歌手・岩崎宏美とものまねタレント・コロッケの関係は、長年にわたる確執どころか、2026年現在も交流が続く親しい間柄だ。コロッケは2026年1月の取材で岩崎について「メル友なので」と明かし、同年4月には岩崎本人がテレビ朝日系「徹子の部屋」で、コロッケとの関係や有名になったものまねについて語っている。
2人の関係を語るうえで欠かせないのが、1978年7月25日に発売された岩崎宏美の代表曲「シンデレラ・ハネムーン」だ。コロッケが特徴的なあごの動きや表情を強調して披露したことで、楽曲は本来の歌謡曲としての魅力とは別に、ものまねの定番としても広く知られるようになった。一方、その影響で岩崎自身がコンサートで歌うのを控えた時期もあった。
2025年の本人コメント、2026年のメル友発言、「徹子の部屋」で紹介された共演映像、さらに妹・岩崎良美とのエピソードを時系列で整理すると、単純な怒りや共演NGでは説明できない2人の関係が見えてくる。
【結論】岩崎宏美とコロッケは現在も仲良し!2026年のメル友発言が話題に

岩崎宏美とコロッケの関係を判断するうえで、特に注目したいのが2026年1月と4月の発言だ。
2026年1月、コロッケが「岩崎宏美さんはメル友」と明かす2026年1月10日、タレントのコロッケと俳優の松平健が、東京・明治座で「松平健×コロッケ45周年特別公演」の初日を迎えた。
翌11日付のデイリースポーツは、初日取材会でのコロッケの発言を報道。ものまねを続けるうえで、なるべく本人に会わないようにしているという独特の流儀を説明した際、岩崎宏美については次のように語った。
「岩崎宏美さんはメル友なので」
つまり、コロッケ自身が岩崎とのメールでの交流を公に認めている。ものまねの対象となった本人と、現在も連絡を取り合える関係にあることは、共演NG説とは大きく異なる実情だ。
ただし、メールの交換頻度や具体的な内容まで公表されているわけではない。確認できるのは、コロッケ本人が岩崎をメル友と紹介したという事実である。
2026年4月7日の「徹子の部屋」で岩崎本人も関係を語る2026年4月7日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」には、デビュー50周年を迎えた岩崎宏美が出演した。
番組では、長年ものまねを続けてきたコロッケとの関係も取り上げられた。2024年に開催された「徹子の部屋コンサート」で、コロッケが岩崎のものまねを披露している最中、本人がサプライズで登場した映像が紹介された。
4月9日付のABEMA TIMESは、岩崎がコロッケについて「仲いいです」「とってもいい人」と語ったことを報道している。
ものまねへの率直なダメ出しもあったが、全体としては親しい間柄であることが伝わる内容だった。
なお、2026年4月7日の放送は岩崎宏美がゲストとして出演した回であり、コロッケが同じスタジオにゲスト出演したという意味での共演ではない。実際のサプライズ共演は2024年のコンサートで、その映像が2026年の番組で改めて紹介された。
【ものまねの真相】なぜコロッケは岩崎宏美の「あご」を誇張したのか?
コロッケの岩崎宏美ものまねといえば、口を大きく開け、あごを前に突き出すような独特の表情が印象的だ。
歌手本人の端正な歌唱スタイルとは対照的なデフォルメが、コロッケの芸の大きな特徴となっている。
ものまねの対象になったとき、岩崎宏美は驚いた岩崎宏美は2025年4月25日、デビュー50周年記念コンサートの公演前取材で、コロッケのものまねについて振り返った。
日刊スポーツの報道によると、岩崎は野口五郎やちあきなおみのものまねを見て、コロッケの技術を評価していたという。次は誰をものまねするのかと思っていたところ、自分が対象になり、驚いたと明かしている。
「あんぐりだった」
また、コロッケが表現するあごの動きについても、本人は実際の自分の歌唱とは違うと説明している。
2017年2月のデイリースポーツのインタビューでは、岩崎が「あんなにアゴは出てないし」と笑いながらコメント。ものまねの影響で、自身の歌い方にも変化が生まれたことを明かした。
岩崎宏美があごを引いて歌うようになった理由コロッケのものまねが広まるにつれ、岩崎自身もステージ上での姿勢を意識するようになった。
本人によれば、コロッケのような印象を与えないよう、以前よりもあごを引いて歌うようになったという。
これは単なる笑い話ではない。ものまねがオリジナルの歌手の視覚的なイメージにまで影響した、珍しいケースといえる。
一般的に、歌手のものまねは声質や歌い回しを再現することが中心になる。しかしコロッケの場合、顔の動き、身体の使い方、表情などを大きく誇張し、本人とは異なるキャラクターとして成立させている。
岩崎宏美のものまねが長く記憶されている理由も、この視覚的なインパクトにある。
【シンデレラ・ハネムーン】岩崎宏美が一時期歌唱を控えた本当の理由
コロッケのものまねによって、岩崎宏美の代表曲「シンデレラ・ハネムーン」には予想外の現象が起きた。
岩崎がコンサートで同曲を歌い始めると、イントロが流れただけで客席から笑いが起きるようになったのだ。
大切な持ち歌なのに、イントロで笑われるようになった2024年9月5日放送の「徹子の部屋」に出演した岩崎は、コロッケのものまねについて当時の状況を説明している。
スポニチアネックスによると、岩崎はコンサートでイントロが流れた段階から観客がクスクス笑っていた時期があり、同曲を歌うのを控えていたと振り返った。
その理由は、コロッケへの怒りというよりも、自分が大切にしてきた楽曲が、ものまねのイメージと結びついてしまったことにあった。
2017年のインタビューでも、岩崎は一時期「シンデレラ・ハネムーン」を封印していたことを明かしている。
「コロッケにあげる」は本当に楽曲を譲ったという意味?2024年6月13日放送の「徹子の部屋」では、コロッケ自身がこのエピソードを説明している。
岩崎から、歌っていると観客に笑われてしまうため、もう歌いたくないという話を聞いたという。そして、岩崎が冗談交じりに「コロッケにあげる」と話したことも紹介した。
もちろん、これは楽曲の著作権や歌唱権を正式に譲渡したという意味ではない。あくまで、ものまねの影響で歌いにくくなった状況を表すエピソードだ。
コロッケも曲を譲り受けることは辞退したと説明している。
現在は歌唱を再開!コンサートでも披露している岩崎は、その後「シンデレラ・ハネムーン」の歌唱を再開している。
コロッケが2024年の「徹子の部屋」で語ったところによると、岩崎はコンサートで歌う前にコロッケのものまねについて話し、まず観客を笑わせるようになったという。
先に笑いを取っておけば、曲が始まった後は本来の歌唱を聴いてもらいやすくなる。実際、こうした工夫によって観客の反応にも変化があったと説明している。
2025年4月25日のデビュー50周年記念コンサートでも、岩崎は同曲をメドレーで披露した。日刊スポーツの取材に対しても「今はもう歌っています」と明言している。
つまり、歌唱を控えた時期はあったものの、現在まで続く恒久的な封印ではなかった。
【関係年表】岩崎宏美とコロッケの共演・本人コメントを時系列で整理
2人の関係を正確に理解するには、ものまねによる影響と、その後の交流を分けて考える必要がある。
これまで報じられた主な出来事を
| 時期 | 出来事・発言 | 関係性を読み解くポイント |
|---|---|---|
| 1978年7月25日 | 「シンデレラ・ハネムーン」発売 | 岩崎宏美の14枚目のシングル。作詞は阿久悠、作曲・編曲は筒美京平。 |
| 2015年7月26日 | コロッケの芸能生活35周年記念コンサートに岩崎がサプライズ登場 | コロッケが土下座して謝罪する一幕も。岩崎は笑顔で祝福した。 |
| 2018年3月 | 岩崎がコロッケのものまねについて感謝を示す | テレビ出演が少ない時期にも、自分の存在をつないでくれたという趣旨の発言。 |
| 2024年6月 | コロッケが「徹子の部屋」で歌唱を控えた経緯を説明 | 「シンデレラ・ハネムーン」のイントロで観客が笑ったエピソードを紹介。 |
| 2024年9月 | 岩崎が「徹子の部屋」でコロッケについて語る | 避けられていた時期や誕生日の花のエピソードを明かした。 |
| 2025年1月 | 岩崎がラジオで本音を語る | ものまねを面白がっていたことや、現在も仲が良いことを明言。 |
| 2025年4月25日 | デビュー50周年記念コンサート | 「怒っていない」と説明し、「シンデレラ・ハネムーン」の歌唱も再開していると報告。 |
| 2026年1月 | コロッケが岩崎をメル友と紹介 | 現在もメールで交流していることを本人が公表。 |
| 2026年4月7日 | 岩崎が「徹子の部屋」に出演 | 2024年のコンサートでのサプライズ共演映像が紹介され、親しい関係が話題になった。 |
この年表から分かるのは、ものまねによる戸惑いが存在した一方で、長年にわたって関係が続いていることだ。
特に2015年のサプライズ共演は重要な出来事である。コロッケの芸能生活35周年記念コンサートで、本人がものまねを披露している最中に岩崎が登場した。
コロッケが謝罪のために土下座すると、岩崎は「いいかげんにしなさい」と突っ込みながらも、笑顔で花束を渡して祝福。さらに「本当は大好きです」と話したと日刊スポーツが報じている。
こうした実際の共演を踏まえると、長年にわたる共演NGという説明には無理がある。
【共演NG説の真相】岩崎宏美は怒っていた?妹・岩崎良美の反応も検証
岩崎宏美とコロッケの間に確執があると考えられた背景には、いくつかの出来事がある。
特に、コロッケが本人と会わないようにしていたという話や、妹の岩崎良美がものまねに苦言を呈したエピソードは、誤解を生みやすい。
コロッケが岩崎宏美を避けていたのはなぜ?2024年9月5日の「徹子の部屋」で、岩崎はコロッケについて、ものまねをしている間は自分と会わないようにしていたと明かした。
コロッケ自身も、ものまねの対象者とはできるだけ会わないようにするという独自の考えを持っている。
2026年1月の松平健との取材会でも、本人から離れたところでものまねをするという流儀を説明していた。
これは、本人から直接やめてほしいと言われることを避けたいという芸人側の事情によるものだ。
したがって、コロッケが岩崎を避けていたことと、岩崎側が共演を拒否していたことは別の話である。
岩崎宏美の誕生日に花を贈っていた2024年9月の番組出演時、岩崎はコロッケについて、誕生日にはいつも花が届いていたことにも触れている。
ものまねの影響で一時期は距離を置いていたとしても、相手を気遣う行動が続いていたことが分かる。
2025年1月15日放送のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」では、岩崎がコロッケのものまねについて改めて言及した。
「私は面白がってましたよ。今でも仲良いですし」
この発言は、岩崎本人が現在の関係をどう捉えているかを示す重要な材料だ。
ものまねの表現に対して不満を感じることと、芸人本人を嫌うことは同じではない。岩崎も、コロッケのものまねが自分の実際の姿とは違うと笑いながら指摘している。
妹・岩崎良美がコロッケに怒ったエピソード岩崎宏美の妹で、同じく歌手として活動する岩崎良美も、コロッケのものまねに関係するエピソードを持っている。
2023年5月2日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン80'S」で、良美は姉のものまねをするコロッケに怒ったことがあると告白した。
理由は、コロッケが誇張した表情で歌うため、姉が実際にはそのような顔をしていないと感じたからだ。
良美は当時の反応を笑いながら振り返り、現在ではものまねを楽しんでいるとも話している。
2024年6月13日の「徹子の部屋」では、コロッケ自身も良美から直接苦言を受けたエピソードを紹介した。
「おねえちゃん、あんな顔してないから」
姉を大切に思う妹ならではの反応だろう。良美の発言は、ものまねの誇張に対する率直な感想であり、岩崎姉妹とコロッケの間に長期的な確執があったことを示すものではない。
【2026年最新】「徹子の部屋」とアバンギャルディで再評価される名曲
2026年は、岩崎宏美とコロッケの関係を考えるうえでも、楽曲の新しい広がりが見られた年だ。
「徹子の部屋」で2024年のサプライズ共演が再び話題に2026年4月7日の「徹子の部屋」では、岩崎宏美がデビュー50周年を振り返った。
番組では、妹の岩崎良美との音楽活動や、2024年の「徹子の部屋コンサート」でのコロッケとのサプライズ共演も取り上げられた。
4月9日付のABEMA TIMESによると、岩崎はコロッケに対して、ものまねが実際の自分とは違うという趣旨のツッコミを入れながらも、仲が良いことや人柄を評価する発言をしている。
黒柳徹子が2人の関係に関心を示したこともあり、かつてのものまねをめぐる話が、現在の交流を象徴するエピソードとして改めて注目された。
アバンギャルディとのコラボで「シンデレラ・ハネムーン」が復活2026年4月には、ABCテレビの番組「爆踊!アバンギャルディ 昭和歌謡の宴」でも、岩崎宏美と「シンデレラ・ハネムーン」が取り上げられた。
アバンギャルディは、アメリカの世界的オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で同曲を使用したことでも知られるダンスチームだ。
ABCマガジンの2026年4月13日付の記事では、アバンギャルディ版のダンスについて、コロッケから指導を受けていたというエピソードが紹介された。
つまり、岩崎のオリジナル楽曲を、コロッケのものまねが広め、その表現を新しい世代のダンスチームが取り入れるという、興味深い流れが生まれている。
番組では岩崎本人とアバンギャルディのコラボレーションも実現。かつてものまねの影響で歌唱を控えたこともあった楽曲が、新しい演出によって再び注目を集めた。
【プロの結論】ものまねは名曲の価値を奪ったのか、それとも広げたのか岩崎宏美とコロッケのエピソードから見えてくるのは、ものまねがオリジナルの作品に与える影響の複雑さだ。
コロッケのものまねは、「シンデレラ・ハネムーン」に強烈な別のイメージを与えた。イントロだけで笑いが起こるようになったことは、歌手本人にとって決して単純に喜べる出来事ではなかった。
しかし、2018年のデイリースポーツの報道では、岩崎はテレビ出演が少なかった時期にも、コロッケがものまねを続けてくれたことで自分の存在がつながっていたという趣旨の感謝を示している。
この発言は、ものまねの影響を考えるうえで見逃せない。
歌手がテレビ出演を控えている時期でも、ものまね芸人がその歌手の楽曲を披露し続ければ、視聴者の記憶から名前や作品が消えにくくなる。本人の意図とは異なる形であっても、結果的に過去の楽曲を次の世代へ伝える役割を果たす場合がある。
2026年のアバンギャルディとのコラボは、その現象がさらに発展した例といえる。
オリジナル歌手、ものまね芸人、新世代のダンスチーム。それぞれが異なる表現で同じ曲を届けることで、1978年の作品が新しい世代にも届いている。
なお、2026年11月3日現在、岩崎宏美の公式サイトには2026年の単独コンサートや妹・岩崎良美との公演情報も掲載されている。歌手としての活動は現在も続いており、「シンデレラ・ハネムーン」も過去のものまねだけに閉じ込められた楽曲ではない。
【岩崎宏美とコロッケの関係】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岩崎宏美とコロッケは現在も仲が良いのですか?
A1:はい。2026年1月、コロッケは岩崎宏美をメル友と紹介しています。また、2026年4月の「徹子の部屋」でも岩崎本人が仲の良さを語っており、現在も交流が続いていることが分かります。
Q2:岩崎宏美はコロッケのものまねが嫌で「シンデレラ・ハネムーン」を歌わなくなったのですか?
A2:ものまねそのものへの怒りが理由ではありません。コロッケのものまねが浸透した結果、コンサートでイントロが流れるだけで観客が笑うようになり、大切な曲を本来の歌として聴いてもらいにくくなったためです。現在は歌唱を再開しています。
Q3:岩崎宏美とコロッケには共演NGの時期があったのですか?
A3:コロッケが本人と会わないようにしていた時期はありますが、岩崎側が正式に共演NGを出したという事実は確認できません。2015年のコンサートでの共演や2024年の「徹子の部屋コンサート」でのサプライズ共演など、実際には交流が続いています。
Q4:岩崎宏美はコロッケに「シンデレラ・ハネムーン」を譲ったのですか?
A4:正式な楽曲の譲渡ではありません。歌うと観客に笑われてしまうため、冗談交じりに「コロッケにあげる」と話したというエピソードです。コロッケ自身も受け取ることは辞退しています。
岩崎宏美とコロッケの関係は、「シンデレラ・ハネムーン」のものまねによって生まれた戸惑いと、その後の長い交流の両面から理解する必要がある。
岩崎が一時期、同曲を歌わなくなったのは事実だ。コンサートでイントロが流れるだけで笑いが起こり、歌手として大切にしてきた作品のイメージが変わってしまったことは、本人にとって複雑な経験だった。
しかし、2015年のサプライズ共演、2025年の「今でも仲良いですし」という本人コメント、2026年1月のメル友発言、そして4月の「徹子の部屋」での交流エピソードは、確執説とは異なる実像を示している。
特に注目したいのは、コロッケのものまねが岩崎の歌手活動に影響を与えながらも、結果として「シンデレラ・ハネムーン」を世代を超えて知られる楽曲にした点だ。
2026年にはアバンギャルディとのコラボレーションも実現し、名曲は新しい表現を獲得した。
2人の関係を理解するための判断基準は、ネット上の共演NG説ではなく、本人たちが実際に語った言葉と共演の記録にある。岩崎宏美とコロッケは、ものまねによる摩擦を乗り越え、互いの仕事を認め合う関係を築いてきたのである。