Mリーグのユニフォームは、単なるチームカラーの統一ではない。各チームの運営企業、ブランドイメージ、スポンサー企業、チームの競技コンセプトが一つのウェアに集約されている。
2026-27シーズンの公開ビジュアルとチーム公式発信を整理すると、次のような関係が見えてくる。
| チーム | デザインの特徴 | ブランド・チームとの関係 |
|---|---|---|
| EARTH JETS | グリーン系、ダークカラー | アース製薬、カメレオンのイメージ |
| U-NEXT Pirates | 黒、青、ピンクの斜めライン | 新章と情熱を表現 |
| 赤坂ドリブンズ | 青緑系、デジタルモザイク | BIT、0と1のデジタル表現 |
| EX風林火山 | 白ベース、複数色のアクセント | 孫子の兵法を掲げるチーム |
| KONAMI麻雀格闘倶楽部 | 白、赤、青の切り替え | 麻雀格闘倶楽部ブランド |
| セガサミーフェニックス | 白、赤、黒、青系 | 不死鳥のモチーフ |
| TEAM RAIDEN / 雷電 | 黒、黄色 | 雷電の力強いイメージ |
| BEAST X | 迷彩柄、ドーンブルー | HUNGRYのスローガン |
| 渋谷ABEMAS | ダークパープル系 | ABEMAブランドとのつながり |
| KADOKAWAサクラナイツ | 白、ピンク、黒 | 桜を象徴とするチーム |
この比較から分かるのは、ユニフォームの差別化が必ずしも派手な色使いだけで行われているわけではないことだ。
例えば、BEAST Xは迷彩柄を継続することでチームの歴史を残し、U-NEXT Piratesはピンクを加えることで新しい方向性を打ち出した。赤坂ドリブンズはデジタル表現を取り入れ、チーム独自のコンセプトを視覚化している。
また、スポンサー企業のロゴもデザインの一部を構成する。セガサミーフェニックスやKONAMI麻雀格闘倶楽部のように、企業との協力関係がユニフォームの外観にも反映される。
なお、表中の色や柄は公開画像から確認できる外観上の特徴であり、素材や機能性の違いを示すものではない。
【ミズノ制作】試合用ユニフォームとレプリカの違いは?

Mリーグのユニフォーム制作を担当しているのは、スポーツ用品メーカーのだ。
Mリーグ機構は2026年8月28日の公式発表で、2026-27シーズンもミズノが試合用とレプリカの両方を制作したと明らかにしている。
ここで理解しておきたいのが、試合用とレプリカは同じものではないという点だ。
試合用ユニフォームとは試合用は、Mリーガーが公式戦で実際に着用するユニフォームである。
選手の名前や背番号に相当する表示、チームロゴ、スポンサー企業のロゴなどが配置され、所属チームの公式ウェアとして使用される。
試合中に画面へ映るユニフォームは、選手とチーム、スポンサーのブランドを同時に伝える役割を持つ。
レプリカユニフォームとはレプリカは、ファンが購入して応援時に着用できる公式グッズだ。
Mリーグ公式ショップの商品説明では、試合で選手が実際に着用しているものと同じデザインの公式レプリカとして紹介されている。
2025-26シーズンの商品ページでは、次の仕様が確認できる。
- 左肩にMリーグのエンブレムを配置
- 背面のネーム部分は通常商品には付属しない
- チームによっては試合用と掲載スポンサーの構成が異なる
特に重要なのはスポンサー表示の違いだ。
チームの協賛状況によって、選手用とレプリカで掲載されるスポンサー企業のロゴが異なる場合がある。したがって、テレビ中継で見た選手のユニフォームと、購入した商品が細部まで完全一致するとは限らない。
試合用とレプリカの比較| 比較項目 | 試合用 | レプリカ |
|---|---|---|
| 主な使用者 | Mリーガー | ファン |
| 制作メーカー | ミズノ | ミズノ |
| 基本デザイン | チーム公式デザイン | 同デザイン |
| 選手名 | 選手仕様 | 通常商品はなし |
| スポンサーロゴ | 試合用の構成 | 一部異なる場合あり |
| 購入目的 | 公式戦での着用 | 応援・コレクション |
なお、素材の組成、縫製、耐久性、吸汗速乾性などの詳細な仕様は、公開されている商品説明だけでは判断できない。
「レプリカだから試合用と同じ機能を備えている」と考えるのではなく、基本デザインを再現した公式ファン向け商品として理解するのが適切だ。
【2026年11月最新】Mリーグレプリカユニフォームの販売状況
購入を検討している人にとって、最も気になるのが2026-27モデルの販売状況だろう。
2026年11月3日時点では、Mリーグ機構の8月28日付発表は、レプリカの販売について「追ってお知らせいたします」という案内にとどまっている。
一方、Mリーグ公式グッズショップの商品一覧では、2025-26シーズン版のレプリカユニフォームが掲載されている。2026-27シーズン版のミズノ製公式レプリカについては、販売価格や発売日、購入条件を確定できる商品情報が確認できない。
2025-26モデルが販売されていた実績と、2026-27モデルの販売決定は別の話である。
前シーズンの販売時期を参考にすることはできるが、2026-27モデルも同じ日程・価格・購入条件になるとは限らない。
公式ショップで確認できる旧シーズン商品公式グッズショップに掲載されている2025-26モデルは、次の10チームだ。
- アベマズ
- KONAMI麻雀格闘倶楽部
- KADOKAWAサクラナイツ
- TEAM RAIDEN / 雷電
- U-NEXT Pirates
- BEAST X
- EX風林火山
- セガサミーフェニックス
- 赤坂ドリブンズ
- EARTH JETS
各チームの掲載価格は16,500円(税込)。ただし、商品ページに掲載されていることと、希望サイズの在庫があることは同義ではない。注文画面でサイズと在庫を確認する必要がある。
サクラナイツには別の2026-27レプリカTシャツもある一つ注意したいのが、チーム独自の公式グッズと、Mリーグ機構が扱うミズノ製レプリカユニフォームの違いだ。
KADOKAWA公式オンラインショップ「カドスト」では、2026-27シーズンのサクラナイツ・ユニフォームレプリカTシャツが販売されており、掲載価格は6,800円(税込)。
こちらはチームの公式グッズとして販売されているレプリカTシャツであり、Mリーグ公式ショップの16,500円のユニフォームとは別商品である。商品名だけで同一商品と判断しないようにしたい。
【購入条件】ネーム入りユニフォームはオフィシャルサポーター限定
Mリーグのレプリカユニフォームには、通常モデルとネームプリント入りモデルがある。
通常モデルはチームデザインを楽しむための商品。一方、ネームプリント入りモデルは背面に自分の希望する名前を印字できる特別仕様だ。
オフィシャルサポーターとは?Mリーグ機構が運営する公式ファンクラブ制度で、応援したいチームを選んで加入できる。
2026-27シーズンのオフィシャルサポーターについては、2026年8月21日に募集要項が発表された。
| 項目 | 2026-27シーズンの内容 |
|---|---|
| 入会金 | 無料 |
| 年会費 | 7,150円(税込) |
| 募集開始 | 2026年9月1日 |
| 会員期間 | 入会日から2027年9月30日まで |
| ネーム入り購入権 | あり |
| 対象 | 全10チームから選択可能 |
オフィシャルサポーターの特典には、会員カード、マフラータオル、限定デザイントレカ、イベント優待なども含まれている。
Mリーグサポーターとチームサポーターの違いここは購入時に間違えやすい部分だ。
Mリーグには、特定チームに所属せずリーグ全体を応援する「Mリーグサポーター」制度もある。
ただし、2026-27シーズンの公式募集要項では、ネーム入りレプリカユニフォームの購入権はチームのオフィシャルサポーターの特典として設定されている。
つまり、リーグ全体を応援するMリーグサポーターに加入しただけでは、ネーム入りユニフォームの購入権は得られない。
複数チームのネーム入りユニフォームを希望する場合は、各チームのオフィシャルサポーターになる必要がある。
ネームプリントの文字数と価格過去の公式販売では、背面に好きなNAMEを大文字英字11文字まで印字できる仕様が採用されていた。
2025-26シーズンの実績は次のとおり。
- 通常レプリカ:16,500円(税込)
- ネームプリント入り:18,500円(税込)
- サイズ:S・L・2XL
- 販売期間:2025年11月12日正午~11月18日正午
- 対象:該当チームのオフィシャルサポーター
2026年2月28日から3月5日までには、BEAST Xを含む全10チームを対象に、ネームプリント入りモデルの第2弾販売も実施された。
この販売実績から、ネーム入りモデルは期間限定の受注販売方式が採用されてきたことが分かる。ただし、2026-27シーズンの受付期間や印字ルールは別途確認が必要だ。
【歴代価格・サイズ】Mリーグユニフォームはいくらで買える?
購入予算を考えるうえでは、過去シーズンの価格推移が参考になる。
公式発表と過去の商品ページから確認できる価格は次のとおりだ。
| シーズン・商品 | 価格(税込) | サイズ・条件 |
|---|---|---|
| 2024-25通常モデル | 15,000円 | S・L・2XL |
| 2024-25ネーム入り | 17,000円 | Lのみ |
| 2025-26通常モデル | 16,500円 | S・L・2XL |
| 2025-26ネーム入り | 18,500円 | S・L・2XL |
| 2026-27通常モデル | 未発表 | 公式販売情報待ち |
| 2026-27ネーム入り | 未発表 | 公式販売情報待ち |
2024-25シーズンの通常モデルは15,000円、2025-26シーズンは16,500円となっており、確認できる範囲では1,500円の価格差がある。
ネーム入りモデルも17,000円から18,500円へ変更されている。
ただし、これは過去の販売価格の比較であり、2026-27シーズンの値上げや値下げを示すものではない。
2025-26モデルの公式サイズ表Mリーグ公式ショップに掲載された2025-26モデルのサイズは、以下の3種類。
| サイズ | 後丈 | 胸回り | 肩幅 | 袖丈 |
|---|---|---|---|---|
| S | 64.5cm | 96cm | 38.2cm | 17.5cm |
| L | 68.5cm | 104cm | 41cm | 19.5cm |
| 2XL | 72.5cm | 112cm | 43.8cm | 21.5cm |
出典:Mリーグ公式グッズショップの2025-26シーズン商品仕様。
サイズ選びで注目したいのは胸回りと肩幅だ。
例えば、SサイズとLサイズでは胸回りに8cm、肩幅に2.8cmの差がある。単純に普段着のサイズだけで判断するより、手持ちのTシャツやスポーツウェアの寸法と比較するほうが失敗しにくい。
また、2XLは後丈72.5cm、胸回り112cm。ゆったりした着用感を希望する人は、肩幅や着丈も含めて確認しておきたい。
なお、2026-27モデルのサイズ展開が同じになるかどうかは、正式な商品仕様の発表を待つ必要がある。
歴代デザインはどう変化してきた?Mリーグのユニフォームは、チームの歴史とともに変化してきた。
麻雀ウォッチが公開した歴代デザインの記録では、赤坂ドリブンズ、EX風林火山、KONAMI麻雀格闘倶楽部、渋谷ABEMAS、セガサミーフェニックス、雷電、U-NEXT Piratesなどの2018シーズンからの変遷を確認できる。
KADOKAWAサクラナイツは2019シーズンから、BEAST Xは2023-24シーズンからのデザインが掲載されている。
また、EARTH JETSについては2025-26シーズンのユニフォームが歴代資料に登場する。
ここから読み取れるのは、ユニフォームが毎年まったく新しいものに置き換わるわけではないということだ。
- チームカラーを継続する
- 柄やロゴの配置を変更する
- スポンサー企業の追加に伴って表示を更新する
- 新シーズンのコンセプトを反映する
こうした変更を重ねることで、過去のチームイメージを残しながら新鮮さを生み出している。
【プロの結論】Mリーグユニフォームを購入するなら何を基準に選ぶ?
Mリーグユニフォームは、応援グッズとしての魅力だけでなく、シーズンごとの記念品としての価値もある。
ただし、購入する際にはデザインの好みだけでなく、販売時期、購入資格、サイズ、シーズン表記を確認する必要がある。
通常モデルがおすすめの人- 好きなチームのカラーを身に着けたい
- 観戦イベントやパブリックビューイングで着用したい
- ネームプリントにはこだわらない
- ファンクラブへの加入を予定していない
通常モデルは、まずチームの公式デザインを楽しみたい人に向いている。
ネーム入りモデルがおすすめの人- 推し選手や好きなチームへの思い入れが強い
- 自分だけの名前を入れたウェアが欲しい
- 期間限定販売に合わせて購入できる
- 対象チームのオフィシャルサポーターに加入できる
ただし、過去のネーム入り販売は受注期間が限られていた。販売開始後に検討するのではなく、受付期間と注文方法を事前に把握しておくことが大切だ。
旧シーズンモデルを購入する際の注意点旧シーズンモデルには、現在のチームデザインとは異なる魅力がある。
例えば、2018年から応援しているファンにとって、初期の赤坂ドリブンズや雷電のユニフォームは思い入れのあるコレクションになり得る。
しかし、旧モデルは公式ショップでの在庫が限られる場合がある。過去の公式販売案内でも、品切れや再入荷予定なしの商品について注意が促されていた。
中古品を購入する場合は、次の点を確認したい。
- シーズン表記が希望するモデルと一致しているか
- ネームや背面プリントの有無
- スポンサーロゴの欠損や劣化
- サイズ表記と実寸
- 正規品かどうか
公式ショップでは、破損・不良品を除き返品・キャンセルは原則不可と案内されている。注文前に商品仕様を確認することも重要だ。
【Mリーグユニフォームに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:Mリーグ2026-27のユニフォームはどこで購入できますか?
A1:ミズノ制作の公式レプリカについては、Mリーグ公式グッズショップの販売告知と商品一覧を確認するのが基本だ。2026年11月3日時点では、公式ショップに2025-26モデルが掲載されており、2026-27モデルの販売条件・商品価格は確認できていない。
Q2:Mリーグのユニフォームはミズノ製ですか?
A2:はい。Mリーグ機構の2026年8月28日の発表で、ミズノ株式会社が2026-27シーズンの試合用ユニフォームとレプリカユニフォームを制作したことが公表されている。
Q3:ネーム入りユニフォームは誰でも購入できますか?
A3:過去の公式販売では、該当チームのオフィシャルサポーター限定だった。2026-27シーズンも、チームのオフィシャルサポーターにはネーム入りレプリカの購入権が設定されている。ただし、実際の販売期間や注文条件は個別の告知を確認したい。
Q4:Mリーグのレプリカユニフォームの価格はいくらですか?
A4:2025-26モデルは通常版16,500円、ネーム入り18,500円だった。2024-25モデルは通常版15,000円、ネーム入り17,000円。2026-27モデルの価格は別途発表待ちだ。
Q5:ユニフォームのサイズは何種類ありますか?
A5:2025-26モデルはS・L・2XLの3サイズ展開。Sは胸回り96cm、Lは104cm、2XLは112cmだった。2026-27モデルのサイズは正式な商品仕様で確認する必要がある。
Q6:過去シーズンのユニフォームも購入できますか?
A6:公式ショップに旧シーズン商品が掲載されている場合は購入できる可能性がある。ただし、在庫切れや再入荷予定なしの商品もあるため、商品ページの在庫表示を確認したい。
2026-27シーズンのMリーグユニフォームは、8月28日に全10チームの新デザインが発表され、9月14日の開幕から実際の対局で使用されている。
制作は引き続きミズノが担当。U-NEXT Piratesのピンクの差し色、赤坂ドリブンズのデジタルモザイク、BEAST Xの迷彩柄など、それぞれのチームらしさを反映したデザインがそろった。
購入面では、2025-26モデルの通常版が16,500円、ネーム入りが18,500円だった実績が参考になる。サイズもS・L・2XLの3種類が設定されていた。
一方、2026-27モデルのミズノ製レプリカについては、2026年11月3日時点で公式ショップの商品掲載や価格・販売条件の確定情報が確認できていない。過去の価格や発売日をそのまま当てはめず、正式発表を待つ必要がある。
【プロの結論】
Mリーグユニフォームを選ぶ際に最も大切なのは、好きなチームのデザインだけでなく、どのシーズンのモデルを購入するのかを明確にすることだ。
通常版を希望するのか、ネーム入りを希望するのかによっても購入条件は異なる。特にネーム入りを狙う場合は、チーム別オフィシャルサポーターへの加入が必要になる点を覚えておきたい。
Mリーグのユニフォームは、単なるスポーツウェアではない。チームの歴史、スポンサーとの関係、選手たちの挑戦を一つのデザインに凝縮したファンアイテムでもある。新シーズンの公式販売情報を確認しながら、自分が長く応援したいと思える一着を選びたい。