2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本、アメリカ、プエルトリコの4都市を舞台に開催されました。1次ラウンドの会場は、東京ドーム、ヒラム・ビソーン・スタジアム、ダイキン・パーク、ローンデポ・パークの4球場です。
日本代表が戦ったのは東京ドームのPOOL C。準々決勝以降はアメリカに舞台を移し、ヒューストンとマイアミで試合が行われました。加えて、準決勝と決勝はすべてマイアミのローンデポ・パークに集約。2026年3月17日(現地時間)の決勝では、ベネズエラがアメリカを3対2で破り、初優勝を飾っています。
2026年11月現在、すでに大会は終了しています。この記事では、2026年大会の開催都市・球場・日程・実際の試合結果を整理し、日本代表の東京ドームから決勝のマイアミまでの流れ、さらに歴代大会との違いも詳しく解説します。
【2026年最新】WBC開催地はどこ?1次ラウンド全4会場を都市別に紹介

2026年のWBCは、4つのPOOLに分かれて1次ラウンドを実施しました。
出場チームは合計20チーム。各POOLに5チームが所属し、総当たり形式で対戦しました。各POOLの上位2チーム、合計8チームが準々決勝に進出する仕組みです。
最初に、開催地と球場の対応関係を確認しましょう。
① 東京・日本:東京ドーム
球場:
POOL C/2026年3月5日〜10日
日本、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイが参加。日本代表の1次ラウンドの舞台となりました。
東京ドームは、日本の野球ファンにとっておなじみの会場です。WBCでは第1回大会の2006年から継続して使用され、2026年大会で6大会連続の開催となりました。
② サンフアン・プエルトリコ:ヒラム・ビソーン・スタジアム
球場:
POOL A/2026年3月6日〜11日
プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビアが参加。カリブ海地域の野球文化を象徴する開催地です。
ヒラム・ビソーン・スタジアムは1962年開場の歴史ある球場です。WBCでは2006年、2009年、2013年にも使用され、2026年大会で再び開催地に選ばれました。
③ ヒューストン・アメリカ:ダイキン・パーク
球場:
POOL B/2026年3月6日〜11日
アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジルが参加。1次ラウンドに加え、準々決勝も開催されました。
ダイキン・パークはMLBヒューストン・アストロズの本拠地です。2026年大会がWBC初開催となりました。開閉式屋根を備えた球場で、ヒューストンの野球ファンにとって国際大会を迎える機会となりました。
④ マイアミ・アメリカ:ローンデポ・パーク
球場:
POOL D/2026年3月6日〜11日
ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグアが参加。準々決勝、準決勝、決勝まで担当しました。
ローンデポ・パークはMLBマイアミ・マーリンズの本拠地です。2023年大会でも1次ラウンドから決勝まで全ラウンドを開催しており、2026年大会でも再び大会の最終舞台に選ばれました。
【日本代表の開催地】東京ドームで行われたPOOL Cの試合と結果
2026年大会で日本代表が1次ラウンドを戦ったのは東京ドームです。
日本が所属したPOOL Cには、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイが入りました。
日本代表は1次ラウンドで4試合を戦い、4勝0敗の1位で準々決勝に進出しています。
日本代表の東京ドームでの試合日程| 日程 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 3月6日 | 日本-チャイニーズ・タイペイ | 13-0 |
| 3月7日 | 日本-韓国 | 8-6 |
| 3月8日 | 日本-オーストラリア | 4-3 |
| 3月10日 | 日本-チェコ | 9-0 |
特に注目されたのが、韓国戦とオーストラリア戦です。
韓国戦では8対6で勝利。オーストラリア戦も4対3という接戦を制し、無敗でPOOL Cを突破しました。
この結果、日本は準々決勝への進出を決めましたが、東京ドームで大会の最後まで戦ったわけではありません。
日本代表の準々決勝はマイアミで開催日本代表の準々決勝会場は、東京ドームではなく、アメリカ・フロリダ州マイアミのローンデポ・パークでした。
2026年3月15日(日本時間)、日本はベネズエラと対戦。試合は5対8で敗れ、日本代表の大会は準々決勝で終了しました。
ここは開催地を調べる際に間違えやすいポイントです。
- 1次ラウンド:東京ドーム
- 準々決勝:ローンデポ・パーク(マイアミ)
- 準決勝:ローンデポ・パーク(マイアミ)
- 決勝:ローンデポ・パーク(マイアミ)
日本代表が東京ドームで優勝まで戦う形式ではなく、勝ち上がったチームがアメリカの開催地へ移動する大会構成でした。
【準々決勝・準決勝・決勝】WBC後半戦の開催地はヒューストンとマイアミ
1次ラウンド終了後、WBCは一発勝負のトーナメントに移行しました。
準々決勝はヒューストンとマイアミの2都市で開催。準決勝以降はマイアミに集約されました。
準々決勝の開催地と試合結果| 開催都市 | 球場 | 対戦カード・結果 |
|---|---|---|
| ヒューストン | ダイキン・パーク | アメリカ 5-3 カナダ |
| ヒューストン | ダイキン・パーク | イタリア 8-6 プエルトリコ |
| マイアミ | ローンデポ・パーク | ドミニカ共和国 10-0 韓国 |
| マイアミ | ローンデポ・パーク | ベネズエラ 8-5 日本 |
※上記の日付は日本時間で2026年3月14日・15日です。現地時間では3月13日・14日に行われました。
準々決勝の開催地は、1次ラウンドのPOOLの組み合わせに連動していました。
- POOL A・POOL Bの勝ち上がりチーム:ヒューストン
- POOL C・POOL Dの勝ち上がりチーム:マイアミ
そのため、東京プールを勝ち抜いた日本はマイアミで準々決勝を戦うことになりました。
準決勝はマイアミで2試合準決勝もローンデポ・パークで行われました。
| 日本時間 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 3月16日 | ドミニカ共和国-アメリカ | 1-2 |
| 3月17日 | イタリア-ベネズエラ | 2-4 |
アメリカはドミニカ共和国との接戦を2対1で制し、決勝進出を決めました。
もう一方の準決勝ではベネズエラがイタリアに4対2で勝利。決勝の対戦カードはアメリカ対ベネズエラとなりました。
WBC 2026決勝の会場はマイアミのローンデポ・パーク2026年大会の決勝会場は、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークです。
- 開催日:2026年3月17日(現地時間)
- 日本時間:2026年3月18日
- 会場:ローンデポ・パーク
- 対戦:アメリカ対ベネズエラ
- 試合結果:ベネズエラ 3-2 アメリカ
ベネズエラがアメリカを3対2で破り、WBC初優勝を達成しました。大会MVPにはベネズエラのマイケル・ガルシアが選ばれています。
2026年大会の最終的な開催地を知りたい場合、答えはマイアミです。東京やヒューストンではなく、ローンデポ・パークが大会の最後を飾る会場となりました。
【開催地・球場の関係一覧】2026年WBCの全会場を比較
ここまで紹介した4つの球場について、開催都市、担当POOL、後半戦での役割、過去大会との関係を整理します。
| 開催都市 | 球場 | 2026年の担当 | 開催地としての特徴 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 東京ドーム | POOL C | 日本代表の1次ラウンド会場。6大会連続開催 |
| サンフアン | ヒラム・ビソーン・スタジアム | POOL A | 2006・2009・2013年にも開催 |
| ヒューストン | ダイキン・パーク | POOL B・準々決勝 | WBC初開催の球場 |
| マイアミ | ローンデポ・パーク | POOL D・準々決勝・準決勝・決勝 | 2大会連続で全ラウンドを開催 |
この一覧から見えてくるのは、各都市が同じ役割を担っているわけではないということです。
東京とサンフアンは1次ラウンドの開催地としての歴史があり、ヒューストンは2026年に初めてWBCを迎えました。一方、マイアミは1次ラウンドから決勝までを担当する大会の中心地です。
特にマイアミは、2023年と2026年の両大会で全ラウンドを開催した点が特徴的です。
【歴代WBC開催地を比較】2006年から2026年までの変化
WBCは2006年に第1回大会が開催されて以来、複数の国・地域を会場としてきました。
一般的な国際大会のように開催国を一つに固定するのではなく、アジア、北米、中南米などに1次ラウンドを分散させる形式が特徴です。
歴代大会の決勝開催地| 大会 | 決勝開催地 | 決勝球場 | 優勝国 |
|---|---|---|---|
| 2006年 | サンディエゴ | ペトコ・パーク | 日本 |
| 2009年 | ロサンゼルス | ドジャー・スタジアム | 日本 |
| 2013年 | サンフランシスコ | AT&Tパーク | ドミニカ共和国 |
| 2017年 | ロサンゼルス | ドジャー・スタジアム | アメリカ |
| 2023年 | マイアミ | ローンデポ・パーク | 日本 |
| 2026年 | マイアミ | ローンデポ・パーク | ベネズエラ |
東京ドームは、WBCの歴史において特別な位置を占めています。
MLBの公式球場紹介によると、東京ドームは2006年、2009年、2013年、2017年、2023年のすべての大会で開催地となりました。
そして2026年もPOOL Cの会場に選ばれ、6大会連続の開催を実現しています。
その背景には、日本における野球人気と、国際大会を継続的に開催できる球場・運営体制があります。
また、日本代表だけでなく、韓国、オーストラリア、台湾など複数の野球強豪国・地域が集まる開催地としても機能しています。
プエルトリコのサンフアンも歴史ある開催都市ヒラム・ビソーン・スタジアムも、歴代開催地を比較するうえで見逃せません。
2006年、2009年、2013年、2026年と、合計4大会でWBCの開催地となりました。
東京ドームと同様、過去の開催実績を持つ球場が再び選ばれていることが分かります。
2023年から2026年にかけて変わったマイアミの役割マイアミのローンデポ・パークは、2023年大会で史上初めて同一大会の1次ラウンド、準々決勝、準決勝、決勝をすべて開催した球場となりました。
2026年大会でも同じ方式が採用され、POOL Dから決勝までの舞台を担当しています。
こうした開催方式には、試合を各地域に分散して野球の国際的な広がりを生み出しながら、最終段階では大規模なMLB球場に観客と注目を集める構造があります。
2026年はさらにヒューストンが加わり、開催都市の選択肢が広がりました。
【間違えやすいポイント】ダイキン・パークと旧名称、開催日程の注意点
WBC開催地を検索すると、同じ球場なのに異なる名称が出てくる場合があります。
特に注意したいのが、ヒューストンの球場名です。
Minute Maid ParkとDaikin Parkは同じ球場2026年大会のヒューストン会場はダイキン・パークです。
しかし、2024年8月に発表されたWBC開催地の初期資料では、当時の名称であるMinute Maid Park(ミニッツメイド・パーク)が使用されていました。
ヒューストン・アストロズは2024年11月18日、新たな命名権契約を発表。2025年1月1日から球場名がDaikin Parkに変更されました。
つまり、次の2つは別々の球場ではありません。
- Minute Maid Park:2024年までの名称
- Daikin Park:2025年1月以降の名称
2026年のWBC開催地を調べる際は、ダイキン・パークという現在の名称で把握しておけば問題ありません。
日本時間と現地時間の違いにも注意アメリカ開催の試合は、日本時間と現地時間で日付が異なることがあります。
例えば、2026年の決勝はマイアミ現地時間で3月17日でしたが、日本時間では3月18日午前9時の試合でした。
準決勝や準々決勝にも同様の時差があります。
そのため、開催日程を確認するときは、次の3点を区別する必要があります。
1. 球場がある都市の現地日付
2. 日本でテレビ・配信を見る場合の日本時間
3. 大会公式サイトが掲載するタイムゾーン
開催都市と球場名だけでなく、試合日も現地時間か日本時間かを確認すると混乱を避けられます。
【WBC開催地】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCの1次ラウンド開催地はどこですか?
A1:東京、プエルトリコのサンフアン、アメリカのヒューストン、マイアミの4都市です。会場は東京ドーム、ヒラム・ビソーン・スタジアム、ダイキン・パーク、ローンデポ・パークでした。
Q2:2026年WBCで日本代表が試合をした球場はどこですか?
A2:1次ラウンドは東京ドーム、準々決勝はアメリカ・マイアミのローンデポ・パークです。日本は東京ドームで4勝0敗を記録しましたが、準々決勝でベネズエラに5対8で敗れました。
Q3:2026年WBCの準決勝と決勝はどこで開催されましたか?
A3:すべてアメリカ・フロリダ州マイアミのローンデポ・パークです。準決勝は現地時間3月15日・16日、決勝は3月17日に開催され、ベネズエラがアメリカを3対2で破って優勝しました。
Q4:2026年WBCの開催地に大阪は含まれますか?
A4:本大会の1次ラウンド会場には含まれません。大阪の京セラドーム大阪では3月2日・3日に日本代表の強化試合が開催されましたが、WBC本大会のPOOL Cは東京ドームで行われました。
Q5:WBCで最も多く開催されている球場は東京ドームですか?
A5:東京ドームは2006年から2026年まで6大会連続で開催地となっています。WBCの歴史を通じて継続的に使用されている代表的な球場です。
2026年のWBC開催地を振り返ると、1次ラウンドは東京、サンフアン、ヒューストン、マイアミの4都市で行われました。
日本代表の舞台となった東京ドームは、6大会連続の開催を実現。準々決勝以降はアメリカに移り、ヒューストンのダイキン・パークとマイアミのローンデポ・パークが使用されました。
特に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 日本代表の1次ラウンド会場は東京ドーム
- 準々決勝はヒューストンとマイアミの2都市
- 準決勝・決勝はマイアミのローンデポ・パーク
また、歴代大会を比較すると、東京ドームやヒラム・ビソーン・スタジアムのように長く使用される球場がある一方、2026年にはヒューストンが新たな開催地として加わりました。
WBCの開催地は、単なる試合会場の一覧ではありません。各地域の野球文化をつなぐ1次ラウンドと、世界一を決める最終ラウンドを結びつける大会設計そのものです。
今後の大会でも、開催都市の継続性と新たな開催地の登場が、WBCの国際的な広がりを読み解く要点になります。