2026年11月3日、日本国内では千葉県北東部を震源とする地震が発生しました。気象庁が同日14時44分に発表した震源・震度情報によると、地震の発生時刻は14時40分ごろ、マグニチュードは4.7、震源の深さは約50km、最大震度は3です。千葉県内の複数の市町村で震度3を観測したほか、茨城県、東京都、神奈川県、埼玉県、山梨県、静岡県でも揺れが観測されました。この地震による津波の心配はないと発表されています。
この記事では、2026年11月3日の本日の地震情報を中心に、発生時刻と震源地、マグニチュード、各地の震度一覧、津波情報を整理します。加えて、気象庁の速報が更新される仕組み、緊急地震速報と震度の違い、防災科学技術研究所のHi-netによる観測情報、地震発生時に身を守るための具体的な行動まで解説します。なお、以下の速報整理は、確認できた14時44分発表の詳細情報を基準としています。
【本日の地震速報】11月3日は千葉県北東部で最大震度3を観測

2026年11月3日に確認された地震のうち、最も大きな揺れを観測したのは千葉県北東部を震源とする地震です。
気象庁の発表によると、地震が発生したのは14時40分ごろ。震源は北緯35.7度、東経140.6度付近で、マグニチュードは4.7と推定されています。
今回の地震の基本情報- 発生日:2026年11月3日(火)
- 発生時刻:14時40分ごろ
- 震源地:千葉県北東部
- 震源の位置:北緯35.7度・東経140.6度
- 震源の深さ:約50km
- マグニチュード:M4.7
- 最大震度:震度3
- 津波:津波の心配なし
最大震度3を観測したのは千葉県北東部です。具体的には、次の市町村で揺れが観測されました。
- 東金市
- 旭市
- 匝瑳市
- 山武市
- 多古町
- 九十九里町
- 芝山町
- 横芝光町
震度2は千葉県北西部・南部と茨城県南部の一部で観測されました。震度1は茨城県北部、埼玉県北部・南部、東京都23区、神奈川県東部・西部、山梨県東部・富士五湖、静岡県伊豆に広がっています。
各地の震度一覧震度3:千葉県東金市、旭市、匝瑳市、山武市、多古町、九十九里町、芝山町、横芝光町。
震度2:千葉県の香取市、大網白里市、東庄町、一宮町、睦沢町、白子町、長柄町、長南町、千葉市中央区・花見川区・若葉区・美浜区、成田市、佐倉市、市原市、八千代市、四街道市、八街市、印西市、勝浦市、いすみ市。茨城県では鹿嶋市、潮来市、稲敷市、神栖市。
震度1:茨城県北部、埼玉県北部・南部、東京都23区、神奈川県東部・西部、山梨県東部・富士五湖、静岡県伊豆の各地域。
今回の特徴は、千葉県北東部を中心としながら、関東地方の広い範囲と静岡県伊豆まで震度1以上の揺れが観測された点です。震源からの距離だけでなく、地盤や地形、建物の構造によって体感する揺れは異なります。
【今日の地震履歴】11月3日に発生した地震を時系列で整理
本日の地震情報を正しく把握するには、最大震度を観測した地震だけでなく、同じ日に発生した比較的小規模な地震も確認しておく必要があります。
11月3日には、千葉県北東部の地震に加え、熊本県天草・芦北地方でも震度1の地震が記録されています。
2026年11月3日の地震発生履歴| 発生時刻 | 震源地 | マグニチュード | 最大震度 | 深さ |
|---|---|---|---|---|
| 14時40分ごろ | 千葉県北東部 | M4.7 | 3 | 約50km |
| 14時10分ごろ | 熊本県天草・芦北地方 | M2.1 | 1 | 約10km |
| 02時50分ごろ | 熊本県天草・芦北地方 | M1.6 | 1 | 約10km |
※上記は11月3日に確認できた震度1以上の地震情報です。震度1未満の微小地震を含む国内の全地震数を示すものではありません。
熊本県天草・芦北地方でも小規模な地震熊本県天草・芦北地方では、同日2時50分ごろにM1.6、14時10分ごろにM2.1の地震が発生し、いずれも最大震度1を観測しました。
また、11月2日にも同地域ではM2.5やM3.0の地震が記録されています。熊本地方でも11月2日にM3.1の地震が発生していました。
ただし、同じ地域で複数回の地震が起きたという事実だけで、それらがすべて同一の地震活動に属する余震であるとは判断できません。震源の位置や発生メカニズムなどを含めた継続的な観測が必要です。
過去の地震情報はどこまで確認できる?気象庁では、過去30日以内の地震情報をホームページで確認できるほか、過去の震度については震度データベース検索を利用できます。
過去の地震履歴を確認するときは、単に発生回数を比較するのではなく、震源地、マグニチュード、震源の深さ、最大震度を組み合わせて見ることが大切です。地震回数が多いことと、大きな被害につながる揺れが発生することは同じ意味ではありません。
【地震の数字を読み解く】震度3・M4.7・深さ50kmは何を示す?
地震速報を見ると、「最大震度3」「マグニチュード4.7」「深さ50km」という複数の数字が並びます。しかし、それぞれが表しているものは異なります。
震度とマグニチュードの違い震度は、ある場所で実際に観測された揺れの強さを示す数字です。一方、マグニチュードは地震そのものの規模を表します。
たとえば、同じ地震でも震源に近い地域では大きな震度を観測し、遠く離れた地域では小さな震度になる場合があります。また、同じ距離にある地域でも地盤の状態によって揺れ方が異なります。
気象庁が用いる日本の震度階級は、震度0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階です。震度計による観測値をもとに発表されています。
今回の千葉県北東部の地震では、M4.7という規模に対して、観測された最大震度は3でした。M4.7だから全国で震度4や5になるという関係ではありません。
震源の深さ約50kmが意味すること震源の深さは、地震が地下のどの程度の位置で発生したかを示します。
今回の約50kmという数値は、震源が地下約50kmに位置すると推定されたことを意味します。地震の揺れは、震源の深さだけでなく、震源から観測地点までの距離や地盤の特性にも左右されます。
そのため、深さ50kmという情報だけで、揺れの大きさや今後の地震活動を予測することはできません。
Hi-netではM4.8、気象庁ではM4.7と表示された理由今回の地震では、防災科学技術研究所の高感度地震観測網Hi-netの自動処理情報に、銚子付近を震源とするM4.8、深さ約49.4kmという推定値も掲載されました。
一方、気象庁の震源・震度情報ではM4.7、深さ約50kmと発表されています。
この差は、観測データの処理方法や震源要素の推定段階が異なることによるものです。地震発生直後の自動解析値と、気象庁が公表する地震情報は、必ずしも同じ数値になるとは限りません。
一般の読者が防災判断に使う場合は、気象庁の発表を基本とし、Hi-netの情報は観測研究上の補足資料として扱うのが適切です。
【地震速報の更新時間】気象庁・Hi-net・緊急地震速報の確認方法
地震情報は、発生直後にすべての情報が確定するわけではありません。最初に揺れを知らせる速報が出され、その後、観測データが集まるにつれて震源や震度などの詳細が発表されます。
気象庁の地震情報はどのくらいで更新される?気象庁の地震情報には、発表目的に応じたいくつかの種類があります。
- 震度速報:震度3以上を観測した地域名と地震の検知時刻を知らせる情報。地震発生から約1分半後が目安。
- 震源に関する情報:震源の位置やマグニチュードを発表し、津波の心配の有無などを伝える情報。
- 震源・震度情報:震源、マグニチュード、震度1以上を観測した地点などを詳しく知らせる情報。
- 長周期地震動に関する観測情報:長周期地震動階級1以上が観測された場合に発表する情報。
- 推計震度分布図:震度5弱以上の地震について、観測データをもとに地域ごとの揺れの分布を推計する情報。
気象庁の案内では、震度3以上の地震について、震度速報は約1分半後、震源・震度情報は発生後約5分程度で発表されるとされています。実際の発表時刻は、地震の規模や観測状況によって異なります。
速報が後から変わることはある?あります。地震発生直後は限られた観測データを使って震源やマグニチュードを推定するため、続報で数値が修正される場合があります。
今回の千葉県北東部の地震でも、気象庁の緊急地震速報(予報)の履歴には複数回の解析結果が記録されています。最初の推定値から、その後の観測データを反映した値へと更新されていることが分かります。
防災科学技術研究所Hi-netの役割Hi-netは、防災科学技術研究所が運用する高感度地震観測網です。全国の地震活動を高感度の地震計で観測し、微小な地震の研究や震源の推定などに利用されています。
気象庁の地震情報と併せて確認することで、速報に掲載される震源情報の違いや、小規模な地震活動を調べる際の参考になります。
ただし、Hi-netの自動処理による震源情報は速報的な推定値です。防災上の警報や避難判断については、気象庁や自治体の公式発表を優先してください。
【津波警報・緊急地震速報】今回の発表内容と知っておきたい注意点
今回の地震で津波の心配はある?今回の千葉県北東部を震源とする地震について、気象庁の発表を掲載する地震情報では、津波の心配はないとされています。
したがって、今回の地震について津波警報や津波注意報を理由とした避難が必要だという発表は確認されていません。
ただし、これは今回の地震についての情報です。今後、別の地震が発生した場合や、新たな津波情報が発表された場合には、状況に応じた行動が必要です。
津波警報・注意報の違い気象庁は、地震発生後に震源や規模を推定し、沿岸部に予想される津波の高さなどをもとに警報・注意報を発表します。発表の目標は地震発生から約3分以内で、一部の地震では約2分です。
- 大津波警報:予想される津波の最大波が高いところで3mを超える場合。沿岸部や川沿いでは直ちに高台などへ避難する。
- 津波警報:予想される津波の最大波が高いところで1mを超え、3m以下の場合。沿岸部や川沿いから安全な場所へ避難する。
- 津波注意報:予想される津波の最大波が高いところで0.2m以上、1m以下の場合。海から上がり、海岸から離れる。
津波注意報であっても、海の中では速い流れに巻き込まれる危険があります。海岸付近にいる場合は、発表内容に従って行動してください。
今回の緊急地震速報はどうだった?気象庁が公開する2026年11月3日14時40分の緊急地震速報(予報)発表履歴には、地震波の検知時刻14時40分25.7秒に対し、第1報が14時40分28.3秒に提供された記録があります。
つまり、地震波の検知から約2.6秒後に最初の予報が提供されています。その後も震源やマグニチュードの推定が更新され、最終的な履歴には複数回の報が記録されています。
ここで注意したいのは、緊急地震速報には「予報」と「警報」があることです。一般向けの緊急地震速報(警報)は、最大震度5弱以上または長周期地震動階級3以上が予想された場合に発表されます。
今回確認できる気象庁の公開履歴は緊急地震速報(予報)のものです。予報の記録があることと、テレビやスマートフォンで一般向けの警報が発表されたことは、区別して理解する必要があります。
【地震発生時の安全対策】揺れを感じたら何をすべき?
地震が発生したとき、最も優先すべきなのは震度やマグニチュードを調べることではありません。まず自分の身体を守り、揺れが収まった後に周囲の状況を確認することです。
自宅にいる場合- 丈夫な机やテーブルの下に入り、頭部を保護する。
- 窓ガラスや家具、棚などから離れる。
- 揺れている最中に慌てて外へ飛び出さない。
- 揺れが収まったら、火災やガス漏れ、建物の損傷を確認する。
- 避難が必要な場合に備え、玄関などの避難経路を確保する。
大きく揺れている最中に無理をして火を消そうとする必要はありません。まず頭部を守り、身の安全を確保してください。
外出中・商業施設にいる場合- カバンなどで頭を保護する。
- ガラス窓や看板、ブロック塀から離れる。
- 商品棚や陳列棚の転倒に注意する。
- 施設内では出口に人が殺到することを避け、係員の指示に従う。
- エレベーター内では最寄り階で停止したら降り、階段を利用する。
沿岸部では、地震の規模だけで津波の危険を判断してはいけません。強い揺れや長い揺れを感じた場合は、津波警報の発表を待たずに高台など安全な場所へ避難することが基本です。
津波警報・注意報が発表された場合は、対象地域の指示に従い、解除されるまで安全な場所を離れないでください。
日常的に準備しておきたい防災用品- 飲料水と保存食
- 懐中電灯と予備電池
- 携帯電話の充電器・モバイルバッテリー
- 常備薬や救急用品
- 現金と身分証明書の控え
- 衛生用品と携帯トイレ
- 家族の連絡先と避難場所の情報
また、家族間で災害時の集合場所や連絡方法を決めておくことも重要です。通信が混雑した場合に備え、複数の連絡手段を準備しておくと安心です。
【本日の地震】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月3日に発生した地震で最も震度が大きかったのはどこですか?
A1:千葉県北東部を震源とする14時40分ごろの地震です。東金市、旭市、匝瑳市、山武市、多古町、九十九里町、芝山町、横芝光町で最大震度3を観測しました。
Q2:本日の千葉県北東部の地震で津波警報は発表されましたか?
A2:今回の地震による津波の心配はないと発表されています。今回の地震について、津波警報や津波注意報を伴う発表は確認されていません。
Q3:震度3とマグニチュード4.7は何が違うのですか?
A3:震度3は特定の地域で観測された揺れの強さで、M4.7は地震そのものの規模です。震度は観測地点ごとに異なるため、同じ地震でも地域によって震度が変わります。
Q4:地震情報はどこで最新の状態を確認できますか?
A4:気象庁の公式地震情報が基本です。震源、震度、津波情報、過去30日以内の地震履歴などを確認できます。補足的な観測情報として防災科学技術研究所のHi-netも利用できます。
Q5:小さな地震が何度も発生すると、大きな地震につながるのでしょうか?
A5:小規模な地震が複数回発生したという事実だけで、その後に大きな地震が発生するかどうかを判断することはできません。震源や地震活動の推移を継続的に確認し、気象庁や自治体の防災情報に従うことが大切です。
2026年11月3日14時40分ごろ、千葉県北東部でマグニチュード4.7、最大震度3の地震が発生しました。震源の深さは約50kmで、千葉県内の8市町村で震度3を観測しています。茨城県や東京都、神奈川県、埼玉県、山梨県、静岡県でも震度1以上の揺れが観測されました。
今回の地震による津波の心配はないと発表されています。また、同日には熊本県天草・芦北地方でも震度1の地震が2回記録されました。
本日の地震情報を確認する際に押さえておきたいのは、震度とマグニチュードの違い、震源の深さ、各地の観測震度、津波情報、そして速報の更新状況です。初報の数値と後から発表される詳細情報が異なる場合もあるため、気象庁の続報を確認する習慣をつけておきましょう。
【プロの結論】 地震情報を正しく活用するには、速報の数字を眺めるだけでは不十分です。自分がいる地域の震度、震源との位置関係、津波情報、避難の必要性を順番に確認することが大切です。特に沿岸部では、津波警報の有無だけでなく、強い揺れや長い揺れを感じたときの自主的な避難判断も欠かせません。
地震は発生時刻や規模を事前に正確に予測できるものではありません。最新の公式情報を確認できる環境を整え、家具の固定や備蓄品の点検、家族との連絡方法の確認など、日常的な備えを続けてください。
主な根拠資料・発表情報
- 気象庁の震源・震度情報および緊急地震速報の発表履歴。
- 日本気象協会 tenki.jp の2026年11月3日地震速報。
- 気象庁「地震情報について」「震度・マグニチュード・地震情報について」。
- 気象庁「緊急地震速報について」「津波警報・注意報について」。
- 令和8年版防災白書、防災科学技術研究所Hi-net。