2026年夏の石川大会は、7月9日から26日までの日程で開催された。6月26日に組み合わせ抽選が行われ、参加チームは42。県内の強豪校が甲子園出場を懸けて争った。
大会を制したのは遊学館。決勝では金沢を4対3で下し、11年ぶり7回目の夏の甲子園出場を果たした。石川県高等学校野球連盟の大会記録でも、遊学館の優勝が正式に記録されている。
決勝の遊学館対金沢は3点差をひっくり返す展開7月26日の石川県立野球場で行われた決勝は、序盤から金沢が主導権を握った。
金沢は1回に2点、3回にも1点を追加。3回表終了時点で遊学館は0対3と追い込まれた。
しかし、遊学館は3回裏に反撃を開始する。
- 3回裏:3番指名打者の南太陽が2ラン本塁打を放つ
- 4回裏:スクイズで同点に追いつく
- 5回裏:犠牲フライで勝ち越し
- その後:金沢の反撃を抑え、4対3で逃げ切る
試合開始前から雷の影響を受け、試合中にも2度の雷雨による中断が発生した。遊学館高校の公式発表によれば、決勝は2時間以上中断する場面もあった。
天候によって試合の流れが分断される難しい状況でも、遊学館はリードを守り切った。
夏の上位校の勝ち上がり遊学館だけでなく、金沢、小松大谷、星稜も上位まで勝ち進んだ。
特に注目されたのが準々決勝の金沢対星稜。金沢が10対3で勝利し、星稜の夏を終わらせた。
また、遊学館は準々決勝で日本航空石川を4対2、準決勝では小松大谷を12対8で破っている。
| 回戦 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 準々決勝 | 遊学館-日本航空石川 | 4-2 |
| 準々決勝 | 金沢-星稜 | 10-3 |
| 準々決勝 | 小松大谷-門前 | 5-1 |
| 準決勝 | 遊学館-小松大谷 | 12-8 |
| 準決勝 | 金沢-金沢市工 | 3-0 |
| 決勝 | 遊学館-金沢 | 4-3 |
石川県代表として第108回全国高等学校野球選手権大会に出場した遊学館は、8月8日の1回戦で青森山田と対戦した。
試合は序盤に青森山田が6点をリード。遊学館は4回に4点、7回に1点を返して1点差まで迫った。
9回2死からも四球と安打で一、三塁の好機を作ったが、あと一歩及ばず、5対6で敗退した。
県大会での劇的な逆転優勝から甲子園での接戦まで、遊学館は2026年夏の石川を象徴する存在となった。
【2026年秋季石川大会】小松大谷が優勝!金沢・星稜も北信越へ

夏の大会から約1か月後、石川県内では秋季大会が始まった。
第155回北信越地区高等学校野球石川県大会は、9月5日から27日まで開催。8月28日に組み合わせ抽選が行われ、41チームが参加した。
この大会で優勝したのは小松大谷。決勝で金沢を13対4と圧倒し、2季ぶり4回目の優勝を飾った。
小松大谷は準決勝・決勝と安定した試合運び小松大谷は大会を通じて攻撃力を発揮した。
主な勝ち上がりは次のとおり。
- 2回戦:小松明峰に10対0
- 3回戦:金沢二水に21対1
- 準々決勝:金沢桜丘に7対0
- 準決勝:門前に6対0
- 決勝:金沢に13対4
特に準決勝の門前戦を6対0で勝ち抜き、決勝でも13得点を記録した点は見逃せない。
夏は遊学館との準決勝で12対8と敗れていた小松大谷だが、秋には県大会の頂点を奪取。短期間でチームが立て直されたことを示す結果になった。
秋季大会の決勝は小松大谷13対4金沢9月27日の決勝では、小松大谷と金沢が対戦した。
結果は小松大谷の13対4。金沢も決勝まで勝ち上がったものの、最後は小松大谷の攻撃力に押し切られた。
一方、9月26日の準決勝では金沢が星稜に5対4で勝利。星稜は翌27日の第3代表決定戦で門前を7対0の7回コールドで破り、北信越大会への最後の出場枠を獲得した。
この結果、石川県代表は以下の3校に決まった。
1. 優勝:小松大谷
2. 準優勝:金沢
3. 第3代表:星稜
県大会の優勝校だけでなく、準優勝校と第3代表にも北信越大会への道が開かれた。
【強豪4校を徹底比較】遊学館・小松大谷・金沢・星稜の2026年成績
2026年の石川高校野球を理解するには、夏と秋を別々に見るだけでは不十分だ。
同じ学校でも、夏と秋では結果が大きく異なる。特に遊学館と小松大谷は、両大会で対照的な成績を残した。
主要4校の大会別成績遊学館の2026年は、夏に最も大きな成果を残したシーズンだった。
日本航空石川、小松大谷、金沢という強豪を次々と破り、県大会を制覇。甲子園でも青森山田に1点差まで迫った。
ただし、秋季大会では9月12日の2回戦で星稜に2対3で敗退している。
この結果からも、夏の優勝校がそのまま秋も優位に立つとは限らないことがわかる。
小松大谷高校野球部:秋に攻撃力を発揮小松大谷は夏の準決勝で遊学館に敗れたものの、秋季大会では圧倒的な得点力を見せた。
決勝の13得点だけでなく、3回戦の21得点も印象的だ。
加えて、北信越大会でも初戦を突破しており、県内だけでなく広域大会でも実力を示している。
金沢高校野球部:県大会準優勝から北信越準優勝へ金沢は夏、秋ともに石川県大会の決勝に進出した。
夏は遊学館に3対4、秋は小松大谷に4対13で敗れたものの、北信越大会では大きく巻き返した。
特に、北信越大会の準決勝で敦賀気比を2対1で破ったことは大きい。
県大会の準優勝という結果だけでは測れない、県外の強豪との競争力を示した。
星稜高校野球部:夏の悔しさを秋の代表権につなげる星稜は夏の準々決勝で金沢に3対10で敗れた。
しかし、秋には遊学館を3対2で破るなど、再び上位争いに加わった。
準決勝で金沢に4対5と惜敗したものの、第3代表決定戦で門前に7対0と勝利。北信越大会への出場を決めた。
星稜にとって2026年秋は、県内の強豪との競争を勝ち抜き、広域大会で経験を積む機会となった。
【北信越地区大会の結果】金沢が決勝進出、小松大谷も8強入り
2026年秋の石川県大会で上位3校に入った小松大谷、金沢、星稜は、第155回北信越地区高等学校野球大会に出場した。
大会は10月10日・11日、17日・18日に新潟県で開催。全16チームが参加し、石川県高等学校野球連盟の発表でも石川代表3校が正式に掲載された。
石川県代表3校の結果小松大谷
1回戦で長野県の佐久長聖に10対3で勝利。8回コールドで初戦を突破した。
しかし、10月11日の準々決勝では富山商業に1対4で敗れた。
県大会優勝校として臨んだ大会はベスト8で幕を閉じた。
星稜
10月10日に帝京長岡と対戦し、3対5で敗退した。
県大会では第3代表を獲得したものの、北信越大会では初戦から厳しい相手とぶつかる結果になった。
金沢
3校の中で最も長く勝ち進んだのが金沢だった。
- 1回戦:日本文理に7対3で勝利
- 準々決勝:高岡商業に8対0で勝利
- 準決勝:敦賀気比に2対1で勝利
- 決勝:帝京長岡に2対3で敗退
準決勝で福井の強豪・敦賀気比を破り、決勝まで進出。最後は帝京長岡に1点差で敗れたが、北信越大会準優勝という立派な成績を残した。
秋季石川大会の優勝校と北信越大会の成績は別物ここで押さえておきたいのが、県大会の優勝校と北信越大会の最上位校が異なる点だ。
石川県大会では小松大谷が優勝したが、北信越大会では金沢が準優勝。小松大谷は準々決勝で敗退した。
つまり、2026年秋の石川県勢を評価する際は、県大会の順位だけでなく、北信越大会での結果まで見る必要がある。
また、北信越大会で決勝まで進んだ金沢の結果は、翌春の選抜大会を考えるうえでも注目材料になる。ただし、北信越大会準優勝だけで甲子園出場が自動的に決まるわけではなく、選抜選考は別途行われる。
【日程・組み合わせ・速報】高校野球石川の最新情報を確認する方法
高校野球石川の試合日程や組み合わせを確認するなら、まず石川県高等学校野球連盟の公式発表を確認したい。
2026年の主要大会の日程は次のとおり。
| 大会 | 抽選日 | 開催期間 | 優勝校 |
|---|---|---|---|
| 第108回選手権石川大会 | 6月26日 | 7月9日~26日 | 遊学館 |
| 2026年秋季石川大会 | 8月28日 | 9月5日~27日 | 小松大谷 |
| 第155回秋季北信越大会 | 9月30日 | 10月10日~18日 | 帝京長岡 |
試合速報を追う場合は、次の順番で確認すると情報を整理しやすい。
1. 石川県高等学校野球連盟:大会日程、組み合わせ、公式記録、雨天順延などの確認
2. 高校野球ドットコム:対戦カード、試合結果、チーム別の戦績確認
3. 朝日新聞・日刊スポーツの高校野球情報:試合経過や大会アーカイブの確認
4. 阪神甲子園球場の公式大会情報:夏の甲子園に出場した石川代表の試合結果確認
特に雨天順延や開始時間変更は、以前に公開された組み合わせ表と異なる場合がある。観戦予定がある場合は、試合当日の公式発表を優先するのが確実だ。
11月の最新情報は1年生大会にも注目石川県高等学校野球連盟の公式サイトでは、2026年11月2日付で第34回石川県高等学校野球一年生大会の情報が更新された。
11月3日の準々決勝について、宝達志水野球場ではグラウンドコンディションを考慮し、第1試合を10時、第2試合を12時30分に変更。金沢市民野球場の2試合は、それぞれ9時と11時30分の予定とされた。
対戦カードには金沢、石川高専、遊学館、羽咋・七尾、星稜、県立工業、金沢龍谷、日本航空石川が並んでいる。
この大会は秋季県大会や北信越大会とは別のカテゴリーだが、各校の次世代を担う選手の動向を知る材料になる。
【プロの結論】2026年の石川高校野球は複数校が主役のシーズン
2026年の石川高校野球を振り返ると、特定の1校だけが年間を通じて支配したわけではない。
夏は遊学館が頂点に立ち、秋は小松大谷が優勝。金沢は県大会で2度の準優勝を経験しながら、北信越大会では決勝進出を果たした。星稜も秋の第3代表として北信越大会への切符をつかんだ。
この結果から読み取れる要点は3つある。
第一に、夏の結果だけで秋の勢力図を判断できないこと。
夏の優勝校・遊学館は秋の県大会で2回戦敗退。一方、夏の準決勝で敗れた小松大谷は秋に優勝した。大会ごとに選手の状態やチームの完成度が変わるため、年間の評価には複数大会の結果が欠かせない。
第二に、県大会の順位と広域大会での競争力は必ずしも一致しないこと。
秋季県大会では小松大谷が優勝したが、北信越大会で最も勝ち進んだ石川県勢は金沢だった。大会のレベルや対戦相手が変わることで、チームの強みと課題がより明確になる。
第三に、秋季大会は翌春を見据えた重要な指標になること。
秋の大会は新チームの実力を示す機会だ。北信越大会の成績も含めて確認することで、翌春の選抜大会に向けた各校の立ち位置を理解しやすくなる。
2026年の石川は、遊学館、小松大谷、金沢、星稜がそれぞれ異なる形で存在感を示した。今後の勢力図を追うなら、夏の優勝校だけでなく、秋の勝ち上がりと北信越大会の結果を併せて見ることが重要だ。
【高校野球石川の2026年に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年夏の石川大会で優勝した高校はどこ?
遊学館高校です。7月26日の決勝で金沢高校を4対3で破り、11年ぶり7回目の甲子園出場を決めました。
Q2:2026年秋季石川大会の優勝校と準優勝校は?
優勝は小松大谷高校、準優勝は金沢高校です。決勝は9月27日に行われ、小松大谷が13対4で勝利しました。
Q3:2026年秋季北信越大会に出場した石川県の高校は?
小松大谷、金沢、星稜の3校です。金沢が準優勝、小松大谷が準々決勝敗退、星稜が1回戦敗退という結果でした。
Q4:2026年の夏の甲子園に出場した石川県代表は?
遊学館高校です。8月8日の1回戦で青森山田と対戦し、5対6で敗れました。
Q5:星稜高校は2026年秋季石川大会で何位だった?
星稜は準決勝で金沢に4対5で敗れましたが、3位決定戦に相当する第3代表決定戦で門前に7対0で勝利し、北信越大会への出場権を獲得しました。
Q6:高校野球石川の最新日程や組み合わせはどこで確認できる?
石川県高等学校野球連盟の公式サイトが基本的な確認先です。組み合わせ表や試合結果、雨天による日程変更などを確認できます。
2026年の石川県高校野球は、夏の遊学館、秋の小松大谷という2校の優勝によって、季節ごとに異なるドラマが生まれた。
- 夏の選手権石川大会:遊学館が優勝、金沢が準優勝
- 秋季石川大会:小松大谷が優勝、金沢が準優勝、星稜が第3代表
- 秋季北信越大会:金沢が準優勝、小松大谷がベスト8
- 夏の甲子園:遊学館は青森山田に5対6で惜敗
県内の勢力図は一校に固定されておらず、複数の強豪校が互いに競い合う状況が続いている。
今後の高校野球石川を追う際には、夏の選手権だけでなく、秋季大会、北信越大会、そして新チームの1年生大会まで視野に入れると、各校の成長や次の大会に向けた動きがより鮮明になる。