『ヴァニタスの手記』のテレビアニメは、全24話・分割2クール構成です。
2021年7月に第1クールがスタートし、約4か月の放送休止期間を挟んで、2022年1月から第2クールが放送されました。
アニメ公式サイトの放送情報と各話の掲載内容を整理すると、次のようになります。
第1クール:2021年7月~9月第1クールは2021年7月2日からTOKYO MXほかで放送開始。全12話で、ヴァニタスとノエの出会いから、吸血鬼の呪いをめぐる事件、二人の関係が変化していく過程を描きます。
物語の舞台は19世紀のフランス。吸血鬼の青年ノエが「ヴァニタスの書」を探すためパリへ向かい、飛空船の中で人間の青年ヴァニタスと出会うところから物語が動き出します。
ヴァニタスは吸血鬼の専門医を名乗り、呪いに侵された吸血鬼を救おうとします。しかし、その方法や言動は必ずしも善良な医師という印象とは一致しません。
この独特な主人公像と、ノエの率直な性格が物語の大きな魅力になっています。
第2クール:2022年1月~4月第2クールは2022年1月14日からTOKYO MX、BS11などで放送されました。こちらも全12話で、シリーズ全体では第13話から第24話に当たります。
後半ではジェヴォーダンを舞台とする事件や、ヴァニタスとノエの過去に関わる重要な出来事が描かれます。
最終話のタイトルは「Après la pluie―彼の願い―」。ヴァニタスとノエ、そしてミハイルの関係に大きな変化が訪れるエピソードです。
放送情報の一覧※放送期間は各局の放送スケジュールに基づくものです。局によって放送日・時間に違いがあります。
【見る順番】第2クールは2期ではない?間違えやすいポイント

『ヴァニタスの手記』を初めて視聴する場合、基本的には第1話から第24話まで順番に見れば問題ありません。
ただし、検索すると「1期」「2期」「2クール目」という異なる表現が出てくるため、少し分かりにくくなっています。
正しい視聴順は第1話から第24話おすすめの視聴順は次のとおりです。
1. 第1クール(第1話~第12話)
2. 第2クール(第13話~第24話)
第1クールの最終話は「Deux Ombres―出発点―」。ここで前半の物語が一区切りとなり、第2クールでは新たな事件と人物関係が展開します。
第2クールだけを先に見ると、ヴァニタスとノエの出会いや、吸血鬼の呪いに関する基本設定が分かりにくくなります。
そのため、途中から視聴するよりも第1話から通して見る方法がおすすめです。
「2期」と「第2クール」の違いここは特に間違えやすいポイントです。
作品公式の発表では、テレビアニメは当初から分割2クールとして案内されていました。
つまり、2022年に放送された後半12話は、独立した新しい第2期というより、2021年に始まった同一テレビシリーズの後半部分です。
| 呼び方 | 実際の意味 |
|---|---|
| 第1期・第1クール | 2021年放送の前半12話 |
| 第2クール | 2022年放送の後半12話 |
| 第2期 | 第2クールを指して使われることがある非公式な呼び方 |
| 第3期 | 第25話以降を描く新しいシリーズを意味する場合が多い |
「ヴァニタスの手記2期」と検索している人の中には、2022年放送の後半部分を探している人と、2026年以降の新作を待っている人が混在しています。
この2つは別の情報です。
全24話を見終わった後の新作を探しているなら、第3期や続編の制作発表を確認する必要があります。
【声優キャスト一覧】花江夏樹・石川界人ら豪華出演陣
『ヴァニタスの手記』の魅力を語るうえで欠かせないのが、キャラクターの個性を際立たせる声優陣です。
主人公ヴァニタスを演じるのは花江夏樹、相棒となるノエを演じるのは石川界人。
加えて、水瀬いのり、茅野愛衣、小松未可子、朴璐美、石田彰など、幅広い作品で活躍する声優が参加しています。
主要キャラクターと声優の関係一覧| キャラクター | 声優 | 役柄・特徴 |
|---|---|---|
| ヴァニタス | 花江夏樹 | 吸血鬼専門医を名乗る人間の青年 |
| ノエ | 石川界人 | ヴァニタスの書を探す吸血鬼 |
| ジャンヌ | 水瀬いのり | 業火の魔女と呼ばれる吸血鬼 |
| ルカ | 下地紫野 | 吸血鬼の少年 |
| ドミニク | 茅野愛衣 | ノエの幼なじみ |
| ミハイル | 小松未可子 | ヴァニタスの過去に関わる少年 |
| 蒼月の吸血鬼 | 朴璐美 | ヴァニタスの書に関わる存在 |
| ローラン | 河西健吾 | 吸血鬼を追う狩人 |
| オリヴィエ | 前野智昭 | 狩人側の主要人物 |
| アストルフォ | 村瀬歩 | 狩人側の人物 |
| クロエ | 釘宮理恵 | ジェヴォーダン編の重要人物 |
| 先生 | 石田彰 | ノエの師に関わる人物 |
ヴァニタスは、軽薄な態度や挑発的な発言を見せる一方、吸血鬼を救うという強い意志を持つ複雑なキャラクターです。
花江夏樹の演技では、冗談めいた会話と、感情が表面化する場面との落差が見どころになります。
特にノエとの掛け合いでは、ヴァニタスの自信家らしい態度と、その内側に隠された複雑な感情が物語を動かします。
石川界人が演じるノエの魅力ノエはヴァニタスとは対照的に、素直で感情を率直に表現する人物です。
石川界人の落ち着いた声の演技は、ノエの誠実さや優しさを表現するうえで重要な役割を果たしています。
ヴァニタスの言動に振り回されながらも、自分の意志で彼と行動をともにするノエ。
この対照的な二人の関係性が、作品を単なる吸血鬼バトルものに終わらせない理由の一つです。
ボンズと梶浦由記が支える映像・音楽アニメーション制作は、数々の人気アニメを手掛けてきたボンズです。
監督は板村智幸、シリーズ構成は赤尾でこ、キャラクターデザイン・総作画監督は伊藤嘉之が担当しています。
音楽を担当したのは梶浦由記です。
公式サイトによると、オリジナルサウンドトラックは2022年2月23日に発売され、2枚組で第1クールと第2クールの劇伴を収録しています。
作品の舞台となる19世紀のパリ、吸血鬼の神秘性、呪いをめぐる緊迫した事件。こうした異なる要素を映像と音楽で一つの世界観にまとめている点も、アニメ版の見どころです。
【原作はどこまで?】アニメの続きは漫画11巻から
アニメを見終わった読者が次に気になるのは、原作漫画のどこまで映像化されたのかという点です。
原作は、漫画家・望月淳による『ヴァニタスの手記(カルテ)』。スクウェア・エニックスの月刊「ガンガンJOKER」で2015年12月22日に連載が始まりました。
「PandoraHearts」の作者としても知られる望月淳が描く、19世紀フランスを舞台とした吸血鬼ファンタジーです。
アニメは原作10巻までが目安テレビアニメ全24話は、原作漫画の1巻から10巻までの内容に相当します。
第1クールでは物語の導入やヴァニタスとノエの出会いが描かれ、第2クールではジェヴォーダンの事件やミハイルをめぐる展開へと進みます。
最終話「Après la pluie―彼の願い―」では、ミラーハウスでの出来事を経て、二人の関係に大きな転機が訪れます。
原作の続きに進みたい場合は、漫画11巻から読むのがおすすめです。
出版社が公開している11巻のあらすじも、ミハイルが仕掛けた激闘を終えたヴァニタスたちの休息から始まっています。アニメの最終盤から物語を引き継ぐ位置づけです。
2026年現在の原作漫画の刊行状況著者:望月淳
発売日:2024年4月22日
出版社:スクウェア・エニックス
紙版定価:730円(税込)
スクウェア・エニックスの公式書籍情報では、11巻は2024年4月22日発売。2026年11月3日時点で公式コミック一覧に掲載されている最新の単行本です。
11巻では、ヴァニタスたちがミハイルとの戦いを終えた後の展開に加え、サンジェルマン伯爵とアルシヴィストの少女をめぐる新たな動きが描かれています。
アニメを見て続きが気になった人にとって、11巻は物語を先へ進めるための入り口になります。
ただし、原作の細かな心理描写や、アニメでは短縮・再構成された部分も楽しみたい場合は、1巻から読み直す方法もおすすめです。
【2026年最新】アニメ3期の制作決定は?続編予定を徹底確認
2026年11月3日現在、『ヴァニタスの手記』のテレビアニメ第3期について、公式の制作決定発表や放送開始日は確認できません。
「第3期制作決定」という情報を見かけても、公式発表と区別する必要があります。
公式サイトのNEWSに3期発表はある?テレビアニメ公式サイトのNEWS欄を確認すると、最新の掲載情報は2022年5月28日のスペシャルイベント関連のお知らせです。
その後の掲載情報に、第3期の制作決定や新シリーズの放送時期を告知する発表はありません。
したがって、2026年11月時点では、第25話以降の新作シリーズが正式に決定したとはいえない状況です。
3期の可能性を考えるうえで重要な3つの要素続編の実現には、原作の刊行状況だけでなく、制作会社のスケジュールや製作委員会の判断など、複数の条件が関係します。
特に注目したいのは次の3点です。
1. 原作のストック
アニメは原作10巻までの内容を映像化しており、その先には11巻の物語があります。
ただし、続編を制作するために必要な原作の分量がどの程度あるのかは、公式から説明されていません。
2. ボンズの制作体制
第1シリーズを担当したボンズが再び制作を担当するかどうかも注目点です。
しかし、続編のスタッフや制作会社について、現時点で新たな公式発表はありません。
3. 製作委員会による企画判断
アニメの続編は、原作の人気だけで自動的に決まるものではありません。
映像化に必要な企画、制作予算、放送・配信の条件などが整う必要があります。
こうした事情から、現段階で「3期はいつ放送される」と具体的な時期を断定することはできません。
続編情報を確認するならどこを見る?続編の発表を確認する際は、次の公式情報が重要です。
- TVアニメ『ヴァニタスの手記』公式サイトのNEWS
- アニメ公式Xの告知
- スクウェア・エニックスのガンガンJOKER公式情報
- アニプレックスの作品関連発表
特に、公式サイトで「第3期制作決定」「新作アニメ制作決定」「放送開始時期決定」といった具体的な告知が掲載されているかが判断のポイントです。
過去作品の一挙配信やイベント開催、原作漫画の新刊情報は、アニメ新作の制作決定とは別のニュースです。
【プロの結論】ヴァニタスの手記アニメはどんな人におすすめ?
『ヴァニタスの手記』は、吸血鬼を題材にしながらも、単純な善悪の対立や戦闘だけで物語を構成していません。
中心にあるのは、呪いに苦しむ者を救うことの意味、他者を理解する難しさ、そしてヴァニタスとノエという正反対の二人が築く関係性です。
作品の魅力は3つ① ゴシックファンタジーとスチームパンクの融合
19世紀のフランスを思わせる街並み、飛空船、魔導書、吸血鬼という要素が組み合わさっています。
現実の歴史をそのまま再現するのではなく、独自の世界観を作り上げている点が特徴です。
② ヴァニタスとノエの対照的な関係
ヴァニタスは他人を振り回すような言動が多く、ノエは相手の感情を正面から受け止めようとします。
二人の価値観の違いが、事件の解決だけでなく、物語の根幹にある「救いとは何か」というテーマにもつながっています。
③ 梶浦由記の音楽とボンズの映像表現
梶浦由記の劇伴とボンズの映像制作が、作品の幻想的な雰囲気を支えています。
特に、静かな会話から緊迫した事件へ移行する場面では、映像・演技・音楽が一体となった演出を楽しめます。
おすすめできる人・好みが分かれる人| おすすめできる人 | 好みが分かれるポイント |
|---|---|
| ゴシック系の世界観が好き | 明るい日常系を求める人 |
| 吸血鬼やダークファンタジーが好き | シンプルな勧善懲悪を好む人 |
| キャラクターの心理描写を楽しみたい | 戦闘中心の展開を期待する人 |
| 謎や伏線を追う作品が好き | 1話ごとに完結する物語を求める人 |
| 音楽や作画にも注目する人 | テンポの速いアクションだけを重視する人 |
個人的な評価基準としては、ヴァニタスとノエの関係を中心に見られるかどうかが、作品を楽しめるかを左右するポイントです。
物語の序盤では、吸血鬼の呪いや魔導書について説明される場面も多く、設定を理解しながら視聴する必要があります。
しかし、その設定が後半の人間関係や過去の出来事と結びつくことで、物語の奥行きが増していきます。
全24話という構成も、初めて視聴する人にとって取り組みやすい長さです。
【FAQ】ヴァニタスの手記アニメに関するよくある質問
Q1:ヴァニタスの手記アニメは全何話ですか?
A1:全24話です。2021年7月から第1クール12話、2022年1月から第2クール12話が放送されました。
Q2:ヴァニタスの手記アニメ3期はいつから放送されますか?
A2:2026年11月3日現在、第3期の制作決定や放送開始日は公式発表されていません。具体的な放送時期も未定です。
Q3:アニメの続きは原作漫画の何巻から読めばいいですか?
A3:アニメ全24話の続きは、原作漫画11巻から読むのがおすすめです。アニメは原作10巻までの内容を中心に描いています。
Q4:ヴァニタスの手記のアニメは何期までありますか?
A4:テレビシリーズは全24話の分割2クール構成です。独立した新しい第2期や第3期の制作決定は、2026年11月3日現在発表されていません。
Q5:ヴァニタスとノエの声優は誰ですか?
A5:ヴァニタス役は花江夏樹、ノエ役は石川界人です。ジャンヌ役は水瀬いのり、ドミニク役は茅野愛衣が担当しています。
『ヴァニタスの手記』のテレビアニメは、2021年7月に第1クール、2022年1月に第2クールが放送された全24話の作品です。
ヴァニタス役の花江夏樹、ノエ役の石川界人をはじめとする声優陣、ボンズのアニメーション制作、梶浦由記の音楽が作品の世界観を支えています。
原作漫画は望月淳による作品で、アニメの続きは11巻から読むことができます。
一方、2026年11月3日現在、第3期の制作決定や続編の放送時期は公式発表されていません。
今後の注目点は、原作の展開とアニメ公式サイトからの新しい告知です。
現時点で押さえておきたいのは「アニメ全24話・分割2クール・原作の続きは11巻・第3期は未発表」という4つの事実。 これを基準にすれば、過去の放送情報と新作に関する噂を混同せず、作品を楽しめます。
望月淳が描くヴァニタスとノエの物語は、アニメで描かれた24話だけでは終わりません。続きの原作を読みながら、いつか新たな映像化が発表される日を待つのも、この作品の楽しみ方の一つです。