野上亮磨(のがみ・りょうま)さんは、埼玉西武ライオンズと読売ジャイアンツで活躍した元プロ野球投手です。2017年オフには国内FA権を行使して巨人へ移籍しましたが、左アキレス腱断裂や右肩の故障に苦しみ、2021年シーズンを最後に現役を引退しました。
2026年11月現在、野上亮磨さんは巨人の三軍投手チーフコーチとして指導に携わっています。加えて、2026年10月30日に発表された2027年度のコーチングスタッフでは、二軍投手チーフコーチへの配置転換も明らかになりました。妻は元モーニング娘。の石川梨華さんで、2人の男の子の父親でもあります。
【2026年最新】野上亮磨の現在は巨人の三軍投手チーフコーチ!

2026年現在の野上亮磨さんは、現役選手ではなく、読売ジャイアンツのコーチとして活動しています。
日本野球機構(NPB)が公表している2026年度の巨人監督・コーチ一覧では、野上さんは背番号104の三軍投手チーフコーチとして登録されています。
三軍は、主に育成選手や若手選手が実戦経験を積み、一軍を目指すための育成の場です。投手部門のチーフコーチという立場は、選手個人の成長を支えるだけでなく、投手陣全体の育成にも関わる役割です。
2027年は二軍投手チーフコーチへ配置転換野上さんの近況で特に注目したいのが、2026年10月30日に発表された巨人の2027年度コーチングスタッフです。
スポーツ報知などの報道によると、野上さんは2026年の三軍投手部門から、2027年には二軍投手チーフコーチへ配置転換されることになりました。
これは、担当する育成カテゴリーが三軍から二軍へ変わることを意味します。三軍での指導経験を経て、より一軍に近い段階の投手育成に携わる新体制です。
2026年11月3日時点で整理すると、次のようになります。
- 2026年シーズン:巨人・三軍投手チーフコーチ
- 2027年シーズン:巨人・二軍投手チーフコーチ(発表済み)
なお、2027年の配置転換について、球団が個別に野上さんの評価や変更理由を詳しく説明したわけではありません。役職変更そのものと、その背景に関する推測は分けて考える必要があります。
【プロフィール・経歴】野上亮磨はどんな野球選手だった?
野上亮磨さんは1987年6月15日生まれ、福岡県出身の右投右打の元プロ野球投手です。2026年11月現在は39歳です。
高校時代は鹿児島県の神村学園でプレーし、2005年春の選抜高校野球大会で準優勝を経験しました。その後、社会人野球の日産自動車を経て、2008年のドラフト2位で西武に入団しています。
野上亮磨の基本プロフィール- 名前:野上亮磨(のがみ・りょうま)
- 生年月日:1987年6月15日
- 出身地:福岡県
- 身長・体重:177cm・77kg
- 投打:右投右打
- 出身高校:神村学園高等部
- 社会人時代:日産自動車
- ドラフト:2008年ドラフト2位
- プロ入り:埼玉西武ライオンズ
- プロ在籍:2009~2021年
- 現職:読売ジャイアンツのコーチ
- 妻:石川梨華
| 時期 | 出来事 | 主な実績・転換点 |
|---|---|---|
| 1987年 | 福岡県で誕生 | 6月15日生まれ |
| 2005年 | 神村学園高校 | 春の選抜で準優勝 |
| 2008年 | 西武に入団 | ドラフト2位指名 |
| 2009年 | プロ初登板・初勝利 | プロ野球選手としてのキャリアが始まる |
| 2013年 | 西武で活躍 | 自身初の11勝を記録 |
| 2017年 | 石川梨華と結婚・FA移籍 | 西武から巨人へ移籍 |
| 2019年 | 左アキレス腱断裂 | 手術と長期リハビリ |
| 2021年 | 現役引退 | プロ13年間のキャリアに幕 |
| 2023年 | 巨人のスコアラー | 現場復帰に向けた経験を積む |
| 2024年 | 巨人三軍投手コーチ | 指導者として活動開始 |
| 2025年 | 巨人三軍投手コーチ | 若手投手の育成に携わる |
| 2026年 | 巨人三軍投手チーフコーチ | 投手部門のチーフを担当 |
| 2027年 | 巨人二軍投手チーフコーチ | 新体制で配置転換予定 |
高校時代の全国大会準優勝から社会人野球、プロ野球へと進んだ野上さん。選手としての実績だけでなく、引退後も同じ巨人で野球に携わり続けている点が特徴です。
【通算成績】西武時代の11勝と巨人での活躍を振り返る
野上亮磨さんのプロ野球生活は2009年から2021年までの13年間です。
西武時代には先発ローテーションの一角として活躍し、2度の2桁勝利を達成しました。特に2013年と2017年には、それぞれ11勝を記録しています。
西武時代に築いた先発投手としての実績プロ入り後、野上さんは徐々に登板機会を増やしていきました。2012年には防御率2.97を記録し、115回1/3を投げています。
2013年には30試合に登板して11勝7敗、防御率3.95。自己最多となる152回2/3を投げ、先発投手としての存在感を高めました。
また、2012年から2017年まで6年連続で100イニング以上を投げています。これは、年間を通して先発ローテーションを支える能力があったことを示す記録です。
2017年は11勝10敗、防御率3.63。FA権を取得するタイミングで、投手として評価を高めていました。
野上亮磨の一軍通算成績NPBの公式個人年度別成績によると、野上さんの通算成績は次のとおりです。
- 登板:254試合
- 勝利:58勝
- 敗北:63敗
- セーブ:4
- ホールド:15
- 投球回:1008回2/3
- 奪三振:623
- 防御率:4.03
特に注目したいのは、通算1000投球回を超えている点です。2021年4月27日のヤクルト戦で、プロ通算1000投球回を達成しました。
巨人移籍後の成績はどうだった?巨人では2018年から2021年までプレーしました。西武時代と比べると、故障の影響もあって登板数や投球回が伸び悩みました。
2018年は25試合に登板して4勝4敗、防御率4.79。2019年は13試合に登板して1勝2敗、防御率3.50という成績でした。
2021年には9試合に登板し、0勝1敗1セーブ、防御率1.65を記録しています。登板機会は限られましたが、一軍復帰後の投球内容は安定していました。
通算成績だけを見ると、突出した最多勝投手というタイプではありません。しかし、6年連続100イニング以上を投げた実績や、1000投球回を達成した経験は、先発投手として長期間チームを支えてきた証拠です。
【FA移籍と現役引退の理由】アキレス腱断裂から右肩痛まで
野上亮磨さんのキャリアを語るうえで欠かせないのが、2017年オフのFA移籍と、その後に続いた故障です。
2017年オフに西武から巨人へFA移籍野上さんは2017年オフに国内FA権を行使し、埼玉西武ライオンズから読売ジャイアンツへ移籍しました。
当時30歳で、2017年には11勝を挙げていたことから、巨人は先発投手陣を強化する新戦力として獲得しました。
2017年12月4日の入団会見では、3年契約で総額4億5000万円、背番号23と報じられています。契約金額は当時の報道による推定値です。
年俸は契約期間中、推定1億5000万円。西武時代の実績を踏まえた大型契約でした。
2019年10月に左アキレス腱を断裂巨人移籍後の大きな転機となったのが、2019年10月の故障です。
野上さんはフェニックスリーグの試合中に左アキレス腱を断裂。同月に手術を受けることになりました。
アキレス腱断裂は、投手にとっても大きな影響を及ぼす故障です。投球動作では下半身の踏み込みや体重移動が重要になるため、復帰には時間をかけたリハビリが必要になります。
野上さんも長期離脱を余儀なくされ、2020年シーズンは自身初の一軍登板なしに終わりました。
ただし、ここで野球人生が終わったわけではありません。
2020年6月には楽天との二軍練習試合で実戦復帰。240日ぶりの実戦登板となり、再び一軍のマウンドを目指すことになります。
2021年に一軍復帰するも右肩痛が発生2021年、野上さんは605日ぶりに一軍復帰を果たしました。
4月27日のヤクルト戦では通算1000投球回を達成。9試合の登板で防御率1.65という成績を残し、復活への期待を抱かせました。
しかし、5月18日の広島戦で右肩痛を発症します。
その後、約5カ月間にわたってリハビリを続けましたが、回復は難しい状況となり、2021年10月に同年限りでの現役引退を決断しました。
野上亮磨の引退理由はアキレス腱だけではない野上さんの引退理由については、左アキレス腱断裂が原因だと理解されることがあります。しかし、実際の引退決断に直接つながったのは、2021年5月に発症した右肩痛と、その後の回復状況でした。
時系列で整理すると、次のようになります。
- 2019年10月:左アキレス腱断裂、手術。
- 2020年6月:二軍の実戦で復帰。
- 2021年4月:一軍復帰、通算1000投球回達成。
- 2021年5月18日:広島戦で右肩痛を発症。
- 2021年10月:回復が難しく、現役引退を決断。
つまり、アキレス腱断裂を乗り越えて一軍に戻った後、別の故障によって現役生活に区切りをつけることになったのです。
野上亮磨の年俸はどう推移した?野上さんの年俸は、FA移籍後に大きく上昇しました。
- 2018年:推定1億5000万円
- 2019年:推定1億5000万円
- 2020年:推定1億5000万円
- 2021年:推定3000万円
2018年から2020年までの3年間は、FA移籍時の契約に基づく推定年俸です。2021年には推定3000万円となっています。
年俸の推移からも、FA移籍時に寄せられた期待と、移籍後の故障による状況の変化が読み取れます。
【結婚・家族】妻の石川梨華との馴れ初めや子供は何人?
野上亮磨さんの妻は、元モーニング娘。のメンバーでタレントの石川梨華さんです。
野球ファンだけでなく、芸能ファンからも知られる夫婦であり、結婚や子供に関する情報は検索されることの多いテーマです。
石川梨華と野上亮磨は2017年3月13日に結婚2人は2017年3月13日に入籍しました。
結婚発表は石川梨華さん自身の公式ブログを通じて行われています。当時、野上さんは埼玉西武ライオンズに所属していました。
石川さんは結婚報告の中で、夫婦としての今後について次のようにつづっています。
「どんな時でもお互いに支え合い、感謝と思いやりの気持ちを大切に」
交際期間については、2026年4月のラジオ出演に関するスポーツニッポンの報道で、石川さんが約4年間交際していたことを明かしています。
結婚前から野上さんの食生活を考えて料理を勉強していたというエピソードも紹介されました。投球前後の食事や栄養面について学び、料理が好きになったと語っています。
子供は何人?2人の男の子が誕生野上亮磨さんと石川梨華さんの間には、2人の男の子がいます。
- 2018年4月:第1子となる男児が誕生。
- 2020年1月:第2子となる男児が誕生。
2018年の第1子誕生については、石川さんの所属事務所と巨人がそれぞれ発表しています。野上さんも球団を通じて、妻と生まれてきた息子への感謝を伝えました。
2021年の現役引退を伝えた日刊スポーツの記事でも、野上さんは妻の石川さんと2人の息子とともに新たな道へ進むと紹介されています。
したがって、子供の人数については2人と確認できます。
石川梨華の現在の活動は?石川梨華さんは、モーニング娘。卒業後もタレントとして活動しています。
2026年4月にはMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、夫との結婚生活や料理について話したことが報じられました。
特に印象的なのは、野球選手の食事を考えながら料理を勉強してきたという話です。夫の競技生活を食事面から支えてきたことがうかがえます。
一方で、野上さんと石川さんは、家族のプライベートをすべて公開しているわけではありません。子供たちの詳細な生活情報などについては、本人たちが公表している範囲で捉えることが大切です。
【引退後の活動】野上亮磨はなぜ巨人のコーチになった?
現役引退後の野上さんは、野球界から離れるのではなく、巨人での仕事を通じて野球に携わり続けています。
引退後のキャリアを理解するうえで重要なのは、いきなりコーチに就任したわけではなく、スコアラーとしての経験を経て指導者になったことです。
引退後はスコアラーを経験2023年には巨人のスコアラーを務めていたことが、同年10月のコーチ人事を伝える日刊スポーツの報道で確認できます。
スコアラーは、対戦相手や選手の特徴、試合のデータなどを分析し、チームの戦略を支える仕事です。
投手として13年間プレーしてきた経験に加えて、試合を分析する立場を経験したことは、その後のコーチ活動にもつながるキャリアとなりました。
2024年から巨人三軍の投手コーチに就任2024年度の巨人コーチングスタッフでは、野上さんは三軍投手コーチに就任しています。
2025年も同じく三軍投手コーチを務め、2026年には三軍投手チーフコーチへ役職が変わりました。
この指導者としての歩みは、次のように整理できます。
- 2023年:巨人のスコアラー
- 2024年:三軍投手コーチ
- 2025年:三軍投手コーチ
- 2026年:三軍投手チーフコーチ
- 2027年:二軍投手チーフコーチへ配置転換予定
野上さんの選手時代には、先発ローテーションを長期間守った経験と、重大な故障から復帰を目指した経験の両方があります。
特に2012年から2017年までの6年連続100イニング以上という実績は、投手のコンディション管理や年間を通じた調整を考えるうえで、指導者として生かせる経験の一つです。
また、アキレス腱断裂から実戦復帰までの過程を自身で経験していることも、故障やリハビリを経験する選手の心理を理解するうえで意味があります。
もちろん、野上さんが具体的にどのような指導メニューを採用しているかについては、公開情報だけでは詳しく分かりません。ただ、現役時代の経験を持つ投手出身者が、育成現場で選手を支える立場になったことには注目できます。
【プロの結論】野上亮磨のキャリアは現役引退で終わっていない野上さんの経歴を評価する際、勝敗や防御率だけを見てしまうと、選手としての実績の一部しか理解できません。
通算254試合、58勝、1008回2/3という数字には、長期間にわたって一軍の戦力として投げ続けた経験が表れています。
そして、2019年の左アキレス腱断裂、2021年の右肩痛という故障の経験は、選手生命の難しさを知る指導者としての背景にもなっています。
2026年の三軍投手チーフコーチから、2027年の二軍投手チーフコーチへの配置転換は、今後の指導者キャリアを考えるうえでも注目すべき動きです。
野上亮磨さんの現在を知るなら、元巨人投手という肩書だけでなく、現役時代の経験を次世代の投手育成につなげている点まで見ることが大切です。
【野上亮磨の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:野上亮磨は2026年現在、何をしている?
A1:読売ジャイアンツの三軍投手チーフコーチを務めています。2026年10月30日には、2027年度から二軍投手チーフコーチに配置転換されることも発表されました。
Q2:野上亮磨の現役時代の通算成績は?
A2:NPB公式記録では、通算254試合、58勝63敗、4セーブ、15ホールド、防御率4.03、1008回2/3、623奪三振です。
Q3:野上亮磨の引退理由はアキレス腱断裂?
A3:2019年10月に左アキレス腱を断裂しましたが、2020年に実戦復帰し、2021年には一軍復帰も果たしています。最終的な引退決断につながったのは、2021年5月に発症した右肩痛と、その後の回復が難しかったことです。
Q4:野上亮磨の妻は誰?
A4:元モーニング娘。のタレント、石川梨華さんです。2017年3月13日に結婚しました。
Q5:野上亮磨と石川梨華の子供は何人?
A5:男の子が2人います。2018年4月に第1子、2020年1月に第2子が誕生しています。
Q6:野上亮磨のFA移籍時の年俸はいくら?
A6:2017年オフに西武から巨人へFA移籍した際の契約は、3年総額4億5000万円と報じられています。年俸は推定1億5000万円でした。
野上亮磨さんは、西武時代に2度の11勝を記録し、巨人へのFA移籍も経験した元プロ野球投手です。通算254試合、58勝63敗、防御率4.03という実績を残し、2021年に現役を引退しました。
引退の背景には、左アキレス腱断裂からの復帰後に発症した右肩痛がありました。選手としてのキャリアには故障による苦難もありましたが、その後は巨人のスコアラーを経て、投手コーチとして新しい道を歩んでいます。
プライベートでは2017年に石川梨華さんと結婚し、2人の息子に恵まれました。石川さんも2026年にラジオ出演で夫や家庭について語っており、現在も夫婦としての生活を続けています。
そして、2026年は巨人の三軍投手チーフコーチ、2027年は二軍投手チーフコーチとして活動する予定です。
野上亮磨さんの現在を知るうえで押さえておきたいのは、現役引退が野球人生の終わりではなかったということです。今後は指導者としてどのような投手を育て、巨人の一軍戦力につなげていくのか。その歩みにも注目が集まります。
主な確認資料: NPB公式個人成績・2026年度監督コーチ一覧、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ、石川梨華公式ブログ、スポーツニッポンの報道。