2026年現在、大相撲の錦島親方は、元小結・千代鳳として活躍した木下祐樹さんです。鹿児島県志布志市出身で、九重部屋に所属していた元力士であり、現在は日本相撲協会に所属する年寄として後進の指導に携わっています。
千代鳳は2014年夏場所に新小結へ昇進した実力者です。現役時代には兄の千代丸とともに兄弟幕内力士として注目されました。2021年11月に29歳で現役を引退した後、佐ノ山、大山を経て、2025年5月1日付で錦島を襲名しています。
一方、錦島という年寄名跡は、過去に元関脇・朝赤龍や元大関・朝潮も名乗っていたため、インターネット上では人物の取り違えが起こりやすい名前でもあります。2026年9月には錦島親方が大相撲秋場所の関連イベントに登場し、九重部屋での指導や先代師匠・千代の富士との思い出を語りました。
【2026年最新】錦島親方の現在は元千代鳳!九重部屋での活動を解説

現在の錦島親方は、元小結・千代鳳の木下祐樹さんです。日本相撲協会の公式年寄プロフィールにも、錦島祐樹という年寄名と、現役時代の四股名である千代鳳が併記されています。
2025年5月1日、日本相撲協会は年寄名跡の襲名を正式に発表しました。それまで大山を名乗っていた千代鳳が錦島を襲名し、それまで錦島だった元幕内・翔天狼は出来山を襲名しています。
つまり、2026年現在の錦島親方は元朝赤龍でも元朝潮でもなく、元小結・千代鳳です。この点が、錦島親方を調べる際に最初に押さえておきたい情報です。
2026年現在の所属と役割錦島親方は引退後も九重部屋に所属しており、部屋付き親方として若い力士の指導にあたっています。日本相撲協会の職務分掌表では、指導普及部・社会貢献部に所属する年寄として掲載されています。
2026年9月16日には、大相撲秋場所4日目に両国国技館で行われたトークイベントに登場しました。三役呼び出しの重夫さんとともに、先代九重親方である元横綱・千代の富士の思い出を語っています。
このイベントでは、現役時代に受けた指導を現在の若手力士への指導にも生かしていることを明かしました。引退後も九重部屋の伝統を受け継ぐ立場にあることがうかがえます。
【プロフィール】錦島親方の本名は木下祐樹!年齢・出身地・経歴
錦島親方の本名は木下祐樹(きのした・ゆうき)です。年寄としての名前は錦島祐樹ですが、現役時代は千代鳳祐樹という四股名で土俵に上がっていました。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、1992年10月11日生まれで、出身地は鹿児島県志布志市です。2026年11月2日時点で34歳になります。
錦島親方の基本プロフィール- 現在の年寄名:錦島祐樹
- 読み方:にしきじま・ゆうき
- 本名:木下祐樹
- 生年月日:1992年10月11日
- 年齢:34歳(2026年11月現在)
- 出身地:鹿児島県志布志市
- 所属部屋:九重部屋
- 現役時代の四股名:千代鳳
- 最高位:小結
- 現役引退:2021年11月場所
- 得意技:突き・押し
- 身長:178cm
- 体重:173.6kg(協会掲載値)
相撲界では、現役力士が引退して親方になると、取得・継承した年寄名跡を名乗る仕組みがあります。そのため、親方の名前と本名が異なることは珍しくありません。
木下祐樹さんの場合も、現役時代の千代鳳という四股名から、引退後は佐ノ山、大山、錦島へと年寄名が変わっています。
検索時に「錦島祐樹」と「木下祐樹」の2つの名前が出てきても、別人ではありません。どちらも同じ人物を指しています。
【現役時代の経歴と成績】千代鳳は小結まで昇進した実力者
千代鳳は2008年5月場所に初土俵を踏み、2012年3月場所で新十両、2013年5月場所で新入幕を果たしました。そして2014年5月場所には新小結へ昇進しています。
当時21歳という若さで三役に到達した背景には、持ち味である力強い突き押し相撲がありました。178cm、173.6kgという体格を生かし、相手を正面から押し込む取り口で存在感を示しました。
千代鳳の主な経歴・年表| 時期 | 出来事 | 主なポイント |
|---|---|---|
| 1992年10月 | 鹿児島県志布志市で誕生 | 本名は木下祐樹 |
| 2008年5月 | 初土俵 | 九重部屋に入門 |
| 2012年3月 | 新十両 | 19歳で関取に昇進 |
| 2013年5月 | 新入幕 | 幕内力士として活躍 |
| 2014年5月 | 新小結 | 自己最高位の三役に昇進 |
| 2021年11月 | 現役引退 | 年寄・佐ノ山を襲名 |
| 2022年11月 | 大山を襲名 | 九重部屋付き親方として活動 |
| 2025年5月 | 錦島を襲名 | 現在の年寄名となる |
| 2026年9月 | 秋場所関連イベントに登場 | 千代の富士の指導法を回想 |
日本相撲協会の公式記録によると、千代鳳の生涯戦歴は430勝363敗104休、80場所です。幕内戦歴は125勝138敗22休で、幕内在位は19場所でした。
- 最高位:小結
- 生涯戦歴:430勝363敗104休
- 幕内戦歴:125勝138敗22休
- 十両優勝:1回
- 序二段優勝:1回
- 幕内優勝:0回
- 三賞:殊勲賞・敢闘賞・技能賞はいずれも0回
- 金星:0個
幕内優勝や三賞の獲得こそありませんでしたが、19歳で新十両、20歳で新入幕、21歳で新小結という昇進の速さは注目に値します。
また、十両優勝を1回記録しており、関取として十分な実績を残しました。故障による休場がなければ、さらに上の番付を目指せた可能性も感じさせるキャリアです。
【引退理由】千代鳳はなぜ29歳で現役を退いたのか?
千代鳳の引退理由は、長年にわたる膝や肩の故障に加え、最後の場所で深刻化した腰痛です。
2021年11月27日、日本相撲協会は元小結・千代鳳の現役引退と年寄「佐ノ山」の襲名を発表しました。当時29歳。最後の番付は東幕下12枚目で、九州場所は1勝6敗という成績でした。
左膝の大けがと度重なる故障千代鳳は現役時代、左膝前十字靱帯断裂という大きなけがを経験しています。この故障を乗り越えて2012年春場所に新十両へ昇進したものの、その後も膝の痛みや肩の負傷に悩まされました。
特に2017年九州場所では、右肩脱臼と左膝前十字靱帯損傷の影響で全休。関取の座から陥落し、三段目まで番付を下げる時期も経験しました。
その後、2020年初場所には13場所ぶりに十両へ復帰。長いリハビリと再起への努力を重ねましたが、再び幕下へ陥落するなど、厳しい状況が続きました。
引退を決断した直接のきっかけは腰痛日刊スポーツが2021年11月28日に報じた引退会見では、千代鳳本人が引退を決めた経緯を説明しています。
「気持ちも切れてしまったので、限界だなと思った。膝も肩もボロボロで、相撲でも全然体が動いてなかった」
引退の直接的な決め手となったのは、最後の場所の番付発表後に痛めた腰の状態でした。以前から抱えていた膝や肩の故障に腰痛が重なり、満足に稽古や相撲ができなくなったことが大きかったのです。
本人は会見で、けがに悩まされた13年間を振り返り、やり切ったという気持ちを明かしています。
この引退は、単に番付が下がったことによるものではありません。長年にわたる負傷と、身体が思うように動かなくなった現実を受け止めたうえでの決断でした。
【年寄名跡の襲名経緯】佐ノ山・大山・錦島へ!元朝赤龍や元朝潮との関係
錦島親方を理解するうえで、特に混同しやすいのが年寄名跡の継承です。
現在の錦島親方は元千代鳳ですが、錦島という名跡は過去に別の親方も名乗っています。元関脇・朝赤龍や元大関・朝潮が関係しているため、古い記事と最新のプロフィールを一緒に読むと、人物が違うように見えることがあります。
千代鳳が錦島を襲名するまでの流れ千代鳳が最初に襲名した年寄名は佐ノ山でした。2021年11月27日の引退発表と同時に、年寄佐ノ山として協会に残ることが決まりました。
その後、2022年11月7日付で大山を襲名。さらに2025年5月1日付で錦島へと名跡を変更しました。
日本相撲協会の公式発表によると、2025年5月1日には元幕内・翔天狼の錦島親方が出来山を襲名し、元小結・千代鳳の大山親方が錦島を襲名しています。
元朝赤龍・元朝潮も錦島を名乗っていた錦島という年寄名跡は、過去にも著名な親方によって受け継がれてきました。
元関脇・朝赤龍は2017年5月12日に現役引退と年寄錦島の襲名が承認されました。しかし、2020年11月26日には元大関・朝潮の高砂親方と年寄名跡を交換し、朝赤龍が高砂を襲名して高砂部屋を継承することになりました。
一方、元大関・朝潮は高砂から錦島へと名跡を変更しています。このため、2020年以降の錦島親方を検索すると、元朝潮に関する過去の記事が表示されることがあります。
その後、2022年6月30日には元幕内・翔天狼が錦島を襲名。2025年5月に元千代鳳へと名跡が移りました。
錦島という名前をめぐる人物の違い- 元朝赤龍:2017年に錦島を襲名。2020年に高砂へ名跡を変更。
- 元朝潮:2020年に高砂から錦島へ名跡を変更。
- 元翔天狼:2022年に錦島を襲名。2025年に出来山へ変更。
- 元千代鳳:2025年5月1日に大山から錦島へ変更。2026年現在の錦島親方。
このように、錦島は人物の本名や四股名ではなく、相撲協会で継承される年寄名跡です。同じ名前を複数の人物が時期を変えて名乗るため、情報を調べる際には元の四股名と襲名年月を合わせて確認する必要があります。
【現在の活動と兄弟関係】千代丸との絆、千代の富士から受け継いだ指導法
錦島親方の現役時代を語るうえで欠かせない存在が、実兄の元幕内・千代丸です。2人は同じ九重部屋に所属し、兄弟力士として長年切磋琢磨してきました。
千代鳳と千代丸は実の兄弟千代丸は千代鳳の実兄です。ともに鹿児島県出身で、兄が先に九重部屋へ入門し、その後を追う形で弟の千代鳳も入門しました。
千代丸は2007年5月場所に初土俵を踏み、千代鳳は2008年5月場所に初土俵を踏んでいます。2014年春場所には千代丸が新入幕を果たし、兄弟そろって幕内力士として活躍するようになりました。
千代鳳は2014年夏場所に小結へ昇進。兄弟で番付を競い合う関係でもありました。
2021年11月の引退会見で、千代鳳は兄について、苦しいときに励ましてくれた存在だったと振り返っています。自身が入門直後に膝の手術で入院した際、千代丸が毎日自転車で弁当を届けてくれたというエピソードも明かしました。
兄弟の関係は、単なる同じ部屋の力士同士というものではありません。けがや番付の浮き沈みを経験するなかで、互いを支え合ってきた関係でした。
千代丸も2026年に現役を引退兄の千代丸にも2026年、大きな転機が訪れました。
日本相撲協会は2026年3月23日、千代丸の引退届を受理したと発表しました。今後は若者頭に就任することも公表されています。
スポニチが同年4月3日に報じた引退会見では、千代丸は19年間の現役生活を振り返りました。自己最高位は東前頭5枚目で、幕下への陥落などを経て引退を決断しています。
弟の千代鳳が2021年に親方へ転身し、兄の千代丸も2026年に若者頭となったことで、2人は異なる立場から大相撲を支えることになりました。
千代の富士から教わった「前に出る相撲」錦島親方の指導者としての考え方を知るうえで重要なのが、九重部屋の先代師匠である元横綱・千代の富士との関係です。
2026年9月16日、錦島親方は両国国技館で行われたトークイベントで、千代の富士の指導について語りました。
現役時代の千代鳳は突き押しを得意としていましたが、その相撲の基礎を教えたのが千代の富士だったといいます。
「指導でも前に出ろと、いつも声をかけるようにしています」
また、千代の富士の指導は、すべてを細かく教えるのではなく、少し教えた後は本人に考えさせる方法だったと回想しています。自分で気づいて実践できたときに褒める指導が、稽古への意欲につながっていたそうです。
この話から見えてくるのは、錦島親方が現役時代に受けた教えを、そのまま次の世代へ伝えようとしている姿勢です。勝ち負けだけでなく、力士自身が考えて成長することを重視する指導観がうかがえます。
【プロの結論】錦島親方を正しく理解するための3つのポイント
錦島親方について調べる際には、次の3点を押さえると、過去の報道や検索結果との混同を避けられます。
1. 現在の錦島親方は元千代鳳2025年5月1日以降、錦島を名乗っているのは元小結・千代鳳の木下祐樹さんです。日本相撲協会の年寄プロフィールでも確認できます。
2. 元朝赤龍・元朝潮とは別人元朝赤龍と元朝潮は、過去に錦島という名跡を襲名していた人物です。同じ名前を名乗っていても、現在の錦島親方とは別人です。人物を見分けるには、元の四股名と襲名年月を照合するのが確実です。
3. 現在は現役力士ではなく指導者千代鳳としての現役生活は2021年11月に終了しています。現在は九重部屋付き親方として後進の指導に携わり、協会の職務分掌でも指導普及部・社会貢献部に所属しています。
相撲界では、引退した力士が年寄名跡を継承し、指導者や協会運営を支える立場へ移ることがあります。錦島親方の歩みは、三役経験者が現役時代の経験を次世代へつなぐ一例です。
錦島親方に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の錦島親方は誰ですか?
A1:元小結・千代鳳です。本名は木下祐樹で、2025年5月1日付で年寄大山から錦島を襲名しました。現在は九重部屋付き親方として活動しています。
Q2:錦島親方の本名は何ですか?
A2:木下祐樹です。1992年10月11日生まれで、鹿児島県志布志市出身です。年寄としては錦島祐樹を名乗っています。
Q3:錦島親方は元朝赤龍や元朝潮と同一人物ですか?
A3:別人です。元朝赤龍は2017年に錦島を襲名し、2020年に高砂へ変更しました。元朝潮は2020年に錦島を襲名しています。現在の錦島親方は元千代鳳です。
Q4:千代鳳の現役時代の最高位と通算成績は?
A4:最高位は小結です。生涯戦歴は430勝363敗104休、幕内戦歴は125勝138敗22休で、十両優勝1回、序二段優勝1回を記録しています。
Q5:千代鳳が引退した理由は何ですか?
A5:膝や肩の故障に加え、2021年11月場所の番付発表後に痛めた腰の状態が引退の直接的な決め手となりました。本人も引退会見で、体が思うように動かなくなったことを明かしています。
Q6:千代鳳と千代丸は兄弟ですか?
A6:実の兄弟です。千代丸が兄、千代鳳が弟で、2人とも九重部屋に所属していました。千代丸は2026年3月に現役を引退し、若者頭に就任しています。
2026年現在の錦島親方は、元小結・千代鳳として活躍した木下祐樹さんです。1992年生まれの34歳で、九重部屋付き親方として若い力士の指導にあたっています。
現役時代は2008年に初土俵を踏み、2012年に新十両、2013年に新入幕、2014年には小結へ昇進しました。通算430勝363敗104休という記録を残し、2021年11月に膝・肩・腰の故障を理由に現役生活に幕を下ろしています。
引退後は佐ノ山、大山を経て2025年5月に錦島を襲名しました。過去の元朝赤龍や元朝潮も同じ年寄名跡を名乗っていたため、検索情報では人物の区別が必要です。
2026年には兄の千代丸も引退して若者頭に就任。兄弟それぞれが異なる立場から相撲界を支えることになりました。また、9月の秋場所関連イベントでは、千代の富士から受け継いだ指導法を語り、若い力士に「前に出る相撲」を伝えていることを明かしています。
【プロの結論】錦島親方の現在を知るうえで大切なのは、年寄名跡と人物そのものを分けて理解することです。千代鳳として培った突き押しの技術、けがを乗り越えた経験、九重部屋で学んだ指導法は、現在の親方としての活動にもつながっています。現役時代の実績だけでなく、次世代の力士をどのように育てていくのか。その歩みこそ、今後も注目したいポイントです。
主な確認資料:日本相撲協会公式「年寄プロフィール」「年寄名跡襲名のお知らせ」「職務分掌」、日刊スポーツ、スポニチ、デイリースポーツの報道。