セブン銀行ATMでゆうちょ銀行のキャッシュカードを使う場合、通常貯金の引き出し手数料は、利用する曜日と時間帯によって220円または330円に分かれます。
この料金は、現金の引き出しだけでなく、通常貯金への預け入れにも適用されます。ゆうちょ銀行が公式に公表している手数料は、1回の取引につき以下の金額です。
- 平日の日中:220円
- 平日の早朝・夜間:330円
- 土曜日の日中:220円
- 土曜日の早朝・夜間:330円
- 日曜日・祝日:330円
注意したいのは、平日であっても18時を過ぎると330円になる点です。また、土曜日は14時を境に料金が変わります。
ゆうちょ銀行の公式案内では、セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATMは同じ手数料区分に分類されています。コンビニATMという共通点があっても、すべてのATMが同じ料金とは限りません。
なお、ATMの利用明細に表示される内容と、実際に口座から差し引かれる手数料を確認することも大切です。
【2026年最新手数料一覧】曜日・時間帯による料金の違いを比較

2026年11月時点で、ゆうちょ銀行の公式手数料一覧に掲載されているセブン銀行ATMの料金を整理すると、次のようになります。
出典:ゆうちょ銀行「ATM利用にかかる料金・手数料」。金額は消費税込み。
特に間違えやすいのが、土曜日と祝日の扱いです。
例えば、土曜日の13時30分に利用すれば220円ですが、14時を過ぎると330円になります。また、平日であっても祝日に当たる場合は休日扱いとなり、終日330円です。土曜日と祝日が重なった場合も、通常の土曜日の日中料金ではありません。
1月2日・1月3日も、ゆうちょ銀行の料金案内では休日に含まれます。年末年始にATMを利用する場合は、曜日だけで判断しないようにしましょう。
もう一つ知っておきたいのが、通常貯金の預け入れも同じ料金体系であることです。引き出しだけが有料だと思っていると、入金時に予想外の手数料が発生する可能性があります。
【無料で使う方法】セブン銀行ATM以外なら手数料を抑えられる?
ゆうちょ銀行の口座から現金を引き出す際、手数料を節約したいなら、ATMの種類を変えることが最も確実な方法です。
重要なのは、セブン銀行ATMで無料になる時間帯を探すのではなく、ゆうちょ銀行が無料利用の対象としているATMを選ぶことです。
1. ゆうちょ銀行・郵便局内のATMを利用する通常貯金の預け入れ・払戻しについて、ゆうちょ銀行の店舗内や郵便局内に設置された対象ATMは、原則として曜日や時間帯にかかわらず無料です。
ただし、硬貨を伴う取引には別途料金がかかります。また、一部の郵便局に設置・隣接しているATMには料金が発生するものもあります。ATMの表示を確認してください。
2. ファミリーマートなどのゆうちょATMを利用するファミリーマートなどに設置された小型のゆうちょATMも、セブン銀行ATMとは料金体系が異なります。
平日8時45分~18時、土曜日9時~14時は無料で、それ以外の時間帯は110円です。
ただし、ファミリーマートに設置されているATMがすべてゆうちょATMというわけではありません。店舗によっては別の金融機関のATMが設置されています。ATM本体の表示やロゴを確認しましょう。
3. その他の提携ATMを検討するその他の提携金融機関ATMでは、平日8時45分~18時と土曜日9時~14時は110円、それ以外は220円という料金体系が案内されています。
セブン銀行ATMの220円・330円と比較すると、時間帯によっては費用を抑えられます。
ATMの種類による違いを整理すると、次のようになります。
- ゆうちょ銀行店舗内・郵便局内の対象ATM:通常の預入・払戻しは無料
- 駅・ショッピングセンターなどのゆうちょATM:110円または無料
- ファミリーマートなどの小型ゆうちょATM:110円または無料
- セブン銀行・イーネット・ローソン銀行ATM:220円または330円
- その他の提携金融機関ATM:110円または220円
無料で利用できるATMを探す場合は、設置場所の名前だけで判断せず、ATMそのものがどの金融機関のものなのかを確認することが大切です。
【セブン銀行とゆうちょ銀行の手数料比較】なぜ料金が違うのか?
セブン銀行ATMを利用するのに、なぜセブン銀行の口座とゆうちょ銀行の口座で手数料が異なるのでしょうか。
理由は、ATMの運営会社と、利用するキャッシュカードの発行元が異なるためです。
セブン銀行のキャッシュカードなら料金体系が違うセブン銀行の公式手数料一覧では、セブン銀行口座のキャッシュカードを使って同行のATMで引き出す場合、7時~19時は無料、それ以外の時間帯は110円となっています。
この料金は土曜日・日曜日・祝日にも適用されます。
しかし、この無料時間帯はセブン銀行口座を利用する場合の条件です。ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使う場合には適用されません。
2つの銀行の手数料体系を整理| 比較項目 | ゆうちょ銀行のカード | セブン銀行のカード |
|---|---|---|
| 利用ATM | セブン銀行ATM | セブン銀行ATM |
| 平日7~19時 | 220円または330円 | 無料 |
| 土日祝7~19時 | 220円または330円 | 無料 |
| 19時以降 | 330円 | 110円 |
| 手数料の基準 | ゆうちょ銀行の提携ATM料金 | セブン銀行口座のATM料金 |
※ゆうちょ銀行の料金は、平日・土曜日の日中とその他の時間帯で異なります。上記の比較表は料金体系の違いを示したものです。
この違いを知らずに、セブン銀行の公式サイトで「7時から19時まで無料」という説明を見て、ゆうちょ銀行のカードも無料だと考えてしまうケースには注意が必要です。
セブン銀行の公式サイトにある「ゆうちょ銀行ATMサービス」の案内は、ゆうちょ銀行のカードが利用できるサービス内容や注意事項を確認するためのものです。実際に適用される料金は、カードの発行元であるゆうちょ銀行の案内も確認する必要があります。
つまり、ATMの設置会社だけで手数料を判断するのではなく、どの銀行のキャッシュカードを使うのかを基準に考えることが大切です。
【セブン銀行ATMの利用時間】24時間使える?注意したい制限と取引条件
セブン銀行ATMは原則24時間365日利用できるサービスですが、ゆうちょ銀行のキャッシュカードによる取引が、いつでも24時間可能という意味ではありません。
ゆうちょ銀行のカードで利用できる時間ゆうちょ銀行の公式案内では、イーネットATM・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMの最長利用時間は、毎日0時05分~23時55分とされています。
ただし、これは最長時間です。ATMの設置場所や店舗の営業時間、システムメンテナンスなどによって実際の利用可能時間は異なります。
セブン銀行の公式FAQでも、ATM自体は原則24時間365日利用できる一方、設置店舗が24時間営業でない場合は営業時間外に利用できないと説明されています。
利用前に知っておきたい4つの制限セブン銀行ATMでゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用する場合、次の点にも注意してください。
① 通帳は利用できない
セブン銀行ATMでは、ゆうちょ銀行の通帳を使った取引には対応していません。キャッシュカードを用意してください。
② 硬貨の取り扱いはない
硬貨を使った預け入れや引き出し、両替はできません。紙幣による取引が基本です。
③ 現金振込には対応していない
ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使った現金振込ではなく、通常貯金の預入・払戻しや残高照会など、対応している取引を利用する形になります。
④ 紙幣の取り扱い枚数に上限がある
セブン銀行の案内では、通常、一度に引き出し・預け入れできる紙幣は最大50枚です。複数回に分けて取引する場合、手数料が必要な取引では、その回数分の手数料が発生します。
例えば、手数料330円の時間帯に2回引き出せば、通常の取引では合計660円の手数料になります。必要な金額をあらかじめ確認し、無駄な取引回数を増やさないことが節約につながります。
なお、残高照会は無料です。引き出しを実行する前に残高だけ確認したい場合は、残高照会を利用できます。
【引き出し前のチェックポイント】手数料で損をしないための判断基準
実際にセブン銀行ATMを利用する際は、次の順番で確認すると、手数料の見落としを防ぎやすくなります。
まず確認したい3つのポイント1. 利用するカードはどの銀行のものか
セブン銀行のキャッシュカードなのか、ゆうちょ銀行のキャッシュカードなのかによって料金が変わります。ATMのロゴだけで判断しないようにしましょう。
2. 現在の曜日と時間帯はどこに当たるか
ゆうちょ銀行のカードなら、平日18時まで、土曜日14時までが220円の時間帯です。日曜日・祝日は終日330円です。
3. ATM画面に表示される手数料を確認したか
実際の取引では、ATM画面に表示される料金案内を確認してから操作を進めましょう。設置場所によって利用条件が異なることもあります。
こんな人はセブン銀行ATMが便利- 近くにセブン銀行ATMしかなく、急いで現金が必要な人
- 220円または330円の手数料を許容して、利便性を優先したい人
- 預け入れや残高照会をコンビニで済ませたい人
一方、ATM手数料をできるだけ抑えたい人にとって、ゆうちょ銀行のカードでセブン銀行ATMを頻繁に利用する方法は、必ずしも効率的ではありません。
例えば、330円の時間帯に月4回引き出すと、手数料だけで1,320円になります。220円の時間帯でも月4回なら880円です。
普段からゆうちょ銀行をメイン口座として使っているなら、郵便局やゆうちょ銀行の店舗内ATMを利用するほうが、通常の預入・払戻しにかかる費用を抑えられます。
また、コンビニでの利便性を重視する場合は、ファミリーマートなどにあるゆうちょATMの設置状況を確認する方法もあります。
大切なのは、毎回の利便性と月単位の手数料負担を比較することです。
【セブン銀行ゆうちょ手数料に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:セブン銀行ATMでゆうちょ銀行の引き出し手数料が無料になる時間はありますか?
A1:通常の預入・払戻しについて、セブン銀行ATMに無料となる時間帯はありません。平日8時45分~18時と土曜日9時~14時は220円、それ以外は330円です。無料で利用したい場合は、ゆうちょ銀行や郵便局内の対象ATMを検討してください。
Q2:セブン銀行ATMでゆうちょ銀行の残高照会をすると手数料はかかりますか?
A2:残高照会は無料です。引き出しをせずに口座残高を確認するだけなら、通常のATM利用手数料はかかりません。
Q3:セブン銀行ATMでゆうちょ銀行に入金するときも330円かかりますか?
A3:はい。通常貯金への預け入れも、引き出しと同じ料金体系です。平日8時45分~18時と土曜日9時~14時は220円、それ以外の時間帯は330円です。
Q4:土曜日が祝日の場合、手数料は220円ですか?
A4:いいえ。平日・土曜日であっても祝日に当たる日は休日扱いとなります。セブン銀行ATMでのゆうちょ銀行の通常取引は330円です。
Q5:セブン銀行ATMは24時間ゆうちょ銀行のカードを使えますか?
A5:セブン銀行ATM自体は原則24時間365日利用できますが、ゆうちょ銀行のカードによる取引の最長利用時間は毎日0時05分~23時55分です。設置店舗の営業時間やメンテナンスによっても変わります。
Q6:ゆうちょ銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATMに入金できますか?
A6:通常貯金への預け入れに対応しています。ただし、通帳や硬貨は利用できません。利用できるサービスや手数料は、ATM画面で確認してください。
2026年11月時点の公式案内では、セブン銀行ATMでゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用する場合、通常貯金の引き出し・預け入れ手数料は平日8時45分~18時と土曜日9時~14時が220円、それ以外の時間帯は330円です。
特に覚えておきたいのは、次の3点です。
- セブン銀行ATMでは、ゆうちょ銀行の通常取引に無料時間帯はない。
- 日曜日・祝日は終日330円で、土曜日も14時を過ぎると330円になる。
- 手数料を節約するなら、ゆうちょ銀行や郵便局内の対象ATMを優先する。
セブン銀行ATMは、コンビニで手軽に現金を引き出せる便利なサービスです。しかし、ATM自体が24時間利用できることと、ゆうちょ銀行の取引が無料になることは別問題です。
引き出す前にカードの種類、曜日、時間帯、ATMの設置場所を確認するだけでも、余計な手数料を減らせます。
最新の料金や取扱条件については、ゆうちょ銀行の「ATM利用にかかる料金・手数料」と、セブン銀行公式サイトの「ゆうちょ銀行ATMサービス」を確認するのが確実です。日常的に利用するATMを見直し、利便性とコストのバランスを考えて選びましょう。