鈴木夕湖(すずき・ゆうみ)選手は、女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」に所属する日本を代表するカーリング選手です。2018年平昌オリンピックでは銅メダル、2022年北京オリンピックでは銀メダルを獲得。小柄な体格ながら、力強いスイープと安定したショットでチームを支えてきました。
2026年11月現在、鈴木選手は34歳。北海道北見市常呂町出身で、小学2年生からカーリングを始め、長年にわたって世界の舞台で戦ってきました。チームメートの藤澤五月選手とは、実は父親同士がいとこにあたる親族関係でもあります。2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックには出場していませんが、ロコ・ソラーレのメンバーとして競技活動を続けています。
【プロフィール】鈴木夕湖の年齢・生年月日・出身地・基本情報

鈴木夕湖(すずき・ゆうみ)
Yūmi Suzuki / 女子カーリング選手
2018年平昌五輪銅メダリスト・2022年北京五輪銀メダリスト
鈴木夕湖選手は、1991年12月2日生まれ。北海道北見市常呂町の出身です。
2026年11月2日現在は34歳で、2026年12月2日に35歳の誕生日を迎えます。
所属するロコ・ソラーレの公式プロフィールでは、セカンドを担当し、身長146cmと紹介されています。所属先は北見石油販売株式会社です。
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 鈴木夕湖 |
| 読み方 | すずき・ゆうみ |
| 生年月日 | 1991年12月2日 |
| 年齢 | 34歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 北海道北見市常呂町 |
| 身長 | 146cm |
| 所属チーム | ロコ・ソラーレ |
| 所属企業 | 北見石油販売株式会社 |
| ポジション | セカンド |
| 愛称 | ゆうみさん |
| 利き手 | 右手 |
出典:ロコ・ソラーレ公式選手プロフィール。
名前の読み方は「ゆうみ」鈴木夕湖という名前は、初見では「ゆうこ」と読まれることもありますが、正しい読み方は「すずき・ゆうみ」です。
オリンピック関連の紹介やスポーツメディアでも「鈴木夕湖(すずき・ゆうみ)」と表記されています。
愛称については、ロコ・ソラーレの公式プロフィールに「ゆうみさん」と記載されています。「夕湖」という名前そのものと、普段使われる愛称は区別しておくと分かりやすいでしょう。
血液型はO型?鈴木選手については、血液型をO型とする人物プロフィール情報も見られます。
ただし、ロコ・ソラーレの公式プロフィールには血液型の記載がありません。そのため、O型という情報は公式チームが掲載する基本プロフィールとは分けて理解する必要があります。
【経歴】7歳でカーリングを始め、ロコ・ソラーレの中心選手へ
鈴木夕湖選手の競技人生を語るうえで欠かせないのが、北海道北見市常呂町という地域です。
常呂町はカーリングが盛んな土地として知られ、子どもたちが幼いころから競技に触れられる環境が整っていました。
小学2年生でカーリングを始める鈴木選手がカーリングを始めたのは小学2年生のころです。
地元でカーリングの普及に尽力していた小栗祐治さんに誘われたことがきっかけでした。
国立高等専門学校機構の卒業生インタビューでは、当時の練習について、ホッグラインまで滑れるようになったらジュースを飲みに連れて行ってもらえるという目標が励みになっていたと振り返っています。
中学校ではバスケットボール部にも所属していました。部活動を終えた後や週末にはカーリングの練習・試合に参加し、二つの活動を両立していたそうです。
この経験は、競技を長く続けるための基礎を築いた時期でもありました。
旭川高専から北見工業大学へ鈴木選手は競技だけでなく、学業にも力を入れていました。
進学先は旭川工業高等専門学校の物質化学工学科です。理科の実験が好きだったことから、高専への進学を勧められたと本人がインタビューで明かしています。
高専時代は常呂町を離れて寮生活を送りながら、週末になるとカーリングの練習のために旭川と北見を往復していました。
2012年度に旭川高専を卒業した後は、北見工業大学へ編入。競技を続けながら専門的な勉強にも取り組みました。
スポーツ選手としての華やかな実績だけでなく、学業と競技を両立してきた経歴も鈴木選手の特徴です。
ロコ・ソラーレへの参加と転機鈴木選手のキャリアを大きく変えたのが、ロコ・ソラーレへの参加です。
ロコ・ソラーレは、北海道北見市常呂町を拠点とするカーリングチーム。本橋麻里さんが中心となって2010年に結成したチームです。
鈴木選手は創設期からのメンバーとして活動してきました。
なお、加入年については資料間で表記に違いがあります。現在のロコ・ソラーレ公式プロフィールには2008年、国立高専機構の卒業生紹介には2010年参加と記載されています。チームの結成時期と合わせて確認する際には、この違いにも注意が必要です。
2015~2016年シーズンには藤澤五月選手が加入。チームの競技力がさらに高まり、2016年の世界女子カーリング選手権で銀メダルを獲得しました。
この世界大会での結果は、鈴木選手が世界の強豪と本格的に渡り合う存在になった重要な転機です。
【オリンピック成績】平昌銅メダル・北京銀メダルの実績
鈴木夕湖選手を日本中に知らしめたのが、2018年平昌オリンピックと2022年北京オリンピックです。
日本女子カーリング界の歴史に残る2大会で、いずれもメダル獲得に貢献しました。
2018年平昌オリンピックで銅メダル2018年2月、鈴木選手はロコ・ソラーレの一員として平昌オリンピックに初出場しました。
チームは藤澤五月選手をスキップに据え、吉田知那美選手、吉田夕梨花選手、鈴木夕湖選手らが出場。本橋麻里さんも控えとしてチームを支えました。
日本女子代表は予選を勝ち抜き、準決勝に進出。決勝進出は逃したものの、3位決定戦でイギリスに勝利し、銅メダルを獲得しました。
これは日本カーリング界にとって大きな歴史的成果でした。
鈴木選手にとっても、世界最高峰の舞台で結果を残した初めてのオリンピックとなりました。
2022年北京オリンピックで銀メダル2022年2月の北京オリンピックでは、ロコ・ソラーレが再び日本代表として出場しました。
鈴木選手はセカンドとしてプレーし、チームの攻守を支えました。
予選を突破した日本は準決勝でスイスを破り、決勝へ進出。決勝ではイギリスに敗れたものの、日本カーリング史上最高成績となる銀メダルを獲得しました。
平昌大会で銅メダル、北京大会で銀メダルという2大会連続の表彰台は、鈴木選手の競技人生を象徴する実績です。
また、国立高専機構のインタビューでは、平昌大会では緊張が強かった一方、北京大会では他競技の応援をしたり、マスコットのぬいぐるみを購入したりして、気持ちを切り替える工夫をしたと振り返っています。
初出場の経験を次の大会に生かしたことが分かるエピソードです。
主な競技実績とキャリアの転換点| 年 | 大会・出来事 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 小学2年 | カーリング開始 | 小栗祐治さんの誘いで競技を始める |
| 2010年 | ロコ・ソラーレ創設期 | 創設メンバーとして活動 |
| 2016年 | 世界女子カーリング選手権 | 銀メダル |
| 2018年 | 平昌オリンピック | 銅メダル |
| 2022年 | 北京オリンピック | 銀メダル |
| 2022年 | パンコンチネンタル選手権 | 優勝 |
| 2023年 | 日本カーリング選手権 | ロコ・ソラーレが優勝 |
| 2025年9月 | ミラノ五輪代表決定戦 | ロコ・ソラーレは予選敗退 |
| 2026年3月 | 世界女子カーリング選手権 | ロコ・ソラーレが4位 |
出典:国立高専機構、JOC、ロコ・ソラーレ公式試合結果アーカイブ。
【関係性】藤澤五月とはとこ?ロコ・ソラーレの人物相関を整理
鈴木夕湖選手について検索すると、藤澤五月選手との親族関係もよく話題になります。
2人は単なるチームメートではありません。実は、家族を通じた親戚関係にあります。
藤澤五月とは父親同士がいとこ鈴木夕湖選手と藤澤五月選手は、はとこにあたります。
2018年の平昌オリンピック後、デイリースポーツが報じた鈴木選手の母親の説明によると、2人の父親同士がいとこです。
つまり、父親同士の親族関係を通じて、鈴木選手と藤澤選手も親戚というつながりを持っています。
同じチームで長年戦ってきた2人に、こうした家族の縁があることは興味深い事実です。
ロコ・ソラーレを支えてきた関係者一覧| 人物・組織 | 鈴木夕湖との関係 | 主な接点 |
|---|---|---|
| 藤澤五月 | はとこ・チームメート | スキップとしてチームを牽引 |
| 吉田夕梨花 | チームメート | セカンドとリードとして連携。スイープでも活躍 |
| 吉田知那美 | 元チームメート | 平昌・北京五輪でともにメダルを獲得 |
| 本橋麻里 | チーム創設者 | ロコ・ソラーレを立ち上げた中心人物 |
| 小栗祐治 | カーリングの恩人 | 小学2年生の鈴木選手を競技に誘った人物 |
| ロコ・ソラーレ | 所属チーム | 長年にわたり競技活動の中心となる組織 |
この関係性からも、鈴木選手のキャリアが個人の能力だけで築かれたものではなく、地元のカーリング環境やチームメートとの長年の連携に支えられてきたことが分かります。
愛称は「夕湖」ではなく「ゆうみさん」?鈴木選手の愛称については、名前の「夕湖」がそのまま呼び名として使われることもあります。
一方、ロコ・ソラーレの公式プロフィールでは、ニックネームは「ゆうみさん」と紹介されています。
日刊スポーツの北京オリンピック関連プロフィールでも「ゆうみさん」という愛称が使われていました。
また、吉田夕梨花選手とのコンビは、海外選手から「クレイジースイーパーズ」と呼ばれることでも知られています。
この呼び名は、2人のスイープ力と息の合った連携を象徴するものです。
【選手としての評判】鈴木夕湖の強みは小柄な体格を補うスイープ力
鈴木選手の魅力は、オリンピックのメダル実績だけではありません。
カーリング選手として特に評価されているのが、力強いスイープと多彩なショットです。
セカンドとしてチームを支える役割カーリングの4人制では、リード、セカンド、サード、スキップという4つのポジションがあります。
鈴木選手が担当するセカンドは、チームの前半部分を担う重要なポジションです。
単にストーンを投げるだけでなく、味方の投球後にスイープを行い、ストーンの進む距離や軌道を調整する役割もあります。
試合の序盤から中盤にかけて、ハウス内のストーンの配置や相手の石の位置を見極める必要があります。
そのため、ショットの正確さとスイープの技術の両方が大切です。
小柄ながら力強いスイープが持ち味公式プロフィールによると、鈴木選手の身長は146cmです。
カーリングでは体格だけで競技力が決まるわけではありませんが、スイープには持久力や瞬発力、バランス感覚が必要です。
鈴木選手は小柄な体格ながら力強いスイープを見せ、吉田夕梨花選手とともに「クレイジースイーパーズ」と呼ばれてきました。
日刊スポーツの選手紹介でも、ダブルテークアウトなどのショットとスイープ力が持ち味として紹介されています。
鈴木夕湖の評価を支える3つのポイント1. スイープの技術
ストーンの進行距離や軌道に影響を与えるスイープは、カーリングの戦術に直結します。鈴木選手の力強い動きは、チームのショット選択を支える武器です。
2. 長年のチーム連携
創設期からロコ・ソラーレで活動してきた経験は、チーム内の意思疎通や試合中の判断にも生かされています。
3. 国際大会での経験
世界選手権の銀メダル、オリンピック2大会連続のメダル獲得など、国際舞台での経験が豊富です。
鈴木選手の評価を考える際には、得点を決める選手だけでなく、得点を生み出す環境を整える選手としての役割にも注目したいところです。
【2026年最新】鈴木夕湖の現在とロコ・ソラーレの活動
2026年の鈴木選手を語るうえで重要なのは、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの代表選考と、その後のロコ・ソラーレの新体制です。
2026年ミラノ・コルティナ五輪には出場していない鈴木選手が所属するロコ・ソラーレは、2025年9月10日から14日にかけて開催されたカーリング日本代表決定戦に出場しました。
この大会は、ミラノ・コルティナ五輪の女子日本代表を決める重要な選考大会でした。
ロコ・ソラーレは予選で2勝2敗となり、タイブレークに進出。しかし、フォルティウスとの試合に2対7で敗れ、代表決定戦への進出を逃しました。
最終的にフォルティウスが日本代表候補の座を獲得しています。
したがって、平昌・北京と2大会連続でオリンピックのメダルを獲得した鈴木選手ですが、2026年ミラノ・コルティナ五輪には出場していません。
この結果は、過去の実績があっても五輪代表の座を保証するものではないという、競技スポーツの厳しさを示しています。
2026年はロコ・ソラーレの新体制へ2026年にはチームのメンバー構成にも変化がありました。
吉田知那美選手が2026年3月にチームを退団し、松澤弥子選手が同年7月に正式メンバーとして加入しました。
2026年8月のどうぎんカーリングクラシックでは、吉田夕梨花選手が調整のため欠場し、藤澤五月選手、鈴木夕湖選手、松澤弥子選手の3人で試合に臨んだことも報じられています。
現在の公式チーム紹介には、次の4選手が掲載されています。
- 藤澤五月
- 鈴木夕湖
- 吉田夕梨花
- 松澤弥子
長年のチームメートとの別れや新メンバーの加入を経て、ロコ・ソラーレは新たなチームづくりを進めています。
2026年秋も海外大会に出場鈴木選手は2026年秋も海外大会に参加しています。
ロコ・ソラーレは2026年10月29日から11月1日まで、カナダのサスカチュワン州で開催されたRBC Dominion Securities Western Showdownに出場しました。
CurlingZoneの大会記録によると、チーム藤澤は予選で次の3連勝を記録しています。
- アシュリー・オルソン選手のチームに6対5で勝利
- ケイラ・マクミラン選手のチームに6対2で勝利
- セレナ・グレイ・ウィザース選手のチームに10対9で勝利
その後、準々決勝では韓国のキム・ウンジョン選手のチームに5対6で敗れました。
この大会では、藤澤選手がスキップ、松澤選手がサード、鈴木選手がセカンド、吉田夕梨花選手がリードを担当しています。
五輪出場を逃した後も、世界の強豪と競い合う環境に身を置き、国際大会での経験を積み重ねていることが分かります。
【よくある質問】鈴木夕湖に関するFAQ
Q1:鈴木夕湖の年齢と生年月日は?
A1:1991年12月2日生まれです。2026年11月2日現在は34歳で、2026年12月2日に35歳になります。
Q2:鈴木夕湖と藤澤五月は本当に親戚?
A2:本当です。2人の父親同士がいとこにあたり、鈴木夕湖選手と藤澤五月選手ははとこの関係です。2018年の平昌オリンピック後、鈴木選手の母親がメディアに説明しています。
Q3:鈴木夕湖は2026年ミラノ五輪に出場した?
A3:出場していません。2025年9月の日本代表決定戦でロコ・ソラーレが予選敗退となり、五輪代表選考を勝ち抜けませんでした。2026年11月現在も競技活動を続けています。
鈴木夕湖選手は、北海道北見市常呂町でカーリングを始め、長年にわたって世界の舞台で実績を積み重ねてきた選手です。
2018年平昌オリンピックの銅メダル、2022年北京オリンピックの銀メダルは、日本カーリング界の歴史に残る成果です。
藤澤五月選手とははとこであり、吉田夕梨花選手とは「クレイジースイーパーズ」と呼ばれるスイープのコンビとして知られています。
2026年はミラノ・コルティナ五輪への出場を逃したものの、ロコ・ソラーレの一員として国際大会に出場。チームも新体制へ移行しています。
【プロの結論】
鈴木夕湖選手を評価する際に注目したいのは、獲得したメダルの数だけではありません。
セカンドとしてのショット、強力なスイープ、長年培ってきたチームワーク。この3つが組み合わさることで、ロコ・ソラーレの競技力を支えてきました。
オリンピック2大会連続のメダリストでありながら、2026年も世界の大会に挑戦し続ける姿は、長く競技を続けるアスリートの価値を示しています。
今後の注目点は、新体制となったロコ・ソラーレで鈴木選手がどのような役割を担い、再び世界の頂点を目指していくかです。これまでの実績に加え、2026年以降の国際大会での活躍にも期待が集まります。