2026年(令和8年)、女性の本厄に該当するのは、数え年で19歳・33歳・37歳・61歳を迎える人です。生まれ年で見ると、2008年(平成20年)、1994年(平成6年)、1990年(平成2年)、1966年(昭和41年)生まれの女性が対象になります。なかでも1994年生まれの女性は、女性の厄年で最も意識されることの多い33歳の大厄に当たります。
ただし、厄年の年齢は一般的に使われる満年齢とは異なる「数え年」で判断します。また、前厄・本厄・後厄の3年間の考え方や、61歳を女性の厄年に含めるかどうかには、地域や神社・お寺による違いもあります。2026年の早見表から厄払いの時期、厄落としの習慣、身につけたい縁起物、日常生活で気をつけたいことまで、順番に整理します。
【2026年版】女性の本厄は何歳?4つの生まれ年を早見表で確認

2026年の女性の本厄は、数え年19歳・33歳・37歳・61歳です。神社本庁が公開している令和8年用の厄年一覧にも、女性の本厄として19歳・33歳・37歳・61歳が掲載されています。
それぞれの生まれ年と、前厄・後厄を含めた一覧は次のとおりです。
2026年(令和8年)女性の厄年早見表| 区分 | 数え年 | 生まれ年 | 和暦 |
|---|---|---|---|
| 前厄 | 18歳 | 2009年 | 平成21年 |
| 本厄 | 19歳 | 2008年 | 平成20年 |
| 後厄 | 20歳 | 2007年 | 平成19年 |
| 前厄 | 32歳 | 1995年 | 平成7年 |
| 本厄・大厄 | 33歳 | 1994年 | 平成6年 |
| 後厄 | 34歳 | 1993年 | 平成5年 |
| 前厄 | 36歳 | 1991年 | 平成3年 |
| 本厄 | 37歳 | 1990年 | 平成2年 |
| 後厄 | 38歳 | 1989年 | 平成元年・昭和64年 |
| 前厄 | 60歳 | 1967年 | 昭和42年 |
| 本厄 | 61歳 | 1966年 | 昭和41年 |
| 後厄 | 62歳 | 1965年 | 昭和40年 |
※年齢は数え年です。61歳の厄年は、神社本庁の案内でも地域差を含む扱いとなっており、61歳を女性の厄年に含めない神社・お寺もあります。参拝先の早見表を優先してください。
2008年生まれの女性:19歳の本厄2008年(平成20年)生まれの女性は、2026年に数え年19歳となり、本厄に該当します。
高校卒業や大学・専門学校への進学、就職など、生活環境が変わる人もいる年齢です。進路や人間関係などで忙しくなりやすい時期だからこそ、生活リズムや体調を整え、無理を重ねないことを意識したいところです。
1994年生まれの女性:33歳の大厄1994年(平成6年)生まれの女性は、2026年に数え年33歳となります。女性の本厄のなかでも、特に大厄と呼ばれる年齢です。
仕事で責任ある立場を任されたり、結婚や出産、子育て、住まいの見直しなど、人生の選択が重なったりする人もいます。ただし、大厄だからといって不幸が起こると決まっているわけではありません。大きな決断を急がず、健康や生活環境を見直す機会にするのが現実的です。
1990年生まれの女性:37歳の本厄1990年(平成2年)生まれの女性は、2026年に数え年37歳の本厄を迎えます。
33歳の大厄を終えた後に訪れる、もう一つの女性の本厄です。仕事や家庭での役割が変わったり、健康への意識が高まったりする時期でもあります。定期健診や生活習慣の確認など、自分自身のケアを後回しにしないことが大切です。
1966年生まれの女性:61歳の本厄1966年(昭和41年)生まれの女性は、2026年に数え年61歳となります。
この年齢は還暦とも関係する人生の節目です。仕事の引退や働き方の変更、家族との生活、これからの健康管理などを考える機会にもなります。ただし、女性の61歳を厄年に含めるかどうかは寺社によって異なるため、祈祷を希望する場合は事前に確認しましょう。
【年齢の落とし穴】厄年の数え年と満年齢はどう違う?
厄年を調べるときに間違いやすいのが、数え年と満年齢の違いです。普段の生活では誕生日を迎えるたびに年齢を重ねますが、厄年の伝統的な数え方では、生まれた年を1歳とし、元日を迎えるたびに1歳加えます。
数え年の計算方法2026年の数え年は、基本的に次の計算で確認できます。
数え年=2026年-生まれた年+1
例えば1994年生まれの場合、2026-1994+1=33歳です。誕生日を迎えているかどうかに関係なく、2026年の数え年は33歳になります。
2026年の満年齢と数え年の違い2026年11月2日時点での満年齢は、誕生日を迎えているかどうかによって変わります。
- 2008年生まれ:満17〜18歳、数え年19歳
- 1994年生まれ:満31〜32歳、数え年33歳
- 1990年生まれ:満35〜36歳、数え年37歳
- 1966年生まれ:満59〜60歳、数え年61歳
そのため、誕生日を基準にした年齢だけで判断すると、自分が本厄に該当することに気づかない場合があります。
早生まれや2月初旬生まれは注意もう一つ確認したいのが、厄年の区切りです。一般的な早見表では生まれ年で判断しますが、神社によっては立春に当たる2月4日頃を基準として、生年月日の範囲を細かく設定しています。
例えば警固神社の2026年女性厄年早見表では、19歳の本厄を平成20年2月4日から平成21年2月3日生まれとしています。
1月1日から2月3日までに生まれた人や、節分前後に生まれた人は、単純に西暦の生まれ年だけで判断せず、祈祷を受けたい神社の基準を確認すると安心です。
【女性の厄年の意味】19歳・33歳・37歳・61歳が節目とされる理由
女性の厄年は、一般的に19歳・33歳・37歳・61歳とされています。特に33歳は大厄として広く知られています。
厄年は、単に不幸が起こる年齢を示すものではありません。神社本庁の説明では、体力面や家庭環境、社会的な立場など、一生のなかで変化が起こりやすい時期と結びつけて紹介されています。
19歳:成人前後の大きな生活変化19歳は、進学や就職、交友関係の変化など、自分の将来を考える機会が増える時期です。昔からの厄年の考え方では、若い時期の節目として意識されてきました。
現在では、学業や仕事を優先しながら、睡眠や食生活、心身の健康を整えることを意識するとよいでしょう。
33歳:女性の大厄33歳は女性の大厄です。厄年のなかでも特に重要視される年齢で、前後の32歳・34歳と合わせて3年間を慎重に過ごす風習があります。
仕事や家庭など、複数の役割を担う人が増える時期でもあります。負担を一人で抱え込最初に、必要なときに周囲へ相談することも、厄年の備え方の一つです。
37歳:仕事や生活の再調整を考える時期37歳は33歳の大厄とは別の本厄です。仕事上の責任や家庭の状況、自身の健康などを見直す節目として受け止められてきました。
特別な行動をする必要はありませんが、健康診断や家計の確認、今後の生活設計など、普段は後回しにしがちなことに取り組むよい機会です。
61歳:還暦と重なる人生の節目数え年61歳は、満60歳を迎える年に当たります。伝統的な還暦の年齢とも重なり、人生の一区切りとして意識されてきました。
仕事中心だった生活から自分の時間を増やしたり、健康管理や老後の生活について考えたりする人もいます。なお、61歳を女性の厄年とするかは地域差があるため、各寺社の案内に従いましょう。
神社本庁は、かつての厄年には地域社会で神事を担う役割を引き受ける年齢という意味もあったと説明しています。現在は災厄のイメージが強くなっていますが、人生の節目を大切にする通過儀礼という側面もあります。
【2026年の厄払い・厄除け】いつ受ける?神社とお寺の方法・費用
厄払いを受ける時期としてよく知られているのは、年明けから節分頃までです。新しい年を迎えたタイミングで祈祷を受け、無病息災を願う習慣があります。
ただし、節分を過ぎたら厄払いができなくなるわけではありません。神社本庁の案内では、地域に特別な慣習がない限り、厄払いの期限に一律の決まりはなく、誕生日など本人にとって都合のよい日を選んでもよいとされています。
2026年11月時点でまだ厄払いを受けていない人も、神社やお寺の受付状況を確認して申し込めます。
神社の厄払いとお寺の厄除けの違い神社では、神職による祓いの儀式を受け、災厄を遠ざけて平穏な一年を過ごせるよう祈願します。一般的には「厄払い」「厄祓い」と呼ばれます。
お寺では、仏様への祈願や護摩祈祷などを通して厄除けを願います。お寺によっては、厄神明王への祈願など、独自の信仰に基づいた祈祷を行っています。
どちらを選んでも構いません。日頃から参拝している場所や、祈祷内容に納得できる場所を選ぶとよいでしょう。
2026年に厄除けを受けられる神社・お寺の例警固神社(福岡県福岡市)
警固神社では、令和8年の男女別厄年早見表を公開しています。厄除けは年始や節分後など、希望するタイミングで受けられます。公式案内では個人の祈祷料は6,000円からとされ、祈祷時間はおよそ15〜20分です。事前予約と当日受付に対応していますが、混雑時には待ち時間が生じる場合があります。
門戸厄神・松泰山東光寺(兵庫県西宮市)
厄除けで知られる門戸厄神は、高野山真言宗の寺院です。厄除け開運祈願として特別祈祷や年祈祷などを行っています。公式案内では年祈祷は6,000円、特別祈祷は個人12,000円以上とされています。厄除けの祈祷は一年を通して受け付けています。
このように、祈祷料や受付方法は施設によって異なります。上記はあくまで各施設の案内例であり、全国共通の料金ではありません。
厄払いを受けるときの流れ一般的な祈祷の流れは次のとおりです。
- 参拝先の公式案内で厄年と受付日を確認する。
- 予約が必要な場合は事前に申し込む。
- 受付で氏名や生年月日、祈願内容を伝える。
- 初穂料または祈祷料を納める。
- 神職や僧侶による祈祷を受ける。
- 授与されたお札やお守りを大切にする。
神社では「初穂料」、お寺では「祈祷料」と呼ぶことが一般的です。金額やのし袋の扱いは施設ごとに違うため、受付案内を確認してください。
服装については、必ずしも正装が必要なわけではありません。ただし、社殿や本堂に上がることもあるため、清潔感のある落ち着いた服装が適しています。神社本庁も、目上の人に会う際に失礼に当たらない服装を心がけるよう案内しています。
【厄落としの方法】女性が実践したい行動と身につけたい縁起物
厄払いの祈祷だけでなく、日常生活のなかで厄落としを意識する習慣もあります。厄落としの風習は地域によって異なりますが、昔から受け継がれてきた行動や縁起物を取り入れる人もいます。
食事を振る舞う・人と福を分かち合う地域によっては、厄年を迎えた人が家族や友人に食事を振る舞ったり、お餅やお菓子を配ったりする習慣があります。赤飯を配る風習も知られています。
こうした習慣には、厄を分けたり、周囲の人とのつながりを大切にしたりする意味合いがあります。ただし、全国共通の決まりではありません。無理に大勢を招いたり、高額な費用をかけたりする必要はありません。
長いものを身につける女性の厄除けの縁起物として知られているのが、長い形をした品物です。長寿への願いを込めた風習とされ、次のようなものが選ばれています。
- ネックレスやペンダント
- マフラーやストール
- 長めのスカーフ
- ベルトや組紐
特にネックレスは、日常的に身につけやすく、贈り物としても選びやすい品です。
うろこ模様の小物を取り入れる蛇のうろこを連想させる模様も、厄除けの縁起物として伝えられています。蛇のうろこを身を守るための鎧に見立てた考え方が背景にあります。
例えば、うろこ模様の財布や小物入れ、風呂敷などが挙げられます。柄物が苦手な人は、財布の内側や小さなポーチなど、目立たない部分に取り入れてもよいでしょう。
七色のものや厄除けのお守りを持つ七色のものも、厄除けの縁起物として知られています。七難を避け、七福を招くという願いに結びつけられ、七色の石を使ったブレスレットやアクセサリーなどがあります。
また、神社やお寺で授与される厄除けのお守りやお札を持つ方法もあります。大切なのは、自分が安心して持ち続けられる品を選ぶことです。
これらの縁起物は伝統的な習俗であり、身につけることで災難を科学的に防げると証明されたものではありません。贈る側も受け取る側も、気持ちよく使えることを優先しましょう。
生活習慣を見直すことも現代の厄落とし厄年をきっかけに、日常生活を整えることもおすすめです。
- 健康診断や歯科検診を受ける。
- 睡眠時間や食生活を見直す。
- 無理な予定を詰め込みすぎない。
- 自動車や自転車の安全点検を行う。
- 家計や保険、将来の生活設計を確認する。
- 悩みを一人で抱えず、家族や信頼できる人に相談する。
厄払いを受けることと、現実的なリスクを減らすことは両立できます。祈祷を受けたから大丈夫と考えるのではなく、自分の生活を守るための行動も続けましょう。
【厄年のNG行為】結婚・引っ越し・転職は本当にやってはいけない?
厄年について調べると、「結婚してはいけない」「引っ越しを避けるべき」「新しいことを始めてはいけない」といった話を目にすることがあります。
実際に、地域によっては厄年に結婚や新築、引っ越しなどを控えめにするという伝承があります。福島県神社庁の厄年に関する案内でも、こうした慣習が紹介されています。
しかし、これらは全国共通の禁止事項ではありません。厄年だからという理由だけで、人生に関わる大切な予定をすべて中止する必要はありません。
結婚・出産は避けなければならない?結婚や出産について、厄年を理由に避けるべきという考え方は地域の風習によるものです。全国一律の決まりではありません。
結婚式の日取りを決める場合は、本人同士や家族の考え方、地域の慣習を話し合って決めればよいでしょう。出産についても、必要な医療や生活上の判断を優先してください。
引っ越し・転職・新築はどうする?引っ越しや転職、新築なども、厄年だから絶対に避けなければならないわけではありません。
転職先が決まっている場合や、住まいの事情で引っ越しが必要な場合まで、厄年を理由に先延ばしする必要はありません。不安がある場合は、厄除け祈祷を受けたうえで、契約内容や資金計画、安全面などを丁寧に確認するとよいでしょう。
厄年に避けたい本当の行動厄年の過ごし方で気をつけたいのは、縁起を気にしすぎて生活に支障をきたすことです。
- 厄年を理由に健康診断や治療を後回しにする。
- 不安をあおる高額な厄除け商品を勢いで購入する。
- 結婚や転職などを根拠なく諦める。
- 体調不良や悩みを我慢し続ける。
- 厄年の家族や友人に不幸が移ると思い込んで距離を置く。
厄年は、悪いことしか起きないと決まっている期間ではありません。門戸厄神の公式FAQでも、厄年は変化が起きやすい年として捉えられており、家族と一緒に参拝することも問題ないと説明されています。
厄年を必要以上に恐れるのではなく、いつもより少し慎重に行動するための目安として受け止めることが大切です。
【女性の本厄】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に女性の本厄に当たるのは何年生まれですか?
A1:2008年(平成20年)、1994年(平成6年)、1990年(平成2年)、1966年(昭和41年)生まれです。数え年ではそれぞれ19歳・33歳・37歳・61歳に当たります。1994年生まれは33歳の大厄です。なお、61歳を女性の厄年に含めるかは寺社によって異なります。
Q2:厄払いは2026年の年末でも間に合いますか?
A2:間に合います。年始から節分頃が一般的な目安ですが、厄払いに全国共通の期限はありません。神社やお寺によっては一年中祈祷を受け付けています。2026年11月や12月に受けたい場合も、参拝先の受付時間や予約方法を確認しましょう。
Q3:女性の大厄は33歳だけですか?
A3:一般的に女性の大厄は数え年33歳です。2026年の場合は1994年生まれの女性が該当します。19歳・37歳・61歳も女性の本厄として知られていますが、33歳が特に大厄として意識されています。
Q4:厄年にお守りを複数持っても問題ありませんか?
A4:問題ありません。門戸厄神の公式FAQでは、大切にできる範囲であれば複数のお守りを持ってもよく、異なる神社やお寺のお守りが互いに争うこともないと説明しています。自分が大切にできるものを選びましょう。
Q5:厄年に結婚や引っ越しをすると不幸になりますか?
A5:そのような結果になると決まっているわけではありません。結婚や引っ越しを控える風習は地域によってありますが、全国共通の禁止事項ではありません。本人や家族の考え、生活上の必要性を優先して判断してください。
2026年(令和8年)の女性の本厄は、数え年19歳・33歳・37歳・61歳です。2008年・1994年・1990年・1966年生まれの女性が該当し、1994年生まれは33歳の大厄を迎えます。
厄年を判断するときは、満年齢ではなく数え年を基準にすることが基本です。また、前厄・本厄・後厄の3年間を意識しながら、参拝先によって異なる年齢や区切り方も確認しておきましょう。
厄払いは年始から節分頃が一つの目安ですが、2026年の年末でも受けられる神社・お寺があります。長いものや七色の小物、厄除けのお守りを身につけたり、食事を振る舞ったりする伝統的な厄落としも、無理のない範囲で取り入れられます。
【プロの結論】
厄年を上手に過ごすための判断基準は、伝統的な風習と現実的な生活管理を分けて考えることです。厄払いは心を整える機会として活用し、健康診断や安全対策、家計の見直しなどは具体的な行動として実践する。この両方を大切にすれば、厄年への不安に振り回される必要はありません。
2026年の本厄に該当する女性も、必要以上に恐れず、自分の心身と生活を大切にする一年にしてください。
参照した主な公式・関連資料:神社本庁、警固神社、福島県神社庁、門戸厄神・松泰山東光寺、三越伊勢丹の厄年に関する案内。