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【翔猿の初土俵から小結まで】11年間の経歴と転換点

桂木 洋 桂木 洋 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
目次

翔猿は2015年1月場所に初土俵を踏みました。当初は本名の岩崎正也で土俵に上がり、2017年7月場所から現在の四股名である翔猿正也を名乗っています。

日本相撲協会の公式記録をたどると、序ノ口から幕下、十両、幕内へと段階的に番付を上げてきたことが分かります。特に大きな転機となったのが、2020年の新入幕と2022年の三役昇進です。

主な経歴とキャリアの節目

- 2015年1月場所:初土俵
- 岩崎正也の名前で相撲人生をスタート。
- ここから序ノ口、序二段、三段目、幕下と番付を上げていきました。

- 2017年7月場所:新十両
- 西十両十四枚目で6勝9敗。
- この場所から四股名を翔猿正也に変更しました。

- 2020年9月場所:新入幕
- 東前頭十四枚目で11勝4敗。
- 新入幕の場所で敢闘賞を獲得しました。

- 2022年9月場所:殊勲賞
- 東前頭筆頭で10勝5敗。
- 横綱照ノ富士を破るなどの活躍で殊勲賞を受賞しました。

- 2022年11月場所:新小結
- 東小結に昇進。
- 7勝8敗で惜しくも負け越しましたが、自己最高位への昇進を果たしました。

この経歴で注目すべきなのは、2020年の新入幕から約2年で小結まで昇進した点です。新入幕で11勝を挙げて敢闘賞を獲得し、その後も幕内で経験を積み、2022年には上位陣と対戦する三役の地位に到達しました。

一度の好成績だけで終わらず、前頭上位での実績を積み重ねて小結にたどり着いたことが、翔猿のキャリアを評価するうえで重要です。

【翔猿の得意技と取り口】押し相撲だけではない機動力が武器

翔猿正也

翔猿の得意技は、日本相撲協会の公式プロフィールで「押し」とされています。相手の胸や肩を押して体勢を崩し、土俵の外へ押し出す攻撃的な相撲が基本です。

ただし、翔猿の取り口を押し相撲だけで説明するのは十分ではありません。相手の動きに応じて攻め方を変えられることも、持ち味の一つです。

公式記録から見る決まり手の傾向

日本相撲協会が公開する過去6場所の決まり手傾向では、次のような数字が掲載されています。

- 引き落とし:16%
- 寄り切り:16%
- 押し出し:14%
- その他:54%

対象は90取組37勝です。押し出しだけでなく、引き落としや寄り切りも上位に入っていることが分かります。相手の重心を崩して勝つ技術と、組んだ状態から勝負を決める力の両方が必要な力士です。

また、押し相撲の力士は、相手に十分な距離を取られたり、逆に懐へ入られたりすると持ち味を発揮しにくくなる場合があります。翔猿の場合、相手の動きを見ながら攻め方を切り替えられるかどうかが、勝敗を左右するポイントになります。

173cmという身長は幕内力士の中では比較的小柄です。しかし、その体格を単純な弱点と見るべきではありません。相手との距離、攻めるタイミング、重心の移動を利用できることが、上位力士にも勝ってきた背景にあります。

【翔猿の三賞・金星】殊勲賞と敢闘賞、横綱撃破の実績

翔猿の実績を語る際に外せないのが、三賞と金星です。日本相撲協会の2026年11月場所時点の公式記録では、殊勲賞1回、敢闘賞1回、金星3個となっています。技能賞は0回です。

殊勲賞は2022年9月場所

2022年9月場所、翔猿は東前頭筆頭で10勝5敗を記録しました。この場所で殊勲賞を受賞しています。

殊勲賞は、横綱や大関など上位力士を破る活躍を見せた力士などに贈られる三賞の一つです。翔猿はこの場所で横綱照ノ富士を破り、上位陣に対抗できる力士として存在感を示しました。

敢闘賞は2020年9月場所

初めて幕内に昇進した2020年9月場所では、11勝4敗という好成績を残して敢闘賞を受賞しました。新入幕での三賞獲得は、翔猿の名前を相撲ファンに広く印象づける結果となりました。

金星は通算3個

金星とは、平幕の力士が横綱に勝ったときに与えられる記録上の称号です。翔猿は横綱照ノ富士から金星を獲得しており、2025年1月15日の初場所4日目には通算3個目の金星を挙げました。

日刊スポーツの2025年1月15日付報道によると、この取組では照ノ富士の攻めをかわし、最後は送り出しで勝利。2022年9月場所、2023年7月場所に続く照ノ富士からの金星となりました。

横綱に対して一度だけ勝ったのではなく、複数の場所で勝利していることは注目に値します。相手の力を正面から受け止めるだけではなく、動きと間合いを利用して勝機を作る翔猿らしさが表れた実績です。

なお、2026年11月場所時点で幕内優勝・十両優勝の記録はありません。三賞や金星という実績と、優勝経験の有無は分けて理解しておきたいところです。

【プロの結論】翔猿の現在を評価する3つのポイント

翔猿のキャリアを振り返ると、2015年の初土俵から2022年の小結昇進まで、着実に番付を上げてきたことが分かります。一方、2026年は幕内下位から十両へ降下する厳しい展開になりました。

ここからの翔猿を評価するうえで、重要なのは次の3点です。

1. 十両上位で勝ち越せるか

2026年11月場所の西十両二枚目は、幕内復帰を目指すうえで重要な位置です。まずは15日間を通して安定した成績を残し、勝ち越しを確保できるかが注目されます。

ただし、勝ち越せば必ず幕内に戻れるわけではありません。幕内からの降下人数や十両上位の他力士の成績など、番付編成全体も関係します。

2. 得意の押し相撲を取り戻せるか

公式プロフィールでは得意技が押しとされています。相手に主導権を握られる前に自分から攻められるか、立ち合いから圧力をかけられるかが重要です。

引き落としや寄り切りも決まり手として記録されているため、押し一辺倒ではなく、状況に応じた攻めの選択肢を維持できるかにも注目したいところです。

3. 小結経験を生かして再浮上できるか

翔猿には小結まで昇進した経験があり、殊勲賞や敢闘賞、3個の金星という実績もあります。上位力士と対戦してきた経験は、十両で戦う際にも生きる可能性があります。

過去の実績だけで現在の実力を判断するのではなく、2026年11月場所での取組内容と成績を合わせて見ることが大切です。

プロの視点で整理すると、翔猿は「小結経験を持つ実績ある力士」であると同時に、「幕内復帰を目指す十両上位の力士」でもあります。この2つの側面を押さえることで、現在の番付の意味がより明確になります。

【翔猿正也の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:翔猿は何と読みますか?本名は何ですか?
A1:翔猿は「とびざる」と読みます。フルネームは翔猿正也(とびざる・まさや)、本名は岩崎正也(いわさき・まさや)です。

Q2:翔猿は何歳ですか?生年月日はいつですか?
A2:1992年4月24日生まれです。2026年11月3日時点で34歳です。東京都江戸川区出身で、追手風部屋に所属しています。

Q3:翔猿の2026年11月場所の番付と9月場所の成績は?
A3:11月場所は西十両二枚目です。直前の9月場所は東前頭十四枚目で4勝11敗でした。11月3日時点では11月場所の取組前で、公式星取表は0勝0敗です。

Q4:翔猿の最高位と金星の数はいくつですか?
A4:最高位は小結です。日本相撲協会の2026年11月場所時点の公式記録では、殊勲賞1回、敢闘賞1回、金星3個となっています。

翔猿正也は、東京都江戸川区出身の追手風部屋所属力士です。本名は岩崎正也、1992年4月24日生まれ。身長173.0cm、体重135.0kgで、得意技は押しです。

2015年1月場所に初土俵を踏み、2017年7月場所に新十両、2020年9月場所に新入幕。2022年11月場所には最高位となる小結に昇進しました。殊勲賞1回、敢闘賞1回、金星3個という実績も持っています。

2026年9月場所は4勝11敗に終わり、11月場所は西十両二枚目から再出発します。幕内復帰に向けて、今後の成績と相撲内容が大きな焦点です。

翔猿を応援する際は、単に勝ち負けだけを見るのではなく、持ち味である押し相撲、機動力、上位力士との対戦経験がどのように生かされるかにも注目してみてください。小結まで上り詰めた力士が、2026年の十両からどのような巻き返しを見せるのか。11月場所は、その再浮上への第一歩となる場所です。

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桂木 洋

映画・ドラマの公開情報を担当。配給会社のプレスシートと公式サイト記載を基準に、あらすじと配役をまとめます。

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