2026年のライフネット生命CMで大きく表示されている「オリコン顧客満足度調査 生命保険 総合第1位」。これは広告上のキャッチコピーだけではなく、株式会社oricon MEが実施した顧客満足度調査に基づく評価です。
ライフネット生命は2026年1月5日に発表されたランキングで2年連続、通算4度目の総合第1位を獲得しました。
2026年オリコン顧客満足度調査の調査内容今回の調査は、実際に生命保険を利用した人の回答をもとに、33社の保険会社・サービスを比較したものです。
2026年 生命保険ランキング72.7点

調査対象
33社
回答者数
10,995人
対象年齢
18~84歳
調査主体
株式会社oricon ME
調査期間:2023年9月~2025年9月の各調査期間。死亡保険に加入し、選定にも関与した人が対象。
ランキング上位の得点を比較すると、次のようになります。
- 1位:ライフネット生命 72.7点
- 2位:ソニー生命 72.0点
- 3位:アフラック 71.6点
2位との差は0.7点です。突出した大差というより、複数の評価項目で安定した得点を獲得した結果と見るのが適切です。
加入手続き・商品内容・保険料の評価特に注目したいのは、総合順位だけではなく、評価項目別の結果です。
ライフネット生命の2026年項目別評価
{#each [{name:"加入手続き",score:76.9,rank:"1位"},{name:"商品内容",score:75.5,rank:"1位"},{name:"保険料",score:70.9,rank:"1位"},{name:"アフターフォロー",score:66.4,rank:"2位"}] as item}
{item.name}
{item.score.toFixed(1)}点
{/each}
出典:2026年オリコン顧客満足度調査。得点は各評価項目の個別スコア。
4項目のうち3項目で1位を獲得しています。
「加入手続き」の76.9点は、ネットを利用した申し込みの分かりやすさや手続きの進めやすさが評価された結果と考えられます。
「商品内容」の75.5点も注目すべき数字です。保険商品は保障内容や特約、支払条件が複雑になりやすい分野ですが、シンプルで理解しやすい商品設計が支持されています。
一方、「アフターフォロー」は66.4点で2位です。上位評価ではあるものの、ほかの3項目と比べると得点が低くなっています。契約前の便利さだけでなく、契約後の相談や給付金請求時の対応も確認したいポイントです。
なお、このランキングは死亡保障を扱う生命保険会社を対象にした顧客満足度調査です。日本にあるすべての保険商品を無条件に比較した順位ではありません。
【CMの原点】2008年から続く「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」
ライフネット生命のCMを理解するうえで欠かせないのが、2008年から掲げている「ライフネットの生命保険マニフェスト」です。
ライフネット生命は2008年5月18日に営業を開始しました。開業前に創業者たちが議論を重ねてまとめたのが、生命保険会社としての理念や行動指針を示すマニフェストです。
2018年6月には開業10周年を機に内容を見直しましたが、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」という基本的な考え方は引き継がれています。
ライフネットの生命保険マニフェスト正直に、わかりやすく、安くて、便利に。
第1章:正直に経営する
経営や商品、会社の情報をオープンに伝え、誠実に行動する。
第2章:生命保険をもっとわかりやすく
誰もが理解し、自分に合った保障を納得して選べる情報を提供する。
第3章:生命保険料を安くする
保障を過剰にせず、適正な保険料で商品を提供する。
第4章:生命保険をもっと便利に
契約の検討から保険金・給付金の受け取りまで、利便性を追求する。
生命保険は、契約時に商品の良し悪しを完全に判断しにくい金融商品です。
契約者が保険の価値を実感するのは、病気や死亡などの保険事故が発生し、実際に保険金や給付金を請求するとき可能性があります。
そのため、契約前に保障内容や保険料、支払い条件を理解できることが大切です。
ライフネット生命は、保険料の内訳を公開するなど、情報開示にも力を入れてきました。保険料に含まれる純保険料と付加保険料を示す取り組みは、同社の「正直」という理念を具体的な仕組みにしたものです。
CMで難しい専門用語を並べるのではなく、スマートフォンの画面や出演者の会話を通じて保険の特徴を伝えるのも、この理念とつながっています。
【プロの分析】ライフネット生命CMの狙いと仕組み・評判を検証
ライフネット生命のCMには、単に知名度を高めるだけではない、明確な広告上の仕組みがあります。
その特徴は、保険に対する心理的な抵抗を取り除き、見積もりという具体的な行動につなげる構成です。
1.最初の壁を取り除く「10秒見積り」保険を検討していても、営業担当者から連絡が来るのではないか、個人情報を入力する必要があるのではないかと考え、行動をためらう人はいます。
そこでCMでは、名前や住所、電話番号を入力せずに見積もりができるという特徴を前面に出しています。
まずは保険料を確認するだけでよいという提案は、保険に詳しくない人にも伝わりやすいものです。
2.男女2人の会話で保険を身近にする松田るかさんと飯島寛騎さんの職場の同僚という設定も、広告としてよく考えられています。
一方的な商品説明ではなく、疑問を持つ人物と説明する人物の会話を通じて情報を伝えるため、視聴者が自分の疑問を重ねやすくなります。
加えて、2人が『仮面ライダーエグゼイド』で共演していたという経歴も、シリーズを見ていた視聴者にとって親近感につながる要素です。
3.ミツモロウによって難しい説明をエンターテインメントに変える2025年から展開されている「正直劇場」では、ミツモロウが保険選びに悩む太郎にアドバイスをする構成を採用しました。
2026年4月の「正直言いまSHOW!」では、相談室やクイズ、歌謡ショーなど、テレビ番組を思わせる演出に発展しています。
津田健次郎さんの声によるキャラクターが登場することで、説明中心になりやすい保険広告に、親しみやすさと娯楽性が加わりました。
また、商品のメリットだけでなく、保険の選び方や注意点を伝えることも、マニフェストの「正直さ」を表現する仕組みになっています。
4.CMの好感度と実際の契約者評価をつなげるライフネット生命は、CM総合研究所が主催する「BRAND OF THE YEAR 2025」で「消費者を動かしたCM展開」を受賞しています。
この賞はCMの好感度だけではなく、広告展開と企業業績への貢献を評価するものです。松田るかさんと飯島寛騎さんの掛け合いを使ったシリーズも、その広告展開の一つでした。
つまり、CMで視聴者の関心を集め、10秒見積りで実際の保険料を確認してもらい、商品内容を理解したうえで申し込みを検討してもらう流れです。
広告の認知から契約検討までを一連の体験として設計している点が、ライフネット生命CMの特徴です。
実際の商品内容や評判はどう判断する?オリコンで評価されていることは参考になりますが、保険選びでは商品の性質も確認する必要があります。
ライフネット生命は、保障に特化したシンプルな商品を中心に展開し、保険と貯蓄・資産運用を分けて考える方針を示しています。
そのため、保険料を抑えながら必要な保障を準備したい人には検討しやすい一方、貯蓄性のある保険や資産形成機能を一つの商品にまとめたい人には、希望と合わない可能性があります。
同社が公開している契約者の声では、オンラインでの申し込みやすさ、保険料の手頃さ、商品内容の分かりやすさなどを評価する意見が見られます。一方、口コミは個々の契約条件や経験に基づく感想であり、すべての契約者に同じ結果が当てはまるわけではありません。
ライフネット生命が向いている人・慎重に検討したい人
向いている人
- スマートフォンやパソコンで自分のペースで保険を選びたい
- 保険料を比較して家計の負担を抑えたい
- 必要な保障をシンプルに準備したい
- まずは無料見積もりで保険料を把握したい
慎重に検討したい人
- 対面で担当者から継続的に提案を受けたい
- 貯蓄や資産運用を兼ねた保険を探している
- 複雑な特約や独自の保障設計を重視している
- 自分で保障内容を比較・判断することが苦手
なお、ネット型生命保険でも相談窓口がないわけではありません。ライフネット生命には電話やチャットなどのサポートがあります。対面営業を受けることと、困ったときに相談できることは分けて考える必要があります。
加入前には、保険料だけでなく、保障期間、保険金額、免責事項、告知内容、保険金・給付金の支払条件を確認することが大切です。
【ライフネット生命CM】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のライフネット生命CMに出演している男女2人は誰ですか?
A1:松田るかさんと飯島寛騎さんです。2024年から同社のCMシリーズで共演しており、2026年版の「10秒見積り篇」や「必要十分篇」などにも関連する動画が公開されています。
Q2:ライフネット生命CMで声が高い人物や猫の声を担当しているのは誰ですか?
A2:松田るかさんが出演し、飯島寛騎さんが声を担当する短尺動画があります。また、ネコ型キャラクターのミツモロウの声は津田健次郎さんです。動画の種類によって声の担当が異なります。
Q3:2026年のオリコン顧客満足度調査でライフネット生命は何位ですか?
A3:生命保険ランキングで総合第1位です。調査対象33社、回答者10,995人の調査で72.7点を獲得し、2年連続の総合1位となりました。加入手続き、商品内容、保険料の3項目でも1位です。
Q4:10秒見積りでは名前や電話番号が必要ですか?
A4:保険料の見積もりだけなら、名前・住所・電話番号は不要です。ただし、実際に契約を申し込む際には別途必要な情報や手続きがあります。
Q5:ライフネット生命の歴代CM出演者には誰がいますか?
A5:主な出演者には、博多華丸・大吉さん、HIKAKINさん、フワちゃん、マツコ・デラックスさん、松田るかさん、飯島寛騎さん、柄本時生さん、津田健次郎さんなどがいます。
2026年のライフネット生命CMで注目されている男女2人は、松田るかさんと飯島寛騎さんです。2人の職場の同僚という自然な掛け合いに加え、ミツモロウ役の津田健次郎さんによるキャラクター演出も、シリーズの個性を作っています。
「10秒見積り篇」は保険料を手軽に確認できる便利さを、「必要十分篇」は保障を過剰にせず、自分に合った備えを選ぶ考え方を伝えています。
その背景には、2008年から掲げてきた「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」という生命保険マニフェストがあります。2026年のオリコン顧客満足度調査で2年連続総合1位を獲得したことも、CMの訴求を支える実績です。
【プロの結論】
ライフネット生命のCMを見るときは、出演者の魅力だけでなく、広告が伝える保険の考え方にも注目すると、より深く理解できます。
ただし、顧客満足度1位だからといって、すべての人に最適な保険というわけではありません。自分や家族に必要な保障額、保険期間、保険料、契約後のサポートを比較して判断することが大切です。
まずはCMで紹介されている10秒見積りで保険料を把握し、保障内容や契約条件まで確認する。この順番こそが、広告の印象だけに左右されない、納得できる保険選びにつながります。