鬼ちゃんの正体は、昔話『桃太郎』に登場する鬼をモチーフにした、菅田将暉演じるオリジナルキャラクターです。
ただし、昔話のように桃太郎と敵対し続ける存在ではありません。auのCMでは、桃太郎に退治された後、仲良くなった友人という設定になっています。
2015年9月18日、「鬼、登場」篇で初登場鬼ちゃんが初めて登場したのは、2015年9月18日から全国放送された「鬼、登場」篇です。
KDDIの当時の公式発表によると、三太郎が鬼退治に向かった先で、金棒を振り回す鬼を発見するところから物語が始まります。
金太郎と浦島太郎が警戒する一方、桃太郎だけは鬼を見て驚きながらも親しげに声を掛けます。
桃太郎は、鬼を自分が以前退治した相手として紹介。鬼も桃太郎に懐かしそうに接し、戦いが終わった後は友達になったという関係性が明かされました。
この展開が、それまでの鬼退治のイメージを大きく変えました。
鬼ちゃんのキャラクター設定鬼ちゃんの魅力は、強そうな外見と軽い言動のギャップにあります。
| 項目 | キャラクター設定 |
|---|---|
| 演じる俳優 | 菅田将暉 |
| 初登場 | 2015年9月18日 |
| モチーフ | 昔話『桃太郎』の鬼 |
| 桃太郎との関係 | かつて退治された後に友達になった |
| 性格 | 明るく、軽いノリで人懐っこい |
| 話し方 | 「~っす」を使う現代的でくだけた口調 |
| 家族 | 鬼嫁と子どもたちがいる |
| 特徴 | 父親としての一面と多彩な仕事ぶり |
特に印象的なのは、桃太郎たちに対しても遠慮のない距離感で接するところです。
鬼退治に来た金太郎に対しても、敵意をむき出しにするのではなく、金太郎の持っている斧を褒めて仲良くなろうとします。
鬼という伝統的なキャラクターを、現代の若者のようなコミュニケーションスタイルに置き換えた点が、三太郎シリーズの面白さにつながっています。
【子どもは5人?8人?】鬼ちゃんの家族構成と鬼嫁の設定

鬼ちゃんについて検索されることが多い疑問の一つが、子どもの人数です。
実は、初期設定では5人の子どもを持つ父親でした。しかし、2016年のCMで三つ子が誕生したことにより、合計8人の子どもを持つ父親へと設定が変化しています。
2015年「鬼の子」篇で5人の子どもが判明2015年10月の「鬼と鬼嫁」篇で、鬼ちゃんには妻と5人の子どもがいることが明らかになりました。
続く2015年11月13日放送開始の「鬼の子」篇では、子どもたちの名前が紹介されます。
KDDIの公式プレスリリースによると、子どもの名前は次の5つです。
- 赤鬼(あかおに)
- 青鬼(あおおに)
- 鬼子(おにこ)
- オニオン
- おにぎり
特にオニオンやおにぎりという名前は、昔話の鬼というイメージから大きく離れたユーモラスな設定です。
このCMでは、金太郎の家でお泊まり会をする三太郎と鬼ちゃんが、子どもの名前をめぐって盛り上がります。
2016年には三つ子が誕生して8人の父親にさらに2016年7月22日から放送された「待望の赤ちゃん」篇では、鬼ちゃんの家族に大きな変化が起こります。
鬼嫁が三つ子を出産したという設定が登場したのです。
それまでの5人に3人が加わり、鬼ちゃんは合計8人の子どもを持つ父親になりました。
このCMでは、三つ子のうち1人をかぐや姫たちに預かってもらっていたという展開も描かれています。
また、鬼ちゃんは子育てについて、家族を大切にする父親らしい一面を見せています。KDDIの発表では、家族を思いやる鬼ちゃんの言動もCMの見どころとして紹介されました。
ここで注意したいのは、5人と8人という数字は、あくまでauのCMにおける鬼ちゃんのキャラクター設定だということです。菅田将暉本人の子どもの人数や家族構成を示す情報ではありません。
【鬼ちゃん歴代CM一覧】2015年から2026年までの主要な出演作
鬼ちゃんは初登場後、単なる三太郎の脇役にとどまらず、主役を務めるCMや音楽企画、VRコンテンツなどにも登場してきました。
代表的な展開を時系列で整理します。
2016年1月30日から放送された「雷さま」篇は、鬼ちゃんのキャラクターを語るうえで重要な作品です。
このCMでは、鬼ちゃんが雷さまに扮して、巨大な和太鼓を力強く演奏します。
それまでの鬼ちゃんは、軽い口調で周囲を笑わせるコミカルな存在でした。しかし、この作品では鬼らしい迫力や男らしさが前面に出ています。
KDDIの発表によると、菅田将暉は撮影前に和太鼓の先生の指導を受けて練習していました。
鬼ちゃんの普段の姿とは違う一面を楽しめる作品であり、キャラクターの表現幅が広がった転換点です。
歌手としても注目された「見たこともない景色」2016年12月には、auのサッカー日本代表応援企画「BLUE CHALLENGE」で使用された楽曲「見たこともない景色」を菅田将暉が歌唱しました。
この楽曲は、鬼ちゃん役で知られる菅田将暉の歌声を広く届けるきっかけにもなりました。
さらに2017年10月には、鬼ちゃんの姿で歌う「見たこともない景色」鬼ちゃんver.のミュージックビデオがWEB限定で公開されています。
俳優としての演技だけでなく、歌唱力も活用したキャラクター展開でした。
2019年「新しい物語~新しい鬼」篇で新展開2019年5月17日から放送された「新しい物語~新しい鬼」篇では、鬼ちゃんが傷だらけの姿で三太郎のもとへ駆け込んできます。
今度は鬼ちゃん自身が、別の鬼に襲われた側として登場する展開です。
桃太郎たちが再び鬼退治に向かうことになり、従来の鬼退治の構図を別の角度から描いています。
また、三姫たちが「ママ」と呼ぶ人物が登場するなど、シリーズ全体の世界観にも新しい要素が加わりました。
【2026年最新】鬼ちゃんと高杉くんが初コラボ!神木隆之介との共演が実現
2026年の鬼ちゃんに関する最大のニュースが、神木隆之介演じる高杉くんとの初コラボです。
KDDIと沖縄セルラーは、2026年9月18日から新TVCM「高杉くんと鬼ちゃんの楽屋メイク中」篇を全国で順次放映開始しました。
これは、auの2つの人気CMシリーズである「意識高すぎ!高杉くん」と「三太郎シリーズ」が初めてコラボレーションした企画です。
「高杉くんと鬼ちゃんの楽屋メイク中」篇の内容今回のCMでは、神木隆之介と菅田将暉が楽屋で会話を交わします。
神木演じる高杉くんが菅田に新しいiPhoneについて話しかけ、そこから2人の掛け合いが始まります。
作品の中心となるのは、新しいiPhone 18 Proとauの通信環境を使って、エンターテインメントを楽しむ様子をイメージトレーニングするというストーリーです。
単純に2人が並んで商品を紹介するのではなく、楽屋での自然な会話を取り入れた演出が特徴です。
KDDIの公式発表では、今回のCMは「iPhone 18 Pro・auはつながる体感No.1」を訴求する広告として位置づけられています。
神木隆之介と菅田将暉は以前から共演していたここで押さえておきたいのが、2人の共演歴です。
今回が初めての共演というわけではありません。
代表的な過去の共演作が、2021年放送の日本テレビ系ドラマ『』です。
同作では菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀が、お笑いトリオ「マクベス」のメンバーを演じました。
菅田と神木は同じグループの仲間として作品を作り上げており、演技の掛け合いを経験しています。
2026年のCMは、2人が初めてauの別々のCMシリーズのキャラクターとして共演したという意味での初コラボです。
この違いを理解しておくと、「初共演」という情報の誤解を防げます。
撮影現場でも息の合った掛け合いKDDIが公開した撮影エピソードやインタビューでは、2人が撮影中も自然に会話を交わしていたことが紹介されています。
特に印象的なのは、互いの演技に対する理解です。
神木は、過去の共演作品でも自由に演技できる環境が多く、菅田が何を仕掛けてくるのかを徐々に感じ取れるようになったと振り返っています。
菅田も、撮影中に風の音で声が聞き取りにくい状況で、2人の笑いのタイミングが合った出来事を紹介しました。
こうしたエピソードは、今回のCMが単なる広告上の組み合わせではなく、以前からの共演経験や信頼関係を生かした企画であることを伝えています。
テレビCMだけではない4種類のWEB CMも公開2026年のコラボ企画では、テレビCMに加えて4種類のWEB CMも展開されました。
| WEB CM | 主なテーマ |
|---|---|
| au 5G Fast Lane篇 | 通信サービス |
| 体幹篇 | 2人のユニークな掛け合い |
| トクトクトク篇 | スマホトクするプログラム+ |
| ドレミファ?篇 | au Starlink Direct |
KDDIの発表では、それぞれ異なるサービスの魅力を伝える内容として紹介されています。
鬼ちゃんのキャラクターを使いながら、別シリーズの高杉くんと組み合わせることで、これまでとは違ったCMの楽しみ方が生まれました。
【鬼ちゃんの人気の理由】なぜ菅田将暉の鬼は長く愛されるのか
鬼ちゃんが長期間にわたって三太郎シリーズに登場し続けている理由は、単に菅田将暉が人気俳優だからというだけではありません。
キャラクターの設計と、シリーズ全体のストーリー構成に特徴があります。
1. 昔話の常識をひっくり返した設定桃太郎と鬼は、本来は敵同士です。
しかし、auのCMでは戦いの後に友情が生まれたという設定に変更されています。
昔話を知っている人ほど、この意外性を楽しめる仕組みです。
誰もが知っている物語をベースにしているため、複雑な説明がなくてもキャラクターの関係性を理解できます。
2. 菅田将暉の演技によるギャップ鬼ちゃんは、外見こそ鬼らしい迫力がありますが、実際には気さくで軽い性格です。
このギャップを菅田将暉が自然に演じることで、怖い存在というより、親しみやすい友人のような印象が生まれています。
また、和太鼓を演奏する「雷さま」篇では、普段とは違う男らしい姿も見せました。
一つのキャラクターでコミカルな演技と力強い演技の両方を表現できることが、CMの企画を広げる強みになっています。
3. 家庭的な父親という意外な一面5人の子どもを持ち、さらに三つ子が生まれて8人の父親になるという設定も特徴的です。
一般的に鬼は恐ろしい存在として描かれますが、auの鬼ちゃんは家族を大切にする父親です。
この設定によって、昔話のキャラクターに現代的な生活感が加わりました。
4. 脇役から主役へと広がった展開2016年の「雷さま」篇では鬼ちゃんが初めて主役に抜擢され、2017年にはVRコンテンツ、さらに楽曲のミュージックビデオにも登場しました。
2017年のVR企画「神出鬼没鬼ちゃん」は、全国約200店舗のau販売店で展開されたものです。
このように、鬼ちゃんはテレビCMの登場人物という枠を超えて、さまざまな広告企画に活用されてきました。
5. 2026年のコラボが示したキャラクターの独立性2026年の高杉くんとのコラボは、鬼ちゃんの存在感を改めて示す企画です。
三太郎シリーズの中で桃太郎や浦島太郎と掛け合いをするだけでなく、別のCMシリーズのキャラクターとも組み合わせられることが明らかになりました。
これは、鬼ちゃんが三太郎シリーズの一登場人物にとどまらず、独自の個性を持つ広告キャラクターとして成立していることを示しています。
なお、こうした長期的な企画展開は人気を判断する材料になりますが、CMの視聴率やSNS投稿数などの具体的な数値が示されているわけではありません。
【プロの結論】鬼ちゃんを理解する3つのポイント
鬼ちゃんの歴史を振り返ると、単なる人気CMキャラクターという枠を超えた特徴が見えてきます。
特に重要なのは、次の3点です。
第一に、鬼ちゃんは桃太郎の敵ではなく、戦いの後に友情を築いた人物です。
2015年の初登場時に、この関係性を明確にしたことが、従来の昔話とは違う三太郎シリーズの世界観を作りました。
第二に、5人から8人へと変化した家族設定や、雷さまへの変身など、ストーリーの中で多面的な人物像が描かれてきました。
チャラい若者、父親、和太鼓を演奏する力強い存在という複数の顔を持っています。
第三に、2026年の高杉くんとのコラボは、鬼ちゃんの新しい展開を象徴する出来事です。
異なるシリーズのキャラクターと組み合わせることで、長年親しまれてきた鬼ちゃんに新鮮な魅力が加わりました。
鬼ちゃんの出演CMをこれから見始めるなら、まず2015年の「鬼、登場」篇、続いて2016年の「鬼の子」篇と「雷さま」篇を見て、その後に2026年のコラボCMを見ると、キャラクターの変化を理解しやすくなります。
【菅田将暉の鬼ちゃん】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:菅田将暉の鬼ちゃんはいつから登場していますか?
2015年9月18日放送開始のau「三太郎シリーズ」の「鬼、登場」篇が初登場です。桃太郎に退治された後、友達になったという設定で登場しました。
Q2:鬼ちゃんの子どもは5人ですか?8人ですか?
初期設定は5人です。2016年7月の「待望の赤ちゃん」篇で三つ子が誕生したため、合計8人になりました。
Q3:鬼ちゃんと桃太郎は本当に仲間なのですか?
CMの設定では友人です。桃太郎がかつて退治した鬼ですが、戦いの後に仲良くなったという関係です。
Q4:鬼ちゃんと高杉くんのCMはいつから放送されていますか?
2026年9月18日から全国で順次放映開始された「高杉くんと鬼ちゃんの楽屋メイク中」篇です。神木隆之介と菅田将暉が共演しています。
Q5:神木隆之介と菅田将暉は今回が初共演ですか?
いいえ。2021年のドラマ『コントが始まる』でも共演しています。2026年の企画は、auの「高杉くん」と「三太郎」シリーズのキャラクターとして初めてコラボしたものです。
Q6:鬼ちゃんは2026年現在も活動していますか?
はい。2026年9月18日には、高杉くんとの初コラボCMが放映開始されました。これが2026年の代表的な新展開です。
菅田将暉が演じる鬼ちゃんは、2015年9月の初登場以来、au「三太郎シリーズ」を代表するキャラクターの一人として活躍してきました。
桃太郎との友情、5人から8人へと変化した子どもの設定、雷さまへの変身、歌手としての企画参加など、長い歴史の中でさまざまな魅力が描かれています。
そして2026年9月18日には、神木隆之介演じる高杉くんとの初コラボが実現しました。
昔話の鬼を現代的な若者として再構築した鬼ちゃんは、単なるCMの登場人物ではなく、独自の世界観を持つキャラクターへと成長しています。
今後も三太郎シリーズでの新しい展開や、ほかのau CMキャラクターとのコラボレーションに期待が集まります。