2026年の3期生を語るうえで、梅澤美波と吉田綾乃クリスティーの卒業は外せない。2人は同じ3期生でありながら、グループ内で異なる役割を担ってきた。
梅澤美波は3代目キャプテンとしてグループを牽引
神奈川県出身・3期生
梅澤美波は2023年2月に乃木坂46の3代目キャプテンへ就任した。先輩世代から後輩世代へとグループの中心が移る時期に、メンバーをまとめる立場を担った人物だ。
2026年2月25日、乃木坂46公式サイトは梅澤の卒業を発表。4月8日発売の41stシングルが最後の参加作品となり、5月21日に東京ドームで開催された「14th YEAR BIRTHDAY LIVE」で卒業コンサートを実施することも告知された。
そして予定どおり、同公演をもって乃木坂46を卒業した。
キャプテンとしての在任期間は、3期生が中心となる時代と後輩世代への継承が重なった時期でもある。梅澤の卒業は、3期生の人数が減ったというだけでなく、グループの運営を支えてきた世代の一区切りという意味を持つ。
吉田綾乃クリスティーは2026年8月9日に卒業
大分県出身・3期生
吉田綾乃クリスティーは、2016年の加入時点で20歳。12人の中では最年長だった。
2026年5月28日、本人のブログで卒業を発表。乃木坂46公式サイトは、8月9日にマリンメッセ福岡A館で開催された「真夏の全国ツアー2026」福岡公演内で卒業セレモニーを行うと発表した。
吉田はこの公演をもってグループを卒業。3期生として約10年間活動した歴史に幕を下ろした。
梅澤が東京ドームでの卒業コンサートを節目としたのに対し、吉田は全国ツアーの福岡公演を最後の舞台に選んだ。異なる形での卒業だが、どちらも3期生の歴史を締めくくる大きな出来事となった。
卒業発表日と卒業日は別の情報検索時に混同されやすいのが、卒業を発表した日と、実際にグループを卒業した日だ。
例えば梅澤は2026年2月25日に卒業を発表し、5月21日に卒業した。吉田は5月28日に発表し、8月9日に卒業している。
この違いを押さえておくと、「卒業発表済み」「卒業予定」「卒業済み」という情報を正しく区別できる。伊藤理々杏についても、2026年11月3日時点では卒業発表済みだが、具体的な卒業日は未公表という整理になる。
【3期生の原点】2016年オーディションから2017年の単独ライブまで

3期生が現在まで語り継がれる理由を理解するには、加入時の状況に目を向ける必要がある。
応募総数48,986人から選ばれた12人乃木坂46の3期生オーディションは、2016年に約3年ぶりとなる新メンバー募集として実施された。
乃木坂46公式発表によると、応募総数は48,986人。当時の1期生オーディションの38,934人、2期生オーディションの16,302人を上回り、グループ史上最多の応募数だった。
最終審査は2016年9月4日に都内で行われ、12人の合格が発表された。加入によって乃木坂46の総メンバー数は47人となった。
また、今回のオーディションでは出版社とのコラボレーション企画も行われた。雑誌編集者が審査を見学し、合格者の中から特別賞を選出する仕組みが設けられていた。加入直後から雑誌メディアとの接点が生まれたことも、3期生の活動を広げるきっかけの一つだった。
2016年12月のお披露目会と2017年の舞台合格発表後、3期生は2016年12月10日に日本武道館でお披露目会を開催した。
スポーツニッポンの当時の報道によると、12人だけで約1万2,000人の観客を集めた。新人メンバーとしては大きな注目を浴びるスタートだった。
翌2017年には、3期生だけで舞台「3人のプリンシパル」に挑戦。観客の投票によって第2幕の出演メンバーが決まる形式で、演技力や表現力を試される舞台となった。
歌やダンスだけではなく、舞台での経験を通じて個々の表現力を磨く機会が早い段階から用意されていた点も特徴的だ。
「三番目の風」と初の3期生単独ライブ3期生を象徴する楽曲として知られるのが、2017年3月22日発売の17thシングル「インフルエンサー」に収録された「三番目の風」だ。
センターを務めたのは大園桃子。12人全員が参加する期別楽曲として、3期生の存在をファンに印象づけた。
続いて2017年5月9日から14日まで、AiiA 2.5 Theater Tokyoで初の3期生単独ライブが開催された。全8公演を6日間で実施し、Billboard JAPANの当時の報道では計6,400人を動員したと伝えられている。
この公演では、まだ加入から1年も経っていない12人が、先輩グループの楽曲も含むセットリストを披露。最終公演では「三番目の風」を再び歌い、初の単独ライブを締めくくった。
ここに3期生の特徴がある。最初から完成されたスターだけを集めた世代ではなく、加入後の舞台、ライブ、選抜活動を通して、それぞれの強みを伸ばしてきた世代だった。
【プロの結論】乃木坂46の3期生が残した功績と、卒業後の見方
3期生の約10年間を振り返ると、単に12人が加入して10人が卒業したという人数の変化だけでは説明できないものが見えてくる。
1. グループの中心を担う人材を複数輩出した山下美月、与田祐希、久保史緒里、梅澤美波は、それぞれ異なる分野で乃木坂46を代表する存在となった。
山下はモデル・俳優としての活動、与田は映像作品やモデル活動、久保は演技やラジオ、梅澤はキャプテンとしての役割など、活動領域は一様ではない。
3期生の強みは、全員が同じ方向へ進んだことではなく、グループ内で経験したことを個人のキャリアへつなげられるメンバーが複数生まれた点にある。
2. 期生単位の結束と個人活動を両立した「三番目の風」「思い出ファースト」などの期別楽曲や、3期生単独ライブは、12人という単位での活動を印象づけた。
一方、選抜活動や舞台、ドラマ、映画、モデルなどの個人活動も進んだ。期生としてのまとまりを保ちながら、それぞれが違う分野へ進んでいったことが、長期的な存在感につながっている。
3. 卒業後も個人のキャリアは続いていく乃木坂46の卒業は、芸能活動そのものの終了を意味しない。
伊藤理々杏は卒業後も芸能活動を継続し、芝居を中心に挑戦する意向を明らかにしている。山下美月や与田祐希なども、グループ卒業後に個人としての活動を続けている。
一方で、卒業後の所属先や活動内容は本人ごとに異なる。卒業メンバー全員が同じ事務所に所属している、あるいは全員が芸能活動を継続しているという理解は正しくない。現在の仕事については、それぞれの公式プロフィールや本人の発信を基準に見る必要がある。
3期生の情報を調べる際に押さえたい3つの判断基準卒業や在籍に関する情報は、検索結果の見出しだけで判断すると誤解が生じやすい。特に2026年のように卒業が続く時期は、次の区別が重要になる。
- 卒業発表と卒業完了を分ける: 伊藤理々杏は卒業を発表したが、11月3日時点では具体的な卒業日は未公表。
- 卒業コンサートの日付を確認する: 梅澤美波は5月21日、吉田綾乃クリスティーは8月9日が実際の卒業日。
- 卒業後の活動は個別に確認する: 元メンバーの現在の仕事や所属先を、別のメンバーの情報と混同しない。
特にSNSやまとめサイトでは、卒業発表日を卒業日として掲載したり、過去の在籍情報を現在の情報として残したりするケースがある。日付を調べるなら乃木坂46公式サイトのニュース、現在の活動を調べるなら本人や所属事務所の最新情報を確認するのが確実だ。
【乃木坂46の3期生】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:乃木坂46の3期生は現在何人いますか?
A1:2026年11月3日時点では2人です。伊藤理々杏と岩本蓮加が在籍しています。ただし伊藤は2026年10月17日に卒業を発表しており、年内卒業予定です。伊藤の卒業後は岩本蓮加1人となります。
Q2:乃木坂46の3期生で最初に卒業したメンバーは誰ですか?
A2:大園桃子です。2021年9月4日に卒業しました。加入5周年の日にグループを離れ、3期生の最初の卒業メンバーとなりました。
Q3:梅澤美波と吉田綾乃クリスティーの卒業日はいつですか?
A3:梅澤美波は2026年5月21日、吉田綾乃クリスティーは2026年8月9日です。梅澤は東京ドームでの「14th YEAR BIRTHDAY LIVE」、吉田は「真夏の全国ツアー2026」福岡公演内の卒業セレモニーをもって卒業しました。
Q4:乃木坂46の3期生オーディションはいつ開催されましたか?
A4:2016年に開催され、最終審査と合格者の発表は9月4日でした。応募総数は48,986人で、12人が3期生として加入しました。
Q5:伊藤理々杏の卒業日は決まっていますか?
A5:2026年11月3日時点では具体的な卒業日は発表されていません。公式発表では2026年内の卒業予定とされ、最後に参加するシングルは43rdシングル「君ロス」です。
乃木坂46の3期生は、2016年9月4日に加入が発表された12人から始まった。48,986人の応募者の中から選ばれ、舞台や単独ライブ、期別楽曲、選抜活動を経験しながら、グループの中心を担う世代へと成長した。
2026年11月3日現在、卒業済みは大園桃子、山下美月、阪口珠美、向井葉月、与田祐希、佐藤楓、中村麗乃、久保史緒里、梅澤美波、吉田綾乃クリスティーの10人。伊藤理々杏は年内卒業を発表済みで、岩本蓮加は引き続き在籍している。
特に2026年は、3代目キャプテンだった梅澤美波の卒業、吉田綾乃クリスティーの卒業、伊藤理々杏の卒業発表と、3期生にとって節目が重なった年となった。
加入当初の12人が同じ形で活動を続けることはなくなっても、それぞれが乃木坂46で積み重ねた経験は、楽曲やライブ、映像作品、そして個人の活動に残っている。
今後注目したいのは、伊藤理々杏の正式な卒業日と、岩本蓮加がどのような形で3期生の歴史を受け継いでいくかという点だ。2016年に始まった3期生の物語は、2026年の今、新たな節目を迎えている。