ニューヨーク・メッツは、日本人選手との関わりが長い球団でもある。
2020年版の球団メディアガイドでは、メッツに所属した日本生まれの選手として13人が記録されている。その後、2023年に千賀滉大が加入し、日本人ファンからの注目も再び高まった。
メッツ歴代の日本人選手一覧| 選手名 | メッツ在籍年 |
|---|---|
| 吉井理人 | 1998~1999年 |
| 野茂英雄 | 1998年 |
| 新庄剛志 | 2001年、2003年 |
| 松井稼頭央 | 2004~2006年 |
| 石井一久 | 2005年 |
| 柏田貴史 | 1997年 |
| 小宮山悟 | 2002年 |
| 高津臣吾 | 2005年 |
| 高橋建 | 2009年 |
| 高橋尚成 | 2010年 |
| 五十嵐亮太 | 2010~2011年 |
| 松坂大輔 | 2013~2014年 |
| 青木宣親 | 2017年 |
| 千賀滉大 | 2023年~ |
※上記の最初の13人は2020年版メディアガイドの記載。千賀はその後に加入した選手。
日本人ファンが注目したいのは千賀滉大歴代の日本人選手の中でも、千賀は先発投手として大きな期待を背負ってメッツに加入した。
2023年には12勝、防御率2.98、202奪三振という素晴らしい成績を残し、メジャーでも実力を証明した。
2025年も防御率3.02を記録していたため、2026年の不振は本人にとっても球団にとっても大きな課題となった。
2027年に向けては、健康状態の回復に加え、制球力と投球回数をどこまで改善できるかが重要になる。
日本のプロ野球で培った経験を持つ千賀が、再びメジャーの先発投手として存在感を取り戻せるか。メッツを追いかける日本人ファンにとって、最も気になるテーマの一つだ。
【プロの結論】2027年に向けてメッツの選手をどう評価するべきか

2026年のニューヨーク・メッツは、スター選手の知名度と実際のチーム成績にギャップが生じたシーズンだった。
ソト、リンドーア、ビシェット、セミエンという実績ある選手をそろえながら、74勝88敗で地区最下位となったブレーブスではなく、地区5位でシーズンを終えている。162試合を戦い抜く戦力として、まだ改善すべき部分が残った。
特に重要なのは、次の3点だ。
1. スター選手の個人成績とチームへの貢献を分けて見ること
ソトはOPS.908という優れた数字を残した。一方、リンドーアは負傷による欠場があり、ビシェットもOPS.702だった。
選手の評価では、知名度や契約金だけでなく、出場試合数、出塁率、長打率、守備力を総合的に見る必要がある。
2. 若手の成長をチーム再建の中心に置くこと
マクリーンは179回2/3を投げて194奪三振、ベンジは20本塁打と22盗塁を記録した。
この2人は、2026年のメッツにおける特に大きな収穫だ。高額契約の選手だけに依存せず、若手が主力として成長することが長期的な競争力につながる。
3. 40人枠と実際の試合出場メンバーを混同しないこと
MLBの40人枠は、選手の保有・登録状況を把握するための制度だ。通常のレギュラーシーズンのアクティブロースターとは異なり、故障者リストにいる選手やマイナーからの昇格候補も関係する。
したがって、40人枠に掲載されているからといって、翌日の試合に出場できるとは限らない。負傷者リスト、マイナー降格、ウェーバー、契約解除なども合わせて確認することが大切だ。
2026年11月2日のロースター変更では、球団がジャック・アンダーソンとピアソン・オールを獲得する一方、フィリップ・アブナーとキャメロン・ウェストンをウェーバーで失った。エリック・ワガマンも自由契約を選択している。オフシーズンの選手一覧は、こうした移動によって随時変化する。
メッツを継続的に追うなら、選手名鑑だけでなく、公式ロースター、個人成績、球団発表の3つを組み合わせて見ることをおすすめしたい。
ニューヨーク・メッツ選手に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のメッツで最も注目される選手は誰ですか?
A1:打者ではフアン・ソト、フランシスコ・リンドーア、ボー・ビシェットが中心選手です。若手ではカーソン・ベンジ、投手ではノーラン・マクリーンが特に注目されています。
Q2:千賀滉大は2026年もメッツに所属していますか?
A2:はい。2026年11月3日時点のMLB公式ロースター表示では、背番号34の投手として掲載されています。2026年の成績は0勝9敗、防御率7.34、75奪三振です。
Q3:フアン・ソトのメッツでの背番号は何番ですか?
A3:背番号22です。2026年は111試合に出場し、27本塁打、68打点、打率.275、OPS.908を記録しました。
Q4:フランシスコ・リンドーアの背番号は何番ですか?
A4:背番号12です。2026年は105試合で21本塁打、49打点を記録しました。シーズン途中に負傷者リスト入りしましたが、6月24日に復帰しています。
Q5:メッツの2026年の注目若手選手は誰ですか?
A5:野手ではカーソン・ベンジ、投手ではノーラン・マクリーンとジョナ・タンが注目選手です。ベンジは20本塁打と22盗塁、マクリーンは12勝と194奪三振を記録しました。
Q6:メッツの40人枠と通常の登録メンバーは何が違いますか?
A6:40人枠は球団が保有・登録する選手の枠で、通常の試合に出場できるアクティブロースターとは別の制度です。故障者リストやマイナーへの降格などによって、両者の顔ぶれは異なります。
Q7:メッツで最も年俸が高い選手は誰ですか?
A7:2026年の契約額を基準にすると、フアン・ソトが最上位です。FanGraphsのRosterResource掲載額では6,187万5,000ドルで、ボー・ビシェットの4,200万ドル、フランシスコ・リンドーアの3,410万ドルが続きます。集計方法によって金額に差が出る点には注意が必要です。
2026年のニューヨーク・メッツは、フアン・ソト、フランシスコ・リンドーア、ボー・ビシェットらスター選手を擁しながら、74勝88敗という厳しい結果に終わった。
一方、ノーラン・マクリーンの194奪三振、カーソン・ベンジの20本塁打と22盗塁など、次世代を担う選手の活躍は明るい材料だ。
日本人ファンにとっては、千賀滉大の復調も大きな注目ポイントとなる。2023年の好成績を取り戻せるかどうかは、2027年のメッツを占う重要な要素だ。
今後のチームを追いかける際は、次の選手を中心にチェックしたい。
- 打線の中心: フアン・ソト、フランシスコ・リンドーア、ボー・ビシェット
- 投手陣の中心: ノーラン・マクリーン、ショーン・マナイア、千賀滉大
- 次世代の主力候補: カーソン・ベンジ、ジョナ・タン、A.J.イーウィング
- 守備の要: フランシスコ・アルバレス、マーカス・セミエン
メッツの本当の強さを測る基準は、スター選手の人数や総年俸ではない。投打のバランス、若手の成長、故障者を含めた選手層の厚さがそろって初めて、優勝を狙えるチームになる。
2027年にアンディ・グリーン監督のもとでどのようなチームを作り上げるのか。メッツの選手構成と若手の成長から目が離せない。