド戦では、後半に決勝点を記録。上田綺世とともに2-1の勝利に貢献した。
同試合ではキャプテンも務めており、攻撃面だけでなくチームをまとめる役割にも注目が集まる。
鈴木彩艶|次世代の守護神として期待されるGK所属クラブはイングランドのアストン・ビラ。
鈴木彩艶は190cmの恵まれた体格を持ち、シュートストップだけでなく、クロス対応やビルドアップでも能力を発揮する。
2026年9月の招集でも継続して選出され、10月5日のニュージーランド戦では先発GKを務めた。
GKは経験が重視されるポジションだが、鈴木のように若い段階から国際大会と欧州クラブで経験を積む選手の存在は、長期的な代表強化にとって大きい。
三笘薫|なぜ2026年の代表メンバーにいない?三笘薫は、2026年ワールドカップの日本代表メンバーに選ばれなかった。
主な理由として報じられたのは負傷の影響だ。2022年大会で攻撃の切り札として活躍した選手だけに、その不在は大きな話題となった。
9月17日に発表されたワールドカップ後初の招集メンバーにも名前はなかった。
ただし、代表に選ばれていないことと、今後の代表復帰の可能性がなくなったことは別問題である。
コンディションが回復し、クラブで継続的に出場できる状態になれば、左サイドの攻撃力を高める選択肢として再び注目される可能性がある。
【選手の関係性と世代交代】主力・新戦力・森保監督の選考を比較
2026年の日本代表を理解するには、単純な選手一覧だけでなく、それぞれがチームの中でどのような役割を担っているかを見る必要がある。
以下は、主要選手と代表チームの関係を整理した比較表だ。
| 人物・選手 | 所属・立場 | 代表での位置づけ |
|---|---|---|
| 森保一 | 日本代表監督 | 2027年アジアカップ終了まで指揮 |
| 久保建英 | レアル・ソシエダ | 攻撃の創造性を担う主力 |
| 堂安律 | フランクフルト | 得点力とリーダーシップ |
| 鈴木彩艶 | アストン・ビラ | GKの中心的存在 |
| 上田綺世 | LOSCリール | 前線の得点源 |
| 松木玖生 | サウサンプトン | 2026年9月初招集の新戦力 |
| 齋藤俊輔 | KVCウェステルロー | 2026年9月初招集の若手 |
| 中野就斗 | サンフレッチェ広島 | 初招集された複数ポジション対応型 |
| 谷村海那 | 横浜F・マリノス | 初招集された攻撃的選手 |
| 三笘薫 | 負傷の影響で招集外 | 復帰が期待される攻撃の選択肢 |
| 大岩剛 | U-21日本代表監督 | アジアカップ終了後の代表監督就任予定 |
2026年9月17日の発表で初招集されたのは次の4人だ。
- 松木玖生
- 齋藤俊輔
- 中野就斗
- 谷村海那
特に松木玖生は、2024年のAFC U-23アジアカップ優勝に貢献した選手。サウサンプトンでの経験を積み、A代表へのステップアップを果たした。
齋藤俊輔は、U-20世代の国際経験を持つ若手選手。ベルギーのウェステルローでプレーし、攻撃面での成長が期待されている。
中野就斗は、サンフレッチェ広島で複数のポジションをこなしてきた選手。戦術的な柔軟性が評価され、代表でも新しい選択肢となった。
谷村海那は横浜F・マリノスで得点力を発揮してきた選手。JFAの招集発表では、J1開幕から7試合で6得点を記録した実績も紹介されている。
4人に共通するのは、単に若いというだけでなく、所属クラブでの実績や成長が代表選考につながった点だ。
ワールドカップ後に外れた選手と復帰組9月の招集では、ワールドカップメンバーから6人が外れた。
- GK大迫敬介
- DF谷口彰悟
- DF長友佑都
- DF菅原由勢
- FW小川航基
- FW町野修斗
一方、過去に代表招集や出場経験のある選手も7人復帰した。
- 小久保玲央ブライアン
- 安藤智哉
- 相馬勇紀
- 熊坂光希
- 田中聡
- 佐野航大
- 佐藤龍之介
特に注目したいのが長友佑都の選外だ。
長友は2026年ワールドカップで6大会連続出場を果たした歴史的な選手。日本代表を長く支えてきたベテランがワールドカップ後の活動から外れたことは、世代交代を象徴する動きでもある。
ただし、森保監督の選考は一気に若手へ切り替えるものではなかった。
FIFAの公式報道によると、9月の招集ではワールドカップメンバーから20人を継続選出し、残る11人を初招集・復帰組で構成した。
つまり、経験のある主力を残しながら新しい戦力を競わせる方針が見えてくる。
【最新フォーメーションと試合結果】森保ジャパンはどう変わった?
2026年9月から10月にかけて、日本代表は4試合を戦った。
結果は以下の通り。
| 日付 | 対戦相手 | 結果 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 9月24日 | ウルグアイ | 3-1 | 松木玖生が代表デビュー戦で得点 |
| 9月28日 | ベネズエラ | 2-1 | 上田綺世が2得点 |
| 10月1日 | エクアドル | 0-0(PK5-4) | PK戦で勝利 |
| 10月5日 | ニュージーランド | 2-1 | 上田綺世・堂安律が得点、キリンカップ優勝 |
4試合を通じて日本は勝利を重ね、ワールドカップ後の国内開催シリーズを良い形で終えた。
3バックから4バックへの変化特に注目されたのは、森保監督が採用したフォーメーションだ。
9月24日のウルグアイ戦では、3-4-2-1を採用。伊藤洋輝、板倉滉、瀬古歩夢を最終ラインに配置し、松木玖生や中村敬斗をウイングバックとして起用した。
10月5日のニュージーランド戦では、4-2-3-1に変更。
先発メンバーは次の通りだった。
- GK:鈴木彩艶
- DF:中野就斗、瀬古歩夢、伊藤洋輝、鈴木淳之介
- MF:佐野海舟、鎌田大地
- 2列目:堂安律、久保建英、前田大然
- FW:上田綺世
この試合では、堂安が右、久保が中央、前田が左に位置する攻撃的な2列目を形成した。
3バックと4バックの両方を使えることは、相手の特徴や試合展開に応じた戦術変更につながる。
特に中野就斗のように複数のポジションをこなせる選手がいることで、選手交代を含めた戦術的な選択肢も増える。
ワールドカップ2026の結果も振り返る日本は2026年ワールドカップのグループFで、次の成績を残した。
- オランダ戦:2-2
- チュニジア戦:4-0
- スウェーデン戦:1-1
1勝2分けの勝ち点5でグループ2位となり、決勝トーナメントへ進出した。
ラウンド32ではブラジルと対戦。佐野海舟の得点で先制したものの、最終的には1-2で敗れた。
この結果を受け、代表はワールドカップで得た経験を次の強化段階につなげている。
【次回招集メンバー予想】11月のブラジル戦と2027年アジアカップに向けて
2026年11月3日時点で、次の大きな注目はシンガポールで開催されるMIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPOREだ。
大会日程は次の通り。
- 11月14日:日本代表対ブラジル代表
- 11月17日:日本代表対パラグアイ代表
ブラジルはワールドカップのラウンド32で日本を破った相手でもある。再戦は、現在の日本代表がどこまで成長したかを測る機会になる。
ただし、11月の招集メンバーは11月3日時点で公表されていない。9月・10月の名簿を、そのまま11月の確定メンバーと考えることはできない。
次回招集で継続選出が期待される選手まず注目したいのは、ワールドカップと9月・10月の活動を経験した主力だ。
- 久保建英
- 堂安律
- 鈴木彩艶
- 鎌田大地
- 上田綺世
- 佐野海舟
- 伊藤洋輝
- 田中碧
これらの選手は、代表での経験と所属クラブでの競争を両立している。
特に久保と堂安の組み合わせは、攻撃の中心として引き続き注目される。
若手の競争枠次世代の候補としては、以下の選手に注目したい。
- 松木玖生
- 齋藤俊輔
- 中野就斗
- 谷村海那
- 塩貝健人
- 後藤啓介
- 佐野航大
- 鈴木唯人
また、三笘薫のコンディション回復も今後の選考を左右する要素になる。
ただし、これらは直近の選出実績や代表での役割を踏まえた注目候補であり、11月の確定メンバーを意味するものではない。
森保一監督はいつまで続投する?代表監督の交代時期も要点だ。
JFAは2026年7月23日、森保一監督が引き続き日本代表を率いることを発表した。
ただし、続投期間は無期限ではない。
- 森保一監督:AFCアジアカップ2027終了まで指揮
- 大岩剛監督:同大会終了後、2030年ワールドカップを目指す日本代表の監督に就任予定
大岩剛氏は現在U-21日本代表を率いており、2028年ロサンゼルス五輪を目指すU-21代表監督も兼務する予定だ。
この人事は、単なる監督交代ではない。2027年アジアカップまでのチーム強化と、その後の2030年大会に向けた長期的な育成をつなぐ意味を持つ。
【よくある質問】サッカー日本代表メンバーに関するFAQ
Q1:2026年最新のサッカー日本代表メンバーは何人ですか?
A1:2026年9月17日に発表された当初の招集メンバーは31人です。その後、負傷やクラブ事情による離脱、追加招集がありました。11月3日時点では、11月の大会に向けた新しい招集名簿は公表されていません。
Q2:久保建英は2026年の日本代表メンバーに選ばれていますか?
A2:はい。久保建英は2026年ワールドカップに出場し、9月・10月の代表活動にも招集されました。所属クラブはスペインのレアル・ソシエダです。
Q3:三笘薫が2026年ワールドカップに出場しなかった理由は?
A3:負傷の影響が理由として報じられています。2026年5月のワールドカップメンバー発表時にも選外となり、9月の代表招集にも名前はありませんでした。
Q4:2026年に日本代表へ初招集された選手は誰ですか?
A4:9月17日の発表で初招集されたのは、松木玖生、齋藤俊輔、中野就斗、谷村海那の4人です。
Q5:2026年の日本代表の最新フォーメーションは何ですか?
A5:3バックと4バックを併用しています。2026年10月5日のニュージーランド戦では4-2-3-1を採用しました。試合や相手に応じてシステムを変更できる点が特徴です。
Q6:森保一監督の後任は誰ですか?
A6:JFAの発表では、2027年アジアカップ終了後に大岩剛氏が日本代表監督に就任する予定です。
2026年のサッカー日本代表は、ワールドカップを経験した主力を中心に、新しい世代を加えながら次の大会へ進んでいる。
久保建英、堂安律、鈴木彩艶、鎌田大地、上田綺世らは引き続き注目すべき存在だ。一方、松木玖生、齋藤俊輔、中野就斗、谷村海那といった新戦力の台頭も見逃せない。
9月・10月の国内4連戦では、ウルグアイ、ベネズエラ、エクアドル、ニュージーランドを相手に結果を残し、キリンカップサッカー2026でも優勝した。
今後の大きな焦点は、11月のブラジル・パラグアイとの対戦、2027年アジアカップ、そして森保体制から大岩体制への移行だ。
2026年の日本代表を評価するうえで重要なのは、招集人数や有名選手の名前だけではない。海外組と国内組の競争、若手の成長、複数フォーメーションへの対応力、そして世代交代がどれだけ円滑に進むかである。
ワールドカップ後の日本代表は、すでに次の4年間を見据えた新しい競争を始めている。
主な確認資料: 日本サッカー協会(JFA)の2026年招集メンバー・変更記録、FIFAのワールドカップ公式記録、JFAの試合結果・監督人事発表。