「結婚式を挙げたいけれど、呼べる友達がいない」「新郎側と新婦側で招待できる人数が大きく違う」「友人ゼロで親族だけの結婚式にしても変ではない?」。結婚式の準備を始めると、招待客の問題に直面して不安を感じる人は少なくありません。実際、友人が少ないことや交友関係の変化を理由に、結婚式の規模やスタイルを見直すカップルもいます。
2026年9月17日にマイナビウエディングが発表した「2026年 結婚・結婚式の実態調査」では、披露宴・ウエディングパーティの招待人数は平均60.4人でした。一方、少人数婚を対象としたゼクシィの調査では、ゲスト30人以下の結婚式における友人ゲスト数は平均5人で、親族のみの結婚式を選ぶ人も半数近くに上っています。つまり、一般的な披露宴の平均人数と、自分たちが選ぶべき招待人数は別の問題です。
結婚式に呼ぶ人がいない場合でも、家族婚、親族のみの挙式、会食のみ、二人だけの結婚式、フォトウェディングなど、選択肢は複数あります。大切なのは友人の人数を無理に増やすことではなく、二人が納得できる結婚の記念日をつくることです。
【理由を解説】結婚式に呼ぶ人がいないのはなぜ?友達が少ない人の実態

結婚式に招待できる友人が少ないからといって、必ずしも人付き合いが苦手だったり、孤立していたりするわけではありません。交友関係の築き方、仕事、生活環境、結婚する年齢など、さまざまな事情が関係しています。
理由1:もともと少人数の友人関係を大切にしている友人の数よりも、一人ひとりとの関係の深さを重視する人は、結婚式に招待したい相手も自然と限られます。
学生時代からの友人が数人しかいない場合でも、その人たちとの関係が長く続いているなら、交友関係が少ないこと自体を問題視する必要はありません。大勢の友人を招くより、気心の知れた人と落ち着いて過ごしたいと考える人もいます。
ゼクシィが紹介する少人数婚の調査でも、友人の全体数が少ないことは、友人ゲストが少なくなる理由の一つとして挙げられています。友人が少ないことと、結婚式に対する満足度は必ずしも比例しません。
理由2:就職・転勤・引っ越しで友人と疎遠になった社会人になると、学生時代のように頻繁に顔を合わせる機会が減ります。就職、転勤、結婚、出産、引っ越しなどをきっかけに、以前は親しかった友人と連絡を取らなくなることもあります。
特に地元を離れて生活している人は、現在の居住地に親しい友人が少ない場合があります。学生時代の友人も遠方に住んでいれば、交通費や宿泊費、仕事の都合を考えて招待をためらうこともあるでしょう。
ゼクシィが紹介する調査でも、地元を離れていることや学生時代の友人との疎遠、友人側の出産・育児などが、友人ゲスト数に影響する事情として挙げられています。
理由3:職場でプライベートの付き合いが少ない職場の同僚と良好な関係を築いていても、休日に一緒に出かけるほど親しいとは限りません。
仕事とプライベートを分ける働き方が定着している人にとって、職場の人を結婚式に招待することは必須ではありません。会社の規模や職場の雰囲気によっても、結婚式への招待に対する考え方は異なります。
職場の人を招待しないからといって、失礼に当たるわけではありません。結婚の報告と結婚式への招待は、別々に考えて構いません。
理由4:招待したい相手がいても、関係性を考えて迷ってしまう友人が少ないというより、「この人を招待してもいいのだろうか」と悩んでしまうケースもあります。
以前は親しかったけれど最近は連絡していない、相手の結婚式に出席していない、久しぶりに連絡すると突然招待するようで気まずいなど、招待する側ならではの迷いです。
しかし、招待を受けるかどうかを決めるのは相手です。自分が心から来てほしいと思う相手なら、まず結婚式を予定していることを伝えてみる方法もあります。出席を強制せず、相手の都合を尊重することが大切です。
理由5:結婚式そのものに大人数を集める必要性を感じないそもそも、結婚式を友人や職場関係者に披露する場ではなく、家族への感謝を伝える場として考えているカップルもいます。
ゼクシィが紹介する30人以下の少人数婚の調査では、親族のみの結婚式を希望していた人が38%、親族中心を希望していた人が34%、本当に親しい友人だけを招きたかった人が12%でした。
こうした結果からも、少人数婚は単純に招待する友人がいないから生まれるものではなく、最初から小規模な結婚式を希望する人にも選ばれていることが分かります。
【2026年最新】結婚式の招待人数と友人ゼロの実態をデータで検証
結婚式に呼ぶ人がいないと悩むとき、気になりやすいのが「ほかのカップルは何人くらい招待しているのか」という点です。
2026年の最新調査を見ると、一般的な披露宴の平均人数は60人を超えています。しかし、この数字だけを見て自分たちも同じ人数を集めなければならないと考える必要はありません。
マイナビウエディングの2026年調査では平均60.4人マイナビウエディングは2026年9月17日、「2026年 結婚・結婚式の実態調査」を発表しました。
調査対象は2025年7月から2026年6月までに結婚した全国の20~49歳の男女1,038人と、同期間に結婚式を実施した男女1,000人です。
主な結果は次のとおりです。
- 結婚式実施率:59.4%(実施済み42.9%、実施予定16.5%)
- 結婚式を実施しておらず、予定もない人:24.6%
- 披露宴・ウエディングパーティの平均招待人数:60.4人
- 前年の平均招待人数:56.2人
- 披露宴・ウエディングパーティの平均総額:326.1万円
注目したいのは、平均招待人数が前年の56.2人から60.4人に増加した一方、30人未満の結婚式の割合は低下し、90人以上の結婚式の割合が増えたという点です。
つまり、平均人数が増えた背景には大人数の結婚式の伸びがあります。60.4人という数字は、少人数婚を選ぶカップルが目指さなければならない基準ではありません。
また、2026年の調査では結婚式を実施しておらず、予定もない人が24.6%いました。結婚した人全員が披露宴を行うわけではないことも分かります。
友人ゲストゼロ・1~4人の結婚式は珍しい?少人数婚に関するゼクシィの調査では、ゲスト数30人以下の結婚式における友人ゲストの平均人数は5人でした。加えて、ゲスト25人以下の場合は友人ゲストが平均1~4人となっています。
また、親族のみの結婚式を選んでいる人も半数近くに上っています。
この結果は、友人を何十人も招待しなくても結婚式が成立している実態を示しています。友人が1人だけでも、あるいは友人を一人も招待しなくても、家族や親族を中心にした結婚式は十分に実現できます。
同調査では、友人ゲストの人数について悩んだ人は35.5%、悩まなかった人は64.5%でした。招待人数を気にする人がいる一方、人数を問題にしていない人の方が多いという結果です。
2023年の調査でも「呼びたい人がいなかった」が理由に過去の調査にも、友人の少なさを理由に結婚式を見送る人の実態が表れています。
マイナビウエディングが発表した2023年の結婚・結婚式の実態調査では、結婚式を実施しない理由の全体1位は「他のことにお金をかけたかった」の40.6%でした。
さらに20代では「呼びたい人がいなかった」が19.9%となり、前年から11.2ポイント増加しています。
この数字は2023年の調査結果であり、2026年の割合を示すものではありません。ただし、招待したい人がいないという悩みが、実際に結婚式の実施判断に関係してきたことは読み取れます。
以上のデータを整理すると、結婚式の招待人数には大きな幅があり、友人が少ないことを理由に無理に大人数の披露宴を開催する必要はないということです。
【具体的な対処法】結婚式の招待客の選び方と友人ゼロの解決策
結婚式に呼ぶ人がいないとき、最初に考えたいのは、どうすれば人数を増やせるかではありません。誰と一緒に結婚の日を過ごしたいかを整理することです。
対処法1:親族を中心に招待客を決める友人を招待することにこだわらないなら、両親、兄弟姉妹、祖父母、おじ・おばなど、親族を中心とした結婚式がおすすめです。
親族のみの結婚式には、次のようなメリットがあります。
- 友人の人数を気にする必要がない
- 家族に感謝を伝える時間を十分に確保できる
- ゲストの顔触れが分かっているため緊張しにくい
- 準備や席次の調整が比較的簡単
- 料理や写真など、重視したい部分に予算を使いやすい
特に、両家の家族同士がゆっくり交流できることは大きな魅力です。大勢のゲストへの挨拶に追われず、一人ひとりと会話する時間をつくれます。
対処法2:本当に親しい友人だけを数人招待する友人が少ない場合は、無理に交友関係を広げて招待する必要はありません。
現在も交流があり、結婚を一緒に喜んでくれる人だけを招待する方法があります。たとえ友人が2人や3人でも、二人にとって大切な存在であれば、十分に意味のある結婚式になります。
ただし、友人が1人だけの場合は、その人が親族ばかりの会場で居心地の悪さを感じないかも考えておきましょう。事前に親族中心の結婚式であることを伝え、席や進行にも配慮すると安心です。
対処法3:職場の人や疎遠な友人を人数合わせで呼ばない招待客が少ないからといって、関係性の薄い人を人数合わせで呼ぶのはおすすめできません。
結婚式への招待は、相手に時間や費用の負担をお願いすることでもあります。親しくない人から突然招待されると、相手が出席を迷う可能性もあります。
特に、次のような相手は慎重に判断しましょう。
- 何年も連絡を取っていない学生時代の知人
- 仕事上の付き合いだけでプライベートの交流がない同僚
- 以前は親しかったものの、現在は関係が薄くなっている友人
- 人数を揃えるためだけに招待しようとしている相手
招待したいと思う気持ちがないなら、無理に声を掛けなくても問題ありません。結婚したことを別途報告すれば十分な場合もあります。
対処法4:結婚式を二部制にする親族と友人の両方に結婚を報告したいものの、一緒の披露宴に招待することに抵抗がある場合は、二部制も選択肢です。
例えば、午前中に親族だけで挙式と会食を行い、別の時間帯に親しい友人を招いてカジュアルなパーティを開催する方法です。
それぞれのゲストに合わせた雰囲気をつくれる反面、会場費や飲食費、準備の負担が増える可能性があります。予算とスケジュールを確認して決めましょう。
対処法5:結婚式をせず、結婚報告や記念写真で伝えるそもそもゲストを招待することに強い負担を感じるなら、結婚式を行わないという選択もあります。
入籍後に写真を撮り、家族や親しい友人に結婚を報告するだけでも、結婚の記念を残せます。
結婚式を行うことと、結婚を大切にすることは同じではありません。二人が納得できる方法で節目をつくることが大切です。
招待する人を決めるための3つの判断基準誰を招待すればよいか迷ったときは、次の3点を確認してみましょう。
- 今後も関係を続けたい相手か:現在の関係性と、これからも付き合っていきたい気持ちを確認する。
- 結婚の節目を一緒に過ごしたい相手か:人数や過去の招待実績ではなく、自分の気持ちを優先する。
- 相手に無理な負担をかけないか:遠方からの移動や宿泊、仕事の都合なども考慮する。
この基準に当てはまらない人を、人数合わせのためだけに招待する必要はありません。
【スタイル別比較】家族婚・親族のみ・会食のみ・二人だけの結婚式はどれがいい?
結婚式に呼ぶ人がいない場合、最も大切なのは、自分たちの希望に合ったスタイルを選ぶことです。
同じ少人数婚でも、挙式を行うのか、食事会をするのか、写真だけ残すのかによって、当日の過ごし方や費用は大きく変わります。
家族婚:両家の家族と過ごす温かな結婚式家族婚は、両親や兄弟姉妹、祖父母など、近しい家族を中心に開催する結婚式です。
一般的な披露宴のように大勢のゲストを招待する必要がなく、落ち着いた雰囲気で家族との時間を過ごせます。
一方で、親族間で結婚式に対する希望が異なる場合は、事前の話し合いが欠かせません。また、ゲストが少なくても会場使用料や衣裳代などの固定費は発生するため、必ずしも人数に比例して安くなるとは限りません。
親族のみの結婚式:友人を呼ばずに挙式したい人向け親族のみの結婚式は、友人や職場関係者を招かず、親族だけで結婚を祝うスタイルです。
挙式後に全員で食事をする流れが一般的な選択肢で、両家の親族同士が親しくなる機会にもなります。
友人ゼロでも自然な形で開催できることが魅力です。ただし、家族の人数に差がある場合や、親族の中に大人数の披露宴を希望する人がいる場合は、招待範囲を早めに共有しておくと安心です。
結婚式は会食のみでも成立する会食のみの結婚式は、教会式や神前式などの挙式を行わず、家族や親族と食事を楽しむことを中心にしたスタイルです。
披露宴のような大掛かりな演出を省き、乾杯、歓談、記念撮影、親への感謝の言葉などを組み合わせて過ごします。
ゼクシィが紹介する結婚食事会の解説では、家族・親族だけなら10~20人程度が目安とされ、親族中心に親しい友人を加える場合は20~40人程度というスタイルも紹介されています。
挙式に費用をかけず、料理や家族との時間を大切にしたいカップルに向いています。ただし、会食だけの場合は進行が単調にならないよう、写真やプロフィールムービーなどを取り入れる工夫も効果的です。
二人だけの結婚式:ゲストなしで誓い合う選択肢二人だけの結婚式は、新郎新婦以外のゲストを招待せず、二人だけで挙式するスタイルです。
大勢の人の前に立つことが苦手な人や、招待客の調整に悩みたくない人に向いています。
チャペルでの教会式、神社での神前式、国内リゾート婚など、選べるスタイルも複数あります。
一方、結婚を家族や友人に直接報告する機会は少なくなるため、後日写真を送ったり、家族との食事会を別途設けたりする方法も考えられます。
フォトウェディング:写真で結婚の記念を残すフォトウェディングは、挙式や披露宴を行わず、ウェディングドレスや和装を着て写真撮影をするスタイルです。
ゲストを招待する必要がなく、スタジオ撮影やロケーション撮影など、好みに合わせて選べます。
マイナビウエディングが2026年8月に公開した費用解説では、フォトウェディングの平均費用は17.2万円でした。20万円未満で実施した人は全体の約7割とされています。
結婚式に大きな費用をかけたくない人や、写真だけはきちんと残したい人に適した選択肢です。
結婚式のスタイル・人数・費用の比較表それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。費用は調査年やプラン内容が異なるため、全国共通の2026年統一相場ではなく、各資料に掲載された参考値として確認してください。
| 結婚式のスタイル | 招待人数・規模 | 費用の参考値 | 特徴・向いている人 |
|---|---|---|---|
| 一般的な披露宴 | 平均60.4人 | 平均326.1万円 | 多くの友人や親族と盛大に祝いたい人 |
| 家族婚 | 10人未満 | 平均157.9万円 | 家族への感謝を中心にしたい人 |
| 親族中心の少人数婚 | 10~20人未満 | 平均192.3万円 | 両家の親族とゆっくり過ごしたい人 |
| 親族と親しい友人の結婚式 | 20~30人未満 | 平均244.4万円 | 少数の友人も招待したい人 |
| 二人だけの挙式 | 新郎新婦のみ | 30万~40万円前後のプラン例 | ゲストなしで挙式したい人 |
| フォトウェディング | 基本は二人 | 平均17.2万円 | 写真を中心に記念を残したい人 |
出典は、披露宴がマイナビウエディング「2026年 結婚・結婚式の実態調査」、10~30人未満の結婚式が「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」の全国推計値、フォトウェディングがマイナビウエディングの2026年費用解説です。二人だけの挙式はゼクシィが紹介するプラン例を参考にしています。
表を見ると、フォトウェディングと披露宴では費用に大きな差があります。また、家族婚でも衣裳や会場にこだわれば100万円を超える場合があります。
したがって、単純に招待人数だけで予算を判断するのではなく、挙式、会食、衣裳、写真撮影など、何を実施するかを決めてから見積もりを比較することが大切です。
【費用を詳しく解説】少人数婚・家族婚の相場と後悔しない予算の立て方
結婚式に呼ぶ人が少ないと、費用も大幅に安くなると思われがちです。しかし、少人数婚には少人数婚ならではの費用構造があります。
10人・20人・30人の家族婚はいくらかかる?ゼクシィが紹介する「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」の全国推計値によると、ゲスト人数別の結婚式総額は次のとおりです。
- 10人未満:平均157万9,000円
- 10~20人未満:平均192万3,000円
- 20~30人未満:平均244万4,000円
この数字は2024年の調査に基づくもので、2026年の家族婚の平均費用を直接示すものではありません。ただし、少人数でも会場や衣裳、料理などに一定の費用がかかることを理解する参考になります。
少人数でも費用が安くならない理由結婚式には、招待人数が増減しても大きく変わらない固定費があります。
代表的なのは次の項目です。
- 会場使用料
- 挙式料
- 新郎新婦の衣裳代
- ヘアメイク・着付け代
- 写真・映像撮影費
- 装花や基本的な演出費
一方、料理、飲み物、引出物などは人数に応じて変動します。
そのため、招待客が少なくなっても固定費が残り、一人当たりの費用は高くなることがあります。ご祝儀の総額も少なくなるため、総額が下がったからといって、必ずしも二人の自己負担が減るとは限りません。
見積もりで確認したい5つのポイント少人数婚の会場を選ぶときは、最初の見積もりだけで決めず、次の項目を確認しましょう。
- 最低保証料金:少人数でも最低利用金額が設定されていないか。
- 料理・飲み物:基本プランに含まれる内容とグレードアップ料金はいくらか。
- 衣裳・美容:ドレスやタキシードの追加料金、持ち込み料が発生するか。
- 写真撮影:撮影データやアルバムが含まれているか。
- 交通・宿泊:遠方の親族を招待する場合、交通費や宿泊費をどう負担するか。
特に注意したいのが最低保証料金です。少人数向けプランがあっても、会場によっては最低利用金額が設定されています。人数が少ない場合は、料理代だけでなく、会場全体の利用条件も確認してください。
費用を抑えるための具体的な工夫予算を抑えたい場合は、結婚式の満足度に直結しにくい部分から見直すのがおすすめです。
- お色直しを省略して衣裳を1着にする
- 映像演出や大規模な余興を省く
- 少人数向けの会場やレストランを選ぶ
- 平日やオフシーズンのプランを比較する
- ペーパーアイテムを自作する
- 写真撮影やアルバムの内容を必要な範囲に絞る
ただし、料理や写真など、二人にとって大切な部分まで削る必要はありません。ゲストが少ないからこそ、一人ひとりに満足してもらえる料理や、家族との記念写真に予算を使う考え方もあります。
【人数差の悩みを解決】新郎側と新婦側で友人ゲストの人数が違っても大丈夫?
結婚式に呼ぶ人がいないという悩みは、本人の招待人数だけでなく、パートナーとの人数差によっても大きくなります。
例えば、新郎側には友人が15人いるのに、新婦側には2人しかいない場合、席次や披露宴の雰囲気が気になることもあるでしょう。
両家の招待人数は必ずしも同じにする必要はない結婚式のゲスト数について、両家の人数を揃えなければならないという決まりはありません。
ゼクシィが紹介する「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、実際の招待人数の比率は次のとおりです。
- 両家が同程度:41.3%
- 新郎側の方が多い:29.2%
- 新婦側の方が多い:24.3%
つまり、両家の招待人数が同じではない結婚式も実際に行われています。
家族構成や友人関係、職場との付き合い方は人それぞれです。人数を揃えるために、普段付き合いのない人を無理に招待する方が、かえって不自然になる場合もあります。
人数差が気になる場合の席次の工夫どうしても人数差が気になる場合は、席次やテーブル配置を工夫することで、見た目の偏りを抑えられます。
具体的には次の方法があります。
- 友人テーブルをまとめる:新郎側・新婦側で細かく分けず、友人同士が自然に交流できる席にする。
- 席次表の肩書を工夫する:「新郎友人」「新婦友人」と細かく分けず、「友人」とまとめる方法を検討する。
- 丸テーブル以外も検討する:長テーブルや一つの大きなテーブルを使い、全員が交流しやすい配置にする。
- 親族中心にする:両家の親族を中心に招待することで、友人の人数差を気にせずに済む。
会場の広さやゲストの構成に合わせて、プランナーに席次を相談するとよいでしょう。
相手に人数差を伝えるときの話し合い方人数差の問題は、結婚式の準備を始める段階でパートナーと共有することが大切です。
「自分は呼べる友人が少ない」「友人の人数を無理に合わせるのは避けたい」といった気持ちを率直に伝えましょう。
そのうえで、次の3点を話し合うと整理しやすくなります。
- 結婚式で最も大切にしたいことは何か
- 家族・親族・友人をどこまで招待するか
- 人数差があっても双方が納得できる形式は何か
相手の友人が多いことを理由に、自分も同じ人数を集めなければならないと考える必要はありません。大切なのは、二人で決めた招待範囲に納得できていることです。
【よくある質問】結婚式に呼ぶ人がいない・友人ゼロの場合の疑問
Q1:結婚式に呼ぶ友達が一人もいなくても大丈夫ですか?
A1:問題ありません。親族のみの結婚式や二人だけの挙式、フォトウェディングなど、友人を招待しないスタイルがあります。招待人数を増やすために関係の薄い人を呼ぶ必要はありません。
Q2:結婚式に友人がゼロで、親族だけでも寂しくありませんか?
A2:会場や進行を工夫すれば、少人数でも温かな結婚式にできます。家族との歓談や料理、記念撮影を中心にしたプログラムにすると、一人ひとりとゆっくり過ごせます。広すぎる会場を避けることもポイントです。
Q3:新郎側と新婦側の招待人数に大きな差があっても問題ありませんか?
A3:問題ありません。両家の人数を完全に揃える決まりはありません。席次表の表記やテーブル配置を工夫することで、人数差を気にせず開催できます。
Q4:家族婚の費用はどれくらい必要ですか?
A4:参考として、ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、10人未満の結婚式の平均総額は157万9,000円、10~20人未満では192万3,000円でした。会場や衣裳、料理、撮影内容によって変わるため、複数の見積もりを比較しましょう。
Q5:二人だけで結婚式を挙げることはできますか?
A5:できます。チャペルや神社での挙式、リゾート婚などが選べます。ただし、二人だけの挙式プランを用意していない会場もあるため、事前に確認が必要です。
Q6:結婚式をせずフォトウェディングだけでも後悔しませんか?
A6:写真を残すことが二人の希望なら、フォトウェディングだけでも十分に記念になります。ただし、家族や親族へのお披露目を大切にしたい場合は、撮影後に会食を開く方法もあります。
結婚式に呼ぶ人がいない、友人が少ないという悩みは、決して特別なものではありません。友人関係の変化や生活環境、もともとの交友関係、結婚式に対する価値観など、理由はさまざまです。
2026年のマイナビウエディングの調査では、披露宴の平均招待人数は60.4人でした。一方、少人数婚では友人ゲストが平均5人という調査結果もあり、親族のみの結婚式も選ばれています。
こうしたデータから分かるのは、平均人数がそのまま理想の人数になるわけではないということです。
結婚式の形を決める際は、次の基準で考えてみてください。
- 家族に感謝を伝えたい:家族婚・親族のみの結婚式
- 親しい友人も少し招待したい:10~30人程度の少人数婚
- 挙式はしたいがゲストを呼びたくない:二人だけの結婚式
- 挙式より家族との会話を大切にしたい:会食のみの結婚式
- 費用を抑えて写真を残したい:フォトウェディング
- 結婚式そのものに必要性を感じない:入籍と結婚報告のみ
また、パートナーとの人数差を無理に調整したり、義理で招待客を増やしたりする必要もありません。大切なのは、二人が納得できる方法で結婚という節目を迎えることです。
結婚式は友人の多さを競う場ではありません。招待できる人数が少なくても、家族と過ごす時間や大切な人との思い出は変わりません。
「誰を呼べるか」ではなく「誰と、どんな一日を過ごしたいか」。この視点で考えることが、後悔しない結婚式を選ぶための最も大切な判断基準です。