矢野妃菜喜(やの・ひなき)
声優・女優・アーティスト
- 生年月日:1997年3月5日
- 年齢:29歳(2026年11月現在)
- 出身地:兵庫県
- 身長:150cm
- 所属:ソニー・ミュージックアーティスツ
- 趣味:ゲーム、アニメ鑑賞、美少女の写真集め
- 特技:ダンス
出典:ソニー・ミュージックアーティスツ公式プロフィール、アニメイトタイムズ掲載プロフィール。
「妃菜喜」は「ひなき」と読む。初見では読み方に迷いやすい名前だが、公式プロフィールでは「ヤノヒナキ」と表記されている。
愛称として「ひにゃ」も知られている。
2026年現在の年齢は29歳1997年3月5日生まれのため、2026年3月5日に29歳の誕生日を迎えた。
身長は150cm。趣味にはゲームやアニメ鑑賞のほか、美少女の写真集めを挙げている。特技はダンスで、声の演技だけにとどまらない身体表現の経験も持つ。
声優だけではない、複数の表現分野を持つ人物矢野妃菜喜のプロフィールで注目したいのは、活動ジャンルの広さだ。
声優としてアニメやゲームに出演する一方、歌手として楽曲を発表し、ライブ活動も継続している。さらに舞台や映像作品への出演経験もある。
単に人気アニメのキャラクターを演じる声優というだけでなく、幼少期から芸能活動を続けてきた表現者という側面がある。
【経歴・年表】子役・アイドル経験から人気声優へ成長した道のり

矢野妃菜喜のキャリアは、声優として本格的に知られるようになる以前から始まっている。
ソニー・ミュージックアーティスツの公式経歴によると、2013年に「うたたねこ歌劇団」として活動を開始。2014年には漫画『12歳。』のゲーム主題歌を担当した。
その後、アニメ関連の現場や舞台を経験し、2019年の海外アニメ作品への出演を経て、2020年以降に主要作品での出演が増えていく。
主な経歴と出演作品を時系列で整理すると、次のようになる。
出典:ソニー・ミュージックアーティスツ公式経歴、第16回声優アワード受賞発表、各作品公式情報。
声優への転機は高校3年生の頃矢野妃菜喜は、WebNewtypeのインタビューで、声優という職業を意識したきっかけについて語っている。
高校3年生のとき、所属事務所のマネージャーから声優の仕事を紹介されたことが転機になったという。
それまで実写での演技経験はあったものの、声だけで芝居を成立させる難しさに直面した。本人は、その難しさが悔しく、もっと上達したいという気持ちから勉強するようになったと振り返っている。
また、アニメでは実写と異なり、年齢や身体的な条件に左右されず、多様なキャラクターを演じられることにも魅力を感じたという。
この経験は、その後の声優活動を理解するうえで重要な背景だ。
2019年『Cannon Busters』が実力を磨く機会に2019年のNetflix作品『Cannon Busters』では、メインヒロインのサム役を担当した。
インタビューでは、経験豊富な共演者と仕事をする中で多くのことを吸収できたと語っている。
本人が声優としての成長を実感した時期でもあり、2020年の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』への出演につながる重要な段階だった。
2022年、第16回声優アワード新人女優賞を受賞2022年3月5日、ソニー・ミュージックアーティスツは、矢野妃菜喜が第16回声優アワードの新人女優賞を受賞したことを発表した。
2020年の高咲侑役、2021年のキタサンブラック役など、話題性のある作品への出演が続いた時期の受賞である。
これは、単に人気キャラクターを担当したというだけでなく、声優としての活動が業界から評価された実績として位置づけられる。
【代表作を解説】キタサンブラック・高咲侑・雫はどんなキャラクター?
矢野妃菜喜の名前を調べる人が、特に気になるのが代表作と担当キャラクターだろう。
なかでも『ウマ娘 プリティーダービー』と『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』は、彼女を知るうえで外せない作品である。
1. キタサンブラック
『ウマ娘 プリティーダービー』/CV:矢野妃菜喜
明るく元気で、人情に厚いウマ娘。困っている人を放っておけない性格で、周囲から慕われる存在だ。
Season 2での登場をきっかけに、矢野の名前を知ったアニメファンも多い。
2. 高咲侑
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
スクールアイドルとしてステージに立つメンバーとは異なり、同好会を支える立場のキャラクター。
作品の中でメンバーを応援し、音楽への思いを深めていく役どころだ。
3. 雫
『逃げ上手の若君』
北条時行を取り巻く逃若党の一員。2024年の第一期に続き、2026年放送の第二期でも矢野が演じている。
4. フィッセル・ハーベラー
『片田舎のおっさん、剣聖になる』シリーズ
2025年の第一期に続き、2026年の第二期にも出演。ファンタジー作品での演技経験を広げている。
は、『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』で矢野妃菜喜が演じたキャラクターだ。
Cygamesの公式キャラクター紹介では、お祭り好きで元気、困っている人を助ける優しい性格として紹介されている。
また、時折べらんめぇ口調が出るという個性もある。
このキャラクターの魅力は、明るさだけではなく、人との距離の近さや、夢に向かって進む前向きさにもある。矢野の出演作を知る入口として、非常に分かりやすい代表例だ。
高咲侑役は「演じる側」だけではない難しさがあったは、スクールアイドルを応援する立場にあるキャラクターだ。
WebNewtypeのインタビューで矢野は、既に関係性ができあがっていた虹ヶ咲のメンバーに、テレビアニメから加わることへの不安を明かしている。
加えて、主人公でありながらスクールアイドル本人ではない侑の立ち位置についても、スタッフと相談しながら役作りを進めたと説明している。
この役の特徴は、歌やダンスで自分を表現するキャラクターとは異なり、仲間の思いを受け止め、応援する側の感情を表現する点にある。
矢野自身も、侑を演じることで自分の声がボーイッシュに聞こえることを再認識したと語っており、役柄を通じて演技の幅を発見したことがうかがえる。
その他の主な出演作品代表作以外にも、さまざまなジャンルの作品に参加している。
| 作品名 | キャラクター |
|---|---|
| 『Cannon Busters』 | サム |
| 『エガオノダイカ』 | エマ |
| 『ワンダーエッグ・プライオリティ』 | 沢木桃恵 |
| 『SELECTION PROJECT』 | 美山鈴音 |
| 『テクノロイド OVERMIND』 | ナギ |
| 『絆のアリル 2nd Season』 | ハル |
| 『変人のサラダボウル』 | サラ・ダ・オディン |
| 『この世界は不完全すぎる』 | ニコラ |
| 『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』 | 桜森朱音 |
| 『ニートくノ一となぜか同棲はじめました』 | 出浦白津莉 |
| 『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』 | 難波朋 |
| 『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士(ペット)として暮らしてます』 | アリア |
出演作を追う際は、代表キャラクターだけでなく、こうした脇役や異なるジャンルの作品にも目を向けると、声優としての表現の幅が見えてくる。
【2026年最新】矢野妃菜喜の出演作品・音楽活動・ライブ情報
2026年の矢野妃菜喜は、声優としての出演に加えて、音楽活動でも大きな節目を迎えている。
特に注目したいのは、1stアルバム、1st写真集、ワンマンライブ、そして立花日菜とのコラボレーションだ。
2026年のアニメ出演作品
『逃げ上手の若君』第二期
雫役として出演。2026年7月から放送され、10月2日に最終回を迎えた。
第一作から続く役柄であり、シリーズを通じたキャラクター表現を楽しめる。
出典:フジテレビ番組情報。
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』
フィッセル・ハーベラー役として出演。2026年7月8日からテレビ朝日系などで放送された第二期でも続投した。
ファンタジー作品でのキャラクター表現を継続している点も注目だ。
出典:作品公式サイト、BS朝日番組情報。
『POPPING BOX』
- 1stアルバム
- 通常盤:4,400円(税込)
- 完全生産限定盤:16,500円(税込)
- 通常盤CD:全12曲
『POPPING BOX』は、矢野妃菜喜にとって初めてのフルアルバムだ。
収録曲には、これまでのシングル曲やライブで披露してきた楽曲などが含まれる。
主な収録曲は次のとおり。
- 前説
- HNK
- ポヤポノポ!
- キミといた夏を
- ブルジョワタオル
- ナミダジレンマ
- Follow me!
- 鏡YO鏡 feat.真山りか(私立恵比寿中学)
- ホログラムの天使
- こころの泡
- ルリマツリ
- ありがとうだよ
完全生産限定盤には、2025年8月23日に渋谷CLUB QUATTROで開催されたライブ「Girls in the Mirror World」の映像や、ジャケット撮影のメイキングを収録したBlu-ray、Visual Bookが付属する。
アーティストとしてのこれまでの歩みを振り返る意味でも、重要な作品だ。
1st写真集『あいまい』も同じ誕生日に発売
『あいまい』
- 初めての写真集
- 撮影地:沖縄
- 価格:3,850円(税込)
- A4判・112ページ
- 発行:イマジカインフォス
写真集『あいまい』は、矢野妃菜喜にとって初の写真集となる。
沖縄で撮影され、開放感のあるカットや自然体の表情など、声優・アーティストとしての姿とは異なる魅力を収めた一冊だ。
タイトルには、大人と子供の境界にあるような表現も込められている。
ここで間違えやすいのが、写真集とアルバムの名称だ。
『POPPING BOX』は写真集ではなく1stアルバム。写真集の正式タイトルは『あいまい』である。
同じ2026年3月5日に発売されたため、検索結果や商品情報で混同しないようにしたい。
3月8日にはワンマンライブ「妃菜祭2026」を開催アルバム発売から3日後の2026年3月8日には、東京・新宿ReNYでワンマンライブ「妃菜祭2026 ~POPPING BOX~」が開催された。
- 開催日:2026年3月8日
- 会場:新宿ReNY
- 開場:17時
- 開演:17時30分
- チケット料金:8,500円(税込)
- ゲスト:遠野ひかる
アルバムの発売とワンマンライブを連動させた展開は、音源を届けるだけではなく、楽曲の世界観をライブ空間で表現するというアーティスト活動の方向性を示している。
2025年8月には「Girls in the Mirror World」も開催しており、ライブ活動を継続的に重ねている。
立花日菜とのコラボシングル『ハートリコシェ』
『ハートリコシェ』
- 参加:立花日菜・矢野妃菜喜
- 初回限定盤:3,300円(税込)
- 通常盤:2,200円(税込)
- 全6曲収録
2026年10月28日には、声優の立花日菜との初のコラボシングル『ハートリコシェ』が発売された。
収録曲は以下の6曲。
1. ハートリコシェ
2. ユアマイヒーロー
3. 大人キャンセル
4. ハートリコシェ(矢野妃菜喜ver.)
5. ハートリコシェ(立花日菜ver.)
6. ハートリコシェ(Instrumental)
初回限定盤にはBlu-rayが付属する。
また、2人は2026年9月13日にツーマンライブ「PARALLEL」も開催している。ライブとコラボ楽曲の両面から、共演関係を音楽活動へと発展させた動きだ。
2026年12月にはクリスマスライブツアーを予定11月3日時点で、次に注目される音楽活動が「Hinaki Yano Christmas Live Party Tour 2026」だ。
| 開催日 | 会場 | 公演タイトル |
|---|---|---|
| 12月11日 | 神戸・煉瓦倉庫K-wave | 初めての凱旋編 |
| 12月18日 | 名古屋・静かの海 | らこぽんと一緒!? |
| 12月25日 | 福岡・ROOMS | ひなきとクリパ |
チケット料金は各公演6,600円(税込)。神戸公演では出身地にちなんだコーナーも予定されている。
SMA VOICE会員向けの最速先行抽選受付は、2026年11月4日23時59分まで。11月3日時点では受付期間中だ。
年末に向けてライブ活動が続くことからも、2026年は声優活動と並行して、ソロアーティストとしての存在感を強める一年になっている。
【音楽活動の魅力】声優・矢野妃菜喜がソロアーティストとして評価される理由
矢野妃菜喜を理解するうえで、声優としての代表作だけに注目するのは少しもったいない。
彼女は以前から歌やダンスに携わっており、音楽活動にも継続的に取り組んできた。
ソロ活動は2021年のシングルから本格化ソニー・ミュージックアーティスツの公式経歴では、ソロ名義の音楽作品として次のリリースが確認できる。
| 年 | 作品 |
|---|---|
| 2021年 | 1stシングル『ホログラムの天使』 |
| 2022年 | 2ndシングル『Follow me!』 |
| 2023年 | 1st EP『Tear drops』 |
| 2024年 | 『ポヤポノポ!』 |
| 2024年 | 『キミといた夏を』 |
| 2025年 | 『ありがとうだよ』 |
| 2026年 | 1stアルバム『POPPING BOX』 |
このように、単発のキャラクターソングだけではなく、本人名義の楽曲を積み上げている。
ワンマンライブを重ねてきた活動歴公式プロフィールに記載されている主なソロライブは次のとおり。
- 2022年:YANO HINAKI 1st LIVE「Follow me!」
- 2023年:YANO HINAKI 2nd LIVE「Tear drops」
- 2023年:妃菜祭2023~すずらん~
- 2024年:Hinaki Yano 3rd LIVE「POYA PONO PORTY」
- 2024年:矢野妃菜喜 LIVE 2024~キミといた夏を~
- 2025年:矢野妃菜喜 LIVE 2025~こちらこそ、ありがとうだよ~
- 2025年:LIVE 2025~Girls in the Mirror World~
- 2026年:妃菜祭2026~POPPING BOX~
注目したいのは、声優としての知名度を音楽活動につなげているだけではない点だ。
本人名義のシングル、EP、アルバム、ワンマンライブという順番で活動を積み重ねており、独自の音楽作品を届ける基盤を作ってきた。
また、アルバムには真山りかとのコラボ曲も収録されている。幼少期からの芸能活動やアイドル経験を含め、これまでのキャリアが音楽活動にもつながっている。
2026年の『POPPING BOX』発売は、その積み重ねを一つの作品にまとめた節目と考えられる。
【プロの結論】矢野妃菜喜の魅力は役柄の幅と継続的な表現活動にある
矢野妃菜喜のキャリアを整理すると、評価すべき要点は大きく3つある。
第一に、役柄によって異なる表現を求められること。
キタサンブラックのような明るく活発なキャラクター、高咲侑のように仲間を支えるキャラクター、雫やフィッセルのようなファンタジー作品のキャラクターなど、担当する役柄は幅広い。
特に高咲侑役については、本人がインタビューで役作りの難しさを語っている。作品の中心人物を演じながらも、他のキャラクターとの関係性を成立させる必要があった点は興味深い。
第二に、子役・舞台・アイドル経験が声優活動の土台になっていること。
声優としてのキャリアだけを切り取ると、2020年の『ラブライブ!虹ヶ咲』が大きな出発点に見える。しかし実際には、2013年からの芸能活動や舞台経験があり、声優になる前から表現の現場を経験していた。
第三に、声優業とソロアーティスト活動を並行して続けていることだ。
2026年の1stアルバム発売、写真集発売、ワンマンライブ、立花日菜とのコラボレーションは、それぞれ異なる方向から本人の魅力を伝える活動になっている。
矢野妃菜喜を知るなら、アニメ作品だけを追うのではなく、本人名義の楽曲やライブにも触れることで、表現者としての全体像が見えてくる。
【よくある質問】矢野妃菜喜に関するFAQ
Q1:矢野妃菜喜の読み方は?
A1:読み方は「やの・ひなき」。ソニー・ミュージックアーティスツ所属の声優・アーティストである。
Q2:矢野妃菜喜は2026年現在何歳?
A2:1997年3月5日生まれで、2026年11月現在29歳。出身地は兵庫県、身長は150cm。
Q3:矢野妃菜喜の代表作は何?
A3:代表的な出演作は『ウマ娘 プリティーダービー』のキタサンブラック役、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の高咲侑役、『逃げ上手の若君』の雫役など。
Q4:写真集『POPPING BOX』は発売されている?
A4:『POPPING BOX』は2026年3月5日発売の1stアルバム。写真集の正式タイトルは『あいまい』で、同じ3月5日に発売された。
Q5:矢野妃菜喜の2026年のソロライブは?
A5:3月8日にワンマンライブ「妃菜祭2026 ~POPPING BOX~」を開催。さらに12月には神戸・名古屋・福岡を巡る「Hinaki Yano Christmas Live Party Tour 2026」が予定されている。
矢野妃菜喜は、キタサンブラックや高咲侑といった人気キャラクターを演じる実力派声優であり、ソロアーティストとしても着実に活動を広げている。
1997年生まれの29歳。2013年から芸能活動を続け、声優としての主要作品への出演や新人女優賞の受賞を経て、2026年には1stアルバム『POPPING BOX』と1st写真集『あいまい』を発売した。
2026年後半には『逃げ上手の若君』第二期や『片田舎のおっさん、剣聖になるII』への出演、立花日菜とのコラボシングル『ハートリコシェ』の発売など、活動の幅はさらに広がっている。
今後の動向を追う際は、アニメの出演情報だけでなく、本人名義の音楽作品やライブスケジュールにも注目したい。声優としての新しい役柄と、アーティストとしての新しい表現。その両方を楽しめることこそ、矢野妃菜喜という表現者の大きな魅力だ。