三井住友銀行のATMで振込をすると、手数料はいくらかかるのでしょうか。振込先が三井住友銀行か他行かによって料金は異なり、さらにキャッシュカードと現金のどちらを使うか、振込金額が3万円未満か3万円以上かによっても負担額が変わります。特に他行あての現金振込は、キャッシュカードを使う場合と比べて大きな差があります。
2026年11月3日時点の三井住友銀行公式の個人向け手数料案内を確認すると、他行あてのATM振込は当行キャッシュカード利用で165円または275円、現金利用では一律880円です。また、ローソン銀行ATMやイーネットATMでは別途ATM利用手数料が発生し、セブン銀行ATMでは振込を利用できません。OliveやSMBCダイレクト、ことら送金を活用すれば、振込手数料を無料にできるケースもあります。
【最初に結論】三井住友銀行のATM振込手数料は振込先と支払方法で決まる

三井住友銀行のATM振込手数料を理解するうえで、最初に確認したいのは「どこに振り込むのか」と「何を使って振り込むのか」という2つの条件です。
同じ三井住友銀行への振込でも、ATMで現金を使う場合と、自分の三井住友銀行キャッシュカードを使う場合では料金が異なります。他行あてになると、さらに料金が上がります。
2026年11月3日時点の個人向け公式料金を整理すると、次のようになります。
- 三井住友銀行あて:当行キャッシュカードならATM振込手数料無料。
- 他行あて:当行キャッシュカードなら165円または275円。
- 他行あての現金振込:3万円未満・3万円以上ともに880円。
- SMBCダイレクト:三井住友銀行あては無料、他行あては154円または220円。
ここで注意したいのが、3万円という金額の境目です。振込額がちょうど3万円の場合は「3万円以上」の料金が適用されます。2万9,999円までが3万円未満の区分です。
また、ATMの振込手数料とATM利用手数料は別の費用です。コンビニATMを使う場合には、振込そのものの料金に加えて、ATMを利用するための料金が発生することがあります。
この2種類の手数料を分けて考えることが、振込費用を正確に把握する第一歩です。三井住友銀行の公式「振込手数料」ページでも、振込先や利用方法ごとに料金が区分されています。
【2026年最新】三井住友銀行あて・他行あてのATM振込手数料を徹底比較
ここでは、三井住友銀行の個人口座を利用し、三井住友銀行のキャッシュカードまたは現金で振り込む場合の料金を比較します。以下は消費税込みの1回あたりの手数料です。
| 振込先 | 振込方法 | 3万円未満 | 3万円以上 |
|---|---|---|---|
| 三井住友銀行あて | ATM・当行キャッシュカード | 無料 | 無料 |
| ATM・現金 | 550円 | 550円 | |
| SMBCダイレクト | 無料 | 無料 | |
| 他行あて | ATM・当行キャッシュカード | 165円 | 275円 |
| ATM・現金 | 880円 | 880円 | |
| SMBCダイレクト | 154円 | 220円 |
出典は三井住友銀行の個人向け「振込手数料」公式案内です。同一店あてと他店あての違いについても確認したところ、当行キャッシュカードによる三井住友銀行あてのATM振込は、どちらも無料となっています。
一方、現金で三井住友銀行に振り込む場合は550円、他行あての場合は880円です。現金振込は金額による料金差がないため、少額の振込では特に割高感が強くなります。
三井住友銀行あての振込手数料三井住友銀行の口座から、同じ銀行の別の口座へ振り込む場合、当行キャッシュカードを使って本支店ATMから手続きすれば、振込手数料は無料です。
同じ支店の口座だけでなく、別の支店にある三井住友銀行口座への振込も無料です。3万円未満でも3万円以上でも料金は変わりません。
ただし、現金を使う場合は一律550円です。口座を持っているにもかかわらず現金振込を選ぶと、不要な費用が発生する可能性があります。
他行あての振込手数料他行あての場合、ATMで三井住友銀行のキャッシュカードを使うと、3万円未満は165円、3万円以上は275円です。
例えば、別の銀行に2万円を振り込む場合、キャッシュカードなら165円で済みますが、現金なら880円です。その差額は715円になります。
5万円を振り込む場合も、キャッシュカードなら275円、現金なら880円です。振込額が増えても、現金振込の880円は変わりません。
他行への振込が多い人ほど、現金ではなくキャッシュカードやインターネットバンキングを利用するメリットが大きくなります。
3万円未満と3万円以上では何が違う?3万円の区分が料金に影響するのは、主にキャッシュカードによる他行あてATM振込やSMBCダイレクトでの振込です。
当行キャッシュカードを使った他行あて振込は、3万円未満が165円、3万円以上が275円となり、110円の差が生じます。
現金振込は金額に関係なく880円です。このため、3万円を境に現金振込の料金が変わると考えている人は注意が必要です。
【コンビニATMは要注意】セブン銀行・ローソン銀行・イーネットの振込料金
三井住友銀行のキャッシュカードは、銀行店舗内のATMだけでなく、一部のコンビニATMでも利用できます。ただし、コンビニATMでは振込手数料とは別にATM利用手数料が必要になるため、最終的な支払額を確認しなければなりません。
セブン銀行ATMは振込に対応していないセブン銀行ATMでは、三井住友銀行のキャッシュカードを使った振込を取り扱っていません。
セブン銀行ATMは入出金などには利用できますが、三井住友銀行の口座から他行へ振り込みたい場合には、別のATMやSMBCダイレクトを利用する必要があります。
「コンビニATMならどこでも振込できる」という認識は誤りです。ATMの設置場所だけで判断せず、振込機能の対応状況を確認してください。
ローソン銀行ATMとイーネットATMの追加手数料ローソン銀行ATMとイーネットATMでは、三井住友銀行のキャッシュカードによる振込を利用できます。
ただし、振込手数料とは別に、ATM利用手数料が必要です。通常の料金は次のとおりです。
- 平日8時45分~18時:220円
- 平日18時以降:330円
- 土曜日・日曜日・祝日:330円
つまり、他行あてに振り込む場合、実際の負担額は次のようになります。
- 3万円未満:165円+220円=385円(平日昼間)。
- 3万円以上:275円+220円=495円(平日昼間)。
- 3万円未満:165円+330円=495円(通常の時間外)。
- 3万円以上:275円+330円=605円(通常の時間外)。
三井住友銀行あてなら振込手数料自体は無料ですが、通常のローソン銀行ATM・イーネットATM利用手数料は別途発生します。
なお、毎月25日・26日は、土日祝日に重なる場合の対象営業日への振替を含め、平日8時45分~18時のコンビニATM利用手数料が無料です。それ以外の時間帯は110円となります。
これらの料金は三井住友銀行のコンビニATM手数料に関する公式FAQと振込手数料案内に記載されています。
コンビニATMの料金を抑えるポイントコンビニATMを利用する必要がある場合は、次の3点を意識すると無駄な出費を抑えられます。
- 振込可能なローソン銀行ATMまたはイーネットATMを選ぶ。
- 平日8時45分~18時の利用を優先する。
- OliveのコンビニATM無料特典や25日・26日の優遇条件を確認する。
ただし、OliveによるコンビニATM手数料の無料優待は、ATM利用手数料に関する特典です。振込手数料そのものが自動的に無料になるわけではありません。
例えば、他行あての3万円未満の振込でATM利用手数料だけが無料になっても、基本の振込手数料165円は残ります。2種類の料金を混同しないことが大切です。
【無料にする方法】Olive・SMBCダイレクト・ことら送金を比較
三井住友銀行の振込手数料を節約するなら、ATMにこだわらず、スマートフォンやインターネットを利用する方法も検討したいところです。
特に注目したいのが、Oliveアカウントの無料特典、SMBCダイレクト、ことら送金の3つです。それぞれ対象となる振込や利用条件が異なります。
Oliveなら他行あて振込が月3回または10回無料三井住友銀行のOliveアカウントを契約すると、SMBCダイレクトでの他行あて振込手数料が、アカウントランクに応じて無料になります。
- Olive一般:月3回まで無料。
- Oliveゴールド:月3回まで無料。
- Oliveプラチナプリファード:月3回まで無料。
- Olive Infinite:月10回まで無料。
無料特典を利用するには、Oliveアカウント契約口座を振込元として指定する必要があります。また、振込時点でOliveアカウントを契約していることが条件です。
ここで重要なのは、無料対象がSMBCダイレクトによる振込であることです。ATMでキャッシュカードを使って他行へ振り込んだ場合、OliveのSMBCダイレクト無料回数がそのまま適用されるわけではありません。
Oliveを契約していても、ATMでの他行あて振込には通常の165円または275円がかかります。
三井住友銀行の公式「Oliveの選べる特典」および振込手数料無料化に関するFAQでも、無料回数や対象となる取引が説明されています。
SMBCダイレクトならATMより安く振り込めるSMBCダイレクトは、三井住友銀行のインターネットバンキングサービスです。スマートフォンやパソコンから振込手続きができます。
他行あての通常料金は次のとおりです。
- 3万円未満:154円。
- 3万円以上:220円。
ATMで当行キャッシュカードを利用する場合と比較すると、どちらの金額区分でも11円安くなります。
三井住友銀行あてなら、SMBCダイレクトの振込手数料は金額にかかわらず無料です。
ATMまで出向く必要がなく、時間外のATM利用手数料も発生しないため、振込の頻度が高い人や仕事の合間に送金したい人には使いやすい方法です。
ことら送金なら10万円以下の個人間送金が無料もう一つの有力な選択肢が、三井住友銀行アプリで利用できる「ことら送金」です。
ことら送金は、1回あたり10万円以下の個人あて送金を手数料無料で利用できるサービスです。三井住友銀行あてだけでなく、対応している他行あての送金も無料になります。
主な特徴は次のとおりです。
- 1回あたりの送金上限:10万円。
- 送金先:個人のみ(営業性個人を含む)。
- 手数料:無料。
- 利用方法:三井住友銀行アプリ。
- 利用時間:原則24時間365日。ただし日曜20時55分から月曜7時までは利用不可。
- 対応金融機関:ことら送金に対応している金融機関に限る。
口座番号が分からない場合でも、対応していれば携帯電話番号やメールアドレスを使って送金できる点も特徴です。
ただし、ことら送金は通常の銀行振込とは別のサービスです。個人間の送金が対象となるため、企業や店舗などの法人名義口座への支払いに、そのまま利用できるわけではありません。
家族や友人への送金、個人間の立替金の精算などであれば、ATM振込よりもことら送金を優先して検討する価値があります。
三井住友銀行の公式案内では、Olive、ことら送金、Vポイントによる振込手数料の割引が、他行あて振込手数料を節約する方法として紹介されています。
【見落としやすい注意点】ATM利用時間・振込限度額・手数料の仕組み
振込手数料を比較する際には、料金表に表示された金額だけで判断しないことも大切です。ATMの種類や利用時間、振込先情報の正確性などによって、実際の取引条件が変わります。
銀行ATMとコンビニATMでは時間外手数料の扱いが違う三井住友銀行の本支店ATMでは、個人のお客さまによる振込について、時間外手数料は無料です。ただし、ATMの営業時間や取扱内容は設置場所によって異なります。
一方、ローソン銀行ATMやイーネットATMでは、通常、平日8時45分~18時とそれ以外の時間帯でATM利用手数料が変わります。
Oliveアカウントを契約している場合は、当行本支店ATMの時間外手数料がいつでも無料になる基本特典があります。また、対象コンビニATMについても、選べる特典などによって利用手数料の優待を受けられます。
ただし、ATMの利用手数料と振込手数料は別の料金です。優待によって前者が無料になっても、後者が残るケースがあるため注意してください。
ATMでの振込には利用限度額がある三井住友銀行のATMでは、キャッシュカードによる振込・振替に1日あたりの利用限度額が設定されています。
一般的な磁気ストライプ・ICチップ取引の基本限度額は、振込と振替の合計で100万円です。利用限度額は設定状況によって異なり、SMBCダイレクトから確認・変更できる場合があります。
100万円を超える振込を予定している場合は、ATMでの手続きに固執せず、SMBCダイレクトの振込上限額や窓口での手続きも検討してください。
振込先の入力間違いにも注意振込手続きでは、銀行名、支店名、預金種目、口座番号、受取人名を正確に入力する必要があります。
他行あて振込で、振込先の内容相違などにより入金できなかった場合、三井住友銀行の公式案内では、振込資金が出金口座に戻されても振込手数料は返却されないとされています。
振込先の口座番号や名義が正しいか、確定操作をする前に必ず確認しましょう。
【プロの結論】三井住友銀行の振込で損をしない最安ルートはこれ
ここまでの料金とサービス内容を踏まえると、最も合理的な振込方法は、振込先と送金目的によって使い分けることです。
三井住友銀行あてならキャッシュカードかSMBCダイレクト三井住友銀行の口座へ送金するなら、本支店ATMで当行キャッシュカードを利用するか、SMBCダイレクトを使うのがおすすめです。どちらも振込手数料は無料です。
わざわざ現金振込を選ぶと550円かかるため、口座を持っている人はキャッシュカードまたはオンライン振込を優先しましょう。
他行あてならSMBCダイレクトやOliveを優先他行あての振込では、通常のATMキャッシュカード利用よりもSMBCダイレクトのほうが11円安くなります。
さらにOliveの無料回数が残っていれば、対象の他行あて振込を0円にできます。毎月何度も振込を行う人にとって、無料回数の活用は大きな節約につながります。
10万円以下の個人間送金ならことら送金家族や友人など、個人への送金であれば、ことら送金が有力です。対応金融機関であることや送金上限などの条件を満たせば、10万円以下の送金を無料で行えます。
ただし、企業への支払い、家賃、事業者への振込などは、通常の銀行振込が必要になる場合があります。送金先が個人か法人かを先に確認してください。
現金しか使えない場合は銀行ATMの利用を検討現金で振り込む必要がある場合、他行あてのATM振込手数料は880円です。コンビニATMでは振込サービスの対応状況にも制限があるため、三井住友銀行の本支店ATMを利用する方法を検討しましょう。
特に、現金振込とキャッシュカード振込の料金差は大きく、他行あてなら3万円未満で715円、3万円以上でも605円の差があります。
手数料を抑えるために振込金額を無理に分割する必要もありません。例えば6万円を一度に他行へ振り込む場合、ATMキャッシュカードなら275円ですが、複数回に分ければその都度手数料が発生します。金額区分だけを見て分割を判断すると、かえって負担が増えることがあります。
最も大切なのは、ATMを使うこと自体を目的にせず、必要な送金を最も低コストで確実に完了できる手段を選ぶことです。
【三井住友銀行のATM振込手数料】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三井住友銀行のATMから他行へ振り込む場合、手数料はいくらですか?
A1:三井住友銀行のキャッシュカードを使う場合、3万円未満は165円、3万円以上は275円です。現金振込の場合は金額にかかわらず880円です。コンビニATMでは、これにATM利用手数料が加算される場合があります。
Q2:三井住友銀行あてならATM振込は無料ですか?
A2:三井住友銀行のキャッシュカードを利用して本支店ATMから振り込む場合、同一店あて・他店あてともに振込手数料は無料です。ただし、現金振込の場合は550円かかります。
Q3:セブン銀行ATMやローソン銀行ATMから三井住友銀行の振込はできますか?
A3:セブン銀行ATMでは三井住友銀行のキャッシュカードによる振込を取り扱っていません。ローソン銀行ATMとイーネットATMでは対応していますが、振込手数料とは別にATM利用手数料が必要です。利用時間帯やOliveの優待状況も確認してください。
三井住友銀行のATM振込手数料は、振込先、振込金額、現金かキャッシュカードかによって異なります。
2026年11月3日時点の個人向け料金では、三井住友銀行あてのキャッシュカード振込は無料、他行あては3万円未満165円、3万円以上275円です。現金による振込は、三井住友銀行あて550円、他行あて880円となっています。
加えて、ローソン銀行ATMとイーネットATMでは、振込手数料とは別に220円または330円のATM利用手数料が発生する場合があります。セブン銀行ATMでは振込自体が利用できません。
一方、SMBCダイレクトなら他行あて振込を154円または220円に抑えられ、Oliveの契約者なら月3回、Olive Infiniteなら月10回まで無料特典を利用できます。10万円以下の個人間送金であれば、ことら送金も有効です。
ATMで振り込む前に、まず振込先と利用するカードを確認し、コンビニATMなら追加料金も計算しましょう。日常的な振込にはSMBCダイレクト、Oliveの無料特典、ことら送金を組み合わせることで、無理なく手数料を抑えられます。
手数料や優待内容は変更される可能性があるため、実際に手続きする際は三井住友銀行の公式料金案内とアプリに表示される最新の適用条件を確認することが大切です。