大谷翔平選手の愛犬の名前は、「デコピン」です。英語表記では「Decoy(デコイ)」と呼ばれています。2023年11月に大谷選手がアメリカン・リーグMVPを受賞した際、テレビ中継に愛犬と一緒に登場したことで世界中の野球ファンから注目を集めました。
その後、2023年12月のドジャース入団会見で犬の名前が明かされ、日本では「デコピン」、米国では「デコイ」という呼び名が広まりました。犬種は珍しいオランダ原産のコーイケルホンディエです。名前の違いはなぜ生まれたのか、デコピンという呼び名にはどんな意味があるのか。発表の経緯から犬種の特徴、2026年現在の情報まで整理します。
【大谷翔平の犬の名前はデコピン】公表されたのはいつ?

大谷翔平選手の愛犬の名前が正式に知られるようになったのは、2023年12月14日(日本時間15日)に開催されたロサンゼルス・ドジャースの入団会見です。
それ以前から、愛犬の姿はメディアに登場していました。きっかけは2023年11月16日、大谷選手が自身2度目となるアメリカン・リーグMVPを受賞した際のテレビ中継です。大谷選手の隣に座る茶色と白の毛色の犬が映し出され、受賞そのものと同じくらい愛犬にも注目が集まりました。
ところが、当時は犬種こそコーイケルホンディエと報じられたものの、名前は公表されていませんでした。大谷選手の移籍先が決まる前だったこともあり、ファンの間では犬の名前まで話題になっていました。
ドジャース入団会見で明かされた名前2023年12月14日の会見で、米国人記者から愛犬の名前を質問された大谷選手は、日本語で「デコピン」と回答しました。
ただし、米国では発音が難しいことから、英語名の「デコイ」として紹介していることも説明しています。
「デコピンというんですけど、こちらの人には発音が難しいので、元の名前であるデコイと紹介しています」
この発表はMLB公式サイトやAP通信、日刊スポーツなどでも報じられました。日刊スポーツによると、当時のX(旧Twitter)では「デコピン」が世界トレンド1位になるなど、国内外で大きな反響を呼びました。
名前が公表されるまでの間、移籍先を予想するファンからは「犬の名前がドジャーなのでは」「別の球団名に関係しているのでは」といった推測もありました。しかし、実際の名前は球団選択を示す暗号ではなく、もともとの呼び名に由来するものでした。
【名前の由来を解説】デコピンはデコイから生まれた呼び名
デコピンという名前の由来については、大谷選手本人がドジャース入団会見で説明しています。
会見で語った内容は、もともと「デコイ」という名前があり、それに近い響きになるように「デコピン」と名付けたというものです。
「元々デコイという名前があったので、それに近い感じで選びました」
この説明から分かるのは、デコピンという呼び名が、英語名のデコイをベースにした日本語の名前だということです。
ブリーダーが最初からデコイと名付けたのか?名前が公表された直後には、「ブリーダーが最初にデコイと名付けていたのではないか」という見方も出ました。
しかし、スポニチの2023年12月15日の報道では、コーイケルホンディエの伝統的な役割との関係が紹介されています。
この犬種は、オランダで鴨をおびき寄せるために活躍してきた猟犬です。英語の「Decoy」には「おとり」という意味があるため、犬種の歴史と名前が結び付いている可能性が指摘されました。
ただし、大谷選手自身がブリーダーによる命名を説明したわけではありません。本人が公表したのは、もともとデコイという名前があり、それに近い形でデコピンを選んだという経緯です。
【デコピンとデコイの意味】英語表記と日本語の違い
デコピンとデコイは似た響きを持っていますが、言葉としての意味は異なります。
日本語の「デコピン」は、おでこを指で弾く行為を指します。一方、英語の「Decoy」は、相手を誘い込むための「おとり」や「誘導物」を意味する言葉です。
そのため、デコピンはデコイの直訳ではありません。元の名前に近い響きを持たせた、日本語の愛称として理解すると分かりやすいでしょう。
名前の意味を整理すると?- デコピン:額を指で弾く行為を意味する日本語。
- デコイ:英語でおとり、誘い込むためのものを意味する。
- 英語表記:Decoy。
- 日本語での呼び方:デコピン。
興味深いのは、英語名の意味と犬種の歴史が重なっていることです。コーイケルホンディエは、もともと鴨をおびき寄せる役割を担っていた犬種です。「Decoy」という言葉は、その伝統的な仕事を連想させます。
ただし、デコイという名前を選んだ理由が犬種の狩猟の歴史にあったと、大谷選手が明言した記録はありません。名前の由来として確実なのは、本人が説明した「元の名前に近い感じで選んだ」という部分です。
【犬種を詳しく紹介】コーイケルホンディエはどんな犬?
大谷翔平選手の愛犬デコピンの犬種は、コーイケルホンディエ(Kooikerhondje)です。
オランダを原産とする小型のスポーティング・ドッグで、鴨猟を手伝う猟犬として発展してきました。日本ではあまり一般的ではない犬種ですが、特徴的なオレンジレッドと白の毛色、ふさふさした尾、耳先の飾り毛などが魅力です。
コーイケルホンディエの基本的な特徴ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種紹介によると、この犬種の原産国はオランダ。用途は鴨をおびき寄せる猟犬と伴侶犬に分類されています。
- 原産国:オランダ
- 犬種名:コーイケルホンディエ
- 英語表記:Kooikerhondje
- 体格:小型のスポーティング・ドッグ
- 理想体高:オス40cm、メス38cm
- 毛色:白を地色とした鮮明なオレンジレッドの斑
- 性格の特徴:陽気、機敏、忠実、友好的
コーイケルホンディエの特徴を理解するうえで欠かせないのが、鴨猟における役割です。
この犬種は、ふさふさした尾を振りながら水辺を移動し、野生の鴨の好奇心を刺激します。そして、鴨を仕掛けのある場所へ誘導するのです。
つまり、獲物を自分で追いかけて捕まえるというよりも、鴨を誘導する役割を担っていました。
JKCの犬種解説では、第二次世界大戦中の1942年に、オランダのVan Hardenbroek van Ammerstol男爵夫人が犬種の再興を始めた経緯も紹介されています。その後、1966年にオランダのケネルクラブが暫定公認し、1971年に正式公認されました。
現在は猟犬としてだけでなく、家庭で暮らす伴侶犬としても知られています。明るく活動的で、十分な運動やコミュニケーションを必要とする犬種です。
【デコピンの年表】2023年から2026年までの主な出来事
デコピンは、MVP発表時のテレビ出演から始球式、球団関連イベント、2026年の近況公開まで、野球ファンに親しまれる存在になりました。
MLB公式記事や日本のスポーツ報道をもとに、主な出来事を時系列で整理します。
| 時期 | 出来事 | 内容・注目ポイント |
|---|---|---|
| 2023年11月16日 | MVP発表時に登場 | 大谷選手の隣に座る姿がテレビ中継に映り、話題になる。 |
| 2023年12月14日 | ドジャース入団会見 | 愛犬の名前が「デコピン」、英語名が「デコイ」と公表される。 |
| 2024年8月28日 | ドジャースタジアムで始球式 | 大谷選手とデコピンのボブルヘッドデーに登場。ボールをくわえて捕手役の大谷選手に届けた。 |
| 2025年 | 球団関連の話題が続く | MLB公式の特集で、デコピンの活躍や球団イベントでの姿が振り返られる。 |
| 2026年1月25日 | Most Valuable Dog賞 | BBWAAの授賞式で、野球記者による初のMVD(最優秀犬)として紹介される。 |
| 2026年10月21日 | シーズン終了後の投稿 | 大谷選手が今季への感謝を伝える投稿にデコピンの写真を掲載。 |
| 2026年10月23日 | Instagramストーリーズに登場 | 大谷選手がデコピンのアップ写真を公開したと日テレNEWS NNNが報道。 |
デコピンが野球ファンの記憶に強く残る出来事となったのが、2024年8月28日(日本時間29日)のドジャース対オリオールズ戦です。
この日は大谷選手とデコピンのボブルヘッド人形が配布される特別なイベントでした。先着4万人への配布が予定され、球場には早朝から多くのファンが集まりました。
始球式では、デコピンが背番号17のユニホームを着てマウンドに登場。捕手役としてホーム付近に構える大谷選手に向かって走り、ボールを届けるパフォーマンスを披露しました。
MLB公式の報道によると、大谷選手はこの日のために約3週間にわたってデコピンに練習をさせていたとのことです。
また、大谷選手は始球式について、特別なおやつを買ってあげたいという趣旨のコメントも残しています。普段の野球の試合とは違う、愛犬との微笑ましい場面として注目されました。
【2026年最新】大谷翔平の愛犬デコピンは現在どうしている?
2026年11月現在も、デコピンは大谷選手の愛犬として知られています。近況を知る手掛かりとなるのが、大谷選手本人のSNS投稿やMLB公式の特集です。
2026年1月には最優秀犬として表彰2026年1月25日、MLB公式サイトは、ニューヨークで開催されたBBWAA(全米野球記者協会)の授賞式でデコピンが「Most Valuable Dog(MVD)」を受賞したと紹介しました。
この賞は野球記者によるユーモアを交えた最優秀犬の表彰です。MLBの公式選手賞とは異なりますが、大谷選手とともに球界で親しまれている存在であることを示すエピソードです。
2026年10月には大谷選手の投稿に登場2026年10月21日、大谷選手は自身のInstagramに「Thank you」と記し、シーズンを振り返る動画を公開しました。その投稿には、草木のある場所でくつろぐデコピンの写真も添えられていました。
さらに10月23日には、Instagramストーリーズでデコピンの顔を近くから撮影した写真が公開されたと日テレNEWS NNNが報じています。
こうした投稿は、シーズン中の試合や球団イベントとは違った、日常のデコピンの姿を知る機会になっています。
ただし、デコピンの正確な年齢や日常の飼育環境、詳しい生活場所などは広く公表されていません。公開された写真や球団イベントへの登場を通じて、近況を知ることができます。
【よくある質問】大谷翔平の愛犬デコピンに関するFAQ
Q1:大谷翔平の犬の名前は何ですか?
A1:日本語での名前は「デコピン」です。英語では「Decoy(デコイ)」と紹介されています。
Q2:デコピンの名前の由来は何ですか?
A2:もともとデコイという名前があり、それに近い響きになるように大谷選手がデコピンと名付けました。
Q3:デコピンの英語表記は何ですか?
A3:「Decoy」です。英語で「おとり」という意味があります。日本語のデコピンとは言葉の意味が異なります。
Q4:大谷翔平の愛犬の犬種は何ですか?
A4:オランダ原産のコーイケルホンディエです。白とオレンジレッドの毛色が特徴的な小型犬です。
Q5:デコピンの名前が公表されたのはいつですか?
A5:2023年12月14日(日本時間15日)のドジャース入団会見です。大谷選手本人が記者の質問に答えて公表しました。
Q6:デコピンは2026年現在も元気ですか?
A6:2026年10月には大谷選手のInstagramに写真やストーリーズが投稿され、近況が伝えられています。
Q7:デコピンという名前は犬種の特徴と関係がありますか?
A7:英語名のDecoyは「おとり」を意味し、鴨を誘導するコーイケルホンディエの伝統的な役割と重なります。ただし、大谷選手が犬種の役割を理由に命名したと明言したわけではありません。
大谷翔平選手の愛犬の名前は「デコピン」。英語名は「Decoy」です。2023年12月のドジャース入団会見で本人が公表し、もともとあったデコイという名前に近い響きから選んだと説明しました。
名前を正確に理解するためには、次の3点を押さえておくと分かりやすくなります。
- 名前の由来:元の名前であるデコイに近い響きからデコピンと命名。
- 言葉の意味:デコピンは額を指で弾く行為、Decoyは英語でおとりを意味する。
- 犬種との関係:コーイケルホンディエは鴨をおびき寄せる役割を担ってきたオランダ原産の犬種。
2024年にはドジャースタジアムで始球式を務め、2026年にはBBWAAのMVD賞を受賞するなど、デコピンは野球ファンにもおなじみの存在になりました。
2026年10月にも大谷選手本人のSNSに姿を見せており、シーズン中の華やかな舞台だけでなく、日常の一面にも関心が集まっています。
デコピンという名前の面白さは、日本語と英語で異なる意味を持ちながら、もともとの呼び名から自然につながっている点にあります。名前の由来、犬種の歴史、球場での活躍を知ると、大谷選手の愛犬が世界中のファンに愛される理由がより深く理解できます。
主な根拠資料
- 名前の公表と命名経緯:日刊スポーツ、スポニチ、MLB公式サイト。
- 犬種の歴史・性格・体格:ジャパンケネルクラブ公式犬種解説。
- 2024年の始球式:MLB公式報道。
- 2026年のMVD賞:MLB公式サイト。
- 2026年10月の近況:日刊スポーツ、日テレNEWS NNN。