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楽天ファッションウィーク2026最新|26AW・27SS日程と一般観覧の全貌を徹底解説

宮部 宗介 宮部 宗介 • 更新: • 公開: • 読了約 32 分
目次

楽天ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)は、2026年に春の「26AW」と夏の「27SS」の2シーズンを開催しました。2026年11月3日現在、両シーズンともすでに終了していますが、公式発表や開催後のレポートから、参加ブランド、ショースケジュール、一般公開イベント、YouTube配信の実施状況を確認できます。

2026年の開催日程は、26AWが3月16日(月)〜3月21日(土)、27SSが8月31日(月)〜9月5日(土)です。渋谷ヒカリエを中心に国内外のデザイナーが参加し、ランウェイショーだけでなく、一般参加可能なストリートスナップや展示、抽選によるショー観覧企画も実施されました。なお、2027年春夏コレクションを発表する27SSは、2026年に開催されたイベントです。

【2026年最新】楽天ファッションウィーク東京の日程は?26AW・27SSを整理

楽天ファッションウィーク

2026年のRakuten Fashion Week TOKYOは、3月と8〜9月の2回にわたって開催されました。最初に理解しておきたいのは、26AWと27SSというシーズン表記と、実際の開催年が必ずしも一致しないことです。

26AWは2026年秋冬コレクション、27SSは2027年春夏コレクションを意味します。ファッション業界では、実際に商品が店頭に並ぶシーズンより前にコレクションを発表するため、2027年春夏向けのショーが2026年8〜9月に開催されます。

2026年の開催日程一覧
  • Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/W(26AW)
    • 開催期間:2026年3月16日(月)〜3月21日(土)
    • 会期前イベント:3月15日(日)
    • 公式発表:全33コレクション
    • 主会場:渋谷ヒカリエほか


  • Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 S/S(27SS)

    • 開催期間:2026年8月31日(月)〜9月5日(土)
    • 公式開催後報告:全27コレクション
    • 主会場:渋谷ヒカリエほか

26AWでは、3月15日にFASHION PRIZE OF TOKYO 2026受賞ブランド「YOKE」の凱旋イベントが開催されました。正式な会期は翌16日から21日までですが、前日のショーもシーズンの重要なプログラムです。

一方、27SSは8月31日に開幕。初日はyoshiokubo、Seivson、WHiTENOOK、ENFÖLDなどが登場し、最終日の9月5日にはsodukがコレクションを発表しました。

次回の開催は2027年3月15日〜20日

2026年11月3日時点で、Rakuten Fashion Week TOKYO公式サイトのトップページには、次回の2027 A/Wシーズンについて2027年3月15日(月)〜3月20日(土)と掲載されています。

2026年の開催を振り返りながら次のシーズンを追いたい人は、公式サイトの開催情報やスケジュールの更新を確認しておくとよいでしょう。次回の詳細な参加ブランドや観覧条件については、今後の発表が待たれます。

【ショースケジュール・参加ブランド一覧】26AWと27SSの注目ポイント

楽天ファッションウィークの見どころは、国内の実力派ブランドと新進デザイナー、海外から参加するブランドが同じプラットフォームに集まることです。

2026年の2シーズンでは、単純に参加ブランド数を見るだけでなく、海外ブランドとの連携、受賞デザイナーの凱旋発表、独自会場を使ったプレゼンテーションなど、発表形式の多様化も目立ちました。

26AWは全33コレクションを発表

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)の2026年3月24日付の開催報告によると、26AWでは公式デザイナーショー30、パートナーシップショー3の合計33コレクションが発表されました。

公式デザイナーショーに参加したブランドは以下のとおりです。

国内外の公式デザイナーショー30ブランド:

YOKE、KAKAN、pays des fées、YUEQI QI、ENFÖLD、ANTHEM A、ANCELLM、kiminori morishita、HOUGA、agnès b.、yoshiokubo、ZUCCa、support surface、någonstans、TANAKA、yushokobayashi、YOHEI OHNO、Seivson、TAE ASHIDA、VIVIANO、FDMTL、COTE MER、kotohayokozawa、MIZEN、MATSUFUJI、RYUNOSUKEOKAZAKI、ALAINPAUL、MIKIO SAKABE、EITARO、mukcyen。

パートナーシップショー3企画:

  • TAIWAN SELECT(台湾)
  • Global Fashion Collective(カナダ)
  • China Fashion Week Recommendation Show(中国)

特に注目されたのが、楽天グループのプロジェクト「by R」によるagnès b.の参加です。フランスを代表するブランドが、東京で約10年ぶりとなるランウェイショーを開催しました。

会場はフランス大使館公邸。普段は一般公開されていない場所が招待客のために特別に開放されました。ファーストルックにはブランドと親交の深いダンサー、アオイヤマダが登場。アニエス・トゥルブレ自身が撮影した桜の写真を使った限定アイテムも披露されました。

また、3月15日の会期前イベントでは、FASHION PRIZE OF TOKYO 2026受賞ブランドYOKEが凱旋ショーを開催。パリで発表したメンズコレクションと連動させ、東京ではウィメンズコレクションを披露しました。

27SSは最終的に全27コレクションを発表

27SSについては、開催前の2026年7月28日の発表では全28コレクションが予定されていました。しかし、9月9日に公開された公式のシーズン終了報告では、実績は全27コレクションと整理されています。

開催後の最終報告による内訳は、公式デザイナーショー24、パートナーシップショー3です。開催前の予定数と開催後の実績を区別して把握することが大切です。

公式デザイナーショー24ブランド:

yoshiokubo、Seivson、WHiTENOOK、ENFÖLD、support surface、MITSURU OKAZAKI、MEGMIURA WARDROBE、EITARO、KEIKO NISHIYAMA、pillings、yushokobayashi、RequaL≡、MIZEN、Haute Mode Hirata、C JEAN、CHARINYEH、SONIA CARRASCO、ANTHONY CALYDON、WISHARAWISH、ANNA CHOI、YUKIHERO PRO-WRESTLING、ORIMI、KHOKI、soduk。

パートナーシップショー3企画:

  • Global Fashion Collective(カナダ)
  • BENCH/ Presents Threads of Dreams(フィリピン)
  • TAIWAN SELECT(台湾)

海外からはスペインのSONIA CARRASCO、フランスのANTHONY CALYDON、台湾のCHARINYEHやC JEAN、中国のWHiTENOOK、タイのWISHARAWISHなどが参加しました。

特にSONIA CARRASCOとANTHONY CALYDONは、RUN x ANDAM FASHION AWARDS PARISとJFWOの連携を通じて東京で初のショーを開催。海外の新進デザイナーを東京に紹介する国際交流の側面も強まりました。

27SSのショースケジュールで押さえたい発表
  • 8月31日:13時30分 yoshiokubo、17時30分 WHiTENOOK、19時30分 ENFÖLD
  • 9月1日:17時 support surface、20時 MEGMIURA WARDROBE
  • 9月2日:12時30分 EITARO、16時 pillings、20時 yushokobayashi
  • 9月3日:12時 RequaL≡、13時30分 MIZEN、19時 SONIA CARRASCO
  • 9月4日:13時30分 ANNA CHOI、17時30分 ORIMI、19時 KHOKI(by R)
  • 9月5日:16時 soduk

このほか、27SSではショーだけでなく、服を展示するプレゼンテーションや制作過程を公開する企画も実施されました。公式会場の渋谷ヒカリエ以外に、ブランド独自の会場を使った発表もあり、すべてのショーが同じ場所で行われるわけではありません。

【関係性を整理】JFWO・楽天・by R・TOKYO FASHION AWARDの違い

楽天ファッションウィークを理解するうえで、運営主体、タイトルスポンサー、ブランド支援プロジェクト、デザイナー支援賞の関係を整理しておく必要があります。

イベント名に楽天の名前が入っていますが、楽天グループが単独でファッションウィーク全体を企画・運営しているわけではありません。主催者とスポンサー、各賞の主催者にはそれぞれ異なる役割があります。

主要エンティティと役割の関係一覧
名称 主な役割 2026年の関連実績・関係
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO) ファッションウィークの主催・運営 2005年設立。日本のファッション産業の国際競争力強化を目指す
楽天グループ タイトルスポンサー・ブランド支援 by Rを通じて26AWのagnès b.、27SSのKHOKIを支援
渋谷ヒカリエ 公式会場・一般公開イベントの開催場所 ヒカリエホールA・Bでショー、8階で展示やイベントを開催
TOKYO FASHION AWARD 2026 東京のデザイナーの海外展開支援 KAKAN、ANTHEM A、kotohayokozawaなど8ブランドが受賞
FASHION PRIZE OF TOKYO 2026 有望なデザイナーの国際展開支援 YOKEが受賞。パリでの発表と東京での凱旋イベントを実施
Rakuten Fashion Week TOKYO公式YouTube ショーのライブ配信・映像アーカイブ 26AW・27SSともに一部ショーの配信と映像公開を実施
主催者は一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構

JFWOは2005年に設立された団体です。繊維・ファッション製造業者、ファッションデザイナー、流通業者などが連携し、日本のファッション産業の発展と国際競争力の強化を目的に活動しています。

ファッションウィーク事業だけでなく、テキスタイル関連事業なども展開しています。単にショーを開催するだけではなく、デザイナー、製造事業者、小売・流通を結びつけ、日本のクリエイションを海外市場へ発信することが大きな役割です。

2026年はJFWOの設立20周年にあたる節目の年でした。20周年の年間テーマは「世界の継ぎ目となれ」。2026年の各シーズンでは、これまでの歴史を振り返りながら、次の20年に向けた東京独自のファッションウィークの方向性が示されました。

TOKYO FASHION AWARD 2026とFASHION PRIZE OF TOKYO 2026は別の賞

混同されやすいのが、TOKYO FASHION AWARDとFASHION PRIZE OF TOKYOです。どちらも東京都やJFWOと関係するデザイナー支援事業ですが、選考や支援の仕組みは異なります。

TOKYO FASHION AWARD 2026は、東京を拠点とするデザイナーの国際的な飛躍を支援する賞です。2025年9月に発表された第11回の受賞デザイナーは、次の8組でした。

  • ANTHEM A
  • kotohayokozawa
  • MATSUFUJI
  • kiminori morishita
  • KAKAN
  • mukcyen
  • YOHEI OHNO
  • yushokobayashi

一方、FASHION PRIZE OF TOKYO 2026は、将来の国際的な活躍が期待される東京のデザイナーを選び、海外でのコレクション発表などを支援する別のプログラムです。2026年の受賞ブランドはYOKEで、デザイナーは寺田典夫氏です。

YOKEは2026年1月のパリでの発表を経て、3月15日に東京で凱旋イベントを開催しました。賞の名称が似ているため、ニュースやスケジュールを確認する際には、TOKYO FASHION AWARDとFASHION PRIZE OF TOKYOを区別が必要です。

楽天ファッションウィークのby Rとは?

by R(バイアール)は、楽天グループが日本のファッションブランドを国内外に発信するために展開する支援プロジェクトです。Rakuten Fashion Week TOKYOの期間中に、選定されたブランドのショー開催をサポートし、Rakuten Fashionでの限定商品の展開なども通じてブランドの認知度向上を図ります。

2020年から2026年までに国内外約18ブランドのショー開催を支援してきました。

2026年は、26AWでagnès b.、27SSで東京発のKHOKIが参加。KHOKIは2024年のLVMHプライズ2024セミファイナリストに選ばれた実績もあり、2027SSでは寺田倉庫を会場に独自の世界観を表現しました。

このように、JFWOがイベント全体の基盤を担い、楽天がスポンサーとしてブランドの発信を支援し、各賞がデザイナーの成長を後押しするという関係になっています。

【一般公開イベント】渋谷ヒカリエで何ができた?一般参加できる企画を検証

楽天ファッションウィークは、業界関係者だけのイベントという印象を持たれがちです。しかし、2026年は一般の人がファッションを身近に楽しめる企画も複数開催されました。

特に渋谷ヒカリエでは、ランウェイショー以外にも展示、アーカイブ上映、ストリートスナップなどが実施されています。一般参加できる企画と、招待が必要なショーを分けて考えることがポイントです。

26AW:ファッション通信40周年アーカイブ劇場

26AWで一般の来場者にとって注目度の高かった企画が、「ファッション通信40周年アーカイブ劇場」です。

1985年の放送開始以来、世界各国のファッション都市やコレクションを取材してきた番組「ファッション通信」の40周年を記念したイベントで、過去の膨大な映像から厳選されたコンテンツが上映されました。

  • 開催日:2026年3月16日(月)〜3月18日(水)
  • 開催時間:11時〜20時
  • 会場:渋谷ヒカリエ8階 8/Court
  • 入場料:無料
  • 主催:株式会社インファス・ドットコム

世界のコレクションレポートやデザイナーへの密着取材など、ファッション報道の歴史を映像で振り返る内容でした。

ほかにも、JFW NEXT BRAND AWARD特別賞受賞ブランドのコレクション展示、BALLET TheNewClassicの「Living Costumes」、YKK FASTENING AWARDSの歴代受賞作品展などが実施されました。

26AW:オリジナルチャームのプレゼント企画

会期中、渋谷ヒカリエ8階のイベント会場では、Rakuten Fashion Week TOKYOオリジナルチャームのプレゼント企画も行われました。

各日先着30人が対象で、一部イベントは配布対象外。ショーの招待券がなくても立ち寄れる企画が用意されていた点は、一般来場者にとって魅力的でした。

27SS:SHIBUYA FASHION STYLEのストリートスナップ

27SSで一般参加の入口となったのが、渋谷ヒカリエとのコラボレーション企画「SHIBUYA FASHION STYLE」です。

渋谷ヒカリエ1階のイベントスクエアに、参加ブランドRequaL≡がデザインしたオリジナルパネルを設置。来場者や買い物客など、希望する人が公式スナップ撮影に参加できる企画でした。

  • 開催期間:2026年8月31日(月)〜9月4日(金)
  • パネル設置時間:各日12時〜19時
  • 公式カメラマンの撮影:12時〜14時予定
  • 参加対象:一般来場者を含む希望者
  • 特典:27SSキービジュアルを使ったオリジナルうちわ

撮影された写真の一部は、渋谷ヒカリエ館内のデジタルサイネージや公式Instagramストーリーズなどで紹介されました。撮影希望者が多い場合は対応できないことがあり、うちわも数量限定でした。

27SS:抽選で43組86人にショー観覧チケットをプレゼント

一般の人が実際にランウェイショーを観覧できる機会として実施されたのが、渋谷ヒカリエ内のShinQsと連携した観覧チケットプレゼント企画です。

応募者の中から43組86人を抽選で選び、渋谷ヒカリエのホールで開催されるブランドのコレクション発表に招待する内容でした。

対象ブランドは、MEGMIURA WARDROBE、KAKAN、RequaL≡、TAIWAN SELECT、CHARINYEH、ANNA CHOIの6組。応募期間は2026年8月16日23時59分までで、8月12日18時29分までに渋谷ヒカリエ内ShinQsの公式LINEアカウントを友だち登録していることが応募条件に含まれていました。

そのほかの27SS一般参加企画

27SSでは、渋谷ヒカリエ8階での展示や、一般向けの関連イベントも実施されました。

  • C JEAN「THREE QUIET ROOMS」:9月3日・4日に渋谷ヒカリエ8階で開催。展示は無料で一般公開。ただし、9月3日17時のプレゼンテーションは招待者とメディア関係者限定。
  • FASHION WEEK IN COLOR:8月31日〜9月2日に渋谷ヒカリエ8階でライブイラスト体験を開催。
  • Free Fabric Festival:9月4日・5日に開催予定だった生地関連イベント。
  • WWDJAPAN一般招待企画:会員登録者を対象に、抽選でショー観覧へ招待する企画を実施。

また、9月3日にはSILENT POOL GINのカクテルナイトも開催されました。20時〜21時は関係者限定、21時〜23時は一般参加可能な時間帯として設定されましたが、事前申し込みが必要で、20歳未満は入場できない条件がありました。

これらのイベントはすべて2026年の開催分であり、現在は応募・参加期間が終了しています。次回シーズンの一般公開企画は、改めて発表される開催概要を確認する必要があります。

【観覧方法を解説】楽天ファッションウィークは招待制?一般参加できる条件とは

楽天ファッションウィークを実際に観に行きたい人が最も気になるのは、一般人でもランウェイショーの会場に入れるのかという点でしょう。

答えは、ショーによって異なるものの、基本的には招待制が中心で、一般向けの抽選企画や公開イベントもあるということです。

ランウェイショーは原則として招待制が中心

ファッションウィークのランウェイショーは、デザイナーやブランドが新作コレクションを発表し、バイヤー、メディア、関係者などに披露する場です。

そのため、一般の人が会場に行けば自由に入場できるわけではありません。

実際、26AWの公式スケジュールには、会場欄に「招待状をご覧ください」と記載されたショーが複数ありました。FASHION PRIZE OF TOKYO 2026受賞ブランドYOKEの会期前イベントも招待制です。

一方、渋谷ヒカリエのヒカリエホールA・Bで開催されるショーでも、一般公開企画や抽選招待の対象になる場合があります。会場が同じだからといって、すべてのショーの入場条件が同一になるわけではありません。

一般人がショーを観覧するための3つの方法

1. 公式の一般向け抽選企画に応募する

2026年は渋谷ヒカリエのShinQsとの連携企画や、WWDJAPANによる一般招待企画が実施されました。応募条件や対象ブランド、締め切りはシーズンごとに異なります。

特にWWDJAPANの企画では、無料の会員登録を行い、専用応募フォームから申し込む方式が採用されました。26AWは2月18日〜3月3日、27SSは8月7日〜8月20日が募集期間でした。

2. 一般公開イベントや展示を訪れる

ランウェイの観覧にこだわらなければ、渋谷ヒカリエの展示やストリートスナップ企画がおすすめです。会場の雰囲気や参加ブランドのクリエイションに直接触れられるため、初めてファッションウィークを体験する人にも適しています。

3. 公式YouTubeのライブ配信・アーカイブを視聴する

会場に足を運べない人にとって便利なのが、公式YouTubeでの配信です。ショーの臨場感をリアルタイムで楽しめるほか、配信終了後に公開される映像を使って後から振り返ることもできます。

YouTube Liveは全ブランドが配信されるわけではない

ここで注意したいのが、YouTube Liveは全参加ブランドを対象にした一律の生配信ではないという点です。

JFWOの公式イベント情報では、会期中に一部ブランドのランウェイショーをYouTubeライブで配信すると案内されていました。

27SSでは、yoshiokubo、WHiTENOOK、ENFÖLD、support surface、MEGMIURA WARDROBE、EITARO、yushokobayashi、RequaL≡、MIZEN、CHARINYEH、SONIA CARRASCO、WISHARAWISH、YUKIHERO PRO-WRESTLING、ORIMI、sodukなどの配信対象ショーが公式スケジュールに掲載されました。

26AWについても、一部ブランドのフィジカルショーがライブ配信されました。シーズン終了後には、公式YouTubeでアーカイブ映像が公開されています。

したがって、特定ブランドのショーを観たい場合は、公式スケジュールで配信表示の有無を確認することが大切です。ライブ配信がないショーでも、後日映像が公開される場合があります。

なお、2026年11月3日現在は26AW・27SSともに終了しています。これから視聴する場合は、公式YouTubeに掲載されている過去シーズンのアーカイブを利用するのが現実的です。

【プロの結論】2026年の楽天ファッションウィークから見える東京のファッション戦略

2026年のRakuten Fashion Week TOKYOを通して見えてきたのは、東京のファッションウィークが、単なるランウェイショーの集合体から、ブランドの発信、国際交流、一般消費者との接点を組み合わせた総合的なプラットフォームへと進化していることです。

1. ショーだけではなく、ブランドのビジネス展開まで支援する

by Rによるagnès b.やKHOKIの参加は、その象徴的な事例です。

ブランドにとって、ファッションショーは新作を見せるだけの機会ではありません。海外のバイヤーやメディアに認知され、ブランドの世界観を伝え、商品販売につなげるための重要なビジネス活動でもあります。

楽天グループは、ショーの開催支援に加えてRakuten Fashionでの限定アイテム展開などを行っています。発表の場と販売の場を結びつけることで、コレクションの話題を実際の消費者との接点に変えられる仕組みです。

2. 一般公開イベントはファッション業界への入口になる

ランウェイショーを招待制中心にすることには、会場の規模や運営、業界関係者への情報提供などの事情があります。一方で、一般の人にとっては参加するハードルが高くなりやすいという側面もあります。

その壁を補うのが、渋谷ヒカリエの展示やスナップ企画です。

2026年のSHIBUYA FASHION STYLEのように、ショーのチケットを持たない人でもファッションウィークの一部に参加できる企画は、東京の街とファッション文化を結びつける意味を持っています。

特に、ストリートスナップやSNSを活用した発信は、従来のファッション業界に接点がなかった若い世代にも情報が届く仕組みです。

3. 海外ブランドとの連携が東京の独自性を強める

2026年の27SSでは、欧州やアジアのブランドが参加し、国際的な交流が行われました。SONIA CARRASCOやANTHONY CALYDONのように海外で活動するデザイナーが東京で発表することは、国内ブランドにとっても刺激になります。

また、パートナーシップショーを通じて、台湾、カナダ、フィリピンなどのファッション関係者と接点をつくれることも特徴です。

東京のファッションウィークが世界的な発信力を高めるには、国内のブランドを海外に送り出すだけでなく、海外のクリエイターが東京で発表したいと思える環境を整えることも重要です。

4. 初心者とファッション業界関係者では注目すべき情報が違う

楽天ファッションウィークを楽しむ方法は、目的によって変わります。

  • 初めて参加する人:一般公開展示、ストリートスナップ、無料イベントを中心に確認する。
  • ランウェイを観たい人:公式スケジュールの参加条件と一般抽選企画を優先して調べる。
  • 自宅で楽しみたい人:YouTube Liveの対象ブランドとアーカイブ映像をチェックする。
  • ファッション業界志望者:TOKYO FASHION AWARDやFASHION PRIZE OF TOKYOの受賞ブランドを追う。
  • バイヤー・メディア関係者:ショーだけでなく、ショールームや海外ブランドとの連携企画も確認する。

一方、自由に会場へ入ってすべてのショーを観たい人には、招待制中心の仕組みは向いていません。観覧を最優先する場合は、一般公開企画とランウェイの招待企画を分けて計画する必要があります。

2027AWに向けて注目したいポイント

次回のRakuten Fashion Week TOKYO 2027 A/Wは、2027年3月15日(月)〜3月20日(土)の開催予定です。

2026年の27SS終了後には、次の20年を見据えた新たな東京のファッションウィークの方向性が示されました。今後はショー形式だけに限定せず、プレゼンテーションや展示、海外ショールームとの連携など、ブランドに適した発表方法がさらに重視されると考えられます。

読者が次のシーズンを追う際には、開催日だけでなく、参加ブランドの確定情報、会場、一般公開イベント、ライブ配信対象を個別に確認することが大切です。

楽天ファッションウィークに関するよくある質問(FAQ)

Q1:楽天ファッションウィーク東京の2026年の日程はいつでしたか?
A1:2026年は26AWが3月16日(月)〜21日(土)、27SSが8月31日(月)〜9月5日(土)に開催されました。なお、26AWでは3月15日にYOKEの会期前イベントも行われています。

Q2:楽天ファッションウィークは一般人でも参加できますか?
A2:参加できます。ただし、ランウェイショーは招待制が中心です。渋谷ヒカリエでの展示やストリートスナップなどの一般公開企画、WWDJAPANや公式パートナーによる抽選招待企画など、参加方法はイベントごとに異なります。

Q3:楽天ファッションウィークのショーはYouTubeで無料視聴できますか?
A3:一部ブランドのランウェイショーが公式YouTubeでライブ配信されます。すべてのブランドが生配信されるわけではありませんが、終了後にはアーカイブ映像も公開されます。2026年の26AW・27SSについても、公式チャンネルで過去の映像を確認できます。

Q4:渋谷ヒカリエに行けばランウェイショーを観られますか?
A4:必ずしも観られるわけではありません。渋谷ヒカリエは主要な公式会場ですが、ショーによって招待制や抽選制などの入場条件があります。また、ブランド独自の会場で開催されるショーもあります。公式スケジュールで参加条件と会場を確認してください。

Q5:次回の楽天ファッションウィークはいつ開催されますか?
A5:公式サイトには、Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 A/Wの開催予定日として、2027年3月15日(月)〜3月20日(土)が掲載されています。参加ブランドや一般公開イベントの詳細は、今後の公式発表を確認してください。

2026年の楽天ファッションウィーク東京は、26AWが3月16日〜21日、27SSが8月31日〜9月5日に開催され、国内外のデザイナーによる多彩なコレクションが発表されました。

26AWでは33コレクション、27SSでは開催後の公式報告で27コレクションを記録。agnès b.やKHOKIのby R参加、TOKYO FASHION AWARD受賞ブランドの発表、海外デザイナーとの連携など、東京のファッションシーンの広がりが見られました。

一般の人にとっても、渋谷ヒカリエでの無料展示やストリートスナップ、抽選によるショー観覧、YouTube Liveとアーカイブなど、楽しみ方は一つではありません。ただし、ランウェイショーそのものは招待制が中心であり、一般公開イベントとは入場条件が異なります。

次回の開催予定は2027年3月15日〜20日。参加ブランドや観覧条件の発表を確認しながら、ショーを現地で楽しむのか、展示に参加するのか、オンラインで視聴するのかを決めると、ファッションウィークをより充実して楽しめます。

東京発のデザイナーが世界へ羽ばたく舞台であると同時に、一般のファッションファンにも新しいブランドと出会う機会を提供するイベントとして、次のシーズンにも注目です。

主な一次資料・公式確認先: Rakuten Fashion Week TOKYO公式開催報告、26AW・27SSイベント情報、JFWO公式組織概要、TOKYO FASHION AWARDおよびFASHION PRIZE OF TOKYOの公式発表。

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トレンドリサーチャー 宮部 宗介
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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