埼玉西武ライオンズのファンクラブが、2027年シーズンに向けて大きくリニューアルされた。2026年9月25日10時から新規・継続入会の受付が始まり、注目されているのが年会費の改定、チケット引換クーポンの完全デジタル化、ハイグレード会員の特典拡充、そして会員証の継続利用だ。加えて、これまで利用できたライオンズストアの一部ファンクラブサービスも終了する。
2027年の会員コースは、ハイグレード、レギュラーA、レギュラーB、レギュラーC、ジュニアの全5種類。年会費は3,500円から13,000円までで、観戦チケットの引換枚数や入会記念品の内容も異なる。2026年11月2日時点では、早期入会特典の締切も順次迫っている。この記事では、旧年度との料金比較から各コースの選び方、入会手続き、Lポイントの活用法まで、2027年版の変更点を整理する。
【2027年は何が変わる?】西武ファンクラブの年会費改定と新制度を解説

2027年の埼玉西武ライオンズファンクラブで最も注目したいのは、単なる料金変更ではなく、会員サービスの利用方法そのものが変わる点だ。
球団が2026年9月19日に公表した2027年度の概要によると、今回の年会費改定は、物価上昇や運営コストの増加を踏まえ、サービスを安定して提供し続けることを目的としている。ジュニア会員を除く4コースが値上げの対象となった。
2026年からの年会費改定額2026年度と2027年度の料金を比べると、次のようになる。
- ハイグレード会員:12,000円から13,000円へ、1,000円増額。
- レギュラーA会員:6,000円から6,500円へ、500円増額。
- レギュラーB会員:3,800円から4,000円へ、200円増額。
- レギュラーC会員:3,300円から3,500円へ、200円増額。
- ジュニア会員:2,200円のまま据え置き。
特にハイグレード会員は1,000円の値上げとなる一方、内野指定席Sの30%OFFクーポンが3枚に増え、新たにラゲッジタグも追加された。上位コースでは、価格改定と特典の拡充がセットになっている。
一方、レギュラーBやCは値上げ幅が比較的小さいものの、チケット引換クーポンの基本枚数は従来と同じ。値上げ分だけでなく、実際に利用するチケットの種類や記念品の必要性まで考慮したい。
紙のチケット引換クーポンが廃止に2027年からは、紙のチケット引換クーポンが廃止される。会員に配布されるクーポンは、公式チケットサイト「ライオンズチケット」のマイページ内にある「マイクーポン」へ直接付与される仕組みだ。
これにより、紙のクーポンを持ち歩いたり、球場で引換券を提示したりする従来の利用方法は終了する。チケット購入時にWeb上でクーポンを選択して使用する方式へ統一される。
注意したいのは、クーポンをほかの人へ譲渡できないこと。家族や友人と観戦する場合でも、会員本人のクーポンを自由に共有できるわけではない。
会員証の継続利用と会報誌のデジタル化もう一つの大きな変更が、2027年に発行されるカード会員証の継続利用だ。
従来は継続入会のたびに会員番号が変わっていたが、2027年発行分からは同じ会員番号を翌年以降も使用できる。会員種別を変更した場合でも新しいカードは発行されないため、手元の会員証を大切に保管しておきたい。
加えて、会報誌「L magazine」はマイページからデジタル版を閲覧できるようになる。冊子の郵送が不要な人は、2026年11月12日までにマイページの「お客様情報更新」から郵送停止の手続きを行える。
なお、2027シーズンは公式ファンブック「埼玉西武ライオンズファンブック」の発行がないことも発表されている。会報誌のデジタル化と公式ファンブックの発行終了は、別々の変更として理解しておきたい。
【5コースを徹底比較】西武ファンクラブの年会費・チケット・記念品一覧
2027年の会員種別は全5コース。料金だけを見ればレギュラーCが最安だが、チケット引換クーポンや記念品まで考えると、必ずしも最安コースが最もお得とは限らない。
埼玉西武ライオンズ公式サイトの会員種別情報を基に、2026年度との料金差と主な特典をまとめた。
| 会員種別 | 2027年年会費(税込) | 2026年からの変更 | 通常クーポン | 入会記念品 |
|---|---|---|---|---|
| ハイグレード | 13,000円 | +1,000円 | 上位席種2枚 | 2点 |
| レギュラーA | 6,500円 | +500円 | 内野指定席2枚 | 1点 |
| レギュラーB | 4,000円 | +200円 | 内野指定席1枚 | 1点 |
| レギュラーC | 3,500円 | +200円 | 内野指定席1枚 | なし |
| ジュニア | 2,200円 | 変更なし | 対象外 | 1点+ジュニアキャップ |
※通常クーポンの枚数は早期入会特典を含まない。ジュニア会員は別途、対象席種に残席がある場合の無料観戦特典がある。いずれもオープン戦は通常のチケット引換クーポンの対象外。
ハイグレード会員:観戦の質と限定特典を重視する人向け年会費13,000円のハイグレード会員は、5コースの中で最も充実した特典を受けられる上位ランクだ。
通常のチケット引換クーポンは2枚で、ネット裏・内野指定席などの上位席種が対象。一部の試合ではネット裏指定席も選択できる。
加えて、2027年のハイグレード会員には、内野指定席Sの30%OFFクーポン3枚が付く。対象はベルーナドーム開催の主催一軍公式戦で、チケット価格カテゴリがプレミアム以下の試合。対象席種は1塁・3塁の内野指定席Sとなる。
記念品は、ハイグレード会員限定の3種類から1点、さらに共通の7種類から1点を選択できる。新たに加わったラゲッジタグも、このコースの特典だ。
また、ハイグレード会員向けには、CITIZENとコラボしたオリジナル腕時計の先行販売も実施。追加購入価格は36,000円(税込)で、申し込み期限は2026年11月12日。納期は2027年7月頃の予定となっている。
単純な年会費の安さよりも、良席での観戦や限定グッズ、追加特典を重視する人に適したコースといえる。
レギュラーA会員:複数回の観戦とグッズの両方を楽しみたい人向けレギュラーA会員の年会費は6,500円。内野指定席のチケット引換クーポンが2枚付くため、シーズン中に複数回観戦する人に向いている。
入会記念品は7種類から1点を選択可能。2027年の新商品には、Colemanとのコラボによるステンレスタンブラーや、選手プロデュースバッグがある。
選手プロデュースバッグは、ネビン選手、滝澤選手、西川選手、長谷川選手による4種類と、ファンオリジナルの計5種類。選手のこだわりを取り入れたアイテムを選べる点が特徴だ。
Web入会限定のライオンズストア オンライン1,000円クーポンも選択肢に含まれる。記念品の実用性やオンラインでの買い物を重視する人にも魅力がある。
レギュラーB会員:初めて入会する人におすすめの標準コース年会費4,000円のレギュラーB会員は、初めてファンクラブに入る人にとって選びやすいコースだ。
内野指定席のチケット引換クーポンが1枚付き、入会記念品は4種類から1点を選べる。選択肢はバスタオル、ファンクラブオリジナルフラッグ、ホームユニフォーム、1,000Lポイントなど。
球団公式noteでは、レギュラーB会員の例として、最大4,000円相当のチケット引換クーポンが付くことを紹介している。年会費と同程度の価値があるチケットを利用できる可能性があり、さらに早期入会特典の1枚も加わる。
ただし、クーポンの価値は選択する試合や席種によって変わる。必ず4,000円分の現金相当の還元が受けられるわけではない点には注意したい。
レギュラーC会員:記念品よりチケット購入を重視する人向けレギュラーC会員は年会費3,500円。通常のチケット引換クーポンは1枚で、入会記念品は付かない。
その代わり、チケット先行販売や会員価格での購入、Lポイントなどの基本サービスを利用できる。
「記念品はいらない」「チケットを早く購入できる環境がほしい」という人には合理的な選択肢だ。レギュラーBとの価格差は500円なので、記念品を受け取りたい場合はBを選ぶ価値がある。
ジュニア会員:中学生以下なら無料観戦特典を活用ジュニア会員は年会費2,200円で、2027年4月1日時点で中学生以下の人が対象となる。
最大の特徴は、ベルーナドームの一軍公式戦・オープン戦に加え、対象となるファーム公式戦も、試合当日に対象席種に残席があれば無料で観戦できることだ。無料観戦は対象席種や残席状況によるため、人気試合では事前の確認が欠かせない。
また、オリジナルキャップが全員にプレゼントされ、ホームユニフォーム、バスタオル、オリジナルフラッグから入会記念品を1点選べる。
事前購入にもジュニア会員価格が設定されており、対象試合・席種によって300円から購入できる。ただし、2027年の事前購入価格や対象席種の詳細は、改めて球団の案内を確認する必要がある。
なお、中学生以下であっても、レギュラー会員やハイグレード会員への入会は可能。ただし、無料観戦特典はジュニア会員として入会した本人に限られる。
【チケット引換クーポンと記念品】2027年の特典で得する選び方
会員種別を選ぶ際に見落としやすいのが、通常のチケット引換クーポンと早期入会限定クーポンの違いだ。
通常クーポンは各会員コースの基本特典で、ライオンズ主催の一軍公式戦が対象。一方、早期入会クーポンは、対象となる試合や席種が限定されている。
通常クーポンはどの席に引き換えられる?ハイグレード会員は上位席種2枚、レギュラーA会員は内野指定席2枚、レギュラーB・C会員は内野指定席1枚が基本となる。
ベルーナドームでは、チケット価格カテゴリや会員種別によって引換対象の席種が設定されている。1塁側と3塁側を選択できるほか、指定された外野席や一部の特殊席種、車椅子席なども対象となる。
ただし、すべての席種がすべての試合で利用できるわけではない。価格カテゴリによって対象範囲が変わり、販売開始後に試合の価格カテゴリが変更される場合もある。
また、通常のチケット引換クーポンはオープン戦では利用できない。クーポンはライオンズチケットの「マイクーポン」から選択し、購入手続きの中で使用する。
ハイグレード会員の30%OFFクーポンは通常クーポンと別物2027年のハイグレード会員には、通常のチケット引換クーポン2枚とは別に、内野指定席Sの30%OFFクーポンが3枚付く。
対象はベルーナドーム開催の主催一軍公式戦で、価格カテゴリがプレミアム以下。オープン戦や対象席種が完売した試合では利用できない。
この特典の追加に伴い、従来提供されていたネット裏プライベートボックス30%OFFクーポン1枚は終了する。2027年は割引の対象が変更されたため、前年の特典内容を覚えている継続会員も注意が必要だ。
2027年の入会記念品は全10種類2027年の入会記念品は、各会員コースに応じて選べる全10種類のラインナップとなっている。上位コースほど選択肢が広く、ハイグレード会員限定のアイテムも用意された。
主なラインナップは次のとおり。
ハイグレード会員限定の選択肢は、MIZUNO×Lionsのバックパック、ウィンドブレーカー、Colemanのステンレスタンブラー・オリジナルフラッグ・バスタオルの3点セット。
ハイグレード・レギュラーA会員向けには、Colemanのステンレスタンブラー、選手プロデュースバッグ、ライオンズストア オンライン1,000円クーポンなどがある。
レギュラーB会員なども選べるアイテムには、バスタオル、オリジナルフラッグ、ホームユニフォーム、1,000Lポイントなどが用意されている。ジュニア会員には専用の記念品選択肢とオリジナルキャップがある。
ホームユニフォームを選ぶ場合、2027年1月31日までに選択すればアイロンシート割引クーポンが付く。2月1日以降はユニフォームのみとなるため、選択期限を意識しておきたい。
また、2026年11月12日までは、Web入会で年会費に追加料金を支払うことで、入会記念品を追加購入できる。複数のグッズが欲しい人は、この期間を逃さないようにしたい。
【早期入会特典2027】12月25日・1月5日・2月1日の締切をチェック
2027年の西武ファンクラブでは、入会時期によって受け取れる特典が変わる。特に継続会員には複数段階の特典が設けられ、早く手続きするほどメリットが増える仕組みだ。
2026年12月25日まで:継続会員にペットボトルホルダー2026年度からの継続会員が12月25日までに手続きを完了すると、オリジナルデザインのペットボトルホルダーがもらえる。
飲み物を持ち運ぶ際に使えるほか、キーホルダーとしても活用できるデザインが予定されている。新規入会者はこの特典の対象外となる。
2027年1月5日まで:継続会員に卓上カレンダー1月5日までに継続入会した会員には、2027シーズンの卓上カレンダーがプレゼントされる。
カレンダーは2027年2月から2028年1月までを対象とする予定で、試合日程や選手の誕生日、試合結果などを書き込める仕様となっている。
12月25日までに継続手続きを完了した人は、ペットボトルホルダーと卓上カレンダーの両方が対象となる。
2027年2月1日まで:新規・継続ともに追加クーポン1枚最も幅広い人が利用できる早期特典が、追加のチケット引換クーポンだ。
2027年2月1日までに年会費などの支払いを完了すると、新規・継続を問わず、通常のチケット引換クーポンに加えて1枚が付与される。ジュニア会員は対象外となる。
対象試合は、2027年の開幕から5月末までに開催される主催一軍公式戦のうち、スタンダード(S)・バリュー(V)試合。対象席種は内野指定席B以下で、グループ席は除外される。
つまり、通常クーポンとは別に使える追加特典ではあるものの、対象試合や席種が限定されている。利用予定の試合が対象に含まれるかどうか、事前に確認することが大切だ。
2027年2月28日まで:直筆サイン入りグッズの抽選2月28日までに入会した人は、選手直筆のサイン色紙またはサインボールが当たる抽選に自動エントリーされる。
当選者は合計300人。加えて、継続年数に応じて当選確率が上がり、最大4倍となる仕組みが設けられている。別途応募手続きを行う必要はない。
この特典は長くライオンズを応援してきたファンにとって見逃せない内容だ。新規入会者にも応募機会はあるが、継続会員には継続年数に応じた優遇がある。
早期入会特典の期限を一覧で確認2026年12月25日:2026年度からの継続会員にペットボトルホルダー。
2027年1月5日:2026年度からの継続会員に卓上カレンダー。
2027年2月1日:新規・継続会員に追加チケット引換クーポン1枚。ジュニア会員は対象外。
2027年2月28日:サイン色紙・サインボール抽選300人に自動エントリー。
2026年11月2日時点で、最初に意識したい期限は11月12日だ。記念品の追加購入や腕時計の申し込み、会報誌の冊子郵送停止など、複数の手続きがこの日に集中している。
【西武ファンクラブの入会方法】新規・継続の違いと会員証の扱い
2027年度の入会受付は、2026年9月25日10時から開始されている。現在はWebで新規・継続のどちらも申し込みでき、2027年春からはベルーナドームのファンクラブカウンターでも受付が予定されている。
Webからの入会手順最も利用しやすいのは、パソコンやスマートフォンからのWeb入会だ。場所や時間を選ばず手続きでき、クレジットカード決済またはコンビニ支払いを選択できる。
基本的な手続きの流れは次のとおり。
1. 会員区分を選ぶ:新規入会か継続入会かを確認し、希望する会員コースを選択する。
2. 会員情報を登録する:氏名、住所、連絡先などの必要事項を入力する。
3. 入会記念品を選ぶ:希望するアイテムと受取方法を選択する。Web限定の追加記念品を購入する場合は期限に注意する。
4. 年会費を支払う:クレジットカードまたはコンビニ支払いで決済を完了させる。
5. 会員証・特典を受け取る:配送またはベルーナドームでの窓口引換を選択し、案内に従って受け取る。
Web入会でクレジットカード決済をした人には、100Lポイントがプレゼントされる。これはステージポイントの対象外で、2027年1月31日までに入会した場合は2月10日までの付与予定。それ以降は入会から最大2週間程度で付与される。
継続入会と新規入会は何が違う?ここで注意したいのが、継続入会の判定基準だ。
2027年度の継続入会とは、2026年度のファンクラブ会員が翌年度も引き続き入会することを指す。2025年以前に会員だったとしても、2026年度に会員でなければ新規入会扱いになる。
また、チケット無料会員から有料ファンクラブへ変更する場合は、通常の新規入会ではなく、継続入会の手続きから進めるよう案内されている。
継続会員には、前年の会員情報やLポイントの引き継ぎなどのメリットがあるため、自分の登録状況を確認してから申し込むとよい。
クレジット自動継続の人は手続きに注意2026年度にクレジット自動継続を設定していた会員は、2026年10月30日に2027年度の決済が実施される予定となっていた。
会員種別や記念品の選択などを変更したい場合の手続き期限は、10月30日12時までだった。2026年11月2日時点では、この自動継続の変更期限はすでに過ぎている。
自動継続後の会員情報や決済状況は、マイページで確認しておきたい。今後、継続内容に変更が必要な場合は、球団の案内に従って個別に問い合わせる必要がある。
入会記念品の受け取りは配送とベルーナドーム窓口Web入会時には、入会記念品の受け取り方法として「配送」と「窓口引換」を選べる。
配送を選択すると、年会費とは別に送料1,000円(税込)が必要となる。家族など複数人で同一住所に配送する場合は、おまとめ配送による送料割引も用意されている。
窓口引換はベルーナドームのファンクラブカウンターで行う。2027年3月以降のベルーナドーム開催オープン戦・一軍公式戦開催日に対応する予定で、カード会員証が届いてから引き換え可能となる。
入会記念品の受け取り場所を従来のライオンズストアで考えている人は、次の店舗サービス終了についても確認しておきたい。
ライオンズストアのファンクラブサービスは2027年から終了2027年会員を対象に、以下の店舗で提供されていたファンクラブ関連サービスが終了する。
対象店舗:ライオンズストア@所沢ステーション、ライオンズストア@西武池袋本店、ライオンズ チームストア フラッグス。
終了するサービス:ファンクラブ入会受付、入会記念品の引き換え、Lポイント交換、観戦チケットのファンクラブ窓口先行販売。
ただし、これは対象店舗そのものの閉店を意味するものではない。終了するのはファンクラブ関連のサービスだ。
入会手続きはWebやクレジット自動継続などを利用し、記念品は配送またはベルーナドームのファンクラブカウンターで受け取ることになる。ベルーナドームチケットセンターでのファンクラブ入会受付も実施されない。
ハイグレード・レギュラーA会員には、対象のライオンズストア サテライト各店舗で使える500円クーポンも用意されている。ファンクラブ窓口サービスの終了と、買い物に利用するクーポンの扱いは区別して確認したい。
【Lポイントの貯め方と使い方】ベルーナドームで特典を最大限活用する方法
西武ファンクラブの魅力は、チケットや記念品だけではない。会員専用ポイントであるLポイントを活用することで、観戦や買い物をさらにお得に楽しめる。
L要点はどうやって貯める?L要点は、チケット購入、グッズ購入、飲食購入、来場などを通じて貯められる。球場へ足を運ぶ人だけでなく、公式チケットサイトやオンラインストアを利用する人にも活用機会がある。
主な獲得方法は以下のとおり。
チケット購入:対象となる観戦チケットの購入によってポイントが付与される。
グッズ購入:ライオンズ関連グッズの購入でポイントを貯められる。
飲食購入:対象となる飲食店舗での購入もポイント獲得の機会となる。
来場・その他:球場への来場や球団が指定するキャンペーンなどでもポイントを獲得できる。
貯まったLポイントの使い道交換可能なL要点は、観戦チケットやアイテムへの交換に利用できる。チケット半額Lポイント交換キャンペーンなど、通常よりお得に観戦できる企画が実施される場合もある。
ただし、Lポイントには「交換可能ポイント」と「ステージポイント」の2種類がある。
交換可能要点は、チケットやアイテムとの交換に使えるポイント。一方、ステージ要点は会員のステージを決めるためのポイントで、買い物などに直接使用するものではない。
ステージが上がるとチケット先行販売が早くなる年間累計ステージポイントによって、会員はベーシック、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの5段階に分類される。
球団が案内しているステージの基準と、チケットFC Web先行販売の開始時刻は次のとおりだ。
ベーシック:年間累計0~299ポイント。先行販売17時開始、ポイント還元率3%。
ブロンズ:300~1,499ポイント。先行販売15時開始、ポイント還元率4%。
シルバー:1,500~4,999ポイント。先行販売13時開始、ポイント還元率5%。
ゴールド:5,000~9,999ポイント。先行販売11時開始、ポイント還元率6%。
プラチナ:10,000ポイント以上。先行販売9時開始、ポイント還元率7%。
つまり、ポイントを貯めるメリットは、単に交換用のポイントが増えるだけではない。ステージが上がれば、人気試合のチケットをより早い時間帯から購入できるようになる。
継続入会するとL要点は引き継げる?2027年度も継続入会する場合、前年に貯めた交換可能要点は次年度へ引き継げる。
ただし、年間累計ステージ要点は翌年度へ繰り越されない。ステージは前年の累計実績に応じて年度開始時に決まるが、毎年2月1日からステージ要点は0ポイントでスタートする仕組みだ。
ここを混同すると、せっかく貯めたポイントが消えたと誤解する可能性がある。交換に使えるポイントと、ステージ判定用の要点は別々に管理しておきたい。
ベルーナドームで楽しめる会員限定サービスベルーナドームでは、チケット関連の特典以外にも会員限定サービスが用意されている。
来場時にはファンクラブ限定のL COLLECTION電子トレカがプレゼントされる企画があり、来場ポイントアップなどのキャンペーンも実施される。対象日や受け取り方法は球団からのメールマガジンや公式アプリの案内を確認したい。
加えて、2027シーズンからはファンクラブ会員向けの「ファンクラブデー」の開催も予定されている。開催日程や具体的な企画内容は順次発表される予定だ。
ジュニア会員については、ベルーナドームの一軍公式戦やオープン戦で当日残席がある場合、対象席種を無料で観戦できる。ファームの対象試合にも無料観戦特典があるため、親子で野球を楽しみたい家庭には魅力的な制度だ。
なお、ジュニア会員の無料入場は当日のベルーナドームチケットセンターで発券が必要となる。対象席種や残席状況によって利用条件が異なるため、事前購入のチケット特典と混同しないようにしたい。
【プロの結論】西武ファンクラブ2027は観戦回数と特典の使い方で選ぶ
2027年の西武ファンクラブは、会員コースごとの役割が比較的明確になった。単純に年会費が安いコースを選ぶのではなく、何回観戦するか、どの席で見たいか、記念品を必要とするかという3つの基準で考えると失敗しにくい。
年1回程度の観戦ならレギュラーBを軸に検討初めて入会する人や、年に1~2回程度の観戦を予定している人にはレギュラーBが有力候補となる。
年会費4,000円で通常クーポン1枚と記念品1点が付き、早期入会すれば追加クーポンも受け取れる。チケットを1枚利用する予定があり、記念品も欲しい人にはバランスのよいコースだ。
複数試合に行くならレギュラーA年間に複数回ベルーナドームへ足を運ぶ人は、レギュラーAを検討したい。
年会費は6,500円だが、内野指定席クーポンが2枚付く。加えて、記念品の選択肢が広く、タンブラーや選手プロデュースバッグなども選べる。
複数の試合を観戦することが決まっているなら、チケット2枚と記念品をどう活用するかを考えたうえでBとの価格差を判断したい。
良席と限定特典を重視するならハイグレードネット裏や上位席種で観戦したい人、限定グッズを集めている人にはハイグレードが向いている。
通常クーポン2枚に加えて、内野指定席Sの30%OFFクーポン3枚が付くため、観戦の質を重視する人ほど特典を活用しやすい。
ただし、年会費13,000円に加えて、すべての割引クーポンを使い切れるかどうかも考える必要がある。年に1回しか観戦しない人にとっては、特典を余らせる可能性もある。
チケット先行販売が目的ならレギュラーCも有力記念品に関心がなく、チケット先行販売や会員価格、Lポイントを主な目的とするならレギュラーCが合理的だ。
レギュラーBとの年会費差は500円。記念品が必要ならB、不要ならCという判断が分かりやすい。
ただし、レギュラーCでもチケット引換クーポンは1枚付く。早期入会の追加クーポンも対象になるため、記念品がないからといって特典が少ないわけではない。
家族で観戦するならジュニア会員を忘れずに中学生以下の子どもがいる家庭は、ジュニア会員を優先的に検討したい。
年会費2,200円で、対象試合の無料観戦やジュニアキャップ、記念品が付く。家族分のチケットもファンクラブ価格で購入できるため、子どもと一緒に観戦する家庭には大きなメリットがある。
ただし、無料観戦は当日残席が条件となるため、確実に座席を確保したい人気試合では事前購入も検討する必要がある。
プロの視点から見れば、2027年版の最大の判断要点は、年会費の差額ではなく、クーポンを実際に利用できる観戦回数と、記念品を含めた特典の活用度だ。年間の観戦予定を先に決め、その回数に合ったコースを選ぶことが最も合理的な方法となる。
【西武ファンクラブ2027】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2027年の西武ファンクラブはいつから入会できますか? A1:2026年9月25日10時からWebで新規・継続入会の受付が始まっている。ベルーナドームのファンクラブカウンターは、2027年のオープン戦以降、開催日に受付を行う予定。
Q2:2027年の西武ファンクラブで一番安い会員コースはどれですか? A2:ジュニア会員を除く一般向けではレギュラーC会員の3,500円が最安。中学生以下が対象のジュニア会員は2,200円で、当日残席がある場合の無料観戦特典が付く。
Q3:2027年から会員証は新しく発行されますか? A3:2027年に発行される会員証は、翌年以降も同じ会員番号で継続利用する仕組みになる。会員種別を変更しても新しいカードは発行されないため、紛失しないように保管したい。
Q4:早期入会特典は新規入会でももらえますか? A4:2027年2月1日までの追加チケット引換クーポンは新規・継続の両方が対象。ただし、ペットボトルホルダーと卓上カレンダーは2026年度からの継続会員限定。ジュニア会員は早期入会クーポンの対象外となる。
Q5:紙のチケット引換クーポンは2027年も使えますか? A5:2027年から紙の引換クーポンは廃止され、ライオンズチケットの「マイクーポン」へ直接付与される。利用にはWebでの手続きが必要で、ほかの人への譲渡もできない。
Q6:2027年からライオンズストアは閉店するのですか? A6:店舗自体の閉店ではない。所沢ステーション、西武池袋本店、ライオンズ チームストア フラッグスでは、ファンクラブの入会受付、記念品引換、Lポイント交換、チケット窓口先行販売などの関連サービスが終了する。
2027年の埼玉西武ライオンズファンクラブは、年会費の改定に加えて、チケット引換クーポンのデジタル化、会員証の継続利用、ハイグレード特典の拡充、ライオンズストアのファンクラブサービス終了など、多くの変更が実施される。
会員コースは、上位席種や限定グッズを楽しみたいならハイグレード、複数回の観戦ならレギュラーA、初めての入会ならレギュラーB、記念品よりチケット購入を重視するならレギュラーC、子どもと観戦するならジュニアという選び方が基本となる。
特に重要なのは早期入会の期限だ。2026年12月25日までのペットボトルホルダー、2027年1月5日までの卓上カレンダー、2月1日までの追加チケット引換クーポンなど、手続きのタイミングによって受け取れる特典が変わる。
また、2027年からは会員証を長期的に使うことになり、紙のクーポンや一部店舗のファンクラブ窓口サービスも終了する。これまでの利用方法をそのまま続けられるわけではないため、マイページやライオンズチケットの使い方にも慣れておきたい。
2027年シーズンをベルーナドームで楽しむためには、年会費だけで判断せず、観戦回数、希望する席種、記念品、早期入会特典、Lポイントの利用予定まで含めて比較することが大切だ。自分の応援スタイルに合ったコースを選び、ライオンズの試合をより充実した形で楽しみたい。
主な確認資料:埼玉西武ライオンズ公式サイト(2027年度ファンクラブ概要・会員種別・チケット特典・入会方法・FAQ)、西武ライオンズ公式note(2026年10月23日付)。