大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」、通称「ひらパー」。その広告やポスターでおなじみなのが、俳優の岡田准一さんが務める「超ひらパー兄さん」と「園長」です。俳優として数々の映画やドラマで活躍する岡田さんが、なぜ地元の遊園地で園長と呼ばれているのでしょうか。
始まりは2013年の「超ひらパー兄さん」就任でした。翌2014年には園長に就任し、年間来園者数100万人というミッションに挑戦。映画のパロディポスターやユニークなテレビCMを通じて、ひらパーの知名度を全国へ広げてきました。2026年11月現在も活動は続いており、新CM「鉄の鍵盤」篇や秋冬企画「逆光園長」、映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』とのコラボレーションが話題になっています。
【理由を解説】岡田准一がひらパーの園長になったのはなぜ?

岡田准一さんとひらかたパークの関係を理解するうえで欠かせないのが、岡田さんの出身地です。
岡田さんは1980年11月18日生まれ、大阪府枚方市出身。ひらかたパークは同じ枚方市にある遊園地で、岡田さん自身も幼少期に訪れていたと、2014年の週刊プレイボーイの取材で同園の広報担当者が説明しています。
つまり、単に知名度の高い俳優を広告に起用したという話ではありません。地元にゆかりがあり、施設の魅力を自分の言葉で伝えられる人物として、岡田さんが選ばれたのです。
興味深いのは、起用のきっかけが広告代理店からの一般的なタレント提案ではなかったことです。
京阪ホールディングスの採用サイトに掲載された企画担当者の証言によると、2012年、ひらかたパークの運営会社に異動した担当者が、雑誌のインタビューで岡田さんの発言を目にしました。
岡田さんは、地元の枚方が「ひらパー兄さん」で話題になっていることを喜び、自分もやってみたいという趣旨の発言をしていたといいます。
これを知った担当者は岡田さん本人へのオファーを考え、手紙を送ることにしました。
その手紙には、ひらかたパークが長年遊園地を運営してきたことや、枚方から大阪、大阪から日本を元気にしたいという思いが込められていました。岡田さんが出演を了承したことで、2013年の新しいプロモーションが動き始めます。
2014年の園長就任には「年間100万人」という条件があった2013年4月から「超ひらパー兄さん」として活動を始めた岡田さんは、翌2014年に園長へ就任しました。
この就任には、単なる肩書きの変更以上の意味がありました。
ひらかたパークでは、2011年から3年連続で年間来園者数が100万人に届いていませんでした。そこで、岡田さんの園長就任とともに打ち出されたのが、年間来園者数100万人を達成できなければ園長を解任するという大胆なミッションです。
広告としては、非常に分かりやすい仕掛けでした。岡田さんの知名度だけに頼るのではなく、来園者が遊園地の目標を自分ごとのように感じられる構造を作ったのです。
結果として2014年に目標を達成。ひらかたパーク公式の園長資料室でも、岡田さんの園長就任と年間来園者数100万人の達成が紹介されています。
この成功によって園長の活動期間は延長され、その後も岡田さんはひらパーの顔として広告や企画に参加し続けています。
園長は遊園地の運営責任者なのか?ここで押さえておきたいのが、「園長」という呼び名の意味です。
岡田さんは、ひらかたパークの公式プロモーションにおける園長です。日々の施設運営や従業員管理を担当する一般的な経営上の責任者という意味ではありません。
広告の中では園長としてミッションに挑み、来園者に向けたメッセージを発信し、さまざまな企画の中心人物になります。
この少し不思議な肩書きが、ひらパーらしいユーモアを生み出す重要な要素になっています。
【歴代兄さん】小杉竜一から岡田准一へ!就任の歴史を年表で整理
岡田さんが登場する前から、ひらパーには「ひらパー兄さん」という広告キャラクターが存在していました。
その前任者が、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一さんです。
初代の小杉竜一が作った「ひらパー兄さん」ひらパー兄さんの企画が始まったのは2009年です。初代のイメージキャラクターとして起用されたのが小杉竜一さんでした。
2010年には相方の吉田敬さんが対抗候補となる「ひらパー兄さん選挙」が開催され、小杉さんが再選。選挙イベントには約3,000人が集まり、遊園地の広告企画として大きな話題を呼びました。
小杉さんの持ち味は、関西のお笑い文化と親しみやすさです。「ヒーハー!」などの持ちネタを生かした広告展開によって、ひらパー兄さんというキャラクターが定着しました。
2012年度まで小杉さんが務めた後、2013年に岡田さんへバトンタッチします。
岡田准一が引き継いでから何が変わった?岡田さんの起用によって、ひらパー兄さんの広告は新しい方向へ進みました。
俳優としての端正なイメージと、関西弁を使ったコミカルな演技とのギャップが大きな特徴です。加えて、岡田さんが主演する映画とひらパーの広告を組み合わせる手法が定着しました。
2015年のマイナビニュースによる広報担当者への取材でも、岡田さんが実際にひらパーで遊んだ経験を持つことや、地元の遊園地を自分の言葉で紹介できる人物であることが、起用の理由として説明されています。
岡田准一とひらパーの主な年表| 時期 | 人物・出来事 | 主な内容・関係性 |
|---|---|---|
| 2009年 | 小杉竜一 | 初代ひらパー兄さんとして登場。 |
| 2010年 | 小杉竜一・吉田敬 | ひらパー兄さん選挙を実施。小杉さんが再選。 |
| 2012年度まで | 小杉竜一 | ひらパー兄さんとして活動。 |
| 2013年4月 | 岡田准一 | 超ひらパー兄さんに就任。枚方市出身という地域とのつながりも注目される。 |
| 2014年 | 岡田准一 | 園長に就任。年間来園者数100万人の達成を目指すミッションが始まる。 |
| 2014年 | ひらかたパーク | 年間来園者数100万人を達成。 |
| 2016年 | 岡田准一 | 「園長、暴走」シリーズなど、身体を張ったコミカルな広告を展開。 |
| 2023年 | 岡田准一 | 就任10周年。園内に岡田園長像が登場。 |
| 2025年 | 岡田准一 | ひらかたパークで初のオフィシャルファンクラブイベント開催が発表される。 |
| 2026年10月31日 | 岡田准一 | 新CM「鉄の鍵盤」篇放映開始。秋冬仕様の園長像も登場。 |
この年表から分かるのは、小杉さんが作った親しみやすいキャラクターを岡田さんが引き継ぎ、地元出身という個性を生かして全国的な広告ブランドへと発展させたことです。
なお、小杉さんは2009年の初代として登場し、2010年の選挙では2代目として再選したと報じられています。呼称の違いは、この選挙による世代表現に由来します。
【CM一覧】岡田准一のひらパー広告はなぜ面白い?代表作を振り返る
岡田さんのひらパーCMが注目される理由は、俳優としてのイメージをあえて崩す演出にあります。
映画やドラマではシリアスな役柄やアクションを演じる一方、ひらパーの広告では、関西弁でツッコミを入れたり、遊園地の企画に全力で取り組んだりします。
2013年:超ひらパー兄さんのスタート2013年は岡田さんが広告キャラクターに就任した年です。
初期のCMには「スライダー篇」や「もうちょい顔似せようや」などがありました。岡田さんの出演によって、それまでのひらパー兄さんとは異なる新しい広告イメージが生まれました。
特に、端正な顔立ちの俳優が関西弁で遊園地の宣伝をするというギャップが、キャンペーンの特徴となっていきます。
2014年:目隠しライド篇など園長企画が本格化園長就任後の2014年には「目隠しライド篇」などのCMが展開されました。
岡田さんの顔をデザインしたアイマスクを使ってアトラクションを楽しむ企画など、CMの演出と実際の園内体験が結び付けられています。
広告を見て終わるのではなく、現地に行けば同じ企画を体験できる。この仕組みが、ひらパーのプロモーションを特徴付けています。
2016年:園長、暴走シリーズとオマキャノン2016年には「園長、暴走」シリーズが話題になりました。
代表的な企画が「オマキャノン」です。岡田園長が両肩に装着したキャノン砲から水を放つという、遊園地の広告らしい大胆な演出でした。
この企画はその後も園長像の季節演出に取り入れられ、2023年の夏仕様では銅像の肩に大砲を再現。過去のCMを新しい形で楽しめる仕掛けとしても活用されました。
映画とのコラボレーションポスターも定番にひらパーの広告を語るうえで、テレビCMと並んで欠かせないのが、岡田さんの主演映画を題材にしたパロディポスターです。
映画のポスターの構図や文字の配置を再現しながら、タイトルやキャッチコピーをひらパー風に変更する手法が特徴です。
- 『永遠の0』:ひらパー版「たいくつな時間0」
- 『蜩ノ記』:ひらパー版「枚方ノ記」
- 『図書館戦争』:ひらパー版「図書館便乗」
- 『エヴェレスト 神々の山嶺』:ひらパー版「ええベスト 中々の温もり」
- 『海賊とよばれた男』:ひらパー版「結局やらされた男」
- 『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』:ひらパー版「ザ・イレカワル」
- 『ヘルドッグス』:ひらパー版「人間ドックス」
こうした広告は、映画の公開に合わせて制作されるため、映画ファンと遊園地ファンの両方に届くというメリットがあります。
2015年の最初期のタイアップについて、京阪ホールディングスの企画担当者は、映画『図書館戦争』の宣伝で岡田さんが関西を訪れた際、ひらパー兄さんの話題が大きくなったことをきっかけに、映画配給会社側から次のタイアップを提案された経緯を紹介しています。
つまり、単なる広告主と出演者の関係を超えて、映画制作側や配給会社も巻き込む企画へ発展していったのです。
2023年:就任10周年記念ムービー「愛」2023年には超ひらパー兄さんの就任10周年を迎えました。
記念企画として制作されたロングムービー「愛」では、岡田園長とひらパーの歩みが振り返られています。同じ年の4月29日には、園内のメインゲートエントランスに岡田園長像が設置されました。
単発のCMを超えて、キャラクターそのものが遊園地の資産になっていることを示す節目でした。
【2026年最新】鉄の鍵盤篇・逆光園長・岡田園長像の現在
2026年秋冬のひらパーでは、岡田園長の新CMとポスター、園内の銅像が連動する企画が展開されています。
新CM「鉄の鍵盤」篇は10月31日から放映2026年10月31日から関西地区で放映が始まったのが、新CM「鉄の鍵盤」篇です。
このCMは、岡田さんが主演する映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』とのコラボレーション企画として制作されました。
映画では、岡田さんが作曲家の中村八大を演じています。劇中ではピアノを弾く姿が描かれ、音楽家としての凛々しい表情や手さばきが見どころになっています。
一方、ひらパーのCMで岡田園長が向き合うのは、本物のピアノではありません。
その正体は、たこ焼き用の鉄板です。
ピアノの鍵盤を弾くような手つきで、岡田園長がたこ焼きをひっくり返していきます。鉄板を鍵盤に見立て、たこ焼き作りをジャズの演奏のように表現するという、ひらパーらしいユーモアが盛り込まれています。
CMのタイトルである「鉄の鍵盤」も、鉄板と鍵盤を掛け合わせたもの。公式資料室では、たこ焼きを「弾っくり返した」と表現しています。
映画のピアニスト風の演技を、遊園地のたこ焼き作りに転用するという発想が、このCMの最大の見どころです。
2026年秋冬ポスターのテーマは「逆光園長」2026年度の秋冬ポスターでは、「逆光園長」という企画が登場しました。
背景となるのは、2026年に新設された高さ約17mの「フローラル フェアリー キャッスル」です。
強いイルミネーションの光を背に撮影した結果、岡田園長の顔が逆光で見えなくなってしまうというビジュアルになっています。
通常なら撮影上の失敗とも受け取られかねない現象を、そのまま広告の面白さに変えてしまうのが、ひらパーの特徴です。
園長の表情を確認したい人向けに、公式の「超ひらパー兄さん園長資料室」では、園長にピントを合わせたビジュアルも紹介されています。
秋冬ポスターは、2026年11月12日から京阪電車沿線などで順次公開予定です。
岡田園長像も2026年秋冬バージョンに更新園内に設置されている岡田園長像も、今回の企画に合わせてアップグレードされました。
2026年10月31日から登場したのは、「たこ焼きをひっくり返し終わった園長像」です。
2023年に設置された銅像をベースに、秋冬のCM「鉄の鍵盤」と連動した演出が加わっています。公式資料室によると、園長からのメッセージを聞くこともできます。
設置場所は、ひらかたパークのメインゲートエントランスです。入園料金のみで見られるため、園内に入った際にはチェックしておきたいスポットです。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』とのコラボ企画今回の広告展開の背景には、岡田さん主演の映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』があります。
同作は、日本を代表する名曲「上を向いて歩こう」の誕生秘話を描く作品です。岡田さんが中村八大、松坂桃李さんが永六輔さん、仲野太賀さんが坂本九さんを演じます。
映画の公開日は2026年12月25日。監督は瀬々敬久さん、配給は東宝です。
ひらパーでは映画公開を記念したコラボレーション企画を実施。公式資料室によると、ひらパー公式Xでは映画鑑賞券が当たるSNSキャンペーンも予定されています。応募期間は2026年11月27日から12月4日までです。
映画の中で音楽家を演じる岡田さんと、遊園地のCMでたこ焼きを演奏するように焼く岡田園長。この二つのイメージを結び付けた点に、今回の企画の面白さがあります。
【現在のひらパー】光の遊園地とフローラル フェアリー キャッスルを紹介
2026年秋冬のひらパーでは、岡田園長の広告だけでなく、夜の遊園地を彩るイルミネーションも大きく刷新されています。
イベント名は「光の遊園地 ~Flowering Illumination~」。2026年度で13年目を迎え、メインオブジェを全面リニューアルしました。
高さ約17mのフローラル フェアリー キャッスル2026年度の目玉となるのが「フローラル フェアリー キャッスル」です。
花の妖精が住むお城をイメージしたメインオブジェで、高さは約17m。メインキャッスルと8基のタワーで構成され、頭上の光のリレーラインと床面のライティングが連動します。
360度どこから見ても幻想的な光景を楽しめる設計で、2026年秋冬の岡田園長ポスターにも登場しています。
2026年度のイルミネーションの主な見どころ- フローラル フェアリー キャッスル:高さ約17mの新しいメインオブジェ。
- 光のランタン広場:多数のランタンが夜空を彩る幻想的なエリア。
- 30thノームのフラワーガーデン:ノームのなかまたちの登場30周年を記念した体験型イルミネーション。
- 推し活パーティー:ハートのベンチやぬい撮りを楽しめるフォトスポット。
- 推し活ドア:8色のドアを使って写真撮影を楽しめるエリア。
- クラシックローズガーデン:ゴールドの光が彩るロマンチックな空間。
- 光の花トンネル:見る方向によって色の印象が変わるイルミネーション。
園内は7つのメインエリアと10のサブエリア、合計17エリアで構成されています。
加えて、イルミネーション点灯時間には全26種類のナイトアトラクションが楽しめます。観覧車スカイウォーカーやファンタジークルーズなど、乗り物から光景を眺める楽しみ方もあります。
開催期間と時間は?2026年度の「光の遊園地 ~Flowering Illumination~」の開催概要は次のとおりです。
- 開催期間:2026年10月31日(土)~2027年4月4日(日)
- 開催日:土日祝日および特定日
- 基本点灯時間:17時~閉園時間
- 2月の点灯時間:17時30分~閉園時間
- 3月・4月の点灯時間:18時~閉園時間
- 開催場所:大阪府枚方市・ひらかたパーク
開催日や点灯時間は月によって異なります。特定日も設定されているため、訪問前に公式営業カレンダーを確認するのがおすすめです。
なお、イルミネーションそのものは入園料金のみで楽しめます。夜間営業のアトラクションを利用する場合は別途料金が必要です。
岡田園長像を見て、光のキャッスルで写真を撮り、ナイトアトラクションを楽しむという流れなら、2026年秋冬のひらパーを一度に満喫できます。
【評判と独自分析】岡田准一のひらパー広告が10年以上続く理由
岡田さんのひらパー広告は、単なる有名俳優の出演CMとは異なる存在感を持っています。
その理由は、岡田さんの俳優としての知名度、枚方市出身という地域との結び付き、そして広告企画そのものの面白さが組み合わさっているからです。
SNSで次の企画が期待される広告ブランド2025年12月のITmediaビジネスオンラインによる取材では、ひらかたパークの広報担当者が、岡田さんの主演作品と連動したパロディ広告について、SNSでも次の広告への期待が寄せられていると説明しています。
また、2025年には岡田さんのオフィシャルファンクラブ初のイベントがひらかたパークで開催されることが発表され、開催地が本人の出身地にある遊園地だったことも注目されました。
こうした反応から見えてくるのは、ひらパー兄さんというキャラクターが、広告の枠を超えて岡田さんのファンと地域を結ぶ存在になっていることです。
集客面で評価できる3つのポイントひらパーのプロモーションを分析すると、特に次の3点が優れています。
1. 地域との結び付きが明確
枚方市出身の岡田さんを起用することで、全国的な知名度と地域密着型の広告を両立しています。地元出身者が地元の施設を応援するという構図には、自然な説得力があります。
2. 広告そのものがニュースになる
主演映画のパロディポスターや、たこ焼きをピアノ演奏に見立てたCMは、広告でありながらニュースとして取り上げられる話題性を持っています。
広告を見た人がSNSで共有し、別の人がその広告を見て遊園地を知るという循環が生まれます。
3. 実際の来園体験と広告がつながっている
園長像、兄さんアイマスク、枚方パーカー、園長資料室など、広告の世界観を園内で体験できる仕掛けがあります。
広告を見て終わりではなく、実際に遊園地へ行く理由を作っている点が重要です。
京阪ホールディングスの企画担当者は、プロモーションの考え方を次のような流れで説明しています。
話題になる→行ってみたい→行く理由がある
この考え方は、単に広告の閲覧数を増やすのではなく、実際の来園につなげるための設計を表しています。
岡田園長の評判は?ファンと一般来園者で異なる楽しみ方岡田さんのひらパーでの活動に対する反応には、大きく分けて二つの側面があります。
一つは、岡田さんのファンが楽しむ広告や限定グッズ、園長像などの企画です。普段の俳優活動では見られないコミカルな姿が、ファンにとって新鮮な魅力になっています。
もう一つは、岡田さんを詳しく知らない人にも届く、遊園地としての広告の面白さです。映画のタイトルをもじったポスターや、たこ焼きを鉄の鍵盤に見立てたCMは、人物への関心がなくても楽しめる内容になっています。
日刊スポーツなどの報道でも、2025年のファンクラブイベント開催発表時には、ひらパーが会場に選ばれたことへのSNS上の反応が取り上げられました。
ただし、SNSの反応は利用者全体の満足度調査とは異なります。評判を判断する際には、個々の投稿だけでなく、継続的な広告展開や実際の来園実績も併せて見る必要があります。
よくある誤解:岡田准一はひらパーの経営者なの?岡田さんが園長と呼ばれているため、遊園地の経営や日常的な運営を担当していると考える人もいる可能性があります。
しかし、岡田さんの役割は、公式のイメージキャラクターおよびプロモーション上の園長です。
ひらかたパークは京阪電気鉄道が経営する遊園地であり、岡田さんは広告や企画を通して施設の魅力を発信する役割を担っています。
また、小杉さんから岡田さんへの交代も、単純にお笑い芸人から俳優へ変更したという話ではありません。地元出身者の起用によって、ひらパーの地域性を前面に出す戦略へと変化したことが本質です。
ひらパーの広告を楽しみたい人におすすめの見方- 岡田准一さんのファン:園長像や過去のCM小道具、限定グッズなど、本人に関係する展示を中心に楽しむ。
- 映画ファン:主演映画とひらパーのパロディポスターを見比べ、作品ごとの広告の工夫を楽しむ。
- 家族・カップル:イルミネーションやアトラクションを中心に、園長企画を写真撮影のスポットとして楽しむ。
- 広告・マーケティングに関心がある人:小杉さん時代からのキャラクター戦略、100万人ミッション、映画タイアップの変化に注目する。
一方、岡田さん本人との交流や出演イベントを期待して訪れる場合は注意が必要です。園長像やCMへの出演と、本人が実際に園内に登場するイベントは別のものです。来園前にイベント情報を確認しておくと、期待との食い違いを避けられます。
【FAQ】ひらパーと岡田准一に関するよくある質問
Q1:岡田准一さんはいつから超ひらパー兄さんなの?
A1:2013年からです。大阪府枚方市出身という縁に加え、本人も地元のひらパーに関心を持っていたことが起用のきっかけになりました。
Q2:岡田准一さんがひらパーの園長になったのはなぜ?
A2:2014年に、年間来園者数100万人の達成を目指すミッションとともに園長に就任しました。目標を達成したことで続投が決まり、現在も公式キャラクターとして活動しています。
Q3:ひらパー兄さんの前任者は誰?
A3:ブラックマヨネーズの小杉竜一さんです。2009年に登場し、2010年の兄さん選挙で再選。2012年度まで務め、2013年に岡田准一さんへ引き継がれました。
Q4:2026年の岡田准一さんの最新CMは?
A4:2026年10月31日から関西地区で放映されている「鉄の鍵盤」篇です。映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』とのコラボレーションで、岡田園長がピアノを弾くような手つきでたこ焼きをひっくり返します。
Q5:岡田園長像は現在もひらパーにある?
A5:あります。2026年10月31日からは「たこ焼きをひっくり返し終わった園長像」として秋冬仕様に更新され、メインゲートエントランスに設置されています。園長からのメッセージも聞けます。
Q6:2026年の「逆光園長」とは何?
A6:秋冬ポスターの企画名です。高さ約17mの「フローラル フェアリー キャッスル」の強い光によって、岡田園長の顔が逆光で見えなくなったビジュアルが特徴です。
Q7:映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』はいつ公開?
A7:2026年12月25日公開予定です。岡田准一さんが作曲家の中村八大を演じ、永六輔役の松坂桃李さん、坂本九役の仲野太賀さんらが出演します。
岡田准一さんがひらパーで園長と呼ばれるようになった背景には、枚方市出身という地元との縁と、遊園地の集客を盛り上げるための大胆なプロモーション戦略がありました。
2013年の超ひらパー兄さん就任、2014年の園長就任と年間来園者数100万人の達成。その後は主演映画とのパロディポスターやユニークなCM、2023年の就任10周年記念企画などを通じて、ひらパーのブランドを支えてきました。
2026年11月現在は、新CM「鉄の鍵盤」篇、秋冬企画「逆光園長」、そして「たこ焼きをひっくり返し終わった園長像」が新たな見どころです。
加えて、2026年10月31日に始まった「光の遊園地 ~Flowering Illumination~」では、高さ約17mの「フローラル フェアリー キャッスル」が登場。映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』とのコラボレーションも控えています。
岡田さんの活動が長く支持されている理由は、俳優としての知名度だけではありません。地元への愛着を軸に、真剣な演技と遊び心を組み合わせ、広告そのものを楽しめるコンテンツに変えている点にあります。
ひらパーを訪れる際は、アトラクションだけでなく、園長像や園長資料室、映画とのコラボ企画にも注目してみてください。岡田准一さんとひらかたパークが作り上げてきた、唯一無二の広告文化をより深く楽しめるはずです。