映画『テルマエ・ロマエ』で古代ローマの浴場設計技師ルシウスを演じた阿部寛。189cmの長身と彫りの深い顔立ち、そして何事にも真剣に取り組むルシウスの生真面目さが重なり、原作ファンから映画で初めて作品に触れた人まで、強い印象を残した。2012年公開の第1作は興行収入59.8億円を記録し、阿部は2013年の第36回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞している。
さらに2014年には続編『テルマエ・ロマエII』が公開され、上戸彩や北村一輝、市村正親ら主要キャストも再集結した。そして2026年現在、原作者ヤマザキマリによる完全続編『続テルマエ・ロマエ』が少年ジャンプ+で連載中だ。映画2作品のあらすじ、阿部寛の役作り、原作漫画との違い、受賞の背景、最新漫画とのつながりまで整理する。
【阿部寛が演じたルシウスとは?】ハマり役になった理由と役作りの秘密

ルシウスは、古代ローマ帝国で浴場の設計や建築に携わる技師だ。伝統的なローマの浴場文化を重んじ、仕事に対して非常に真面目で、妥協を嫌う職人気質の人物として描かれている。
しかし、彼の前に立ちはだかるのは、斬新な浴場を生み出せないという壁だった。思い悩んでいたルシウスは、突然現代日本の銭湯や温泉にタイムスリップする。
そこで出会うのが、日本人を意味する「平たい顔族」だ。シャワー、浴槽、銭湯の設備、温泉文化など、古代ローマにはない日本の風呂事情に驚き、その仕組みを熱心に観察する。
現代日本人にとって当たり前の設備を、ルシウスだけが画期的な発明品のように受け止める。この文化的な認識のずれが、作品最大の笑いにつながっている。
阿部寛がルシウスに適任だった理由阿部寛の起用には、単なる外見上の理由だけではない意味がある。第36回日本アカデミー賞の公式作品紹介では、プロデューサーが外国人俳優ではなく阿部に演じてほしいと熱望した役柄だったことが紹介されている。
阿部の大柄な体格、彫りの深い顔立ち、落ち着いた声、そしてシリアスな演技を成立させる表現力。これらが古代ローマ人という設定に説得力を与えた。
特に重要なのは、ルシウスが自分の置かれた状況を常に真剣に受け止めている点だ。現代日本の設備を見て驚く場面でも、本人は決してふざけていない。阿部が大真面目に演じるからこそ、観客には大きな笑いが生まれる。
つまり、阿部の演技の魅力は、コメディーだからといって過剰に笑わせようとしないところにある。人物の職人気質を最後まで崩さず、周囲との温度差を笑いに変える。この演技設計がルシウスというキャラクターを印象的な存在にした。
阿部寛の役作りと撮影現場での工夫第1作はイタリアのチネチッタ撮影所でローマの場面が撮影された。2012年のシネマトゥデイのインタビューで、阿部は現地の大勢のイタリア人エキストラに囲まれて撮影した経験や、完成披露上映でイタリアの観客が笑ってくれた喜びを語っている。
日本人俳優が古代ローマ人を演じるという大胆な設定だけに、現地の観客にコメディーとして受け入れられるかは大きな関心事だった。実際にイタリアの観客から笑いが起きたことは、作品の企画そのものが持つ面白さを裏付ける出来事となった。
第2作では、肉体面でも具体的な工夫があった。2014年の映画.comのインタビューによると、阿部は体重が落ちやすい体質のため、撮影中は体格を維持する目的で1日5食を続けていたという。
また、阿部自身は続編を制作するにあたり、前作の成功を単純に繰り返すのではなく、笑いどころを増やしながら作品の面白さを広げることを意識していた。
ルシウスの役作りは、外見を古代ローマ人らしく整えるだけでは完成しない。仕事への誇り、文化の違いに対する驚き、そして真面目すぎる性格を一貫して演じることが、阿部寛ならではのルシウス像を生み出した。
【映画2作品のあらすじ】テルマエ・ロマエとテルマエ・ロマエIIを比較
第1作『テルマエ・ロマエ』(2012年)第1作は2012年4月28日に公開された。上映時間は108分で、監督は武内英樹、脚本は武藤将吾、原作はヤマザキマリだ。
主人公のルシウスは、古代ローマで浴場の設計を担当する技師。新しい浴場のアイデアが浮かばず、仕事に行き詰まっていたところ、突然現代日本の銭湯へタイムスリップする。
そこで出会ったのが、漫画家志望の女性・山越真実(上戸彩)だった。
ルシウスは日本の浴槽やシャワー、温泉施設などに驚き、それらを古代ローマに持ち帰って新しい浴場の設計に生かす。やがてその独創的な仕事ぶりが皇帝ハドリアヌス(市村正親)の目に留まり、ローマ帝国の重要な仕事を任されるようになる。
物語は、ルシウスが現代日本と古代ローマを行き来する展開を軸に進んでいく。単純なタイムスリップコメディーにとどまらず、風呂という生活文化を通して、異なる時代の人々の価値観が交差する作品だ。
第1作の大きな特徴は、日本人が古代ローマ人を演じるという大胆なキャスティングにある。さらにイタリアの撮影所を活用した壮大なローマの映像も加わり、漫画の奇抜な発想を実写映画ならではのスケールで表現した。
第2作『テルマエ・ロマエII』(2014年)2014年4月26日に公開された『テルマエ・ロマエII』では、再び阿部寛がルシウスを演じた。上戸彩、市村正親、北村一輝、宍戸開ら主要キャストも続投している。
今回ルシウスに与えられた課題は、コロッセオで戦う剣闘士たちの傷を癒やすための浴場を設計することだった。
新たな発想を求めて再び現代日本へタイムスリップしたルシウスは、風呂専門誌のライターとなった真実と再会する。そこで目にする日本の相撲文化などから新しいヒントを得て、古代ローマの浴場建設に生かしていく。
一方、古代ローマでは、平和路線を進めるハドリアヌス帝と、武力による拡大を目指す元老院の対立が深まっていた。浴場をめぐる物語は、やがて帝国の政治的な問題にも結びついていく。
第2作では、ブルガリアのソフィアにあるスタジオでコロッセオなどの大規模セットを建設。約1か月の撮影が行われ、現地エキストラは延べ約5,000人に達したと映画.comのインタビューで紹介されている。
前作の文化的なギャップを生かした笑いに加え、スケールの大きな映像や相撲を取り入れた演出が見どころだ。
2作品を続けて見ると分かる魅力第1作はルシウスが現代日本の風呂文化を発見していく導入編、第2作はその経験を踏まえて、さらに大きな問題に挑む発展編と考えると分かりやすい。
特に阿部の演技に注目すると、タイムスリップという現象に慣れていない第1作の戸惑いと、第2作で再び日本の文化に触れた際の反応の違いを楽しめる。
シリーズの基本的な笑いの構造は共通しているが、続編では登場人物や舞台の規模が広がり、ルシウスの活躍にも新たな展開が加わっている。
【キャスト・関係者一覧】阿部寛と共演者の役柄を整理
『テルマエ・ロマエ』の実写映画を支えたのは、阿部寛を中心とする個性豊かなキャスト陣だ。古代ローマ人役には日本人俳優を多数起用し、現代日本側の人物との対比を際立たせている。
| 人物・関係者 | 担当・役柄 | 作品における役割 |
|---|---|---|
| 阿部寛 | ルシウス | 古代ローマの浴場設計技師。シリーズの主人公。 |
| 上戸彩 | 山越真実 | 現代日本の女性。ルシウスと交流する映画オリジナルのヒロイン。 |
| 北村一輝 | ケイオニウス | 古代ローマの有力人物。ルシウスの物語に関わる重要人物。 |
| 市村正親 | ハドリアヌス | 古代ローマの皇帝。ルシウスに重要な浴場建設を命じる。 |
| 宍戸開 | アントニヌス | 古代ローマ側の主要人物。 |
| 竹内力 | 館野 | 映画に登場する日本側の人物。 |
| 笹野高史 | 山越修造 | 真実の父親。 |
| キムラ緑子 | 山越由美 | 真実の母親。 |
| 勝矢 | マルクス | 古代ローマ側の人物。 |
| 武内英樹 | 監督 | 実写映画2作品を演出。 |
| ヤマザキマリ | 原作者 | 原作漫画『テルマエ・ロマエ』の作者。 |
上戸彩が演じる山越真実は、原作漫画には登場しない映画オリジナルのキャラクターだ。
古代ローマ人を中心に展開する物語に、現代日本の視点を持ち込む役割を担っている。真実はルシウスの文化的な驚きを受け止める存在であり、観客が物語に入り込むための案内役にもなっている。
上戸は2012年のインタビューで、原作に存在しない役柄を演じることに最初は戸惑いがあったと振り返っている。また、ヤマザキマリも映画化にあたり、上戸の存在が作品に華やかさを与えたと評価していた。
阿部と上戸の組み合わせは、真面目すぎるルシウスと、現代日本の感覚を持つ真実という対照的な人物像を生み出した。第2作では真実が風呂専門誌のライターとして登場し、前作から続く関係性にも新しい要素が加わっている。
武内英樹監督とヤマザキマリの関係監督を務めた武内英樹は、『のだめカンタービレ』シリーズなどでも知られる映画監督だ。漫画の独特な発想を、実写映画のテンポや映像表現に落とし込んだ。
原作者のヤマザキマリは、古代ローマと日本の風呂文化の共通点に着目して作品を生み出した漫画家だ。イタリアでの生活経験や古代ローマ文化への関心が、作品の着想に影響している。
映画版では、原作の文化的な発見とユーモアを残しながら、映画ならではの人物関係や物語の流れを構築した。原作と映画の双方を理解するうえでは、この役割分担が重要になる。
【原作漫画と映画の違い】実写化で変更された設定と評判
映画オリジナルの真実という存在原作と映画の最も分かりやすい違いは、上戸彩が演じる山越真実の存在だ。
原作漫画では、ルシウスが現代日本へタイムスリップし、さまざまな風呂文化を発見するエピソードが物語の中心となっている。一方、映画では真実というオリジナルのヒロインを配置することで、現代日本側の人物との継続的な交流を描きやすくした。
この変更によって、映画には文化の違いから生まれるコメディーだけでなく、人物同士の関係性や感情の変化という要素が加わった。
原作者自身も映画化に当初は驚いたものの、イタリアのチネチッタで撮影すると聞いて安心したと、2012年のインタビューで明かしている。完成した作品についても肯定的な評価を示していた。
原作漫画と実写映画の比較両者の特徴を整理すると、次のようになる。
- 原作漫画:ルシウスが現代日本の風呂文化を発見するエピソードを積み重ね、文化や歴史への考察を深めていく。
- 映画第1作:真実という映画オリジナルのヒロインを加え、ルシウスと現代日本の交流を一つの物語として構成している。
- 映画第2作:剣闘士の浴場建設やローマ帝国の政治的対立を盛り込み、物語と映像のスケールを拡大している。
実写化作品の評価を考える際には、原作の再現度と映画単体としての完成度を分けて考える必要がある。
『テルマエ・ロマエ』は、原作漫画の設定をそのまま映像に置き換えた作品ではない。映画オリジナルのヒロインやストーリー展開を加え、限られた上映時間の中で物語をまとめている。
原作に忠実な展開を期待する読者にとっては、人物設定やエピソードの変更が気になる可能性がある。一方、映画ならではの映像表現や阿部寛と上戸彩の掛け合いを楽しみたい人には、独立したコメディー作品としての魅力がある。
第1作が興行収入59.8億円を記録し、続編が制作されたという事実は、映画として幅広い観客に受け入れられたことを示す重要な実績だ。
原作と映画のどちらが優れているかという単純な比較よりも、漫画は文化的な発見を積み重ねる媒体、映画は人物関係と視覚的な笑いを強調する媒体として捉えると、それぞれの面白さが見えてくる。
【日本アカデミー賞と興行収入】阿部寛の代表作になった理由
2013年、第36回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞『テルマエ・ロマエ』の大きな功績の一つが、阿部寛の日本アカデミー賞受賞だ。
2013年3月8日に開催された第36回日本アカデミー賞で、阿部は最優秀主演男優賞を獲得した。日本アカデミー賞公式サイトにも、受賞者として阿部寛、対象作品として『テルマエ・ロマエ』が記録されている。
この受賞は阿部にとって日本アカデミー賞初受賞でもあった。
注目したいのは、コメディー作品の主演として評価された点だ。主演男優賞は、必ずしもシリアスな人間ドラマや社会派作品だけに与えられるものではない。観客を楽しませる演技であっても、人物の説得力や作品への貢献が高く評価されることを示した受賞だった。
阿部は受賞コメントで、震災直後にイタリアへ渡って制作に参加した経験や、現地スタッフ・外国人エキストラへの感謝を語っている。
興行収入59.8億円を記録した第1作第1作の興行収入は59.8億円。2012年の日本映画興行収入ランキングで第2位となる大ヒットを記録した。
この数字は、日本アカデミー賞の公式作品紹介や映画.comの作品情報でも確認できる。
ヒットの背景には、いくつもの要素が重なっていた。
- 阿部寛をはじめとする個性的な俳優陣のキャスティング。
- 古代ローマと現代日本を比較する分かりやすいコメディー設定。
- 銭湯や温泉など、日本人に身近な文化を題材にした親しみやすさ。
- イタリアで撮影された古代ローマの壮大な映像。
- 原作漫画の人気を生かした幅広い観客層への訴求。
また、2014年の映画.comのインタビューでは、阿部自身が第2作について、前作を超えるために笑いどころを増やす方向性を意識したことを説明している。
受賞とヒットが示した阿部寛の俳優としての強み阿部寛は、シリアスなドラマからコミカルな役柄まで幅広く演じてきた俳優だ。『TRICK』や『ドラゴン桜』などで知られる一方、映画では『麒麟の翼』『カラスの親指』などでも主演を務めている。
『テルマエ・ロマエ』で特に際立ったのは、持ち前の存在感をコメディーに転換できる表現力だった。
一般的に、コメディーは大きな表情や派手な動きが目立ちやすい。しかしルシウスの場合、本人が真面目であればあるほど面白くなる。阿部はこのキャラクターの特徴を生かし、過剰な演技に頼らず笑いを生み出した。
第1作の興行的成功と日本アカデミー賞の受賞は、阿部寛の俳優としての幅を示した出来事だった。
【2026年最新】続テルマエ・ロマエは少年ジャンプ+で連載中
2024年2月6日に始まった完全続編2026年現在、原作者ヤマザキマリによる『続テルマエ・ロマエ』が集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載されている。
連載開始日は2024年2月6日。前作の完結から20年後を舞台に、再び浴場設計技師ルシウスの物語が描かれる。
集英社の公式作品サイトによると、物語の舞台は紀元158年。皇帝ハドリアヌスの没後20年を経たローマ帝国で、ルシウスは還暦を迎えようとしている。
かつて浴場設計技師として活躍したルシウスだが、今作では腰痛に悩まされ、妻さつきの失踪や息子マリウスの子育てなど、新しい問題にも直面する。
そして、ローマの風呂に関する難題を解決する鍵となるのが、再び現代日本の温泉文化だ。
2026年の連載状況と最新エピソード2026年5月19日には、約8か月ぶりに連載が再開された。これは2025年9月2日に配信された第13話以来の更新だった。
その後も連載が続き、集英社の公式サイトでは2026年10月5日付で最新16話の前編について告知されている。配信予定は10月6日午前0時で、今後は前編・後編に分けて配信する形式が案内された。
したがって、2026年11月3日時点では、作品は完結済みではなく、少年ジャンプ+で続いている連載作品として扱うのが正確だ。
また、公式サイトではコミックス第3巻の刊行に関連した情報も掲載されている。単なる映画シリーズの懐古的な企画ではなく、原作漫画そのものが新たな展開を迎えている。
続編のルシウスは阿部寛が演じるのか?ここで注意したいのが、漫画の続編と実写映画の続編は別の話だという点だ。
『続テルマエ・ロマエ』はヤマザキマリによる漫画作品であり、少年ジャンプ+での連載が確認されている。一方、2026年11月3日時点で、同作の実写映画化や阿部寛のルシウス役への再起用を確定させる公式発表は確認できない。
阿部が演じた映画版ルシウスと、漫画で描かれる20年後のルシウスは、同じ人物を扱いながらも、それぞれ異なる媒体の作品だ。
映画シリーズを楽しんだ人にとっては、現在のルシウスがどのような生活を送り、どのように新しい浴場の問題を解決しているのかを知ることができる点が、続編漫画の大きな魅力となっている。
映画ファンが続編漫画を読む価値続編漫画には、映画2作品では描き切れなかったルシウスのその後の人生がある。
映画では浴場設計技師としての活躍や、現代日本との交流が物語の中心だった。一方、続編では年齢を重ねたルシウスの身体的な変化や家族との関係、次世代への継承といったテーマも加わる。
特に息子マリウスの存在は、物語に新しい視点をもたらしている。ルシウス自身だけでなく、次世代の人物も日本の温泉文化と接点を持つ展開は、シリーズの世界観を広げるものだ。
映画のルシウスが好きだった人は、阿部寛の演じた人物像を思い浮かべながら漫画を読むと、キャラクターの成長をより深く楽しめる。
【プロの結論】テルマエ・ロマエの魅力は阿部寛の真面目さと文化の対比にある
『テルマエ・ロマエ』が長く語られる理由は、単に阿部寛の濃い顔立ちが古代ローマ人に見えるからではない。
作品の根底には、異なる文化が出会ったときに生まれる驚きと発見がある。
古代ローマ人が現代日本のシャワーや温泉に感動するという設定は、一見すると奇抜なコメディーだ。しかし、視点を変えれば、日本人が日常的に使っている風呂の設備や習慣にも、長い歴史と独自の工夫が詰まっていることに気づかされる。
この視点の転換を観客に伝えるうえで、阿部寛の演技は大きな役割を果たした。
ルシウスは日本の風呂文化を笑い飛ばす人物ではない。目の前にある技術を真剣に観察し、学び、自分の仕事に生かそうとする。異文化を尊重しながら自分の文化に取り込んでいく姿勢は、作品のテーマそのものでもある。
加えて、2012年の第1作が59.8億円の興行収入を記録し、2013年に日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したことは、エンターテインメントとしての成功と演技面での評価が両立した証拠でもある。
2026年の『続テルマエ・ロマエ』では、年齢を重ねたルシウスと息子マリウスの物語へと発展している。風呂文化という共通テーマを保ちながら、世代交代や人生の変化を描いている点も興味深い。
【テルマエ・ロマエの阿部寛】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:テルマエ・ロマエで阿部寛が演じた役は何ですか?
A1:古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウスです。現代日本へタイムスリップし、日本の銭湯や温泉文化からヒントを得て、古代ローマの浴場を設計する主人公です。
Q2:テルマエ・ロマエで阿部寛が受賞した賞は何ですか?
A2:2013年開催の第36回日本アカデミー賞で、最優秀主演男優賞を受賞しました。対象作品は2012年公開の映画『テルマエ・ロマエ』です。
Q3:テルマエ・ロマエの続編は2026年も連載されていますか?
A3:はい。ヤマザキマリによる漫画『続テルマエ・ロマエ』が少年ジャンプ+で連載中です。2024年2月6日に連載が始まり、2026年10月には第16話前編の配信が公式サイトで告知されました。なお、漫画の続編と阿部寛主演の映画続編は別の情報として区別する必要があります。
阿部寛が演じたルシウスは、古代ローマ人という独特な設定を持ちながら、真面目で職人気質という人物像によって観客の共感を集めたキャラクターだ。
2012年の第1作は興行収入59.8億円を記録し、2013年には日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得。2014年の『テルマエ・ロマエII』では、上戸彩をはじめとするキャストが再集結し、さらにスケールの大きな作品へと発展した。
原作漫画と映画にはヒロインの設定やストーリー構成などの違いがあるものの、古代ローマと日本の風呂文化を結びつける独創的な発想は共通している。
そして2026年現在、少年ジャンプ+では『続テルマエ・ロマエ』が連載中だ。20年後のルシウスと息子マリウスが描かれる新章は、シリーズのファンにとって見逃せない展開となっている。
映画2作品を振り返るなら、まず阿部寛の生真面目な演技と上戸彩との掛け合いに注目したい。そのうえで原作漫画や続編漫画を読むと、『テルマエ・ロマエ』が単なる風呂のコメディーではなく、文化の違いと人間の好奇心を描いた作品であることが、より鮮明に見えてくる。
今後の『続テルマエ・ロマエ』の展開とともに、映画版ルシウスを演じた阿部寛の存在感が、シリーズの魅力を語るうえで重要な位置を占め続けることは間違いない。
主な事実確認資料: 日本アカデミー賞公式記録、集英社『続テルマエ・ロマエ』公式サイト、フジテレビ作品情報、映画.com、シネマトゥデイの出演者インタビュー。