2026年11月1日(日)、男子第81回・女子第43回兵庫県高校駅伝競走大会が兵庫県丹波篠山市で開催されました。注目の大会は、須磨学園が男女ともに優勝する圧巻の結果となりました。男子は2時間5分15秒で3年ぶり7度目、女子は1時間10分20秒で4年連続28度目の県制覇です。
男子2位は西脇工、3位は報徳。女子も西脇工が2位、園田学園が3位に入りました。須磨学園は男子で7人中6人が区間賞を獲得。女子も1区から先頭に立ち、安定したタスキリレーで優勝を決めています。男女の総合順位、区間賞、出場メンバー、歴代優勝校、12月の全国高校駅伝への展望まで詳しく整理します。
【2026年大会速報】兵庫県高校駅伝は須磨学園が男女同時優勝!

2026年の兵庫県高校駅伝は11月1日、丹波篠山市の高校駅伝コースで行われました。男子は7区間42.195km、女子は5区間21.0975km。男子40チーム、女子30チームが全国高校駅伝への出場権を懸けて競いました。
大会の主役となったのは須磨学園です。男子は1区の梅田大陸が区間賞を獲得して勢いをつけると、後続も次々と区間上位の走りを披露。女子も1区の伊藤彩由奈が先頭に立ち、最後まで首位を守りました。
男女の総合成績と優勝記録- 男子優勝:須磨学園 2時間05分15秒
- 男子2位:西脇工 2時間08分33秒
- 男子3位:報徳 2時間11分30秒
- 女子優勝:須磨学園 1時間10分20秒
- 女子2位:西脇工 1時間11分26秒
- 女子3位:園田学園 1時間12分52秒
男子の須磨学園と西脇工の差は3分18秒。女子は1分06秒でした。男女ともに西脇工が2位となり、須磨学園とのライバル関係が改めて際立つ大会となりました。
神戸新聞の大会報道によると、須磨学園の男女同時優勝は3年ぶり5度目。男子は3年ぶり7度目、女子は4年連続28度目という実績を積み上げています。
【男子順位】須磨学園が2時間5分15秒!西脇工・報徳も上位進出
男子は第81回大会として開催され、40チームが42.195kmを競いました。須磨学園は序盤から主導権を握り、2位の西脇工に3分18秒差をつけてフィニッシュしました。
男子総合順位トップ10- 須磨学園:2時間05分15秒
- 西脇工:2時間08分33秒
- 報徳:2時間11分30秒
- 市西宮:2時間12分58秒
- 神港学園:2時間13分35秒
- 東播磨:2時間14分50秒
- 県尼崎:2時間15分44秒
- 姫路西:2時間17分00秒
- 県伊丹:2時間18分14秒
- 神戸商:2時間18分18秒
男子の流れを決定づけたのは1区の梅田大陸(須磨学園・3年)でした。10kmを29分17秒で走り、区間賞を獲得。2位に59秒差をつける先頭通過で、チームに大きなアドバンテージをもたらしました。
梅田は10月の国民スポーツ大会少年男子A5000mでも3位に入った実力者です。月刊陸上競技の報道によると、昨年の全国高校駅伝で4区を経験したことが長距離区間への意識につながり、朝練習の距離を増やすなどして力を伸ばしてきました。
その後も須磨学園は2区の東海成、3区の森貞翔太、4区の大柿司、5区の足立昌汰、6区の後藤旺助が連続して区間賞を獲得。第6中継所では西脇工との差を最大3分43秒まで広げました。
7区では西脇工の横田拓実が15分02秒で区間賞を獲得。須磨学園のアンカー藪下殿傑も15分27秒でまとめ、首位を譲ることなくゴールしました。
西脇工は最後まで追い上げを見せたものの、序盤についた差が大きく、準優勝。報徳も3位に入り、兵庫県の男子高校駅伝を代表する実力校が上位を占めました。
【女子順位】須磨学園が4連覇!西脇工と園田学園が続く
女子は第43回大会。30チームが5区間21.0975kmで競いました。
須磨学園は1区の伊藤彩由奈が好スタートを切り、その後も大きく順位を落とすことなく優勝。4年連続28度目という圧倒的な実績を残しました。
女子総合順位トップ10- 須磨学園:1時間10分20秒
- 西脇工:1時間11分26秒
- 園田学園:1時間12分52秒
- 姫路女学院:1時間15分20秒
- 龍野:1時間16分44秒
- 加古川東:1時間17分22秒
- 神戸:1時間18分39秒
- 東播磨:1時間18分55秒
- 長田:1時間20分19秒
- 県西宮:1時間21分22秒
女子1区(6km)では、須磨学園の伊藤彩由奈(2年)が20分04秒を記録。2位に46秒差をつける区間賞でチームを先頭に導きました。
2区では西脇工の角侑哩が13分49秒で区間賞を獲得。須磨学園との差を縮める走りを見せましたが、3区では須磨学園の脇坂梨王南が9分33秒、4区では福井詩が9分44秒で連続区間賞を獲得し、再びリードを広げました。
最終5区では西脇工の宮果楓が17分02秒で区間賞。須磨学園の西村美羽菜も17分08秒と安定した走りを見せ、チームの優勝を確定させました。
3位の園田学園も注目すべき存在です。1区の坂本楓夏、2区の五十嵐遥花、3区の平野凜明、4区の渡邉佳純、5区の早川侑希がそれぞれ区間上位の走りを見せ、1時間12分52秒で表彰台に入りました。
【男女区間賞・区間記録】2026年の各区間トップ選手を一覧紹介
総合順位だけでなく、個人の走りにも見どころが多かった2026年大会。区間賞は各区間で最も速いタイムを記録した選手に与えられます。
男子の区間賞一覧- 1区・10km:梅田大陸(須磨学園)29分17秒
- 2区・3km:東海成(須磨学園)8分26秒
- 3区・8.1075km:森貞翔太(須磨学園)24分56秒
- 4区・8.0875km:大柿司(須磨学園)23分40秒
- 5区・3km:足立昌汰(須磨学園)8分29秒
- 6区・5km:後藤旺助(須磨学園)15分00秒
- 7区・5km:横田拓実(西脇工)15分02秒
男子は須磨学園が1区から6区まで区間賞を独占しました。7区だけは西脇工がトップタイムを記録しており、最後まで両校の選手が高い水準で競い合ったことが分かります。
女子の区間賞一覧- 1区・6km:伊藤彩由奈(須磨学園)20分04秒
- 2区・4.0975km:角侑哩(西脇工)13分49秒
- 3区・3km:脇坂梨王南(須磨学園)9分33秒
- 4区・3km:福井詩(須磨学園)9分44秒
- 5区・5km:宮果楓(西脇工)17分02秒
女子は須磨学園が1・3・4区、西脇工が2・5区で区間賞を獲得しました。西脇工は個人区間で優れた記録を残しながら、総合では1分06秒差の2位。須磨学園の序盤の貯金と中盤の安定感が勝敗を分けました。
なお、ここで紹介しているタイムは2026年大会当日の各区間の最速記録です。大会の歴代区間最高記録やコース記録とは別の指標になります。
【コース・出場校メンバー】丹波篠山市の大会概要と須磨学園の布陣
2026年の丹波篠山市駅伝コース大会は丹波篠山市内のコースで実施されました。大正ロマン館前をスタートし、篠山鳳鳴高校をゴールとする設定です。
- 男子:大正ロマン館前~立金~篠山鳳鳴高校
- 女子:大正ロマン館前~松ヶ鼻~篠山鳳鳴高校
- 男子スタート:午前10時10分
- 女子スタート:午前10時20分
- 男子距離:7区間・42.195km
- 女子距離:5区間・21.0975km
男子は10kmの1区を皮切りに、3km、8km超の中距離区間、5km区間をつなぐ構成です。女子は6kmの1区と5kmの最終区がポイントになります。区間ごとに距離が異なるため、単純な走力だけでなく、選手の適性や配置がチームの総合力を左右します。
須磨学園の2026年大会出走メンバー今大会の区間記録から確認できる須磨学園の男女出走メンバーは以下の通りです。学年は大会記録に記載されたものです。
男子チーム
- 1区:梅田大陸(3年)
- 2区:東海成(3年)
- 3区:森貞翔太(3年)
- 4区:大柿司(3年)
- 5区:足立昌汰(3年)
- 6区:後藤旺助(1年)
- 7区:藪下殿傑(2年)
女子チーム
- 1区:伊藤彩由奈(2年)
- 2区:東はる(3年)
- 3区:脇坂梨王南(2年)
- 4区:福井詩(1年)
- 5区:西村美羽菜(3年)
男子は3年生を中心とした布陣に1・2年生を組み合わせた構成。女子も3年生だけに頼らず、2年生や1年生が区間賞を獲得するなど、学年を越えた戦力の厚さが目立ちました。
主要校の2026年大会における関係と成績| エンティティ | 2026年の成績・役割 | 関係性・注目点 |
|---|---|---|
| 須磨学園 | 男子・女子とも優勝 | 男女同時制覇。全国大会への出場権を獲得 |
| 西脇工 | 男女とも2位 | 男女両方で須磨学園を追うライバル校 |
| 報徳 | 男子3位 | 男子の表彰台を獲得した強豪校 |
| 園田学園 | 女子3位 | 女子の表彰台に入り存在感を示した |
| 丹波篠山市 | 大会開催地 | 大正ロマン館前から篠山鳳鳴高校までのコース |
| 全国高校駅伝 | 12月20日開催 | 須磨学園が兵庫県代表として男女出場 |
兵庫県高等学校体育連盟の大会案内では、出場校一覧や男女のオーダーリストも公開されています。大会当日の出走メンバーと登録メンバーは異なる場合があるため、補欠を含めた全登録選手を確認する際は、公式オーダー資料との照合が必要です。
【歴代優勝校】須磨学園と西脇工が築いてきた兵庫県高校駅伝の伝統
兵庫県高校駅伝の歴史を振り返ると、男子では須磨学園と西脇工、女子では須磨学園を中心とする優勝争いが続いています。
男子の歴代優勝校・直近7大会- 2020年:須磨学園
- 2021年:西脇工
- 2022年:西脇工
- 2023年:須磨学園
- 2024年:西脇工
- 2025年:西脇工
- 2026年:須磨学園
男子は2021年から2022年、2024年から2025年に西脇工が連覇。須磨学園も2023年と2026年に優勝しています。2026年の須磨学園の勝利は、男子の優勝回数を7度目に伸ばす節目となりました。
女子の歴代優勝校・直近7大会- 2020年:須磨学園
- 2021年:須磨学園
- 2022年:西脇工
- 2023年:須磨学園
- 2024年:須磨学園
- 2025年:須磨学園
- 2026年:須磨学園
女子は2022年に西脇工が優勝したものの、その後は須磨学園が4連覇。2026年は通算28度目の優勝となりました。
この実績から見えるのは、単年度のエースの強さだけではありません。複数の学年にわたる選手層、長距離区間を任せられる選手の育成、そして短い区間で流れを維持する選手の存在が、継続的な優勝につながっています。
須磨学園・西脇工・報徳の強さを比較須磨学園は2026年に男女両方で優勝し、特に男子は6区間で区間賞を獲得する総合力を示しました。
西脇工は男女とも2位。男子7区、女子2区と5区で区間賞を獲得しており、個人のスピードでは優勝校に対抗できる力を持っています。全国大会に向けても注目される存在です。
報徳は男子3位。1区の大野遥矢が30分33秒で区間3位、3区の谷田颯太朗も26分15秒で区間5位に入りました。総合3位を確保したことは、男子の上位争いにおける存在感を示しています。
【全国高校駅伝2026】須磨学園の男女チームが12月20日の都大路へ
兵庫県高校駅伝の優勝校には、全国高校駅伝への出場権が与えられます。2026年の兵庫県代表は、男子・女子とも須磨学園に決まりました。
全国高校駅伝は2026年12月20日(日)、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点として開催されます。男子は第77回、女子は第38回大会です。
男子・須磨学園が全国で注目される理由男子チームの最大の強みは、長距離区間で主導権を握れることです。梅田大陸が1区10kmで29分17秒を記録し、後続も6区まで区間賞を連ねた事実は、全国大会に向けて大きな材料になります。
一方、全国の強豪校との対戦では、各校のエースが集まる長距離区間での競り合いや、序盤から単独走になる展開への対応が問われます。県大会で大差をつけたからといって、全国大会でも同じ展開になるとは限りません。
女子・須磨学園は選手層の厚さが鍵女子チームは1区の伊藤彩由奈、3区の脇坂梨王南、4区の福井詩が区間賞を獲得しました。特に1年生の福井が3kmを9分44秒で走ったことは、今後のチーム編成を考えるうえでも明るい材料です。
月陸Onlineの大会取材では、女子の西村美羽菜が「飛び抜けたエースがいないぶん、平均を上げて、強い土台を作っていきたい」とチームの方向性を語っています。個人の突出した記録だけに依存せず、全員で駅伝を組み立てる考え方が特徴です。
また、同メディアによると、女子の須磨学園は前回の全国高校駅伝で8位。2026年はさらに上位を目指す戦いになります。
兵庫県代表としての目標は県大会の優勝だけではありません。男女とも全国の強豪校と競い、どこまで上位に食い込めるかが12月の最大の焦点です。
【兵庫県高校駅伝2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:兵庫県高校駅伝2026の男子優勝校とタイムは?
A1:須磨学園です。2時間5分15秒で優勝し、3年ぶり7度目の県制覇を達成しました。2位は西脇工、3位は報徳でした。
Q2:兵庫県高校駅伝2026の女子優勝校とタイムは?
A2:須磨学園です。1時間10分20秒で4年連続28度目の優勝を果たしました。2位は西脇工、3位は園田学園です。
Q3:2026年大会の男子・女子の区間賞は誰?
A3:男子は1区の梅田大陸、2区の東海成、3区の森貞翔太、4区の大柿司、5区の足立昌汰、6区の後藤旺助、7区の横田拓実です。女子は1区の伊藤彩由奈、2区の角侑哩、3区の脇坂梨王南、4区の福井詩、5区の宮果楓が獲得しました。
Q4:兵庫県高校駅伝2026の全国大会出場校は?
A4:男子・女子ともに須磨学園です。12月20日に京都市で開催される全国高校駅伝に兵庫県代表として出場します。
Q5:兵庫県高校駅伝の開催地とコースは?
A5:兵庫県丹波篠山市です。大正ロマン館前をスタートし、篠山鳳鳴高校をゴールとするコースで、男子は立金方面、女子は松ヶ鼻方面を通過します。
Q6:西脇工と報徳、園田学園の順位は?
A6:西脇工は男子・女子とも2位。報徳は男子3位、園田学園は女子3位でした。
Q7:須磨学園の男女同時優勝は何度目?
A7:2026年大会で3年ぶり5度目です。男子は通算7度目、女子は通算28度目の優勝となりました。
2026年11月1日に開催された兵庫県高校駅伝は、須磨学園が男子2時間5分15秒、女子1時間10分20秒で男女同時優勝を果たしました。
男子は西脇工が2位、報徳が3位。女子は西脇工が2位、園田学園が3位となり、県内の強豪校がそれぞれの力を示しました。
個人記録では、男子の梅田大陸が1区29分17秒、女子の伊藤彩由奈が1区20分04秒で区間賞を獲得。男子は須磨学園が6区間、女子は須磨学園が3区間で区間賞を獲得する結果となりました。
今回の優勝で須磨学園は男女そろって全国高校駅伝への切符を獲得しました。次の舞台は12月20日の京都・都大路です。男子は総合力と序盤の主導権、女子は選手層の厚さと安定したタスキリレーが全国での戦いを左右するポイントになります。
県大会で見せた強さを全国の舞台でどこまで発揮できるのか。兵庫県代表・須磨学園の男女チームに注目が集まります。