吉縁会は、当日に相手を選んでカップル成立を目指す一般的な婚活パーティーとは少し違います。
特徴的なのは、当日の短い会話だけで交際相手を決めず、イベント終了後も専用システムを使って交流できる点です。
受付から閉会までの基本スケジュール公式案内に掲載されている基本的な進行は次のとおりです。
1. 受付・本人確認: 指定時間に寺院へ到着し、本人確認を受ける。
2. 開会式: 僧侶から当日の進行や注意事項について説明を受ける。
3. 良縁祈願: 参加者の良縁成就を願う祈祷が行われる。
4. 法話: 僧侶から人生や人間関係などに関する話を聞く。
5. 仏教体験: 地域によっては仏教に関係する体験が設けられる。
6. 談話時間: 異性の参加者と交代しながら会話する。
7. フリートーク: もう少し話したい相手と自由に交流する。
8. 交流申請: 専用システムで、イベント後も交流したい相手を選ぶ。
9. 閉会式: 僧侶から最後の案内があり、イベント終了。
当日の所要時間は平均約4時間です。会場や地域によって内容や時間配分は異なります。
5分間の会話で結婚相手を決めるわけではない特に知っておきたいのが、談話時間の仕組みです。
公式説明では、参加者は異性の約20人と、1人当たり5分程度を目安に交代しながら会話します。
この時間は、相手のすべてを理解して結婚相手を決めるためのものではありません。
吉縁会では、会話を通して興味を持った相手と、後日も専用システム内で交流したいかどうかを判断します。
短い会話で相手を選び切る必要がないため、初対面で緊張しやすい人にとっても参加しやすい仕組みです。
イベント後は連絡先を交換せずに交流できる吉縁会の特徴的な仕組みが、イベント後のオンライン交流です。
当日、もう一度話したいと思った相手に対して、専用システムから交流を申請します。
相手も申請に同意すれば、システム内でトークを開始できます。
この段階では、電話番号やメールアドレス、LINEなどをすぐに教える必要はありません。
メッセージを重ねて、お互いにさらに知りたいと思った段階で、初めて個人の連絡先を交換する流れです。
つまり、吉縁会は当日の第一印象だけで結果が決まる仕組みではありません。イベント終了後の交流にも時間を使えることが、大きな特徴です。
【2026年最新】吉縁会の開催地域と年内の予定

吉縁会は、全国各地の寺院ネットワークを活用して開催されています。
公式サイトに掲載されている主な開催地域は以下の7エリアです。
- 静岡西地区: 浜松周辺
- 東京地区: 首都圏
- 名古屋地区: 名古屋周辺
- 岐阜地区: 岐阜周辺
- 大分地区: 東九州
- 仙台地区: 宮城周辺
- 京都地区: 京阪神・京都北部周辺
2026年11月2日時点で公式ページに掲載されている年内の予定は次のとおりです。
| 開催地域 | 公式掲載の年内予定 |
|---|---|
| 東京 | 12月13日 |
| 仙台 | 11月29日 |
| 静岡西 | 12月13日 |
| 京都 | 12月20日 |
| 名古屋・岐阜 | 11月29日、12月末 |
| 大分 | 10月4日(掲載済みの日程) |
10月開催分はすでに終了しています。2027年の日程については、公式案内では決定次第発表するとされています。
なお、掲載日程は予定であり、変更の可能性もあります。応募開始前のイベントは会員の申し込み一覧に表示されないため、実際の募集状況は登録後のマイページで確認する必要があります。
開催地域外からでも申し込める?公式FAQによれば、開催地域より遠くに住んでいても、受付期間中に本人が参加できるのであれば申し込み可能です。
地元以外の人と出会える可能性があるのは、複数地域の寺院が協力する吉縁会ならではの特徴です。
ただし、交通費や宿泊費が必要になる場合は参加費とは別に自己負担となるため、遠方から参加する場合は総額を考えておきましょう。
【関係性を整理】吉縁会と吉田会はまったく別の組織
検索時に注意したいのが、「吉縁会」と「吉田会」の名称の混同です。
読み方や漢字の一部が似ているため、検索結果で関連して表示されることがあります。しかし、両者は活動内容も組織の性格も異なります。
吉縁会・吉田会・臨済宗妙心寺派の関係- 吉縁会: お寺を会場とする婚活・寺コンの活動。僧侶や寺院関係者が運営する。
- 臨済宗妙心寺派: 吉縁会の運営に協力する仏教宗派。各地域の寺院や僧侶が活動を支える。
- 吉田会: 宮城県仙台市を拠点とする「七代目吉田会」は、指定暴力団・住吉会系九代目西海家傘下の三次団体として報道されている別組織。
2024年から2025年にかけての事件報道などに登場する吉田会と、寺院が運営する吉縁会は、名前が似ているだけです。吉縁会の公式運営案内にも、吉田会との組織的な関係は示されていません。
この区別は非常に重要です。
「吉田会」という検索結果に暴力団関連の情報が表示されても、それを理由に寺コンの吉縁会まで同じ組織や関係団体だと判断するのは誤りです。
また、吉縁会の運営母体として名前が出てくる臨済宗妙心寺派は、宗教法人としての仏教宗派であり、婚活イベントそのものの名称ではありません。
【評判・成婚実績】吉縁会は怪しい?参加する価値を検証
吉縁会の評判を判断するには、料金体系、運営主体、参加者への対応、成婚実績を分けて考える必要があります。
怪しいと言われる理由は宗教と低料金?吉縁会に対して疑問を持つ人がいる背景には、主に次のような要素があります。
1.お寺が婚活を主催していること
一般的な婚活サービスは企業が運営するため、僧侶が男女の出会いを支援するという形式に違和感を持つ人もいます。
しかし、吉縁会は寺院を地域社会に開かれた交流の場として利用する活動です。仏教徒や檀家であることも参加条件ではありません。
2.登録料が無料であること
婚活サービスでは入会金や月額料金が一般的なため、登録料も年会費も無料という仕組みを不思議に感じる人もいるでしょう。
吉縁会は、僧侶によるボランティア活動として運営し、参加費をイベントの実費に抑える方針を掲げています。
3.抽選に当たらなければ参加できないこと
人気のあるイベントでは応募者が定員を上回ります。希望する日に参加できないことがあるため、通常の婚活サービスのような自由度を期待すると不満につながる可能性があります。
宗教への勧誘や高額な寄付はある?公式に説明されている活動内容は、婚活イベント、良縁祈願、法話、仏教体験などです。
入会金、年会費、成婚料を徴収する仕組みはなく、仏教徒になることも参加条件にされていません。
一方で、宗教文化を取り入れたイベントであることは事実です。祈祷や法話に参加する時間もあるため、宗教的な要素を完全に避けたい人には向かない可能性があります。
少なくとも公式の料金案内に、婚活参加者に対する高額な寄付や宗派への加入を必須とする仕組みは掲載されていません。実際の参加に際しては、公式の参加規約と開催要項に記載された費用を確認することが大切です。
吉縁会の成婚実績は本当に多い?公式サイトでは、全国合計の実績として次の数字を掲示しています。
全国会員数40,000名
成婚実績3,000名
吉縁会公式サイト掲載の全国合計。独立した第三者による監査済み統計ではありません。
ただし、この数字をそのまま成婚率として計算することはできません。
吉縁会の公式説明では、成婚報告は義務ではなく、交際を始めて退会した人のその後の状況も把握できないため、正確な成婚率を算出していないとしています。
つまり、3,000名という数字は公式サイトが掲示する成婚実績であり、全参加者に対する成婚確率を示すものではありません。
また、公式FAQでも、婚約や交際に発展した人から報告を受けているものの、正式な集計数ではないと説明しています。
吉縁会に向いている人・向いていない人
おすすめできる人
- 婚活費用をできるだけ抑えたい人
- 真剣に結婚を考えている独身者
- お寺や仏教文化に抵抗がない人
- 1日で結果を求めず、継続的な交流を大切にしたい人
- スマートフォンでオンライン交流を進められる人
おすすめしにくい人
- すぐに交際相手を見つけたい人
- 専任カウンセラーによる手厚いサポートを求める人
- 抽選制ではなく確実に参加したい人
- 仏教行事や寺院での活動に抵抗がある人
- 参加者の詳細なデータ提供や、運営側による積極的なマッチングを希望する人
特に注意したいのは、吉縁会が一般的な結婚相談所と同じサービスを提供しているわけではない点です。
参加規約でも、出会いや成婚を保証するものではなく、専門の婚活事業者と同等のマッチングサービスを提供するものではないと説明しています。僧侶のボランティア活動という運営方針を理解して参加することが大切です。
【吉縁会に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:吉縁会は宗教団体への入会が必要ですか?
A1:いいえ。仏教徒や檀家である必要はありません。ただし、寺院で開催されるため、祈祷や法話などの仏教文化に触れる機会があります。
Q2:吉縁会は50歳でも参加できますか?
A2:新規登録は45歳まで、登録後のイベント参加は49歳までです。そのため、50歳の人は通常の参加資格の対象外となります。
Q3:吉縁会の参加費はいくらですか?
A3:入会金・年会費・成婚料・登録料は無料です。イベント参加時に平均約4,000円の実費が必要で、開催内容によって金額が異なります。
Q4:吉縁会と吉田会は関係がありますか?
A4:関係はありません。吉縁会は僧侶が運営する寺コンであり、仙台を拠点とする住吉会系の吉田会とは別組織です。
Q5:吉縁会は参加すれば結婚できますか?
A5:結婚を保証するサービスではありません。公式サイトには3,000名の成婚実績が掲載されていますが、成婚報告は任意であり、正確な成婚率は公表されていません。
吉縁会は、臨済宗妙心寺派を中心とする寺院・僧侶の協力によって運営される婚活活動です。
2026年の大きな変化は、夏ごろからウェブでの新規会員登録が可能になったことです。従来より申し込みやすくなり、オンラインでの事前交流やイベント後のメッセージ交換も利用できます。
参加前に押さえておきたい要点は次の5つです。
- 新規登録は25~45歳、イベント参加は49歳まで。
- 入会金・年会費・成婚料は無料。
- イベント参加費は平均約4,000円。
- 参加希望者が多く、基本的に抽選制。
- 当日は本人確認があり、イベント後も専用システムで交流できる。
また、「吉田会」とはまったく別の組織であり、名称の類似だけで両者を結び付ける必要はありません。
吉縁会の最大の特徴は、結婚相手をその場で決めるのではなく、寺院での出会いをきっかけに、その後の交流をゆっくり深められることです。
費用を抑えながら真剣な出会いを探したい人にとって、検討する価値のある婚活の選択肢です。ただし、抽選制やボランティア運営ならではの制約もあります。2026年の最新開催日程と参加規約を確認し、自分の婚活スタイルに合うかを見極めてから申し込むことをおすすめします。