2026年11月3日現在、サッカー日本代表はFIFAワールドカップ2026を終え、2027年のAFCアジアカップに向けた新たな強化段階に入っている。森保一監督のもと、鈴木彩艶、久保建英、堂安律、上田綺世らを中心とする主力に加え、松木玖生、塩貝健人、谷村海那ら若い世代も代表活動に加わった。現在の日本代表選手を知るうえでは、W杯に登録された26人と、大会後の9~10月に招集されたメンバーを区別することが欠かせない。
JFA(日本サッカー協会)の公表資料によると、2026年9月17日に発表された秋の代表メンバーは31人。W杯メンバーから20人が継続して選ばれ、初招集4人と復帰組7人が加わった。その後、負傷やクラブ事情による不参加・追加招集も発生している。11月14日と17日にはブラジル、パラグアイとの対戦が予定されており、次の代表選考にも注目が集まる。
【2026年最新版】サッカー日本代表選手一覧!GK・DF・MF/FWと所属クラブ

2026年のSAMURAI BLUE(男子サッカー日本代表)は、欧州のクラブでプレーする海外組と、Jリーグで実績を積んだ国内組が共存する構成になっている。
以下は、JFAが2026年9月17日に発表した9~10月の4連戦に向けた31人の招集メンバー。所属クラブは招集発表時点の情報で、初招集の選手には印を付けた。
GK(ゴールキーパー)| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 早川友基 | 鹿島アントラーズ |
| 小久保玲央ブライアン | シントトロイデンVV(ベルギー) |
| 鈴木彩艶 | アストン・ビラ(イングランド) |
GKでは、鈴木彩艶が中心的な存在となっている。190cmの体格を生かしたシュートストップだけでなく、後方から攻撃を組み立てる能力も持つ。
小久保玲央ブライアンは海外で経験を積むGKで、早川友基はJリーグで実績を重ねている。異なる環境で成長した3人が競争する構図だ。
DF(ディフェンダー)| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 板倉滉 | ボルシア・メンヘングラートバッハ(ドイツ) |
| 渡辺剛 | フェイエノールト(オランダ) |
| 冨安健洋 | クリスタル・パレス(イングランド) |
| 安藤智哉 | FCザンクトパウリ(ドイツ) |
| 伊藤洋輝 | バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) |
| 瀬古歩夢 | ル・アーヴルAC(フランス) |
| 鈴木淳之介 | FCコペンハーゲン(デンマーク) |
DFは海外クラブ所属の選手が多く、センターバックを中心に国際経験のある選手がそろう。
板倉滉と伊藤洋輝はビルドアップ能力にも優れ、渡辺剛や瀬古歩夢は対人守備での貢献が期待される。冨安健洋はセンターバックとサイドバックの両方に対応できる点が特徴だ。
MF・FW(ミッドフィルダー・フォワード)JFAの9月17日発表資料では、MFとFWをまとめて「MF/FW」と分類している。実際の試合では複数のポジションを担当する選手もいるため、以下も公式発表の分類に合わせて掲載する。
| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 伊東純也 | KRCゲンク(ベルギー) |
| 鎌田大地 | クリスタル・パレス(イングランド) |
| 相馬勇紀 | FC町田ゼルビア |
| 前田大然 | イプスウィッチ・タウン(イングランド) |
| 谷村海那 | 横浜F・マリノス |
| 堂安律 | アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) |
| 上田綺世 | LOSCリール(フランス) |
| 田中碧 | リーズ・ユナイテッド(イングランド) |
| 中野就斗 | サンフレッチェ広島 |
| 中村敬斗 | オリンピック・リヨン(フランス) |
| 佐野海舟 | マインツ05(ドイツ) |
| 熊坂光希 | 柏レイソル |
| 久保建英 | レアル・ソシエダ(スペイン) |
| 鈴木唯人 | SCフライブルク(ドイツ) |
| 田中聡 | シャルケ04(ドイツ) |
| 松木玖生 | サウサンプトンFC(イングランド) |
| 佐野航大 | PSVアイントホーフェン(オランダ) |
| 塩貝健人 | VfLヴォルフスブルク(ドイツ) |
| 齋藤俊輔 | KVCウェステルロー(ベルギー) |
| 後藤啓介 | SCフライブルク(ドイツ) |
| 佐藤龍之介 | バレンシアCF(スペイン) |
は2026年9月の招集でSAMURAI BLUE初招集となった選手。
この31人の構成で目を引くのは、海外組の多さだ。発表時点の所属クラブを数えると、31人中26人が海外クラブに所属していた。ドイツ、イングランド、オランダ、スペイン、ベルギーなど、欧州各国に選手が分散している。
ただし、招集発表後にはメンバー変更があった。冨安健洋は9月22日に負傷で不参加となり、安藤智哉と佐藤龍之介は9月28日に離脱。9月29日には熊坂光希と渡辺剛も離脱し、渡辺に代わって望月ヘンリー海輝が追加招集された。さらに9月30日には荒木隼人が追加招集されている。
つまり、31人という数字は9月17日の発表時点の人数であり、すべての選手が4試合を通じて参加したわけではない。
【W杯登録メンバーと徹底比較】9~10月の日本代表は何が変わった?
2026年の日本代表を理解するうえで、最も大きな違いが表れるのがFIFAワールドカップ登録メンバーと大会後の秋の招集メンバーだ。
FIFAが公表したワールドカップ登録リストでは、日本の登録選手は26人。一方、JFAが9月17日に発表した秋の招集メンバーは31人だった。
この2つは同じ意味の名簿ではない。
- W杯登録メンバー:大会に出場するための正式な登録選手。
- 9~10月招集メンバー:大会後の代表活動に向けた選手選考。
GK(3人)
- 鈴木彩艶
- 大迫敬介
- 早川友基
DF(9人)
- 菅原由勢
- 谷口彰悟
- 板倉滉
- 長友佑都
- 渡辺剛
- 瀬古歩夢
- 伊藤洋輝
- 冨安健洋
- 鈴木淳之介
MF(9人)
- 田中碧
- 久保建英
- 堂安律
- 前田大然
- 中村敬斗
- 伊東純也
- 鎌田大地
- 鈴木唯人
- 佐野海舟
FW(5人)
- 町野修斗
- 後藤啓介
- 上田綺世
- 小川航基
- 塩貝健人
9月17日の招集リストに入らなかったW杯登録選手は、次の6人だった。
- 大迫敬介
- 菅原由勢
- 谷口彰悟
- 長友佑都
- 町野修斗
- 小川航基
この6人が外れたことを、そのまま戦力外や代表引退と解釈するのは正しくない。代表招集は活動ごとに決定されるもので、クラブでの状態、コンディション、戦術的な必要性などが関係する。
また、W杯の登録リストは6月17日付のFIFA公表資料であり、秋の所属クラブ情報とは時点が異なる。例えば、鈴木彩艶はW杯登録時のパルマから秋の招集時にはアストン・ビラ、上田綺世はフェイエノールトからLOSCリールへと所属先が変わっている。
W杯登録26人と秋の招集31人を混同しないことが、2026年の日本代表情報を読む最も大切なポイントだ。
【注目の主力選手】鈴木彩艶・久保建英・堂安律・上田綺世の現在地
2026年の日本代表を支える選手のなかでも、特に注目したいのがGK、攻撃的MF、ストライカーの中心選手だ。
鈴木彩艶|アストン・ビラの守護神GK/アストン・ビラ(イングランド)
2026年の日本代表で重要な役割を担うGK。身体能力と反応速度に加え、広い守備範囲とビルドアップへの参加も持ち味だ。
10月1日のエクアドル戦では、90分間を0-0で終えた後のPK戦でセーブを記録。日本の決勝進出に貢献した。
単にシュートを止めるだけでなく、最終ラインの背後をカバーする能力や、攻撃の起点となるパスも評価したいポイントだ。
久保建英|攻撃の創造性を担うテクニシャンMF/FW/レアル・ソシエダ(スペイン)
狭いスペースでのボールコントロール、ドリブル、相手守備を崩すラストパスが持ち味。
久保の価値は、個人で相手を抜くだけではない。相手の守備ブロックを動かし、味方のためのスペースを作れることにある。
堂安律や伊東純也らとの連係によって、右サイドから中央へ攻撃を展開する形も期待される。
堂安律|得点とチームへの貢献を両立MF/FW/アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
左足のシュート、カットイン、攻守の切り替えに強みを持つ攻撃的選手。
堂安はボールを保持している場面だけでなく、守備時の運動量や前線からのプレッシングでも貢献できる。
10月5日のニュージーランド戦では71分に先制ゴールを記録。日本の2-1の勝利とキリンカップ優勝を後押しした。
上田綺世|日本代表の得点源FW/LOSCリール(フランス)
ゴール前でのポジショニング、空中戦、裏への抜け出しに優れるストライカー。
上田の強みは、味方のパスを受けるための動き出しと、ゴール前での決定力だ。
9月28日のベネズエラ戦では2得点を記録し、2-1の逆転勝利に貢献した。10月5日のニュージーランド戦でも得点を決めている。
秋の4連戦で結果を残したことは、2027年アジアカップに向けた攻撃陣の編成を考えるうえでも大きな材料となった。
【森保一監督の招集方針】W杯後の日本代表はどう変わった?
2026年7月23日、JFAは森保一監督の続投を発表した。
森保監督は2027年のAFCアジアカップ・サウジアラビア大会終了まで指揮を執る。その後は大岩剛氏が2030年FIFAワールドカップを目指す日本代表の監督に就任する予定だ。
この決定によって、2026年後半の日本代表には、W杯の成果を引き継ぎながら次の大会に向けてチームを整える役割が与えられた。
森保監督が示した選手選考の考え方JFAの9月18日付の発表では、森保監督はチーム作りについて次の考え方を示している。
「過去と今と未来を掛け合わせたチーム作り」
これは、経験豊富な主力選手だけでチームを固めるのではなく、実績のある選手、現在好調な選手、将来性のある若手を組み合わせる考え方だ。
加えて、初招集や復帰組に対しては、自分の武器を代表で発揮することへの期待も示した。
選考のポイントを整理すると、次の3つになる。
- 現在の実力: 所属クラブで継続的に出場し、結果を残しているか。
- 戦術への適合性: 複数のポジションや戦術に対応できるか。
- 将来性: 次のアジアカップや2030年大会を見据えた成長が期待できるか。
2026年9月から10月にかけて、日本はウルグアイ、ベネズエラ、エクアドル、ニュージーランドと対戦した。
結果は次の通りだ。
| 日程 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 9月24日 | ウルグアイ | 3-1 |
| 9月28日 | ベネズエラ | 2-1 |
| 10月1日 | エクアドル | 0-0(PK5-4) |
| 10月5日 | ニュージーランド | 2-1 |
日本はPK戦での勝利を含む4連勝で、このシリーズを終えた。
特に注目したいのが、10月5日のニュージーランド戦だ。
それまで3バックを採用していた日本は、この試合で4バックに変更。4-2-3-1の布陣で臨んだ。
右サイドバックに中野就斗、センターバックに瀬古歩夢と伊藤洋輝、左サイドバックに鈴木淳之介を配置。中盤では佐野海舟と鎌田大地がボランチを担当し、前線には上田綺世を置いた。
日本は90分間でシュート20本を放ち、相手のシュートを3本に抑えている。
この試合から読み取れるのは、森保監督が選手の組み合わせだけでなく、システムそのものの選択肢も広げようとしていることだ。
【新戦力と若手選手】2026年に注目したい次世代の日本代表
W杯後の日本代表で見逃せないのが、20代前半を中心とした新戦力の台頭だ。
JFAの発表では、9月の招集で初めてSAMURAI BLUEに選ばれた選手は4人。国内リーグで活躍した選手と、海外で経験を積む若手の両方が含まれている。
初招集された4人サウサンプトンFC/イングランド
2024年のAFC U-23アジアカップ優勝にも貢献した選手。ウルグアイ戦ではゴールを決め、新しい中盤の選択肢として存在感を示した。
横浜F・マリノス
JFAの発表では、2026年のJ1リーグ開幕から7試合で6得点を記録したことが初招集の背景として紹介された。
KVCウェステルロー/ベルギー
U-20世代での国際経験を持つ若手。ベネズエラ戦では日本代表デビューを果たした。
サンフレッチェ広島
複数のポジションをこなせるユーティリティー性が特徴。クラブでの攻守両面の働きが評価された。
今回の招集では、初招集だけでなく代表活動に戻ってきた選手も重要だった。
主な復帰組は次の通り。
- 小久保玲央ブライアン
- 安藤智哉
- 相馬勇紀
- 熊坂光希
- 田中聡
- 佐野航大
- 佐藤龍之介
佐藤龍之介は19歳。JFAは若い世代の選手として、齋藤俊輔、後藤啓介、塩貝健人らにも言及している。
なお、初招集と代表デビューは同じ意味ではない。初めてメンバーに選ばれても、試合に出場しなければ代表デビューとはならない。
実際、9月28日のベネズエラ戦では齋藤俊輔、中野就斗に加え、小久保玲央ブライアンと熊坂光希が代表デビューを果たした。
このように、招集実績と出場実績を分けて見ることで、若手選手がどの段階まで代表で経験を積んだのかが分かる。
【日本代表の歴代メンバー】レジェンドから2026年の主力へ
現在の日本代表を理解するには、過去の代表選手が築いた歴史も押さえておきたい。
日本代表は、1998年のフランス大会で初めてFIFAワールドカップに出場。その後、海外でプレーする選手が増え、欧州の強豪クラブで活躍する選手も現れるようになった。
時代を代表する主な選手1990年代後半から2000年代にかけて海外で活躍。日本サッカーの国際的な認知度向上に貢献した。
卓越した左足のキックとセットプレーで知られる。2006年ドイツ大会などで代表の中心を担った。
2010年から2018年までのW杯3大会でプレー。得点力と勝負強さを持つ攻撃の中心選手だった。
欧州のトップクラブでもプレーした攻撃的MF。日本代表の攻撃に創造性をもたらした。
2026年大会まで5大会連続でW杯メンバーに選出された歴史的な選手。39歳で自身のW杯最年長出場記録も更新した。
JFAの公表資料によると、2026年10月1日現在の主な歴代記録は次の通りだ。
- 国際Aマッチ最多出場:遠藤保仁(152試合)
- 国際Aマッチ最多得点:釜本邦茂(75得点)
- W杯最多連続出場大会:長友佑都(5大会連続)
遠藤保仁は2002年から2015年まで日本代表でプレーし、長期間にわたって中盤を支えた。
釜本邦茂の75得点という記録も、日本サッカーの歴史を語るうえで欠かせない数字である。
歴代メンバーを振り返ると、個人技に優れた選手だけでなく、長期的に代表を支える選手の存在がチームの強さにつながってきたことが分かる。
2026年11月以降の日本代表スケジュール11月3日現在、JFAが公表している今後の主な予定は以下の通り。
- 11月14日: ブラジル代表戦(シンガポール)
- 11月17日: パラグアイ代表戦(シンガポール)
- 12月30日: キリンチャレンジカップ2026(大阪)
- 2027年1月11日: AFCアジアカップ初戦・インドネシア戦
11月の2試合はブラジル、パラグアイという実力ある相手との対戦となる。次の招集メンバーがどのような構成になるかも、2027年のアジアカップを占う材料になる。
【サッカー日本代表選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在のサッカー日本代表メンバーは何人ですか?
A1:2026年9月17日に発表された9~10月の招集メンバーは31人です。ただし、その後に負傷などによる不参加・離脱や追加招集がありました。11月の活動に向けた新しいメンバーは、別途JFAの正式発表を確認する必要があります。
Q2:2026年ワールドカップの日本代表登録メンバーは何人でしたか?
A2:FIFAの公式登録リストでは26人です。GK3人、DF9人、MF9人、FW5人で構成されていました。大会後の秋の招集メンバー31人とは異なります。
Q3:2026年の日本代表で注目される海外組は誰ですか?
A3:GKの鈴木彩艶、MF/FWの久保建英、堂安律、鎌田大地、FWの上田綺世などです。欧州のクラブで経験を積みながら、代表でも攻守の中心的な役割を担っています。
Q4:2026年に初めて日本代表に招集された選手は誰ですか?
A4:9月17日の発表では、谷村海那、松木玖生、齋藤俊輔、中野就斗の4人がSAMURAI BLUE初招集となりました。
Q5:森保一監督はいつまで日本代表を率いますか?
A5:JFAの発表では、2027年のAFCアジアカップ終了まで指揮を執る予定です。その後は大岩剛氏が2030年ワールドカップを目指す日本代表の監督に就任する計画です。
2026年のサッカー日本代表は、鈴木彩艶、久保建英、堂安律、上田綺世ら実績ある選手を軸に、新しい世代の選手が加わる過渡期にある。
W杯登録メンバーは26人、9月17日に発表された秋の招集メンバーは31人。この違いを理解することが、最新の日本代表選手一覧を正確に把握する第一歩だ。
特に注目したいのは、次の3点である。
1. 主力の継続性: 海外クラブで経験を積む中心選手がチームの基盤を支えている。
2. 若手の成長: 松木玖生、齋藤俊輔、中野就斗、谷村海那らが新しい選択肢として加わった。
3. 次の大会への準備: 森保監督のもとで2027年アジアカップに向けたチーム作りが進んでいる。
9~10月の4連戦を4連勝で終えた日本代表にとって、次のブラジル戦、パラグアイ戦はチームの現在地を測る重要な機会となる。
W杯で経験を積んだ選手と、これから代表の中心を担う若手がどのように融合するのか。2026年後半のSAMURAI BLUEは、日本サッカーの次の4年間を考えるうえでも見逃せない存在だ。