11月3日時点で最も重要なのは、シンガポール遠征への参加と試合日程は正式決定している一方、JFAの大会ページには今回のSAMURAI BLUEの招集選手一覧がまだ掲載されていないという点です。
JFAの公式大会ページには「招集メンバー/スタッフ」という項目がありますが、11月3日時点で選手名を掲載した招集リストは確認できません。また、同日までのJFA最新ニュースにも、今回の遠征に向けたメンバー発表は掲載されていません。
したがって、11月の招集メンバー発表日は、現時点で公式に確定していません。9月17日の発表日を、そのまま11月の発表予定日と考えることもできません。
シンガポール遠征の正式日程大会名は「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」。開催期間は2026年11月13日から17日までです。
会場はシンガポールナショナルスタジアム。日本、ブラジル、パラグアイ、シンガポールの4カ国が参加します。
| 日程 | 対戦カード | シンガポール現地時間 |
|---|---|---|
| 11月13日(金) | シンガポール対パラグアイ | 20:00 |
| 11月14日(土) | 日本対ブラジル | 18:15 |
| 11月17日(火) | 日本対パラグアイ | 21:10 |
| 11月17日(火) | シンガポール対ブラジル | 18:00 |
日本代表は14日にブラジル、17日にパラグアイと対戦します。
なお、シンガポールと日本には1時間の時差があります。日本時間に換算すると、日本代表の試合は14日19時15分、17日22時10分のキックオフ予定です。
11月の招集発表で注目されるポイント今回の選考では、次の3点が注目されます。
- ブラジル戦を見据えた戦力構成: ワールドカップで対戦した相手との再戦に向け、どの選手を起用するか。
- 若手選手の継続招集: 9月の初招集組が引き続き評価されるか。
- 負傷者のコンディション: クラブでの出場状況やコンディションが代表選考にどう影響するか。
ただし、9月に選ばれた選手が11月も招集されるとは限りません。9月の31人はあくまで直近の選考実績であり、11月の正式メンバーとは別のものです。
【完全一覧】2026年9月17日発表の日本代表31人と初招集4人

11月のメンバー発表を待つうえで、基準となるのが9月17日の31人選出です。
森保一監督は、9月のキリンチャレンジカップ2026と10月のキリンカップサッカー2026に臨む代表メンバー31人を発表しました。
この選考では、2026年FIFAワールドカップ北中米大会のメンバーから継続して選ばれた20人を中心に、初招集4人と代表復帰7人が加わっています。
JFAの発表日は9月17日、詳細を伝えたニュース記事の掲載日は9月18日です。
GK・DF・MF/FWのポジション別メンバー以下は9月17日の当初発表メンバーです。負傷などによる後日の変更・離脱は含めず、発表時点の顔ぶれを整理しています。
GK(ゴールキーパー)3人
- 早川友基(鹿島アントラーズ)
- 小久保玲央ブライアン(シントトロイデンVV/ベルギー)
- 鈴木彩艶(アストン・ビラ/イングランド)
DF(ディフェンダー)7人
- 板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)
- 渡辺剛(フェイエノールト/オランダ)
- 冨安健洋(クリスタル・パレス/イングランド)
- 安藤智哉(FCザンクトパウリ/ドイツ)
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
- 瀬古歩夢(ル・アーヴルAC/フランス)
- 鈴木淳之介(FCコペンハーゲン/デンマーク)
MF/FW(ミッドフィルダー・フォワード)21人
- 伊東純也(KRCゲンク/ベルギー)
- 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
- 相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
- 前田大然(イプスウィッチ・タウン/イングランド)
- 谷村海那(横浜F・マリノス)※初招集
- 堂安律(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
- 上田綺世(LOSCリール/フランス)
- 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)
- 中野就斗(サンフレッチェ広島)※初招集
- 中村敬斗(オリンピック・リヨン/フランス)
- 佐野海舟(マインツ05/ドイツ)
- 熊坂光希(柏レイソル)
- 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
- 鈴木唯人(SCフライブルク/ドイツ)
- 田中聡(シャルケ04/ドイツ)
- 松木玖生(サウサンプトンFC/イングランド)※初招集
- 佐野航大(PSVアイントホーフェン/オランダ)
- 塩貝健人(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)
- 齋藤俊輔(KVCウェステルロー/ベルギー)※初招集
- 後藤啓介(SCフライブルク/ドイツ)
- 佐藤龍之介(バレンシアCF/スペイン)
※JFAの当初発表ではMF/FWという統合カテゴリーで掲載されています。後日の変更・追加招集については別途整理しています。
初招集4人の選出理由と注目ポイント
谷村海那
横浜F・マリノス所属。JFA発表では、2026年シーズンのJ1リーグ開幕から7試合で6ゴールを記録した実績が紹介されました。得点力を評価された初招集です。
松木玖生
サウサンプトンFC所属。2024年のAFC U-23アジアカップ優勝に貢献した選手です。23歳でA代表初招集となり、若い世代の中盤を担う存在として注目されます。
中野就斗
サンフレッチェ広島所属。複数のポジションをこなし、攻守両面でクラブに貢献している点が評価されました。ポジションの柔軟性が持ち味です。
齋藤俊輔
KVCウェステルロー所属。前年のFIFA U-20ワールドカップに出場した経験を持つ選手です。育成年代から積み重ねてきた実績をA代表で試す機会を得ました。
4人に共通するのは、年齢や知名度だけでなく、所属クラブでの継続的なパフォーマンスが評価された点です。
谷村の得点力、松木の国際大会経験、中野の複数ポジションへの対応力、齋藤の育成年代での実績。それぞれ異なる強みを持つ選手が選ばれています。
日本代表に復帰した7人9月の発表では、代表経験のある選手7人も再び招集されました。
| 選手 | ポジション | 代表復帰の背景 |
|---|---|---|
| 佐藤龍之介 | MF/FW | 2026年3月以来 |
| 佐野航大 | MF/FW | 2026年3月以来 |
| 小久保玲央ブライアン | GK | 2025年11月以来 |
| 安藤智哉 | DF | 2025年11月以来 |
| 相馬勇紀 | MF/FW | 2025年10月以来 |
| 田中聡 | MF/FW | 2025年7月のE-1選手権以来 |
| 熊坂光希 | MF/FW | 2025年6月以来 |
特に注目したいのは、佐藤龍之介と佐野航大です。
佐藤は19歳で、若手ながらスペインのバレンシアCFへと活躍の舞台を移しました。佐野航大もPSVアイントホーフェンに所属し、海外で経験を積んでいます。
また、小久保玲央ブライアンはGKとして再び選考対象となり、熊坂光希は長期の負傷離脱を経てクラブで存在感を示したことが評価されました。
この7人の復帰は、過去の実績だけでなく、現在の所属クラブでの状態も選考に関係していることを示しています。
【時系列で検証】望月ヘンリー海輝・荒木隼人の追加招集と負傷離脱
9月17日の31人発表後も、代表チームには複数の変更がありました。
ここで混同されやすいのが、望月ヘンリー海輝と荒木隼人の招集経緯です。
両選手は同じ意味での追加招集ではありません。JFAの公式発表では、望月は選手変更、荒木は追加招集として扱われています。
9月から10月にかけての選手変更| 日付 | 選手・出来事 | 公式発表の内容 |
|---|---|---|
| 9月17日 | 31人発表 | 森保監督が当初メンバーを発表 |
| 9月22日 | 冨安健洋 | 負傷のため不参加 |
| 9月28日 | 安藤智哉 | 負傷のため離脱 |
| 9月28日 | 佐藤龍之介 | クラブ事情により離脱 |
| 9月29日 | 熊坂光希 | 負傷のため離脱 |
| 9月29日 | 渡辺剛から望月ヘンリー海輝へ | 負傷による選手変更 |
| 9月30日 | 荒木隼人 | DFとして追加招集 |
望月ヘンリー海輝
FC町田ゼルビア所属。9月29日、負傷した渡辺剛に代わる選手として発表されました。
単純な追加招集ではなく、選手変更という位置付けです。
渡辺剛はフェイエノールト所属のDFで、負傷が変更理由として公表されています。
望月はクラブでのプレーを経て、代表活動に加わる機会を得ました。
荒木隼人は9月30日の追加招集
荒木隼人
サンフレッチェ広島所属のDF。9月30日付で追加招集が発表されました。
当初の選考後に加わった選手であり、望月とは発表上の扱いが異なります。
この一連の変更で重要なのは、代表の招集人数だけを見て選考を判断しないことです。
負傷による離脱、クラブ事情による不参加、代替選手の選出、純粋な追加招集は、それぞれ意味が異なります。11月のメンバーを確認するときにも、こうした区別が必要です。
【森保一監督の選考方針】若手と経験者を組み合わせる代表強化
2026年9月の代表選考から読み取れるのは、森保一監督が継続性と新戦力の発掘を両立させようとしていることです。
9月の31人には、ワールドカップ北中米大会を経験した選手が20人残りました。一方、初招集と復帰組を合わせて11人が加わっています。
つまり、チームを全面的に作り直すのではなく、これまでの戦術的な土台を維持しながら、新しい競争を生み出す選考でした。
森保監督が示した選手選考の考え方JFAの公式ニュースでは、森保監督の選考方針として、次の考えが紹介されています。
過去と今と未来を掛け合わせたチーム作り
また、新たに招集した選手に対しては、自分の武器を代表で発揮することを期待する趣旨のコメントも残しています。
この考え方には、3つの要素があります。
1. ワールドカップ経験者の継続
短期間でチームを解体するよりも、既存メンバーを中心に戦術や連係を積み上げることを重視しています。
2. クラブで活躍する若手の発掘
谷村や松木など、クラブで結果を残している選手にA代表での機会を与えています。
3. 代表復帰組による競争の活性化
過去に代表経験がある選手も、現在のパフォーマンス次第で再び選考されます。
この3つを組み合わせることで、短期的な試合結果と中長期的な選手育成の両方を目指す構成になっています。
11月のブラジル戦で問われるもの11月14日のブラジル戦は、単なる国際親善試合として片付けられない一戦です。
日刊スポーツの9月3日付報道によると、日本にとってブラジルはFIFAワールドカップ北中米大会の決勝トーナメント1回戦以来の再戦相手となります。
森保監督は、ブラジルとパラグアイについて、前回のワールドカップで日本より高い順位の結果を残したチームと説明しました。
また、11月の大会について、アジアカップに向けて有意義な機会にしたいとの考えを示しています。
ここで注目したいのは、相手の知名度だけではありません。
- 世界レベルの相手に対して守備の組織を維持できるか
- ボールを保持できない時間帯にどう対応するか
- 若手選手が強豪国との試合でどの程度力を発揮できるか
- 選手交代によって試合の流れを変えられるか
こうした点は、招集メンバーの顔ぶれと合わせて見ておきたい評価基準です。
【放送・配信情報】ブラジル戦とパラグアイ戦はどこで見られる?
11月のシンガポール遠征は、JFAからテレビ放送・配信情報も公表されています。
日本国内で観戦する場合、特に確認したいのがキックオフ時刻と中継局です。
11月14日(土)日本対ブラジル19:15
日本時間・キックオフ予定
- テレビ朝日系全国ネットで生中継
- U-NEXTでライブ配信(無料)
11月17日(火)日本対パラグアイ22:10
日本時間・キックオフ予定
- 日本テレビ系全国ネットで生中継
- TVerでライブ配信
- U-NEXTでライブ配信
今回の大会について、もう1つ知っておきたいポイントがあります。
JFAの大会概要によると、各試合は90分で終了し、延長戦とPK戦は実施されません。90分終了時に同点の場合は引き分けです。
また、最終順位も決定しません。
つまり、一般的なトーナメント方式で優勝チームを決める大会ではありません。ブラジル、パラグアイという強豪との試合を通じて、日本代表が自分たちの現在地を確認する機会として位置付けられています。
【2027年アジアカップ】日本代表選考への影響と11月の重要性
今回の代表活動を考えるうえで、欠かせないのがAFCアジアカップ2027です。
2026年9月の31人発表時点では、JFAは翌年1月に開催される大会を見据えた選考と説明していました。
しかし、2026年11月3日、JFAはAFCによる大会日程変更を正式に発表しています。
変更後のAFCアジアカップサウジアラビア2027の開催期間は、2027年12月23日から2028年1月21日です。
大会名称には2027が残りますが、実際の開催期間は2028年にまたがります。
JFA会長の宮本恒靖氏は、選手、スタッフ、サポーター、メディアの安全を第一に考えたAFCの判断を尊重するとのコメントを発表しました。
アジアカップを見据えた選考で注目したい3つの視点① 主力選手の継続性
ワールドカップを経験した選手が代表の中心を維持するのか。これまでの連係や戦術理解をどこまで生かせるかがポイントです。
② 若手選手の成長
谷村海那、松木玖生、中野就斗、齋藤俊輔といった初招集組が、その後どのような成長を見せるかは重要です。
③ クラブでの出場状況とコンディション
海外クラブ所属選手も多い日本代表では、移動や試合出場による疲労、負傷状況なども選考に影響します。
特に11月のブラジル戦とパラグアイ戦は、強豪国との対戦を通じてチームの完成度を測る機会になります。
アジアカップの日程変更によって代表強化の時間軸も変わるため、今後の招集では一度の試合結果だけでなく、選手の成長と継続的なパフォーマンスを見ていく必要があります。
【よくある質問】サッカー日本代表の発表に関するFAQ
Q1:2026年11月のサッカー日本代表メンバー発表はいつですか?
A1:2026年11月3日時点で、JFAから正式な発表日は公表されていません。シンガポール遠征の大会日程は確定していますが、招集選手の一覧はJFAの大会ページに掲載されていない状況です。
Q2:11月14日の日本対ブラジル戦は何時からですか?
A2:日本時間19時15分キックオフ予定です。テレビ朝日系全国ネットで生中継され、U-NEXTでも無料ライブ配信が予定されています。
Q3:11月17日の日本対パラグアイ戦は何時からですか?
A3:日本時間22時10分キックオフ予定です。日本テレビ系全国ネット、TVer、U-NEXTで視聴できます。
Q4:2026年9月17日に発表された日本代表31人の初招集は誰ですか?
A4:谷村海那、松木玖生、中野就斗、齋藤俊輔の4人です。それぞれ異なる強みを持ち、所属クラブでの活躍や育成年代での実績が評価されました。
Q5:日本代表に復帰した7人は誰ですか?
A5:佐藤龍之介、佐野航大、小久保玲央ブライアン、安藤智哉、相馬勇紀、田中聡、熊坂光希です。
Q6:望月ヘンリー海輝と荒木隼人はどのような経緯で招集されましたか?
A6:望月は9月29日、負傷した渡辺剛に代わる選手変更として発表されました。荒木は翌30日に追加招集されています。両者の招集区分は異なります。
Q7:AFCアジアカップ2027は2027年1月に開催されますか?
A7:当初の予定から変更されています。2026年11月3日のJFA発表によると、変更後の開催期間は2027年12月23日から2028年1月21日です。
2026年11月3日時点のサッカー日本代表の最新状況を整理すると、シンガポール遠征への参加とブラジル・パラグアイとの対戦日程は正式に決定しています。
一方、11月の招集メンバーは、まだJFA公式ページで発表されていません。
直近の大きな選考実績は、9月17日に発表された31人です。
- 初招集は谷村海那、松木玖生、中野就斗、齋藤俊輔の4人。
- 代表復帰は佐藤龍之介、佐野航大、小久保玲央ブライアン、安藤智哉、相馬勇紀、田中聡、熊坂光希の7人。
- 望月ヘンリー海輝は渡辺剛の代替選手、荒木隼人は追加招集。
- 11月14日にブラジル、17日にパラグアイと対戦。
- AFCアジアカップ2027は2027年12月23日から2028年1月21日に開催日程が変更。
今回の11月シリーズは、ワールドカップ後のチーム強化を継続しながら、世界の強豪に対する日本の実力を確かめる機会です。
今後、特に注目したいのは、森保監督がどの若手を継続して招集するか、ワールドカップ経験者をどの程度維持するか、そしてブラジル戦でどのような戦い方を選択するかです。
11月の最新メンバーを確認する際は、9月の31人をそのまま11月の招集リストと混同せず、JFAの正式発表日と更新内容を基準に判断することが大切です。
主な情報源
- 日本サッカー協会(JFA):2026年9月17日付・SAMURAI BLUEメンバー発表
- 日本サッカー協会(JFA):2026年9月18日付・初招集4人と復帰7人の解説
- 日本サッカー協会(JFA):シンガポール大会概要・放送情報
- 日本サッカー協会(JFA):2026年11月3日付・AFCアジアカップ日程変更
- 日刊スポーツ:2026年9月3日付・11月ブラジル戦に関する報道