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【記録を正しく読む】通算・シーズン・日本人ランキングの違い

高峰 弦 高峰 弦 • 更新: • 公開: • 読了約 7 分
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ホームラン記録を比較する際には、数字だけで順位を判断すると誤解が生まれます。特に注意したいのは、次の3つの違いです。

1. 通算本塁打とシーズン本塁打は別の記録

通算本塁打は、選手がMLBでプレーした全シーズンの本塁打を合計したものです。シーズン本塁打は、特定の1シーズンだけの数字を比較します。

そのため、ボンズの通算762本とシーズン73本は、同じ選手が保持していても別々の歴史的記録です。シーズン73本を記録した選手が、必ずしも通算ランキングの上位に入るとは限りません。

2. NPBとMLBの本塁打は合算しない

大谷翔平や松井秀喜の通算本塁打を比較するときは、MLBでの成績だけを数える必要があります。日本プロ野球(NPB)で記録した本塁打はMLB通算には含まれません。

同様に、MLBのレギュラーシーズン記録とポストシーズンの本塁打も別集計です。松井秀喜の175本はMLBレギュラーシーズンの成績であり、ワールドシリーズなどのポストシーズンで放った本塁打を加えた数字ではありません。

3. 2026年終了時点という表現には注意

2026年のレギュラーシーズンは9月に終了し、MLB公式も9月27日にシーズン最終成績を発表しています。選手別の集計も2026年10月29日更新のデータを基準にできます。

ただし、現在は2026年11月3日であり、暦年としての2026年12月31日はまだ到来していません。そのため、ここでいう最新ランキングは2026年レギュラーシーズン終了時点の記録です。

また、日本人選手の集計には、国籍と出生地という分類上の違いがあります。選手データベースによっては日本生まれの選手を対象にするため、日本国籍の選手だけを集計したランキングとは一致しない場合があります。

【プロの結論】メジャーのホームラン記録から見える本当の価値

ホームラン記録メジャー

MLBのホームラン記録を分析すると、単純な本数だけでは説明できない3つの価値が見えてきます。

記録1:圧倒的な長打力

シーズン73本のバリー・ボンズや、2022年に62本を記録したアーロン・ジャッジは、短期間で歴史的な数字を生み出した打者です。シーズン記録は、その年の打撃能力とコンディションがどれほど突出していたかを示します。

記録2:長期間にわたる安定性

通算755本のハンク・アーロンや703本のアルバート・プホルスは、長年にわたって第一線で活躍しました。通算記録を更新するには、単年の爆発力に加えて、出場機会を確保しながら打ち続ける能力が必要です。

記録3:新しい世代への記録更新

大谷翔平の310本、村上宗隆の35本、岡本和真の33本は、日本人打者のMLBにおける長打力を考えるうえで重要な数字です。

特に村上と岡本は、2026年のメジャー初年度から30本以上を記録しました。今後、複数シーズンにわたって同じ水準の成績を維持できれば、日本人選手の通算ランキングにも大きな変化が生まれる可能性があります。

記録を比較するときに見るべきなのは、単年の本塁打数だけではありません。打席数、出場試合数、長打率、OPS、そして複数年にわたる成績の推移を合わせて評価することで、選手の本当の実力が見えてきます。

【ホームラン記録メジャー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:メジャーリーグで通算ホームランが最も多い選手は誰ですか?

A1:バリー・ボンズです。1986年から2007年までのMLBキャリアで通算762本を記録しました。2位のハンク・アーロンは755本です。

Q2:メジャーリーグのシーズン最多ホームラン記録は何本ですか?

A2:バリー・ボンズが2001年に記録した73本です。2位はマーク・マグワイアの70本(1998年)で、アーロン・ジャッジの62本(2022年)も歴代上位に入っています。

Q3:大谷翔平のメジャー通算ホームランは何本ですか?

A3:2026年レギュラーシーズン終了時点で310本です。2026年シーズンは30本を記録し、日本出身選手のMLB通算本塁打ランキングで1位を維持しています。

Q4:松井秀喜のメジャー通算ホームランは何本ですか?

A4:175本です。2003年から2012年までMLBでプレーし、2009年にはワールドシリーズMVPを獲得しました。日本出身選手の通算ランキングでは大谷翔平に次ぐ2位です。

Q5:2026年の日本人メジャーリーガーで最もホームランが多かったのは誰ですか?

A5:村上宗隆です。2026年レギュラーシーズンに35本を記録しました。岡本和真が33本、大谷翔平が30本、鈴木誠也が26本と続きます。

MLBの通算本塁打記録はバリー・ボンズの762本、シーズン最多本塁打記録は2001年の73本です。ハンク・アーロンの755本、ベーブ・ルースの714本も、野球史に残る偉大な記録として現在まで語り継がれています。

日本人選手では大谷翔平が通算310本で歴代トップ。松井秀喜の175本、イチローの117本、鈴木誠也の113本が続きます。2026年には村上宗隆が35本、岡本和真が33本を記録し、新しい世代の長距離打者も存在感を示しました。

今後の注目点は、大谷がどこまで通算記録を伸ばすのか、村上と岡本が初年度の本塁打数を超えられるのかという点です。歴代の偉大なスラッガーが築いた記録と、現在の日本人選手の挑戦を比較することで、メジャーリーグのホームラン史はさらに興味深いものになります。

762本、73本という2つの頂点に、次に迫る選手は誰なのか。 その答えを追い続けることも、MLBのホームラン争いを観戦する大きな楽しみです。

主な参考資料:MLB公式選手成績・歴代記録、Baseball-Reference、Baseball Data Hub、Nippon.com。

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コンテンツディレクター 高峰 弦
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