2026年の阪神タイガースの始球式では、あいみょん、坂本花織、暁千星、NMB48の坂下真心など、音楽・スポーツ・芸能の各分野で活躍する著名人が甲子園のマウンドに登場した。京セラドーム大阪でも10-FEETのTAKUMAやモデルのなごみがファーストピッチを務めるなど、球場ごとに特色のあるイベントが開催されている。
加えて、阪神タイガース公式ファンクラブでは、一般のファンが実際に始球式を体験できる抽選企画も実施された。2026年11月3日時点の公式発表と報道をもとに、ゲストの登板日、対戦カード、開催球場、歴代の芸能人ゲスト、参加方法まで整理する。
【2026年最新】阪神タイガースの始球式ゲスト・登板日・対戦カード一覧

2026年は、阪神の主催試合でさまざまな著名人が始球式やファーストピッチセレモニーに登場した。
特に注目されたのは、地元・西宮市出身のあいみょん、フィギュアスケート界の坂本花織、宝塚歌劇団星組トップスターの暁千星という、異なるジャンルの人気者による登板だ。
また、夏場の京セラドーム大阪では、音楽アーティストやモデルがイベントに参加している。
2026年の主な登板実績をまとめた。
敬称略。公式発表および報道で登板を確認できた主な事例。
この一覧から見えてくるのは、阪神の始球式が単なる著名人の登板にとどまらず、地域とのつながりやスポンサーイベント、球団のシーズン企画と密接に結び付いていることだ。
なお、8月18日には京セラドーム大阪の「ミクチャデー」で始球式投球者を決める参加型企画も実施された。また、8月19日にはファンクラブ会員向けの始球式募集が行われている。これらは著名人ゲストの登板とは別枠の企画である。
【注目ゲスト4人】あいみょん・坂本花織・暁千星・坂下真心の登板実績
2026年の阪神始球式で特に話題を集めたのが、地元ゆかりの著名人や、各分野で実績を残してきた人物の登板だ。
あいみょん:地元・西宮への思いが詰まった甲子園デビュー2026年4月7日・阪神甲子園球場
阪神対東京ヤクルト戦で始球式を担当。背番号36のユニホーム姿でマウンドに上がった。
あいみょんは兵庫県西宮市出身。2016年にメジャーデビューし、「マリーゴールド」などのヒット曲で幅広い世代に知られるシンガーソングライターだ。
2022年11月には甲子園球場で弾き語りライブを開催しており、今回の始球式は本人にとっても特別な意味を持つ登板だった。
球団公式発表に掲載されたコメントでは、甲子園について次のように語っている。
甲子園球場での始球式、ほんまに憧れでした。地元民として誇りに思います。
当日の投球はノーバウンド。捕手を務めた坂本誠志郎とのやり取りも注目された。
あいみょんは投球後、自身の投球を72点と採点。阪神はこの試合でヤクルトに9対3で勝利した。
試合後には坂本の取材中に姿を見せ、勝利を喜ぶ場面も報じられている。地元出身のアーティストと阪神の選手との交流が、試合を盛り上げる印象的な出来事となった。
坂本花織:背番号39に込めた感謝の投球2026年5月2日・阪神甲子園球場
阪神対巨人戦で始球式を担当。背番号39のユニホームで登場した。
神戸市出身のフィギュアスケーター、坂本花織も2026年の注目ゲストの一人だった。
2026年2月のミラノ・コルティナ五輪で銀メダルを獲得し、3月の世界選手権では4度目の優勝を達成。その後、現役引退を迎えたシーズンの節目に甲子園のマウンドに立った。
背番号の39は「サンキュー」にちなみ、これまで応援してくれた人々への感謝を表現したもの。
投球は捕手までノーバウンドで届き、登板後の自己採点は100点。
本人は五輪や世界選手権と同じくらい緊張したと振り返っている。
幼少期に姉と甲子園を訪れ、阪神を応援していたというエピソードもあり、地元・兵庫とのつながりを感じさせる登板となった。
暁千星:宝塚歌劇団星組トップスターが甲子園に登場2026年7月24日・阪神甲子園球場
阪神対巨人戦の始球式に登場。阪急阪神不動産の冠協賛試合で大役を務めた。
宝塚歌劇団星組トップスターの暁千星は、7月24日の阪神対巨人戦で始球式を担当した。
阪急阪神不動産が協賛する「ジオナイター」の企画として実施され、球団のイベント日程にも登場が掲載された。
宝塚歌劇公式サイトでは、当日の様子として、ユニホーム姿でマウンドに上がり投球する姿が紹介されている。
阪神グループと宝塚歌劇団という関西にゆかりの深い組織のつながりを感じさせる企画だった。
坂下真心:雨天中止を経て実現した10月8日の始球式2026年10月8日・阪神甲子園球場
阪神対ヤクルト戦で始球式を担当した。
NMB48の坂下真心は、2026年9月29日に予定されていた日本郵便協賛試合の始球式ゲストだった。
しかし、当日の試合は雨天中止。登板は幻になるかと思われたが、10月8日の振替試合で改めて始球式を務めることが決まった。
当日は阪神のユニホーム姿で登場。力強いフォームから投球したものの、ボールはワンバウンドとなった。
投球後、坂下は自身のSNSで自己採点を70点と振り返り、捕手の伏見寅威から褒められたことへの喜びも伝えている。
この一件は、始球式の予定が天候や試合日程によって変更されることを示す事例でもある。
【阪神ファンクラブ】始球式への応募方法と2026年の募集実績
阪神タイガースの始球式には、芸能人やスポーツ選手だけでなく、一般のファンが参加できる機会もある。
その代表例が、阪神タイガース公式ファンクラブの会員限定イベントだ。
2026年は、少なくとも次の2種類の始球式参加企画が公式に告知された。
8月19日:京セラドーム大阪でのファンクラブ始球式2026年度公式ファンクラブでは、8月19日の阪神対東京ヤクルト戦を対象に始球式参加者を募集した。
主な募集条件は次のとおり。
- 実施日:2026年8月19日(水)
- 球場:京セラドーム大阪
- 対戦相手:東京ヤクルトスワローズ
- 試合開始予定:18時
- 応募資格:2026年度公式ファンクラブの大人会員・中学生会員
- 募集人数:1名
- 応募期間:7月17日12時~7月20日23時59分
- 応募方法:ファンクラブマイページの「イベント・プレゼント」
- 当選連絡:7月22日12時以降、当選者に電話連絡
- 特典:当日の観戦ペアチケット付き
一般の観戦チケットだけでなく、マウンドに立つ体験そのものが特典となる企画だった。
9月1日:ファーム公式戦でも始球式を募集もう一つ注目したいのが、ファーム・リーグ公式戦での始球式企画だ。
阪神は9月1日の日本ハム戦を対象に、2026年度ファンクラブ会員全員を対象とする事前応募を実施した。
- 対象日:9月1日(火)
- 対戦相手:北海道日本ハムファイターズ
- 募集人数:1名
- 応募資格:2026年度阪神タイガースファンクラブ会員
- 応募期間:6月16日12時~6月22日23時59分
- 当選発表:6月24日17時以降、当選者にメールで通知
こちらは一軍公式戦ではなく、ファームの試合を対象にした企画だった。
重要なのは、始球式への参加権に観戦チケットは付いていなかったこと。参加には当日の入場券を別途用意する必要があり、付き添いの見学者も1名までとされていた。
次回の応募で確認すべきポイント2026年度の上記募集はすでに終了している。次年度に応募する場合は、次の点を確認したい。
1. 阪神タイガース公式ファンクラブへの入会・継続手続き
2. 会員区分ごとの応募資格
3. マイページの「イベント・プレゼント」の募集情報
4. 応募期間と当選発表の日時
5. 観戦チケットが特典に含まれるかどうか
特に注意したいのは、ファンクラブ会員なら全員が自動的に始球式に参加できるわけではないという点だ。
基本的には事前応募と抽選による選出であり、企画によって対象会員やチケットの扱いも異なる。
また、ファンクラブとは別に、2026年8月18日のミクチャデーでは、配信アプリを利用した始球式投球者決定イベントも企画された。こちらはランキングやポイントなどを活用する参加型オーディションであり、通常のファンクラブ抽選とは応募の仕組みが異なる。
【甲子園と京セラドーム大阪】始球式の開催球場による違い
阪神タイガースの主催試合では、阪神甲子園球場と京セラドーム大阪が主な開催場所となる。
どちらも阪神ファンにとって特別な球場だが、イベントの見せ方には違いがある。
4月のあいみょん、5月の坂本花織、7月の暁千星、10月の坂下真心などが登板。地元との縁や球場の歴史を生かした企画が目立った。
8月の10-FEET・TAKUMAやモデルのなごみのファーストピッチなどを実施。ファンクラブ参加企画も開催された。
2026年8月7日には、ロックバンド10-FEETのボーカル・ギターを務めるTAKUMAがファーストピッチセレモニーに登場した。
この日は「TIGERS B-LUCK DYNAMITE SERIES 2026」の対象試合で、対戦相手は中日ドラゴンズ。
TAKUMAは同シリーズのテーマソング制作にも関わっており、試合前のセレモニーだけでなく、イベント全体との関係性が深いゲストだった。
翌々日の8月9日にはモデルのなごみが登板。1~2か月前から投球練習をしていたと明かし、本番ではノーバウンドのストライク投球を披露した。
同じシリーズでも、アーティストとモデルという異なるジャンルのゲストが登場しており、京セラドームでのイベント展開の幅広さがうかがえる。
始球式とファーストピッチは何が違う?報道や球団イベントでは「始球式」と「ファーストピッチセレモニー」の両方の表現が使われる。
一般的には、試合前にゲストがマウンドから投球するイベントを広く始球式と呼ぶことが多い。
一方、スポンサー企画などでは「ファーストピッチセレモニー」という名称が使われる場合もある。
したがって、ゲストの登板を調べるときは、検索語を「阪神 始球式」だけに限定せず、「阪神 ファーストピッチ」「阪神 ゲスト 投球」なども含めると情報を見つけやすい。
【歴代芸能人】阪神タイガースの始球式を彩った著名人
阪神の始球式では、2026年以前にも多くの芸能人やスポーツ選手がマウンドに立ってきた。
ここでは、公式イベント情報や主要スポーツメディアで登板が確認できる代表例を紹介する。
2025年の主なゲスト- :2025年5月22日、阪神対巨人戦で始球式を担当。
- :2025年4月27日、甲子園で人生初の始球式に登板。
- :2025年9月5日、阪神対広島戦でファーストピッチを担当。
特に山田杏奈は、2024年にも甲子園で始球式を務めており、複数年にわたって登板している。
2024年の主なゲスト- :4月9日、君が代独唱と始球式を担当。
- :6月4日の阪神対楽天戦で登板。
- :6月6日の阪神対楽天戦で始球式を担当。
加えて、2024年は阪神甲子園球場の開場100周年という特別な年だった。
8月1日の巨人戦では、阪神OBの吉田義男と巨人OBの堀内恒夫がレジェンド始球式を務めた。俳優の渡辺謙らも記念式典に参加し、球場の歴史を振り返るイベントが開催された。
2023年の印象的な登板2023年5月2日には、阪神ファンとして知られる歌手の河野万里奈が始球式に登場した。
岩崎優投手の登場曲を歌っている縁から背番号13を着用。見事なストライク投球を披露し、マウンドを降りた後には感極まって涙を流したことも報じられている。
始球式は単なるイベント出演ではなく、ゲスト本人の野球への思いや、阪神とのつながりが表れる機会でもある。
【2026年の開催傾向】阪神の始球式ゲストはどう決まる?
2026年の登板実績を整理すると、阪神の始球式にはいくつかの特徴が見えてくる。
1. 地元・関西とのつながりを重視した人選あいみょんは西宮市出身、坂本花織は神戸市出身、なごみも兵庫県出身として知られる。
こうした地元にゆかりのある人物は、球団やスポンサーのイベントに自然な親近感を生み出す。
甲子園という歴史ある球場のイメージとも相性がよく、単なる知名度だけではない人選の理由が感じられる。
2. スポンサー企画と始球式の連動坂本花織の登板はJ:COM光デー、暁千星の登板は阪急阪神不動産の冠協賛試合で実施された。
TAKUMAとなごみの登板も、TIGERS B-LUCK DYNAMITE SERIESという球団イベントと結び付いている。
このように、協賛企業のブランドイメージやイベントテーマに合う人物が起用されるケースがある。
3. ファン参加型のイベントも広がっている2026年は著名人だけでなく、ファンクラブ会員や配信イベントの参加者にも始球式の機会が設けられた。
特に、8月19日のファンクラブ企画は当選者1名に始球式の機会と観戦ペアチケットを用意した内容だった。
球団にとってはファンとの接点を増やせる企画であり、参加者にとっては普段の観戦とは異なる体験になる。
ただし、こうした企画は毎年必ず同じ条件で実施されるとは限らない。募集対象や抽選人数は年度ごとの公式発表を確認する必要がある。
【阪神始球式に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の阪神始球式で話題になった芸能人は誰ですか?
A1:あいみょん、トラウデン直美、坂本花織、暁千星、TAKUMA、なごみ、NMB48の坂下真心などです。音楽・スポーツ・芸能など幅広い分野からゲストが登場しました。
Q2:あいみょんの阪神始球式はいつ開催されましたか?
A2:2026年4月7日、阪神甲子園球場で開催された阪神対東京ヤクルト戦です。ノーバウンド投球を披露し、捕手は坂本誠志郎が務めました。
Q3:坂本花織の始球式はいつでしたか?
A3:2026年5月2日の阪神対巨人戦です。背番号39のユニホームで登場し、ノーバウンド投球を披露しました。
Q4:暁千星の始球式はどの球場で行われましたか?
A4:2026年7月24日、阪神甲子園球場で開催された阪神対巨人戦です。阪急阪神不動産の協賛試合に登場しました。
Q5:NMB48坂下真心の始球式は9月29日でしたか?
A5:当初は9月29日の予定でしたが、雨天中止により10月8日に変更されました。実際には10月8日の阪神対ヤクルト戦で登板しています。
Q6:一般のファンでも阪神の始球式に参加できますか?
A6:参加できる機会があります。2026年は公式ファンクラブ会員を対象とした事前応募・抽選企画が実施されました。募集人数や応募資格は企画ごとに異なります。
Q7:2026年11月以降に阪神の始球式は予定されていますか?
A7:2026年のレギュラーシーズンは10月8日に終了しています。11月以降の新たな始球式については、球団からの公式発表を確認する必要があります。2027年の開催日やゲストも、発表前の段階では確定していません。
2026年の阪神タイガースの始球式は、あいみょん、坂本花織、暁千星、坂下真心など、幅広いジャンルのゲストによって彩られた。
特に印象的だったのは、甲子園にゆかりのある人物の登板と、スポンサーイベントを通じた多彩な企画だ。
また、京セラドーム大阪ではTAKUMAやなごみがファーストピッチを担当し、ファンクラブ会員が参加できる始球式企画も実施された。
2027年以降の始球式情報を逃さないためには、次の3つを意識したい。
- 阪神タイガース公式サイト:イベント日程やゲスト発表を確認する。
- 公式ファンクラブ:会員限定の始球式募集や抽選企画をチェックする。
- 球団公式SNS・ゲスト本人の公式SNS:登板決定や当日の様子を確認する。
始球式は、選手だけでなくゲストやファンも甲子園の歴史に参加できる特別な時間だ。
2027年も、どのような著名人がマウンドに立つのか。そして、一般の阪神ファンにどのような参加機会が用意されるのか。次のシーズンの公式発表にも注目したい。